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遊戯王 C/ゾンマス蒼血重点さん 最新カード評価一覧 215件中 61 - 75 を表示

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評価・ コメント
投稿日時
黄金郷の七摩天 ▶︎ デッキ 《黄金郷の七摩天》
C/ゾンマス蒼血重点
2024/03/06 21:52
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カッコいい響きのカード名から繰り出される何とも言えない効果。
(1)の効果はアンデッド族を素材とした融合召喚を行う効果。デッキ→墓地や墓地→除外で融合素材を出せるわけでもなく、ただ融合するだけの効果である。
テーマ内融合先の《黄金狂エルドリッチ》はなかなかのスペックを持ちながら評価が低い。その責任の半分は彼自身が求める素材指定の厳しさ、テーマとの噛み合わなさにあるが、もう半分はこいつの不甲斐なさにあると言って良いだろう。せめて速攻魔法であれば罠モンスターに適用しやすくなれたものを、自分のターンにしか融合できず素材の補助もしてくれないという…
(2)はセットカードを対象とし、そのターンの発動を封じる効果。相手のアンデット召喚ですらトリガーとなる誘発条件の緩さは良いが拘束力はそれ以上に緩く、展開無効は止められないわチェーンして発動されるわ別途除去しないと次ターンに発動されるわで散々である。《黄金郷のコンキスタドール》が対応できない伏せ除去をやってくれるなら喜ばれただろうに…
黄金郷魔法としてサーチしやすい点、永続魔法であるために残れば何度でも融合できる点、融合後に墓地に落ちた《黄金卿エルドリッチ》の蘇生コストになれるのは利点ではあるが、墓地効果は無いし、そもそもエルドはこの塩条件をおしてまで何度も融合するテーマでもないし、アンデットの融合で強い択がそう沢山いるわけでもないし…と、名前だけが輝かしくなってしまったカードと言わざるを得ない。
アドヴェンデット・セイヴァー ▶︎ デッキ 《アドヴェンデット・セイヴァー》
C/ゾンマス蒼血重点
2024/03/05 3:00
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ネオドミノシティ・シーホース地区。ヴェンデットに蹂躙されたこのビル街も、元住民の手による復興が進み、往時の活気を取り戻しつつある。
読者の皆さんがニンジャ並みの視力の持ち主であれば、そのビルの一棟の屋上に、モータル(不死ではない、通常の人間たち)を影めいて見守る者がいることに気づけたであろう。
いかにもゾンビーめいて青黒い肌。異様な装束。その双眸は紫の輝きを帯び、メンポ(訳註:面頬)には「屍」「救」の2字が刻まれている…おお、ゴウランガ!《リヴェンデット・スレイヤー》は復讐を果たして朝陽を浴び、その定めを終えた。だが彼に救われた者たちの想いが、無念を晴らされた者たちのソウルが、彼と共鳴し、現世に留めたのである。
夜を追う不死の脅威は過ぎ去ってはいない。彼はその脅威からモータルを守るべく、人知れず戦い続けているのだ。《アドヴェンデット・セイヴァー》の名を得た彼には、復讐譚ならざる物語が待ち受けている。それを語るべき時はまだ先となるが、今はただ…備えよう。

新たなる名と姿を得たリヴェンデット・スレイヤー。
『ニンジャスレイヤー』第三部を読了した読者の皆様は、実際正解なカード化であることにも気付くことであろう。
戦闘前提にはなるが、(2)でギシキ・マジックを回収しながら(3)で墓地を肥やせるというアブハチトラズ(注:一石二鳥の意)はシンプルにツヨイ。《ヴェンデット・スカヴェンジャー》を墓地に落とし状況に応じてサルベージすることもできるし、デッキに忍ばせた《黄金卿エルドリッチ》を落とせば攻撃力3500以下と、大半のグレーター級(上級)モンスターを戦闘破壊出来る。ゾンビー2体で手軽に召喚出来るにしては破格の射程だが、守備力は低下させない点に注意したい。
(1)によって《リヴェンデット・ボーン》の身代わりが機能する点も、墓地効果がある《リヴェンデット・スレイヤー》よりも効果破壊を受けやすい分より有益となる。何らかのなにかを感じられる…かもしれない。
ヴェンデットが入るデッキではほぼ採用マストの存在。素材の捻出に向いたテーマではないのが懸念点ではあるが、アンデット族は展開補助には事欠かぬ種族であり、汎用カードに枠を与えれば解決はベイビー・サブミッション(注:赤子の手をひねる)な。
(3)の効果の汎用性が高いためヴェンデット以外のテーマでも採用の余地はあるが、《馬頭鬼》を落とす程度だと攻撃力2400未満しか撃破できず、戦闘が無い先攻では腐るため、あくまで余地がある程度。
ヴェンデット・デイブレイク ▶︎ デッキ 《ヴェンデット・デイブレイク》
C/ゾンマス蒼血重点
2024/03/05 2:12
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永遠に夜の続いていたこの街に、夜明けが訪れた。
ヴェンデットの首魁は討ち果たされた。残るヴェンデットも朝陽には耐えられず、朽ちた亡骸へと戻ることだろう。そして…彼自身もその例外ではない。
闇に逃げ込むことも出来たはずだ。だが彼は、自らを灼く太陽に相対し続けた。自らの復讐を終え、あるべき運命に向き合わんとしたのである。
ゴウランガ、ナムアミダブツ…ゴウランガ……!!

