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遊戯王 龍血騎デミルさん 最新カード評価一覧 4件中 1 - 4 を表示

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評価・ コメント
投稿日時
大屍教 ▶︎ デッキ 《大屍教》
龍血騎デミル
2025/11/22 1:56
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ヴェンデットにおける初動である点は言わずもがな。
なのだが、実は「《聖騎士の追想 イゾルデ》並にコンボ展開を広げられる初動札」でもあったりします。

リヴェンデット・スレイヤー》を墓地に送り、《リヴェンデット・バース》または《ラヴェナス・ヴェンデット》をサーチ、《スカー・ヴェンデット》を素材にスレイヤーを儀式召喚、スカーの効果で《リヴェンデット・ボーン》を手札に。
スレイヤーと大屍教でリンク2、スレイヤーの墓地効果で任意の儀式魔法(実はなんでも持ってこれます)を手札に加え《ヴェンデット・バスタード》を墓地送り、ボーンで大屍教スカーを除外しバスタードを儀式召喚、更に大屍教帰還からその2体で《アドヴェンデット・セイヴァー》をリンク召喚し、バスタードの墓地効果で任意の儀式モンスターをサーチ・・・
はい、任意の儀式モンスターと儀式魔法、そしてセイヴァーでボーンを回収しもう一度バスタードなどを出すことで儀式素材も揃います。まさかのあらゆる儀式召喚の1枚初動に。
また、儀式モンスターをサーチする際に《サイバー・エンジェル-弁天-》を加え、2回目のボーン使用時にこれをリリースすることで天使族サーチも出来るのでそこから更に・・・や、やれることが多い!!!

さすがにロマン気味ではありますが、儀式軸はEX枠が余りやすい都合デモンスミス展開に繋げやすく(出身のTCGでは《閉ザサレシ天ノ月》が禁止になったので、OCGやMDの特権になります)、大型リンクと儀式モンスターの両立がしやすい点でまだまだ研究のし甲斐がありそうです。
ヴァンパイア・フロイライン ▶︎ デッキ 《ヴァンパイア・フロイライン》
龍血騎デミル
2025/11/21 17:16
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数多くのアンデット使いの窮地を救ってきた、アンデット族最強カードの一角
そもそも、『フィールドの状況に関わらず』『コストを要求せず』に『手札から』特殊召喚出来るアンデット族が、2025年11月現在でも彼女しかいない。 ・・・え?マジで???
一応『攻撃宣言時』のため条件はあるが、仮に自分フィールド・墓地・除外ゾーンにカードが一切なくとも、相手の攻撃宣言で出てこれる。他のアンデット族は必ず何かしら他のカードが必要になるか、逆にフィールドに余計なカードがあると出てこれない)(お前のことだぞ、《VS プルトンHG》)ので、1枚だけで完結出来るのは間違いなく強い。

そして肝心の効果も、戦闘サポートは勿論、相手のリーサル計算を狂わせるという点では相手に「警戒しなければならないカード」として、汎用手札誘発とは別の角度からプレッシャーを与えることが出来る。
勿論、返しのターンにこちらから総攻撃を仕掛けてもよい。攻撃力をあげて相手モンスターを破壊し、制圧し返してしまおう。

問題は、そうして返せるほどの展開力・貫通力が、現在のアンデット族には備わっていないこと。
そしてモンスターとの戦闘時限定のために、相手依存な部分も少なからずある点。
・・・つまり、相手フィールドに戦闘破壊耐性を持つ低攻撃力のモンスターを送り付ける手段が確立すれば、大いに活躍できる可能性は高い。
ヴァンパイアテーマ内には、相手モンスターと自分ヴァンパイアのコントロールを入れ替える《ヴァンパイア・レッドバロン》、リンク2で相手の墓地から相手フィールドに特殊召喚する《ヴァンパイア・サッカー》などが存在するため、上手くこれを繋げるカードが来れば期待が出来るだろう。
最近では相手に塩を送るばかりのデッキ破壊効果も、サッカーで吊り上げてレッドバロンで奪いフロイラインで強化してサンドバッグに・・・と出来て無駄が無くなる。というわけで是非ともそういった新規をください。
グローアップ・ブルーム ▶︎ デッキ 《グローアップ・ブルーム》
龍血騎デミル
2025/10/13 3:15
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墓地に送られると上級アンデットをサーチor《アンデットワールド》適用化ならリクルート。
一見すると強い。というか当時は普通に強かった。のだが・・・
「アンデットの切り札は外注頼み」とはよく言ったもので、確かに《死霊王 ドーハスーラ》など強力なモンスターこそ出たものの、それ以上に周りのインフレが激しすぎる。《フルール・ド・バロネス》や《深淵の神獣ディス・パテル》が良い例だろう。
結局のところこのカードでアンデット縛りを付けたうえでサーチ・リクルートを試みるくらいなら、多少曲芸でも汎用の妨害札を並べる方が強いのである。
というか上級以上しか手札を加えられない、というのは意外と苦しい。今現在のアンデットに手札からメインフェイズ中に自力で出てこれる上級以上のモンスターは、殆ど存在しないのである。(コストが用意出来れば《ジャック・ア・ボーラン》や《黄金卿エルドリッチ》は出せなくもないが・・・)

