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「増草剤」のカード評価 : みめっとさん

増草剤 ▶︎ デッキ 《増草剤》
みめっと
2023/05/11 11:55
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第6期になって植物族が本格的に種族としての大改革に乗り出した際に大量排出されたサポート魔法罠カードの中でも特に人気が高く、時代が進むにつれて同士となる魔法罠カードたちが次々と脱落していく中で《超栄養太陽》と共に最後まで種族専用札の鉄板として踏ん張っていた永続魔法。
その効果は毎自ターンのメインフェイズに墓地の植物族1体を完全蘇生するという非常に有用な効果なのですが、この効果で蘇生したモンスターが1体でも場を離れると自壊してしまうため、上級以上の植物族モンスターを出すにしても特殊召喚のための素材となる植物族を出すにしても、そのターン限りの使い切りの蘇生札となる場合がほとんどでした。
またこの効果による特殊召喚を行うターンにNSできなくなる制約が課せられることから、当時の植物族の中でも特に有用性の高かった《ギガプラント》と相性が悪いという弱点もあり、当時でさえも全員が全員このカードを手放しで高評価していたかというと意外とそうでもなかったりもします。
しかしこのカードが場を離れたとしても蘇生したモンスターの方には特に影響はなく、効果の使用に名称ターン1がなかったことからダブっても問題ないしセルフバウンスすることで連発することも可能というのは当時ならではの調整と言ったところで、その点では現代のカードにも負けない強みはきちんと備わっていると言えますね。
ハリケーン》の禁止化や、ブリュやドゥロの効果のエラッタなど当時とはこのカードを取り巻くセルフバウンス事情はかなり変化してはいますが、このカードを自壊させることなく利用する手段はカードプールの充実と共に増加の一途を辿っているという状況です。
私はこのカードと《椿姫ティタニアル》や《ダンディライオン》や植物族チューナーの面々には当時数え切れないくらいお世話になったものです。
報告URL  yugioh-list.com/reviews/view/173392

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