相手陣のカードが自陣より多い時に、ギシキ召喚した1枚を残して一切を爆発四散せしめるというヤバイ効果を持つ。最低でも相手の場に2+1枚以上のカードが存在する必要があるため炸裂のタイミングは限られるが、ヴェンデットは相手の展開を抑止する力がツヨイ部類のテーマではないため、《激流葬》めいて有事に備え構える価値はある。残ったモンスターは直接攻撃できなくなるため、効果が惜しくないギシキモンスターなら新たなギシキのリリースや《アドヴェンデット・セイヴァー》のリンク素材に充てると良いだろう。《リヴェンデット・スレイヤー》なら墓地効果も使えるため実際無駄が無い。
ヴェンデット・アニマ ▶︎ デッキ 《ヴェンデット・アニマ》
C/ゾンマス蒼血重点
2024/03/05 0:54
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「アバ、バーッ…!」決断的チョップによって胴を両断されたヴェンデットの肉体が急速に変異していき…おお、ナムアミダブツ!立ち現れたのはかつての愛妻の姿!戦意を削ぐためのヤバレカバレか!
だが、死神の憎悪をそのような小細工で逸らせるはずもなかった。それどころか…!!
他のレッサー級(下級)ヴェンデットと異なり、墓地から除外することでヴェンデットを帰還させる効果を持つ。自己再生したレッサー級は皆フィールドを離れた場合に除外されてしまうため、一手で場に引き戻せるのは実際強力である。《リヴェンデット・ボーン》での墓地除外もぐっと扱いやすくなりアブハチトラズ(注:一石二鳥の意)な。
他のカードで場に出すなり墓地に送るなりする手段を確保すればデッキパワーをかなり引き上げてくれるだろう。適用する機会に恵まれないが(2)の効果も場面によっては刺さる…主に相手のゾンビーを墓地から決別させたい時に。サツバツ!
リヴェンデット・ボーン ▶︎ デッキ 《リヴェンデット・ボーン》
C/ゾンマス蒼血重点
2024/03/05 0:36
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復讐鬼の手にはロケットペンダントが握られている。この形見を見るたびに思い出されるものがあった。かつての平穏。愛した妻との日々。過去への涙は涸れ、血の涙すらも流し尽くされた。今の彼の眼からは、消えぬ憤怒と憎悪のみが、赤黒い炎と化して噴き出している。
ヴェンデットの基本となるギシキ・マジック。墓地のモンスターもギシキ召喚出来、墓地のゾンビーを糧にすることも出来、《リヴェンデット・スレイヤー》および同名扱いのモンスターの破壊身代わりともなれる、とまさに至れり尽くせりの性能。
その上、(1)の降臨先にはカテゴリ以外にも指定がないにもかかわらず、(2)の効果文で《儀式の下準備》の条件である「儀式魔法カードにカード名が記された儀式モンスター」に適合するという、裏技めいたワザマエも発揮されている。後の《ラヴェナス・ヴェンデット》は強化されつつこのワザマエを引き継いでいるが、持ってきた《ヴェンデット・スカヴェンジャー》を召喚するにはラヴェナス以外のギシキ魔法が必要となる上、スカヴェンジャー自体スレイヤーありきで主力とはなり辛い性能であるため、スレイヤーとこのカードの出番は未だ多く、未だテーマ内で衰えぬ実力を見せている。ゴウランガ!
