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第一章 続:帝国ノ使者 作:ヴェノミヤ
~遊戯王世界の1つ、ドラゴ達の住む世界~
日が上り始めた頃、竜型のコロッセオの頭にある監視台から“ドラゴズワード”が観測している時、それは現れた。
基本、立ち入り禁止区域となっているはずの“陽炎の砂漠”に1体の偽竜らしきものが見えた。
その報告を聞いた“偽竜一軍兵”の指揮官“ドラゴズテイマー・クロツキ”は同じ部隊の“ドラゴズテイマー・アカツキ”と“ドラゴズテイマー・シオツキ”に砂漠の偵察を命じた。
偽竜一軍兵は主に炎、水、闇の偽竜が入る部隊のことだ。
もう一つは“偽竜二軍兵”と言って風、地、光の偽竜が入る部隊だ。
しかし、今、偽竜2軍兵の指揮官である“ドラゴズテイマー・シロツキ”が見当たらない。
ドラゴズテイマー・クロツキ等の闇のテイマーは炎、水のテイマーに認められる必要がある。その理由は指揮官にふさわしいかどうかである。認められれば指揮官の証とし、炎、水のテイマーの中で1番の実力者達から6分の1ほど力を分け与えてもらう。
ドラゴズテイマー・シロツキもクロツキと同じで風、地のテイマーに認めてもらう必要がある。だが、シロツキは長い旅を続けていたらしく、コロッセオの前で倒れていたところをクロツキに助けてもらった。そしてシロツキの力は伝説とまで呼ばれている月の加護を受けし“ドラゴズレジェンド”にも匹敵するものである。一体彼は何者なのか・・・
そんなこんなでアカツキとシオツキは陽炎の砂漠に到着した
~立ち入り禁止区域:陽炎の砂漠~
そこには誰も立ち入れないように“月光結界”が張られていたが、それは何者かに破壊、否、溶かされていた。
それを見てアカツキとシオツキは警戒を強める。
その時アカツキはクリンズやクロツキも同行してもらえばよかったかと思ったが、今回はあくまでも偵察だ。戦うわけではない。それに、もし、逃げ切れないほどの相手なら使い魔(下級偽竜)がいても勝てる相手ではない。被害は最小限に押さえておきたい。
そんなことを考えていると、突然紫色をした霧がアカツキとシオツキの視界を奪う。
そしてシオツキは足元から伸びた緑色の骨の頭の角を飛んでかわした。
しかし、少しだけかすってしまった。
だが、早くない、さっきは霧の方に気を取られていただけ、そう思っていた。
また地面から同じように攻撃してくる頭の角を大鎌で断ち切ろうとした時、シオツキの体はマヒしていた。
どうやらこの霧と地面からの角の先端は麻痺毒だったらしい。
そのままシオツキは身動きが取れぬまま地面からの強襲に全身を穴だらけにされ、いびつな格好をしたほとんど骨だけの偽竜のような奴に連れ去られた。
その頃、アカツキは霧をレイヴァテインを回転させることで毒の霧を打ち消した。
そして連れ去られようとしているシオツキを発見し、助けようとした時、目の前に巨大な偽竜のような奴が現れた。
アカツキはレイヴァテインで貫こうとしたがそれはただの幻影だった。
アカツキは敵を確認しようと意識を集中させる。そして真上にちょうど月を隠すようにいることに気がついた。
そこにいたのは偽竜だった。しかし、その体は既に腐食していた。
アカツキは理解した。敵は偽竜帝国に住んでいるアンデット種の偽竜であることを。
アンデット種の偽竜はアカツキがこちらを認識した為か、地上に降り立った。
その体はアンデットであるがために腐食しており、右腕は途中から槍になっていた。
そして羽は緑色をした光で出来ているようだ。
アカツキは名を聞いた。
アンデット種の偽竜の回答は“ドラゴズカイザー・ツキカゲ”
