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第8話 魂魔を学べ 作:コンドル
遊駆は仰向けに大の字で倒れこんでいた。倒れた衝撃で生じた痛みを堪えるために片手で砂を握っている。一方ランバは頬を歪ませて大声で笑い続けていた。その声が時々裏返ったり息切れを起こしたりしても、それでも笑っている。
遊駆は唖然とした表情で天を仰いでいる。頭の中に思い出されるのは、最終ターンでランバが繰り出した「魂魔(シャクティマ)」と呼ばれる未知のカードに倒された場面だ。
それが現れる際、突然フィールドに砂嵐が起こったと思うと、そこから砂で出来た四足で立つ巨大な牙を生やした怪物が現れたのだ。自分のモンスターたちはその牙の餌食となり喰らいつくされ、自分は直接攻撃を受けて敗北した。敵の目的は遊駆の捕獲。敗北は死を意味していると言っても過言ではない。
「さあてこっちへ来てもらおうかぁ?」
ランバがこちらに手を伸ばす。
…自分に力があれば。シャクティマがあれば。もしあれば、すぐにこの状況を打開できるのに。そんなことを考えてもどうしようもないとわかっているのに、考えることをやめられない。
ここで自分が死ぬとアナンシャは復活せず、1万年前に誰かが託した希望は呆気なく潰えるのだ。自分には巧やランバのような「シャクティマ」と呼ばれる能力はない。自分はアナンシャを蘇生するための器としてアカデミアに入学した。器である者は「シャクティマ」を持っているとされているのだが、なぜか持っていないのだ。
遊駆は無力な自分を恨むように歯ぎしりをした。
一方、巧は襲われる遊駆を見て同じように歯ぎしりしていた。下につながる階段を降りてから助けるにも、今いる距離からでは確実に間に合わない。だがここで助けに行かないと取り返しのつかないことになってしまう。飛び降りて行こうにも、やったら絶対に足の骨が折れる。時間を稼ごうにも耳を貸すかどうか。
だが、やるしかない。そう思い、意を決して階段へ向かって走り出す。
その時だった。
何かが物凄い勢いで横切ったのは。
ランバの手は恐怖を煽るようにゆっくりと伸びてくる。遊駆は蛇に睨まれた小動物のように縮こまり、恐怖により息を小刻みに吐いていた。その姿が面白いのか、ランバは汚く涎を垂らしながら、砂のサラサラという音をわざと聞かせながら両手で遊駆を掴む。
もう駄目か。遊駆は歯を食いしばり目を閉じた。
「ああ!?なんだてめぇ⁉」
音が止んだ。気になった遊駆は目を開く。
「…マナサ!」
アナンシャ復活のカギとされ、遊駆たちが探し求めている存在が現れ、遊駆は思わずその名を呼ぶ。縦横無尽に飛び回り注意を逸らしている。ランバは苛立ちを隠しきれずにマナサに対し鬱陶しそうに怒号を飛ばす。最初は遊駆を離さないように暴言を吐いて威嚇するにとどめていたが、しぶとく邪魔をするため怒りを堪えられなくなった。
「てめぇぇぇぇぇ!しつけぇんだよぉぉぉぉぉぉ!」
そしてついに手を放してしまった。
遊駆は解放されるとそのまま地面に打ち付けられた。砂が舞い、それがのどに入ったため咳き込んだ。ランバの方を見ると、マナサを捕まえようと砂になった腕を剣に変形させて斬ろうとしていた。
立ち上がるとすぐ、横からグイっと引っ張られる感覚があった。そちらを向くと巧が必死な表情で遊駆の腕をつかみ引っ張っている。少し息を切らしているのか、少し息が乱れている。黄緑色の眼は大きく見開いており、いつもの余裕をある態度とは真逆の、余裕のない表情で掴んでいない腕で階段を指さす。
遊駆は黙ってうなずき、走り出す前にマナサの方を向く。そこでマナサは剣をかわして飛んでいた。
「待ちやがれ器ぁ!てめぇなんだよマナサってよぉ!そんなの知らねぇぞ!」
遊駆の元へ行きたくても、マナサが邪魔をする。攻撃を加えるが、それが当たることはないため、剣をがむしゃらに振り回していく。ランバは苛立ちを隠さずに獣の様な叫び声をあげて勢いを上げていく。マナサの方も回避し続けるのは難しくなってきたのか、少し動きが鈍くなってきた。
ランバはどんどんと猛攻を加え、ついにマナサを捕らえようと剣を伸ばす。
だが剣が当たる直前で、突然時が止まったように、そこから動かなくなる。
(なんだ...?何が起きた...?)