ヴェンデット・レヴナント ▶︎ デッキ 《ヴェンデット・レヴナント》
C/ゾンマス蒼血重点
2024/03/03 23:21
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『ニンジャスレイヤー』というWEB連載作品をご存知だろうか。妻子をニンジャに殺され、自らもニンジャソウルに憑依されたことで死の淵より蘇った復讐鬼の物語であり、「リヴェンデット・スレイヤー」の物語にも、多大なる影響を与えていることが実際疑いない。
ところでこの作品、ニンジャソウルが憑依した人間がニンジャとなるのだが、ソウルを人為的に死者に移植するとそれはゾンビーニンジャとなる。作中ではマッドサイエンティスト、リー=アラキの研究によって多くのゾンビーニンジャが作られるのだが、そのゾンビー第1号の名前というのが…
「アバー……ドーモ、ニンジャスレイヤー=サン、レベナントです」

レッサー級(下級)ヴェンデットのレベル4担当。1800と並みの下級モンスターには打ち負けぬカラテ(攻撃力)を持つうえ、フィールドのこのカードを素材にギシキすることでフリーチェーンの除外という強力な効果をギシキ先に付与できる。《リヴェンデット・スレイヤー》はじめヴェンデットのギシキモンスターは相手をジツ(効果)で除去する手段が少ないため、このカードの除外を活かすことは実際重要である。
レッサー級ヴェンデットに共通する自己再生の条件が受動的であり、他のヴェンデットのように墓地に落としてから自力で盤面に展開することが難しいのが難点だが、召喚権や《ヴェンデット・チャージ》を切る価値も十二分にあるだろう。

レベナント=サンの登場する 「デッドムーン・オン・ザ・レッドスカイ」は指折りの人気回でもある。Twitterでの無料購読、ないしは書籍版を買っての購読を是非しよう(ブラックフライデー=サンの暗躍によって33円になったことで話題の漫画版には、残念ながら収録されていない)。そのゾンビーにあり得ざる最期には誰もが涙するはずである。
リヴェンデット・スレイヤー ▶︎ デッキ 《リヴェンデット・スレイヤー》
C/ゾンマス蒼血重点
2024/03/03 22:42
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「ドーモ、レヴナント=サン…」
レヴナントは濁った眼を剥いた。いかにもゾンビーめいて青黒い肌。しかし異様な装束。そしてその目は憎悪に満ちた赤黒の炎に燃え、メンポ(訳註:面頬)には、「屍」「殺」の2字が禍々しい字体で刻まれている。アイサツを仕掛けてきたこの存在こそが件のネオドミノシティの死神、ゾンビーを殺すゾンビー、ヴェンデットを殺すヴェンデット!
「リヴェンデット・スレイヤーです。全ゾンビー、殺すべし…!!」

ヴェンデットデッキの主人公となるカード。墓地のゾンビーを除外して多少のカラテ(攻撃力)を充填するほかに特筆すべき戦闘向きのジツ(特殊能力)は無い。だがフィールドのヴェンデットを用いてギシキすることで、フックロープめいた除去効果(《ヴェンデット・レヴナント》)や、戦闘後のインタビュー(尋問)を介したアドバンテージ獲得(《ヴェンデット・ストリゲス》)など、強力なパワを奪って使用出来るようになる。その尋常ならざる執念が墓地効果にも現れており、一度イクサに敗れようともギシキ・マジックを回収することでカラテを取り戻し、何度でも挑みかかる。そのしぶとさは太古の暗殺術「チャドー」の達人にも比肩するという。
リヴェンデット・ボーン》により致命的な破壊にも耐え、《儀式の下準備》にも対応するなど周辺のサポートも実際優秀。とはいえヤバイスギル環境の面々とのカラテ・ラリーに勝てる臀力は持ち得ないので、種族・ギシキとデッキ構築の選択肢が広い点を活かしてスレイする術を編み出したい。
黄金狂エルドリッチ ▶︎ デッキ 《黄金狂エルドリッチ》
C/ゾンマス蒼血重点
2024/03/03 21:40
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外界の征服に乗り出した黄金卿。スペック自体は高いのだが、孤高のカウンターテーマとして完成され切っているが故に素材を捻出してまで攻勢をかける必要は無いので使い道に乏しいという、なかなか難しいカード。