この時、それを偽竜ではなく“邪龍”であることを確信した。
邪龍とは偽竜が死んで、抜け殻となった体に何者かが手を加えることによって動き出す。
要するに“ゾンビ”だ。
そして関節を謎の文字を入れた玉によりつなぎ合わせることで修復、改造している。
アカツキはツキカゲにドラゴズテイマーの基本技、【D-テイマー・フォース】を使用した。それは相手の力を奪う技だ。
そしてアカツキはツキカゲの腹部にレイヴァテインを突き刺した・・・
そしてシオツキを運んでいたもう一体の邪龍は持っている死体が無くなっていることに気がついた。
どこに行ったかきょろきょろと周りを複数の頭みたいなもので探す。その首は360°どころか何°でも回転する。
そして後ろから振り下ろされた大鎌を背中から伸びる一番立派で大きな頭の形をしたもので受け止める。
大釜を振り下ろしたのはもちろんシオツキだった。どうやらシオツキは“霧の王城”の偽竜に伝わる技、【D-ミストヴィジョン】を発動させ、アカツキともう1体いるであろう邪龍から離していたのだ。ミストヴィジョンは自分の分身を作る技だと思って欲しい。
邪龍は躍いた表情1つも見せずに感情がないかのように攻撃を仕掛けてくる。
だがシオツキはそれを見切っているので簡単には当たらない。
シオツキは邪龍に名を聞く。
だが邪龍は無視して攻撃を仕掛けてくる。それはまるで感情がないようだった。
だがそれでもシオツキが優勢にたっていた。
そして邪龍は地中に潜り、身を潜めた。
シオツキは大鎌を構え、気配を探る。
しばらくして、シオツキの足元から3本の頭らしきものによる攻撃、だがそれは飛ぶことによってかわせる程度だ。しかし、邪龍の刀と化した左腕の攻撃は避けきれなかった。
それでもかする程度だ。
そしてまた地中に潜る。そしてまた同じように攻撃し、また潜る。これの繰り返しだ。
しばらくそれが続き、シオツキは突然倒れてしまった。
そして邪龍は言った【D-カイザー・スタン】
それはこの地中からの攻撃名称である。
だが、倒れていたシオツキは霧となり、後ろから大鎌を振り下ろす。
その時、蛇を思わせる邪龍がいびつな形をした右腕でなぎ払う。
その力はかなりのものだった。
そして蛇の邪龍は言った「ボア・・・ヅキ、こいつはドク・・・ヅキ」
マッチョな蛇の邪龍、“ボアヅキ”
骨しかない邪龍“ドクヅキ”
最初の霧はボアヅキによるものだった。
シオツキは2対1となってしまい、そのまま毒にやられてしまった。
アカツキはツキカゲを仕留めた。そう思ったが、それは幻影だった。
【シャドー・ムーン】それはツキカゲの固有技である。自分の影を分身として相手の隙をつくための技である。
そのままアカツキは後ろからツキカゲに腕を切り落とされたりして連れて行かれた。
そしてツキカゲは「キク・・・ヅキ、言った・・・ろ?1人でジュウブン」
キクヅキと呼ばれて現れたのは蜘蛛をモチーフとした邪龍だった。
キクヅキ「とにかく、いそ・・・ぐ」
キクヅキは糸でシオツキとアカツキの死体をミイラのようにし、帝国へと連れて行った。
~偽竜帝国~
???「帰ったか」
キクヅキ「連れてきた・・・アカツキ、シオ・・・ツキ」
???「よし、ナイトメア!」
そう言われてキクヅキ影から現れたのは“ドラゴズ・ナイトメア”と呼ばれる謎の邪竜だ。
???「ナイトメアは俺について来い、キクヅキ達は月合成の儀式の準備を整えろ」
キクヅキ「リョウ・・・カイ、我らの王、シロツキ・・・サマ」
そこにいたのはコロッセオの偽竜二軍兵、指揮官であるはずの“ドラゴズテイマー・シロツキ”だった。