「…チッ、わかったよ…覚えとけよてめぇ」
誰かと話しているのか、ランバはそう返答してシャクティマを解除し、腕をポケットに突っ込んだ。
「おい器野郎!3日後だ!3日後の朝にまたここに来い!来なかったらてめぇも、てめぇの仲間もぶっ殺す!覚えとけ!」
ランバはそう言って地面を蹴り上げる。力強く蹴ったことにより砂が舞う。それが収まるとランバの姿はどこにもなかった。巧の方を見ると、突然攻撃が止まり消えたことに戸惑いを隠せないでいるようで、どんな顔をすればわからないといった様子だった。
一方マナサの方を向くと、こちらを見ずにどこかへ消えようとしていた。
「マナサ!」
せめて礼をと思い呼び止める。しかし声に反応することなく、マナサは空へ飛んでいき消えていった。
第8話 魂魔を学べ
「すまなかった」
寮のロビーへ戻ると、先に電話を切りデュエルしたことを詫びた。通話中にランバへの恐怖に竦んだために電話を切ってしまい、その結果魂魔を出されて負けてしまったため、捕獲されてしまう危険を晒す結果になった。
巧は何も言わず微笑みながら首を振り許すジェスチャーをする。
「そりゃあ怯えても仕方ないさ。そこは気にしてないよ。でもね...」
目を伏せて腰に手を当てる。
「ちょっとは頼って欲しかったなぁ。ショック~」
「それは...」
思わず言葉を詰まらせる。
遊駆は自分の問題に他人を巻き込むわけにはいかないと考えている。そんな考えだからこそ、助けを呼んだり、他人を頼るという発想が出てくることはなかった。なので、輪廻達がラクタの一味と戦うことを決めた時は最初は拒絶した。
「これからは頼ってよ。どうせ3日後には戦うことになるんだし?それまでに色々教えておきたいし」
だがこうして言われると、心が揺らいでしまう。自分のために命を賭して危険を承知で助けてくれるというのだからなおさらだ。遊駆は頷いて、助けを借りることにした。
「なら、1つ教えて欲しいことがある」
「いいよ。情報は最大の武器だ。なんでも聞いて」
「…ランバが最後に出してきた『魂魔』というカードだが...あれはなんだ?」
「そうだね...ちょうどいいや。君だけでも良かったけど、みんなを呼んで説明するよ。ここは人が多いから、どこか場所を移そう」
十数分後、2人は食堂に移り、しばらくして輪廻と綾羽がやってきた。輪廻は食事をとりに食堂から戻ってきたところで、綾羽は香水をしてきたのか、何かしらの花のいい匂いを纏わせている。
巧は2人に呼び出した経緯を話すと、口を抑え目を開いた。
「3日後って言ったのか?」
「うん。だからそれまでに遊駆君には魂魔について教えておく必要があったんだ。ちょうど教えようとしたタイミングで襲撃されるとは思わなかったけどね」
「許せないですね...」
輪廻は話を聞いた時動揺したが、遊駆の無事が確認できて安心したためか冷静に話を聞いていた。対する綾羽は目線を落としていた。片腕をぎゅっと握りしめ、歯を食いしばっている。
「巧さん、私たちにもシャクティマを教えてくれるんですよね。早速お願いします」
「わかった。ならまずは『魂魔』について話そうか」
全員が真剣な表情で巧の方を向き、耳を傾ける。
「僕らシャクティマ使いにはそれぞれ独自の能力があることは知ってるね。例えば僕は体を光らせる能力。遊駆君が対戦したランバは体を砂に変える能力。決まって9歳の時に発現するんだけど...その時に僕らには『魂魔(シャクティマ)と呼ばれるカードが手元に現れるんだ」
巧は胸に手を置き胸元を光らせる。普通ではありえない現象に、その場にいる全員が釘付けになる。しばらくして、巧の体から光るカードが出てきた。それを掴むと、光はすーっと収まって消える。
「これが僕の魂魔。デュエル中に使える特別なカードだ」
光明の魂魔 ヘリオシュバリエ ☆10
効果/光属性/サイキック族
ATK2100/DEF2800