(2)効果を適用した《黄金卿エルドリッチ》の攻守を入れ替えた3800/3500という高ステータスに加え、戦闘・効果両面への耐性、永続するコントロール奪取効果も備えており、重ね重ね場に出せれば強い。
だが黄金卿エルドリッチは場・手札・墓地のどこにいようと自前の効果か部下の効果を活かせる造りであるため、わざわざその発動を潰してまで融合したい場面は少ない。もう1つの素材である上級アンデット族も、通常のエルドリッチデッキだと場に出した罠モンスターかもう1体のエルドリッチを使うことになりやはりもったいない。コントロール奪取したいならこの上に頭数が追加され三重苦と化す。
また(1)の効果で黄金郷罠カードの本人認証を受けられない事態を対策しているのはいいが、《スキルドレイン》下などでは他の効果諸共消えてしまう。効果外テキストにしてやればよかったものを…エルドリクシルは「エルドリッチ」としっかり認識してくれるため、うっかり死んでも蘇生は難しくないのが幸いか。
相性の良い融合魔法が無いのも泣き所で、専用融合の《黄金郷の七摩天》は良くも悪しくもただ融合するだけのカードであり派手さに欠ける。かといってティアラメンツや《死魂融合》といった墓地融合も折角墓地にいる黄金卿を動かしてしまうことになり味消しになる。
結果最も有用な使い道が《超融合》で相手のエルドリッチやアンデットを素材に出す、というまさかのエルドリッチメタになってしまった。相手の耐性エルドリッチを排除しつつ強力な大型が手に入るので確かに決まれば強いし、エルドリッチ側としても《アンデットワールド》で種族変更するなど能動的に巻き込む手段があり、速攻魔法、手札コスト、フィールド融合、チェーン不可と特性が全て好相性な超融合の採用は大いに理に適っている。とはいえ征服者を名乗っておいてそれはどうなのか…
黄金卿エルドリッチ ▶︎ デッキ 《黄金卿エルドリッチ》
C/ゾンマス蒼血重点
2024/03/03 20:56
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エルドリッチデッキのキーカード。胸部にくっついているアンモナイト状のものが魔石エルドリクシルである。マスターデュエルでは魔石が先に在り、新大陸の征服者よろしく後追いで黄金郷にやって来た男が王座に収まったと説明が為された。
(1)の効果は手札2枚を用いた墓地送り除去。当座はアド損だが(2)の効果の蘇生に繋がる上、エルドリクシルや黄金郷カードは墓地から除外することでアドを回収する効果を持つため気兼ねなくコストにできる。
墓地送りなので破壊耐性も無視でき、カード種類を問わず狙い撃ちにできるため特定の永続効果を維持するデッキには強力なコントロール手段として作用する。黄金卿自身や《スキルドレイン》の維持に執着するデッキにもかかわらず相手の執着は許さないという、歪んだ欲望が垣間見える効果といえる。
(2)は場の魔法罠を墓地に送ることで、間接的な蘇生を行う効果。自身を出すだけでも3500+効果破壊耐性が付き非常に強力。同種族他テーマとの混成であれば他のカードを展開することも出来る。やはりコストは要るがこちらの効果はアド損さえしない上、先述したエルドリクシルや黄金郷カードの他にも《呪われしエルドランド》や効果を使い終えた《チキンレース》、だぶつきなどで役割を失った永続罠なども使えるため出せない事態にはまず陥らないだろう。
エルドランドやエルドリクシルのおかげで戦線に送り出すことも容易く、黄金郷カードがこのカードの存在を効果トリガーにしていることから、エルドリッチデッキでは主役として当然の3投。手札にあれば除去として、場や墓地にあればしぶとい戦力として八面六臂の活躍を見せる。逆に言えば、これに除外を当てれば黄金郷の戦力はガタ落ちするということでもあり、相手にとっては《墓穴の指名者》などの最優先ターゲットともなる。
側を固めるテーマ魔法罠がかみ合って高パワーなため印象が薄いが、2つの効果は利便性のみならず汎用性にも優れている。魔法罠に余りが出やすいデッキやレベル・種族を共有できるデッキなら、部下無しでも良い出張枠となってくれるだろう。例として《アドヴェンデット・セイヴァー》の墓地送りとは相性が良く、2000デバフを与えられる上に蘇生にも繋がる。
オネスト ▶︎ デッキ 《オネスト》
C/ゾンマス蒼血重点
2024/03/01 16:45
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最初はグー…あっ、ダメステいいっすか?