特に先日《バスター・リッチー》という新規が発表されたことで、《デスカイザー・ドラゴン/バスター》と《イモータル・ドラゴン》を利用し展開を伸ばし、最終的にアンデット以外を含めた複数のモンスターを並べるという方法も出来てしまった。こうなるとこのカードの入る余地はない。思っている以上に種族縛りというのは重いのである。

原因は概ね、アンデット族できちんと強いモンスターが少ないことにある(特にEX系)。サイバース族くらい自前で切り札を用意出来るならいいのだが、恐らく今後も強い汎用モンスターは出続けるだろうし、そのたびに採用を悩まれるようであれば所詮そこまでなのである。
逆に、縛りが付かずリクルート先が優秀な《不知火の隠者》は評価が上がって行っており、今後も上がって行くと見られている。評価逆転の日もそう遠くはないか。
ヴァンパイアの幽鬼 ▶︎ デッキ 《ヴァンパイアの幽鬼》
龍血騎デミル
2025/10/12 12:36
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ヴァンパイアでは2枚目となるレベル3モンスター。
因みにもう一枚は《ヴァンパイア・ベビー》である。なので実質初のレベル3ヴァンパイアと考えてよい。

効果は強い。・・・効果は。
問題は、このカードを取り巻く環境である。

主な問題点は次の③つ。

①汎用札を複数積む時代に、テーマ名カードをコスト要求される。
これのせいで実質2枚初動となっている。このカードが登場した当時の環境ですら、手札誘発を始めとする汎用札を積極的に採用する時代であり、それらを積むほど事故率が上がるという時代に逆行したコストを要求されてしまっている。

②あらゆる手札誘発が悉く刺さる。
例えば《斬機サーキュラー》は特殊召喚時にコストとして他の斬機モンスターを墓地に送るため、最悪特殊召喚後に《夢幻泡影》や《エフェクト・ヴェーラー》を撃たれても最低限仕事が出来る。しかしこのカードは、それらに加え《灰流うらら》まで効いてしまう。因みにこのカードは大丈夫でも墓地に落とした下級の方には《屋敷わらし》も効く。
『召喚時のみ』というのも重い。召喚権を切ってしまっているので、無効を撃たれた後のサブプランを用意しにくいのである。

③サーチ札が(実質)存在しない。
後に登場したカードも悪かった。半年後にはこれの完全上位互換ともいえる《斬機サーキュラー》が登場し、こちらは「劣化サーキュラー」「生まれるのが半年早かった」という状態に。
あちらはその凶悪さから制限カードにまでなってしまったが、そもそも《サイバネット・マイニング》というサーチ札が存在する。何なら適当なレベル4を並べて《塊斬機ダランベルシアン》からサーチ出来るあちらに対し、こちらはそういったサーチ札が一切存在しない。
スモール・ワールド》と相性が悪いのも拍車をかける。なにせ妖怪少女はアンデットとレベル3の2つが被るため中継には出来ず、それ以外の中継札を挟もうものならこれまた①のコスト事故に繋がる。


そもそも、展開出来てもヴァンパイアは弱い。身も蓋もない話ではあるが。現状先攻で構えて妨害出来るのが《ヴァンパイアの支配》と《竜血公ヴァンパイア》ぐらい。ここから妨害を追加する場合は、素引き前提で《アンデットワールド》と《ヴァンパイア・サッカー》を置いて相手モンスターをリリースする程度。だが先述①の通り、アンデットワールドを始めとしたコンボ用カードを採用するだけで事故率が上がるというジレンマ。ヴァンパイアだけで複数妨害を構えられれば良かったのだが・・・。《永遠の淑女 ベアトリーチェ》の禁止もこれに追い打ちをかけてくる。

と、本当に効果は悪くないのだが、書いていないことの殆どが環境に対し向かい風となってしまっている。
リンク1か2又は永続魔法辺りで、ヴァンパイアモンスターをサーチして召喚する効果を持ったカードが来ればかなり改善されるはずなので、期待はしたい。フィールドのヴァンパイアもコストに出来る点はきっと役に立つ時が来るはず。

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