このカード名の④⑤の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。このカードは自身の効果でしか特殊召喚できない。
①:自分のLPが相手より少ない場合、手札のモンスター1体を相手に見せてから裏側表示で除外することで、このカードをデッキから特殊召喚できる。この効果の発動と特殊召喚は無効化されない。
②:このカードがフィールドから離れた時に発動する。このカードをデッキの1番下に戻す。
③:このカードの攻撃力はフィールドの光属性モンスターの数×500アップする。
④:相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。このターン、対象のモンスターの属性は「光」になる。
⑤:自分フィールドの光属性モンスターの数まで相手フィールドの表側表示のカードをターン終了時まで無効にする。
「…変わった召喚条件ですね」
カードを見た綾羽は口元を手で押さえながら素直な感想を述べる。それを聞いて巧は首を振る。
「デッキから自分を出すと言えば『憑依覚醒』モンスターとかかな。手札から見せる効果は『青眼の亜白龍』が一番近いかも。見せてから除外ってのは見たことないけどね。で、このカード、①と②の効果は魂魔の共通効果。属性はサイキック族で統一されてる。少なくとも、僕がこれまであってきたシャクティマ使いはこの効果が記載されていない人はいなかったよ」
特殊召喚の条件に気を取られるが、遊駆はその条件の容易さに内心驚愕していた。
ライフポイントの差...その差に何ポイント以上の差は関係なく、1でも下になれば強力なモンスターを出されてしまう。さらにチェーンを挟まない特殊召喚なので、突然現れる可能性もあるということだ。ランバの「悪夢の魂魔 ザンティコア」は特殊召喚成功時に攻撃力3000以下のモンスターを敵味方関係なく殲滅する効果がある。もし生半可なダメージを与えた後に特殊召喚されたら...そう考えると、恐怖で身震いしそうになる。
「1ターンで決めるしかないか?」
「1ターンキルをするのもいいけど、毎回後攻を取るのは厳しいよ。それに、もし相手が先行でLPを減らしたら...厳しい戦いを強いられることになる」
確かにその通りだ。巧の言葉は魂魔を使える側として長所と短所を完全に把握している。アドバイスの言葉の裏には巧がこれまで出会ってきたシャクティマ使いとの経験が見えた。
「ただまぁ、持久戦に持ち込むよりかは、遊駆君の1ターンキルをするのもいいと思う。成功するかどうかは別としてね」
「んじゃあ全員『天盃龍』使うか?」
「輪廻君...『天盃龍」は政府が発行と使用を禁止してるよ」
巧が呆れたように答える。それを聞いて輪廻は「あ。そっか」と返した。
「以上!とにかく、僕らには『魂魔』という切り札があるんだ。といっても、これは基本的にデュエルで使わないよ」
「なんでだよ、こんなすごい能力があるのに」
輪廻が不思議そうに尋ねると、巧の表情は曇り、少し黙り込む。
何かまずいことを聞いてしまったと思ったのか、輪廻の顔は青ざめてかける言葉に迷っている。
「魔女っているでしょ」
巧が口を開いた。
「彼女らはさ、普段は人と変わらない恰好や生活をしているだろ?でも魔法を使うと、途端に同じ人間の輪から外されるんだ。僕らはそれが怖くて使わないんだよ」
巧は顔を上げると、どこか遠い目をする。その表情は同じ16歳とは思えない経験をしてきたとわかる人間の顔だった。その複雑な表情の全ての名前を当てはめるには、自分の人生経験が足りなすぎることが理解できた。
「…なんかあったのかよ」
輪廻は神妙な顔をして、相手に寄り添うように優しい声で語りかける。話を聞こうとしているのだと思い、遊駆は何も言わないようにする。
「…ありがと。でも、君も触れられたくないものってあるでしょ?だから...ね?」
「…悪ぃ」