手札から発動するコンバットトリックの代表格であり最強格。2008年の登場以来光属性デッキの多くに搭載された。
美点を挙げればきりがないが、相手ターンでも手札からの発動で戦闘の勝敗をひっくり返せる奇襲性、自分のターンの戦闘補助にも使える融通性、常に直接攻撃相当のダメージを通せ、2枚使えばあまつさえ相手の攻撃力を逆用できてしまう攻撃性、上古の最強カード《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》の連続攻撃との親和性などなど。
隠されしセルフバウンス効果も、直接攻撃用などとして場に出していたのを引っ込め、戦闘補助として構え直せるようになる有用な個性。さり気にターン1もコストも無いセルフバウンスは珍しいため、同じく何度でも使える踏み倒し効果で無限ループの種になる可能性も秘めている。
適用したい光属性モンスターが先に除去されてしまうと活かせないというコンバットトリックの宿命には勝てず、2010年代に徐々に採用率を減退させていったカードだが、奇襲性の高いカードは忘れた頃にこそ刺さる。光属性・天使族・レベル4とサポートの共有にも適しているので、相性のいいデッキに投入し、相手の光属性モンスターを殴るか殴るまいか躊躇していた時代の恐怖を呼び起こさせるのも一興であろう。
鎖龍蛇-スカルデット ▶︎ デッキ 《鎖龍蛇-スカルデット》
C/ゾンマス蒼血重点
2024/02/20 4:44
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リンク素材数に応じて更なる展開補助効果を発揮する大型リンク。《アクセスコード・トーカー》や《召命の神弓-アポロウーサ》などそれ自体が展開の〆となりやすいリンク4では珍しいタイプで、《ファイアウォール・ドラゴン》禁止によってリンクソリティア界に空いた地位をそっくり我が物にした。
2体素材ではその後の展開モンスターを微弱に強化する効果しかないが、3体素材になると任意モンスターを手札から踏み倒せるようになり、4体素材なら《天使の施し》を上回る規模の手札交換も行える。《ダーク・ドリアード》で操作したデッキトップを総取りし驚愕のコンボを実現するのはYoutubeでよく見る光景であり、どんな重症カードも快癒させることから某チャンネルでついたあだ名が「医龍」。
勿論ファンデッキにとどまらず環境デッキでも強力無比。ただ先述の通り他のリンク4も単体性能は高いため、どちらかというと4体素材を捻出してなお展開力が余り、このカードの効果を活かしてそれ以上のリターンを盤面に残せるような爆発力あるデッキに向く。未界域暗黒界で《デビル・フランケン》、テレホンループなどループデッキで射出役を召喚権消費なしで場に投入するのが有名な使い方。中々の邪龍である。
ソリティアデッキには都合のよいことに、同名ターン1がない点もFWD譲りで、制限指定前はスカルデットを素材にスカルデットをおかわりという無法な光景もしばしば。ループデッキの取り締まりは現状ループ役そのもの(《フェニキシアン・クラスター・アマリリス》など)か射出役(《キャノン・ソルジャー》など)の身柄を押さえることが多いが、任意モンスターの手札からの踏み倒しという汎用性の高い1効果で両者を繋げるのはこのカードのみ、しかも素材縛りも緩いため、そのうちFWDと同じ轍を踏んでエラッタか禁止指定を貰う可能性も十分あるだろう。
モアイ迎撃砲 ▶︎ デッキ 《モアイ迎撃砲》
C/ゾンマス蒼血重点
2024/02/19 18:06
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サイクル・リバースのフレンチ・バニラというべき存在。ひとしきりレーザーを吐いたら口を閉じて守りを固めるようなイメージだろうか。
イースター島のモアイ》共々グラディウスネタをきちんと拾ったカードだが使おうとなると難儀。同属性・種族にやや攻守が低いがバウンス効果付きの《番兵ゴーレム》がいるので、劣化にならない使い方を考えねばならないが…いっそのこと《同胞の絆》で相互呼び出しできる互換カードとして使うか?
