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「精気を吸う骨の塔」のカード評価 : C/ゾンマス蒼血重点さん

精気を吸う骨の塔 ▶︎ デッキ 《精気を吸う骨の塔》
C/ゾンマス蒼血重点
2024/06/23 16:46
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20年以上前に登場した、アンデットデッキデスのキーカード。
キャノン・ソルジャー》一族の誅殺によりバーン型の先攻1キルの選択肢が減少した中でも、無限ないしは膨大な展開力を先攻1キルに結び付ける数少ない素養の持ち主として生存している。
アンデットが特殊召喚されるたびに相手のデッキトップを少しずつ削っていく。昔はお互いに展開力が無いので、複数枚並べて攻撃をロックしたり、《アンデットワールド》を用いて相手の効果を阻害しつつ敵味方の召喚でデッキ削りを速めたりといった、じわじわ追い詰めるコントロール気味な運用が主であったが、墓地活用能力やソリティア力が飛躍的に向上した現代では、ドバっと展開して後攻のドローフェイズにドローするカードを無くすという所まで進められるようになった。また墓地利用や速攻性が高まったのは敵も同じであるため、中途半端にデッキを削り数ターンかけてデッキデスを完遂する形式は肥えた墓地からの反撃1キルを不可避に受けることになってしまうため廃れた。
というわけで本体は攻撃抑止効果こそあるが現代では当てにならず、ほとんど場に置かれてデッキをミルするだけの存在であるが、《馬頭鬼》や 《生者の書-禁断の呪術-》など場に送り出す手段は古くから困らないのがアンデット族である。あとは大量展開をどのように成し遂げるかだが…
アンデット族の無限展開としては、《蒼血鬼》と《ゾンビ・マスター》を数珠つなぎに蘇生するコンボがあり、18-28回レベル4アンデットを出入りさせればデッキ破壊は完遂される。レベル4ではないが、《ファラオの供物》も無限展開のタネとして研究の余地があるだろう。闇属性モンスターで射出バーンが出来る《プリーステス・オーム》でも同じ無限展開からのバーン1キルが可能だが、採用・展開する塔は1枚で済み、同種族である点を活かして墓地送りや蘇生の手段を共有でき、《増殖するG》の強制ドローでもデッキ破壊という同じゴールを目指せるのが利点。但し手札・墓地のカード効果による反撃を受けるため、 《召命の神弓-アポロウーサ》や《深淵に潜む者》で効果を止める、《マスク・チェンジ・セカンド》→《M・HERO ダーク・ロウ》や《S:Pリトルナイト》で除外ゾーンに送るなど対策が求められる。
テレホンループなど、アンデット族でない無限ループに《アンデットワールド》を併用する手もあるが、こちらも種族・属性の染色から射出バーンに繋げるデッキとの差別化は何かしら欲しい。
無限ではないが膨大な展開力を活かすデッキデスとしては、魔妖が挙げられるだろう。《麗の魔妖-妲姫》の再生→シンクロ召喚を繰り返すことで10回以上の召喚を一連のコンボで発生させられるため、2枚塔を並べたりもう一押し展開を上積みするなりすれば完全なデッキ破壊となる。継戦能力のあるデッキでもあるため、先攻なら1キル、後攻なら正攻法で戦うといったサイドチェンジを活かす戦法も可能。
バーンに比べると相手のカードを動かすことで反撃を貰うリスクを生んでしまい、ソリティアとしてはあまり好まれない手段であるデッキデスだが、種族のバックアップを拠り所に、未だ活躍の余地あるカードと言えるだろう。
報告URL  yugioh-list.com/reviews/view/192568

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