輪廻の気持ちを汲み取っても。それでも話すことはない。輪廻もその答えを聞いて、何か触れられたくない記憶があるのか、同じような表情をする。遊駆は言葉に詰まり、この重い空気を打開する助け舟を出してもらおうと思い綾羽の方を見る。しかしまた、同じ表情をしている。
「小込...」
「…私も昔のことで落ち込むことありますよ。たまに思い出しちゃいますし」
「もう気にしていないさ」
「…ありがとうございます」
礼を言うも、その表情は暗い。綾羽を励ますために心から言ったのだが、お世辞に聞こえてしまったのだろうか。
綾羽はそれ以上何も言わず、全員が口を閉ざしてしまった。人に言えない過去...それぞれが過去を思い出して俯いている。どうすれば良いのか、その答えが見つからない。思わずソワソワしてしまう。どうやらデュエルを挑んでも、1度のデュエルでは解決しそうになさそうだというのは、遊駆にも理解できた。
だから時間の経過を待つしかなかった。遊駆の胸中はどこかぞわぞわしていた。だがその感情をなんと名付ければよいか、どうにもわからなかった。
「…ごめん、空気悪くしちゃったね。魂魔の説明に戻るよ」
少しして、巧が口を開いた。それを聞いて、他の人間はまた視線を巧の方へ向かわせる。
「と言っても、これが最後だけどね。僕らの能力の種類の話をするよ。僕らには大きく分けて2種類の能力の分類があって、僕やランバのように物理的なものと、神原校長のように精神的に干渉するものがあるんだ。そしてその能力の強さはレベルによって決まっている。高いほど強く、低いほど弱く...ってね。まぁ、今まで出てきた人らは10が多かったけどね」
「じゃあ最大ってレベル10なのか?」
輪廻が身を乗り出しそう聞いた。
「いや、世の中にはそれより上がいる。…僕らはそれを『レベル12』と呼んでいる」
体を光らせたり嘘をついた相手にダメージを負わせる能力がレベル10。それだけでもすごい能力だがそれより上とはどんな能力なのか、興味が湧く。
「レベル12は未知の能力...でも1つだけわかっていることがある。それは...」
「それは?」
「魂魔が実体化する」
…実体化。遊駆を倒したあのザンティコアのような怪物が現実に現れるということか。そんなことがあり得るのか、思わず耳を疑ってしまう。
「待てよ、じゃあ、この前ランバってやつと一緒に来た紫色の化け物も...」
「それはないね。レベル12は巨大な体で現れるから、あんな人間サイズの奴じゃない」
巧は首を振って輪廻の疑惑を否定する。
「じゃあもう一個質問。どうやって他のシャクティマ使いを見つけるんだ?」
輪廻が身を乗り出しそう聞いた。
「偶然、としか言えないかな。相手が能力を使っているのを見かけるのがよくある見つけ方だね。神原校長も本郷さんとそうやって出会ったって言ってたし」
相手が明かさない限りわからないというのは、相手の警戒の度合いがよくわかる。
思わず考える。もし自分がシャクティマを使えるようになると、他人に対し積極的に使うだろうか...いや、ないだろう。
力を持たないことが「当たり前」ならば、その「当たり前」の世界から外れるというのは、とても恐ろしいことだ。だが遊駆は器である以上、「当たり前ではない」側の人間だ。なぜ自分はシャクティマを持っていないのか、やはり、疑問として浮かぶ。
「とにかく3日後!遊駆君はランバと再戦するんだから、それまでに対策を考えないとね。僕も協力するからさ」
「…ああ」
考えても仕方ない。とにかく今はランバとの戦いに備えなければいけない。その覚悟を決めて、遊駆は力強く頷いた。
だが、やはり頭のどこかで、自分がシャクティマ使いではない疑問と、先ほど巧たちが見せたあの複雑な表情が過ぎる。そのことを思うだけで、遊駆はどこか釈然としなかった。
第8話 終
遊駆さんはあれから毎日デッキと向き合っています。だからあまりご飯も食べれていないみたいで、心配です。
そんな時に支えになってあげるのが、恋人...いえ、友達の役目ですよね!私が料理で元気を出してあげないと!