マスターデュエルにメイトとして実装されたので、そちらで見かけることの方が圧倒的に多いカードだろう。
スクラップ・リサイクラー ▶︎ デッキ 《スクラップ・リサイクラー》
C/ゾンマス蒼血重点
2024/02/02 16:11
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機械族テーマの汎用初動の一つで、必要な機械族をデッキから漁って墓地に用意してくれる便利マシン。
マシンナーズ・フォートレス》を落として出撃準備したり、オルフェゴールなど墓地効果持ちを落として展開始動に使ったりするのがお仕事。召喚・特殊召喚の双方に対応しているのが大きく、機械族の豊富な展開サポートの恩恵を受けつつ次の動きに派生することが出来る。後半のリサイクル効果はデッキ構築によっては死にがちだが、手札補充効果があって損することはない。ストラクで共存するマシンナーズには種族・属性が一致するモンスターが多いので活かしやすいだろう。
スクラップの名前を冠し属性も一致するが、あちらがテーマ化したのはこのカードの登場から半年後。《カラクリ蜘蛛》や《セイバーザウルス》と同様、偶然の一致でカテゴリ入りしたものと考えられている。そのせいかスクラップデッキにはあまり噛み合わなかったのだが、再強化後のスクラップカードとは大変強力なシナジーを形成しており、このカードから《幻獣機オライオン》や《水晶機巧-ローズニクス》を墓地に落としてトークンを生成すれば《スクラップ・ワイバーン》に繋げられ、 《スクラップ・ラプター》からサーチしてそのまま召喚することも出来るなど、スクラップデッキに採用の余地が生まれただけでなく、上記一式を機械族デッキにスクラップ出張セットとして組み込む意義も見出せるようになった。古いカードながらも評価が上がり続けている注目株である。
ただし古いカードらしく、墓地肥やし効果が時の任意効果である点に注意。ワイバーンの(1)の効果で蘇生すると後に入る破壊処理の影響でタイミングを逃してしまう。
ポールポジション ▶︎ デッキ 《ポールポジション》
C/ゾンマス蒼血重点
2024/01/22 17:09
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あまりに簡単に無限ループを発生させられ、それ故に「無限ループを発生させる行動をとってはならない」という禁制そのものを武器としたデッキを誕生させた、遊戯王最悪のオンリーワンカード。
どういうことか?
攻撃力Xのモンスターに攻撃力Yアップの装備魔法を付けた状態でこのカードを発動する。装備魔法の効果を受けなくなったモンスターは攻撃力Xに戻る。ここまでは良い。
ここで、攻撃力X+1以上X+Y以下のモンスターを召喚すると、
攻撃力首位の更新によって魔法耐性効果がそちらに移る。
すると装備魔法の効力が復活し、攻撃力Xだったモンスターは攻撃力X+Yに戻る。
すると、攻撃力首位の更新によって魔法耐性がそちらに移る。
装備魔法の効果を受けなくなったモンスターは攻撃力Xに戻る。
すると、攻撃力首位はX+1以上X+Y以下のモンスターに移り、
装備魔法の効力が復活し、攻撃力Xだったモンスターが攻撃力X+Yに戻る。
…つまり、《ポールポジション》の効果対象が反復横跳びする無限ループが発生する。《カオスポッド》などのループと異なり、特に勝利に繋がるものではなく、それ故に勝利して終了することも出来ない。
そのため、「無限ループを発生させる原因となる行動は出来ない」という裁定が発表された。脱出できないループには最初から入ることを禁止する、ということだ。しかし、これは言い換えれば、「攻撃力Xのモンスターに攻撃力Yアップの装備魔法を付けた状態でこのカードを発動していれば、お互いに攻撃力X+1以上X+Y以下のモンスターを場に出せなくなる」ということ。まさかの召喚ロックとしての使い方が見出されたのである。
攻撃力の低いモンスターに《団結の力》《魔導師の力》《脆刃の剣》のような上昇値の大きい装備魔法を装備すれば、《王虎ワンフー》よりも幅広い範囲の特殊召喚をロックできる。装備モンスター以下のモンスターは自由に召喚できるため、自分だけロックをすり抜けるデッキ構築も可能。ロックが決まったら、あとはじわじわ殴るなり、《ご隠居の大釜》でライフを絞めるなりご自由に。
とまあ、こうして「ポールポジションロック」が完成した…のだが、明らかに面白おかしい挙動をするにもかかわらず、話題になるだけで使用者はまるでいなかった。このデッキは多くの欠陥を抱えていたからだ。
第一に、単純に手札の要求値が高く事故が多いこと。永続罠と装備対象と装備魔法全てが揃って初めてロックできるというのでは心許ない。永続罠のサーチも難しく、引けないと大きな隙を晒すことになる。
第二に、モンスターへのロック強度こそ高いが、魔法罠への耐性が皆無なこと。《サイクロン》一発で壊滅するだけでなく、装備モンスターが除去されてもロックが解けるという《カイザーコロシアム》に似た弱点まで抱えている。ターンが長引くほどこれらの対処札を引かれる確率が上がるが、自分のモンスター召喚にもロックがかかる都合、素早く勝負をつけるのは難しい。
第三に、バランスの取れたデッキ構築が難しい事。適したロックモンスターと装備魔法の組み合わせですら最適解を出しがたい。時械神(攻撃力0と4000なので基本召喚を止められない)で即死してしまうなどの弱点もあるので、メインサイド双方の研究が必要となる。
第四に、裁定知識が要求されること。細部に多くの非直感的な裁定や調整中案件を抱えており、まともにデュエルを進めたいなら使い手はジャッジより詳しくある必要が出てくる。上述した《団結の力》《魔導師の力》は上昇値が状況に応じて変動する。これらを扱うだけでも尋常ならざる苦痛が伴うデッキをわざわざ使う愛を持ち合わせているか?