日が上り始めた頃、竜型のコロッセオの頭にある監視台から“ドラゴズワード”が観測している時、それは現れた。
基本、立ち入り禁止区域となっているはずの“陽炎の砂漠”に1体の偽竜らしきものが見えた。
その報告を聞いた“偽竜一軍兵”の指揮官“ドラゴズテイマー・クロツキ”は同じ部隊の“ドラゴズテイマー・アカツキ”と“ドラゴズテイマー・シオツキ”に砂漠の偵察を命じた。
偽竜一軍兵は主に炎、水、闇の偽竜が入る部隊のことだ。
もう一つは“偽竜二軍兵”と言って風、地、光の偽竜が入る部隊だ。
しかし、今、偽竜2軍兵の指揮官である“ドラゴズテイマー・シロツキ”が見当たらない。
ドラゴズテイマー・クロツキ等の闇のテイマーは炎、水のテイマーに認められる必要がある。その理由は指揮官にふさわしいかどうかである。認められれば指揮官の証とし、炎、水のテイマーの中で1番の実力者達から6分の1ほど力を分け与えてもらう。
ドラゴズテイマー・シロツキもクロツキと同じで風、地のテイマーに認めてもらう必要がある。だが、シロツキは長い旅を続けていたらしく、コロッセオの前で倒れていたところをクロツキに助けてもらった。そしてシロツキの力は伝説とまで呼ばれている月の加護を受けし“ドラゴズレジェンド”にも匹敵するものである。一体彼は何者なのか・・・
そんなこんなでアカツキとシオツキは陽炎の砂漠に到着した
~立ち入り禁止区域:陽炎の砂漠~
そこには誰も立ち入れないように“月光結界”が張られていたが、それは何者かに破壊、否、溶かされていた。
それを見てアカツキとシオツキは警戒を強める。
その時アカツキはクリンズやクロツキも同行してもらえばよかったかと思ったが、今回はあくまでも偵察だ。戦うわけではない。それに、もし、逃げ切れないほどの相手なら使い魔(下級偽竜)がいても勝てる相手ではない。被害は最小限に押さえておきたい。
そんなことを考えていると、突然紫色をした霧がアカツキとシオツキの視界を奪う。
そしてシオツキは足元から伸びた緑色の骨の頭の角を飛んでかわした。
しかし、少しだけかすってしまった。
だが、早くない、さっきは霧の方に気を取られていただけ、そう思っていた。
また地面から同じように攻撃してくる頭の角を大鎌で断ち切ろうとした時、シオツキの体はマヒしていた。
どうやらこの霧と地面からの角の先端は麻痺毒だったらしい。
そのままシオツキは身動きが取れぬまま地面からの強襲に全身を穴だらけにされ、いびつな格好をしたほとんど骨だけの偽竜のような奴に連れ去られた。
その頃、アカツキは霧をレイヴァテインを回転させることで毒の霧を打ち消した。
そして連れ去られようとしているシオツキを発見し、助けようとした時、目の前に巨大な偽竜のような奴が現れた。
アカツキはレイヴァテインで貫こうとしたがそれはただの幻影だった。
アカツキは敵を確認しようと意識を集中させる。そして真上にちょうど月を隠すようにいることに気がついた。
そこにいたのは偽竜だった。しかし、その体は既に腐食していた。
アカツキは理解した。敵は偽竜帝国に住んでいるアンデット種の偽竜であることを。
アンデット種の偽竜はアカツキがこちらを認識した為か、地上に降り立った。
その体はアンデットであるがために腐食しており、右腕は途中から槍になっていた。
そして羽は緑色をした光で出来ているようだ。
アカツキは名を聞いた。
アンデット種の偽竜の回答は“ドラゴズカイザー・ツキカゲ”
この時、それを偽竜ではなく“邪龍”であることを確信した。
邪龍とは偽竜が死んで、抜け殻となった体に何者かが手を加えることによって動き出す。
要するに“ゾンビ”だ。
そして関節を謎の文字を入れた玉によりつなぎ合わせることで修復、改造している。