きゃあ!フライパンが曲がっちゃう!ああもう!鍋の取っ手を壊しちゃいました...もう、料理って難しい!
次回 遊戯王エターナルタイムRE: 第9話「あなたに届け、恋の一品」
恋愛部?変わった部活ですね...
※魂魔の特殊召喚の条件をわかりやすいように変更しました。
変更前
①:自分のLPが相手より少ない場合、手札のモンスターを相手に見せることで、このカードをデッキから特殊召喚する。その後、見せたモンスターを裏側表示で除外する。この効果の発動と特殊召喚は無効化されない。
変更後
自分のLPが相手より少ない場合、手札のモンスター1体を相手に見せてから裏側表示で除外することで、このカードをデッキから特殊召喚できる。この効果の発動と特殊召喚は無効化されない。
オリカ掲示板の方でも「悪夢の魂魔 ザンティコア」の召喚条件を変更しております。ご迷惑をおかけします。
遊駆は唖然とした表情で天を仰いでいる。頭の中に思い出されるのは、最終ターンでランバが繰り出した「魂魔(シャクティマ)」と呼ばれる未知のカードに倒された場面だ。
それが現れる際、突然フィールドに砂嵐が起こったと思うと、そこから砂で出来た四足で立つ巨大な牙を生やした怪物が現れたのだ。自分のモンスターたちはその牙の餌食となり喰らいつくされ、自分は直接攻撃を受けて敗北した。敵の目的は遊駆の捕獲。敗北は死を意味していると言っても過言ではない。
「さあてこっちへ来てもらおうかぁ?」
ランバがこちらに手を伸ばす。
…自分に力があれば。シャクティマがあれば。もしあれば、すぐにこの状況を打開できるのに。そんなことを考えてもどうしようもないとわかっているのに、考えることをやめられない。
ここで自分が死ぬとアナンシャは復活せず、1万年前に誰かが託した希望は呆気なく潰えるのだ。自分には巧やランバのような「シャクティマ」と呼ばれる能力はない。自分はアナンシャを蘇生するための器としてアカデミアに入学した。器である者は「シャクティマ」を持っているとされているのだが、なぜか持っていないのだ。
遊駆は無力な自分を恨むように歯ぎしりをした。
一方、巧は襲われる遊駆を見て同じように歯ぎしりしていた。下につながる階段を降りてから助けるにも、今いる距離からでは確実に間に合わない。だがここで助けに行かないと取り返しのつかないことになってしまう。飛び降りて行こうにも、やったら絶対に足の骨が折れる。時間を稼ごうにも耳を貸すかどうか。
だが、やるしかない。そう思い、意を決して階段へ向かって走り出す。
その時だった。
何かが物凄い勢いで横切ったのは。
ランバの手は恐怖を煽るようにゆっくりと伸びてくる。遊駆は蛇に睨まれた小動物のように縮こまり、恐怖により息を小刻みに吐いていた。その姿が面白いのか、ランバは汚く涎を垂らしながら、砂のサラサラという音をわざと聞かせながら両手で遊駆を掴む。
もう駄目か。遊駆は歯を食いしばり目を閉じた。
「ああ!?なんだてめぇ⁉」
音が止んだ。気になった遊駆は目を開く。
「…マナサ!」
アナンシャ復活のカギとされ、遊駆たちが探し求めている存在が現れ、遊駆は思わずその名を呼ぶ。縦横無尽に飛び回り注意を逸らしている。ランバは苛立ちを隠しきれずにマナサに対し鬱陶しそうに怒号を飛ばす。最初は遊駆を離さないように暴言を吐いて威嚇するにとどめていたが、しぶとく邪魔をするため怒りを堪えられなくなった。