ここまででも流行らなかった理由がよーくわかると思うが、トドメに第五の問題点。このデッキを支えていた「無限ループに入る行動は禁止される」裁定、2021年に消滅してしまったのだ。つまり、現在このデッキで勝つためには、情報もない中上手く構築を組み、手札自己の脅威を乗り越え、「対戦相手の方と話し合って進めていただいたり、大会中であれば審判の判断で進めていただ」く段階で前裁定に近い判決を得られるようジャッジや相手を説き伏せ、ロックの瓦解を丹念に防いで、相手のライフを削り切る必要がある。なんかもう、苦行と言うも生ぬるい…
こんな有様なので、大会でもカジュアルでもまともに使用することは出来ない。勿論、マスターデュエルにも実装されていない。点数は難しい所だが、前裁定に基づいたロックカードとしての評価を加えるのであればこのくらいだろう。
ティアラメンツ・カレイドハート ▶︎ デッキ 《ティアラメンツ・カレイドハート》
C/ゾンマス蒼血重点
2024/01/20 22:25
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こうしておn…自分退治に出かけた《ヴィサス=スタフロスト》は、いn…《スケアクロー・ライトハート》をお供に加え、鬼g…竜宮城へたどり着きました。しかしそこはDV王子 《ティアラメンツ・レイノハート》がかm…人魚をいじめて涙の真珠を独占するマッポーカリプスな世界だったのです。ヴィサスは激怒した。かの邪知暴虐の王子を除かねばならぬと決意した。すると王子はかb…自身に《融合》魔法をかけ、馬車より巨大な、美しくも醜悪な姿になって襲い掛かってきた!
茶番はさておきレイノハート強化形態。図体相応に攻守3000ある。
3枚融合だが、墓地融合しまくるティアラメンツにとって重いコストではない。特にレイノハートが3枚使えるマスターデュエルでは簡単に出せる主力たりうる。OCGではレイノハートが制限のため、《沼地の魔神王》の代用効果も活用したいところ。
デッキバウンス効果はCIPのほか相手ターンのティアラメンツ魔法罠の効果による誘発も狙え、即効性がありつつ長期的な圧力も高いという嬉しい設計。また《ティアラメンツ・ルルカロス》と違い不死の真珠の力を完全にものにしており、効果で墓地に送られてもティアラメンツを墓地肥やしするカウンターを放ちつつ自己再生できる。
場持ちも効果も優秀なエース格だが、戦闘で突破されたりデッキバウンスされたりすることには耐性が無く、《壱世壊=ペルレイノ》ともども除去は対象をとるため、対象耐性持ちの相手がしにくいなど、絶対の支配者にはなり切れない部分もある。他の融合モンスターや魔法罠などでフォローしたい。
なお、種族が悪魔族なうえ、制約テキストから「ティアラメンツ」モンスターとして墓地融合の素材にすることも出来ない点に注意。デッキに戻したいなら《ダイガスタ・エメラル》を使おう。
1カテゴリから2種族出せる点に着目し、《ライトロード・ドミニオン キュリオス》の素材にする手もある。悪魔+水+適当な種族の闇属性を揃えれば召喚準備が整う。先攻1ターン目から即死コンボに繋ぎたいなら。

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