百ノ力　武士　side白刀 一刃　作：クロノスギア2

「先行はいただく！！私のターン！！私は『儀式の下準備』を発動！！私はデッキから『破滅の儀式』と『破滅の魔王ガーランドルフ』を手札に加える！！私はフィールド魔法『儀式魔人の祭壇』を発動するうう！！」

都会の雰囲気漂う場所から、祭壇場へと姿を変える。

「私はフィールド魔法の効果を発動！！手札の『儀式魔人デモリッシャー』を墓地に送りデッキから『儀式魔人プレサイダー』を墓地に送る！！そして儀式魔法『破滅の儀式』を発動！！私は墓地の儀式魔人の効果で儀式のリリースの代わりに除外する！！」

『世界に破滅をもたらす魔王よ！今こそ目覚めよ！！』

『儀式召喚！！』

「レベル７！！破滅の魔王ガーランドルフ！！」

破滅の魔王ガーランドルフ
ATK2500

「私はこれでターンエンド！！」

？
LP4000
破滅の魔王ガーランドルフ　ATK2500

「おっと！我がエースのガーランドルフは二体の儀式魔人の効果により戦闘破壊した時一枚ドローでき、さらに相手の効果の対象にならない！！さらにフィールド魔法の効果で儀式魔人をリリースして召喚された儀式モンスターは戦闘で破壊されないのだ！！まさに最強！！くははは！！！」
「私の手番・・・ドロー。」

一刃はハイライトのない目をすっと閉じ、大きく息を吸う。

「強き力を持つお前を・・・私は・・・倒す！私は『一ノ白虹』を召喚！！」

一ノ白虹
ATK100

「なんだ？たった攻撃力百？」
「私は一ノ白虹の効果！手札の『一ノ白面』を見せてデッキから百と名のついた魔法カード『百ノ般』を手札に加える。それにチェーン、白面の効果！自身を特殊召喚する！」

一ノ白面
ATK100

「さらに手札に『百ノ般』を発動。効果発動、デッキの上5枚をオープンする」

一ノ白銀
一ノ白面
一ノ白日
一ノ白兵
リミットリバース

「攻撃力100のモンスターが4体、効果発動私は一ノ白日を特殊召喚し一ノ白兵を手札へ、一ノ白銀を除外し、一ノ白面を墓地へ。さらに一ノ白兵は自分フィールド上に攻撃力100のモンスターが存在する時手札から特殊召喚できる」

一ノ白日
ATK100
一ノ白兵
ATK100

「・・・これで準備が整った・・・」
「はあ？高々攻撃力100のモンスターが4体そろったところで何になる？召喚権も使いレベルもバラバラ、チューナーもいない。そんな『弱い』モンスターで何になる！！」
「弱い・・・？そうだ私は弱い・・・私は弱いんだ・・・」
「な・・・？なんだ？いきなり貴様・・・」
「そうだ私は弱い・・・そうだ弱いんだよ・・・」
「ふ・・・ふはは！そうだ！お前は弱く、私は『強い』！」
「『強い』・・・強い？強い・・・強いことが・・・そんなに偉いか・・？お前が！！強いから！！こんなことに！なるんだ！」
「い、いきなりなんだ！？」
「私は墓地・フィールドの攻撃力100のモンスターを5体除外！！」

そう宣言するとフィールドの四体のモンスターと墓地のモンスターが消えて一つへ集まり大量の刀を形作る。

『人を斬り、獣を斬り、鉄を斬る百ツの剣！！刮目せよ！！弱きものの力を！！』

『融合召喚！！』

「いでよ！！『百ツ刀』！！」

百ツ刀
ATK100

「は！何が出てくると思ったらやはり攻撃力100のモンスター！！そんな雑魚を召喚して何になる！」
「私は手札の『一ノ白駒』『一ノ白銀』『一ノ白磁』を見せ百ツ刀の効果発動！！このカードは見せた攻撃力100のモンスターの数+1回攻撃できる！！」
「は！攻撃力100の4回攻撃？かわいいかわいい！」
「バトル！私は百ツ刀でガーランドルフに攻撃！」
「は！来い返り討ちだ！！」
「百ツ刀の効果！！！このカードはバトルするモンスターの攻撃力分アップする！！」
「何！？」

百ツ刀
ATK100→2600

「だが、高々ダメージ100！そしてガーランドルフは戦闘では破壊されない！それを後3回受けたところで！！」LP4000→3900
「この効果にターン制限はない！もう一度攻撃しろ！！」
「なんだと！？」

百ツ刀
ATK2600→5100

「ぐあああ！？」LP3900→1400
「まだ攻撃できる！！これでとどめをさせええ！！強き者をたおせええ！！」

百ツ刀
ATK5100→7600

「うえあああ！？」LP1400→0

勝者　白刀 一刃

「まだだ・・・もっと・・・切り裂いてやる・・・！もっと強くなるために・・」

一刃はまた再びふらふらと歩き始めた・・・。