「てめぇぇぇぇぇ!しつけぇんだよぉぉぉぉぉぉ!」
そしてついに手を放してしまった。
遊駆は解放されるとそのまま地面に打ち付けられた。砂が舞い、それがのどに入ったため咳き込んだ。ランバの方を見ると、マナサを捕まえようと砂になった腕を剣に変形させて斬ろうとしていた。
立ち上がるとすぐ、横からグイっと引っ張られる感覚があった。そちらを向くと巧が必死な表情で遊駆の腕をつかみ引っ張っている。少し息を切らしているのか、少し息が乱れている。黄緑色の眼は大きく見開いており、いつもの余裕をある態度とは真逆の、余裕のない表情で掴んでいない腕で階段を指さす。
遊駆は黙ってうなずき、走り出す前にマナサの方を向く。そこでマナサは剣をかわして飛んでいた。
「待ちやがれ器ぁ!てめぇなんだよマナサってよぉ!そんなの知らねぇぞ!」
遊駆の元へ行きたくても、マナサが邪魔をする。攻撃を加えるが、それが当たることはないため、剣をがむしゃらに振り回していく。ランバは苛立ちを隠さずに獣の様な叫び声をあげて勢いを上げていく。マナサの方も回避し続けるのは難しくなってきたのか、少し動きが鈍くなってきた。
ランバはどんどんと猛攻を加え、ついにマナサを捕らえようと剣を伸ばす。
だが剣が当たる直前で、突然時が止まったように、そこから動かなくなる。
(なんだ...?何が起きた...?)
「…チッ、わかったよ…覚えとけよてめぇ」
誰かと話しているのか、ランバはそう返答してシャクティマを解除し、腕をポケットに突っ込んだ。
「おい器野郎!3日後だ!3日後の朝にまたここに来い!来なかったらてめぇも、てめぇの仲間もぶっ殺す!覚えとけ!」
ランバはそう言って地面を蹴り上げる。力強く蹴ったことにより砂が舞う。それが収まるとランバの姿はどこにもなかった。巧の方を見ると、突然攻撃が止まり消えたことに戸惑いを隠せないでいるようで、どんな顔をすればわからないといった様子だった。
一方マナサの方を向くと、こちらを見ずにどこかへ消えようとしていた。
「マナサ!」
せめて礼をと思い呼び止める。しかし声に反応することなく、マナサは空へ飛んでいき消えていった。
第8話 魂魔を学べ
「すまなかった」
寮のロビーへ戻ると、先に電話を切りデュエルしたことを詫びた。通話中にランバへの恐怖に竦んだために電話を切ってしまい、その結果魂魔を出されて負けてしまったため、捕獲されてしまう危険を晒す結果になった。
巧は何も言わず微笑みながら首を振り許すジェスチャーをする。
「そりゃあ怯えても仕方ないさ。そこは気にしてないよ。でもね...」
目を伏せて腰に手を当てる。
「ちょっとは頼って欲しかったなぁ。ショック~」
「それは...」
思わず言葉を詰まらせる。
遊駆は自分の問題に他人を巻き込むわけにはいかないと考えている。そんな考えだからこそ、助けを呼んだり、他人を頼るという発想が出てくることはなかった。なので、輪廻達がラクタの一味と戦うことを決めた時は最初は拒絶した。
「これからは頼ってよ。どうせ3日後には戦うことになるんだし?それまでに色々教えておきたいし」
だがこうして言われると、心が揺らいでしまう。自分のために命を賭して危険を承知で助けてくれるというのだからなおさらだ。遊駆は頷いて、助けを借りることにした。
「なら、1つ教えて欲しいことがある」
「いいよ。情報は最大の武器だ。なんでも聞いて」
「…ランバが最後に出してきた『魂魔』というカードだが...あれはなんだ?」