アカツキはツキカゲにドラゴズテイマーの基本技、【D-テイマー・フォース】を使用した。それは相手の力を奪う技だ。
そしてアカツキはツキカゲの腹部にレイヴァテインを突き刺した・・・
そしてシオツキを運んでいたもう一体の邪龍は持っている死体が無くなっていることに気がついた。
どこに行ったかきょろきょろと周りを複数の頭みたいなもので探す。その首は360°どころか何°でも回転する。
そして後ろから振り下ろされた大鎌を背中から伸びる一番立派で大きな頭の形をしたもので受け止める。
大釜を振り下ろしたのはもちろんシオツキだった。どうやらシオツキは“霧の王城”の偽竜に伝わる技、【D-ミストヴィジョン】を発動させ、アカツキともう1体いるであろう邪龍から離していたのだ。ミストヴィジョンは自分の分身を作る技だと思って欲しい。
邪龍は躍いた表情1つも見せずに感情がないかのように攻撃を仕掛けてくる。
だがシオツキはそれを見切っているので簡単には当たらない。
シオツキは邪龍に名を聞く。
だが邪龍は無視して攻撃を仕掛けてくる。それはまるで感情がないようだった。
だがそれでもシオツキが優勢にたっていた。
そして邪龍は地中に潜り、身を潜めた。
シオツキは大鎌を構え、気配を探る。
しばらくして、シオツキの足元から3本の頭らしきものによる攻撃、だがそれは飛ぶことによってかわせる程度だ。しかし、邪龍の刀と化した左腕の攻撃は避けきれなかった。
それでもかする程度だ。
そしてまた地中に潜る。そしてまた同じように攻撃し、また潜る。これの繰り返しだ。
しばらくそれが続き、シオツキは突然倒れてしまった。
そして邪龍は言った【D-カイザー・スタン】
それはこの地中からの攻撃名称である。
だが、倒れていたシオツキは霧となり、後ろから大鎌を振り下ろす。
その時、蛇を思わせる邪龍がいびつな形をした右腕でなぎ払う。
その力はかなりのものだった。
そして蛇の邪龍は言った「ボア・・・ヅキ、こいつはドク・・・ヅキ」
マッチョな蛇の邪龍、“ボアヅキ”
骨しかない邪龍“ドクヅキ”
最初の霧はボアヅキによるものだった。
シオツキは2対1となってしまい、そのまま毒にやられてしまった。
アカツキはツキカゲを仕留めた。そう思ったが、それは幻影だった。
【シャドー・ムーン】それはツキカゲの固有技である。自分の影を分身として相手の隙をつくための技である。
そのままアカツキは後ろからツキカゲに腕を切り落とされたりして連れて行かれた。
そしてツキカゲは「キク・・・ヅキ、言った・・・ろ?1人でジュウブン」
キクヅキと呼ばれて現れたのは蜘蛛をモチーフとした邪龍だった。
キクヅキ「とにかく、いそ・・・ぐ」
キクヅキは糸でシオツキとアカツキの死体をミイラのようにし、帝国へと連れて行った。
~偽竜帝国~
???「帰ったか」
キクヅキ「連れてきた・・・アカツキ、シオ・・・ツキ」
???「よし、ナイトメア!」
そう言われてキクヅキ影から現れたのは“ドラゴズ・ナイトメア”と呼ばれる謎の邪竜だ。
???「ナイトメアは俺について来い、キクヅキ達は月合成の儀式の準備を整えろ」
キクヅキ「リョウ・・・カイ、我らの王、シロツキ・・・サマ」
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「続き はよはよ!続きが気になって仕方ない・・・!」です。
えっ・・・もしかしてこれで終わってたり・・・?(泣) (2013-03-24 12:21)
ありがとうございますっ!!!
すみませんがもうしばらくお待ちください! (2013-03-24 12:56)