「そうだね...ちょうどいいや。君だけでも良かったけど、みんなを呼んで説明するよ。ここは人が多いから、どこか場所を移そう」
十数分後、2人は食堂に移り、しばらくして輪廻と綾羽がやってきた。輪廻は食事をとりに食堂から戻ってきたところで、綾羽は香水をしてきたのか、何かしらの花のいい匂いを纏わせている。
巧は2人に呼び出した経緯を話すと、口を抑え目を開いた。
「3日後って言ったのか?」
「うん。だからそれまでに遊駆君には魂魔について教えておく必要があったんだ。ちょうど教えようとしたタイミングで襲撃されるとは思わなかったけどね」
「許せないですね...」
輪廻は話を聞いた時動揺したが、遊駆の無事が確認できて安心したためか冷静に話を聞いていた。対する綾羽は目線を落としていた。片腕をぎゅっと握りしめ、歯を食いしばっている。
「巧さん、私たちにもシャクティマを教えてくれるんですよね。早速お願いします」
「わかった。ならまずは『魂魔』について話そうか」
全員が真剣な表情で巧の方を向き、耳を傾ける。
「僕らシャクティマ使いにはそれぞれ独自の能力があることは知ってるね。例えば僕は体を光らせる能力。遊駆君が対戦したランバは体を砂に変える能力。決まって9歳の時に発現するんだけど...その時に僕らには『魂魔(シャクティマ)と呼ばれるカードが手元に現れるんだ」
巧は胸に手を置き胸元を光らせる。普通ではありえない現象に、その場にいる全員が釘付けになる。しばらくして、巧の体から光るカードが出てきた。それを掴むと、光はすーっと収まって消える。
「これが僕の魂魔。デュエル中に使える特別なカードだ」
光明の魂魔 ヘリオシュバリエ ☆10
効果/光属性/サイキック族
ATK2100/DEF2800
このカード名の④⑤の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。このカードは自身の効果でしか特殊召喚できない。
①:自分のLPが相手より少ない場合、手札のモンスター1体を相手に見せてから裏側表示で除外することで、このカードをデッキから特殊召喚できる。この効果の発動と特殊召喚は無効化されない。
②:このカードがフィールドから離れた時に発動する。このカードをデッキの1番下に戻す。
③:このカードの攻撃力はフィールドの光属性モンスターの数×500アップする。
④:相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。このターン、対象のモンスターの属性は「光」になる。
⑤:自分フィールドの光属性モンスターの数まで相手フィールドの表側表示のカードをターン終了時まで無効にする。
「…変わった召喚条件ですね」
カードを見た綾羽は口元を手で押さえながら素直な感想を述べる。それを聞いて巧は首を振る。
「デッキから自分を出すと言えば『憑依覚醒』モンスターとかかな。手札から見せる効果は『青眼の亜白龍』が一番近いかも。見せてから除外ってのは見たことないけどね。で、このカード、①と②の効果は魂魔の共通効果。属性はサイキック族で統一されてる。少なくとも、僕がこれまであってきたシャクティマ使いはこの効果が記載されていない人はいなかったよ」
特殊召喚の条件に気を取られるが、遊駆はその条件の容易さに内心驚愕していた。
ライフポイントの差...その差に何ポイント以上の差は関係なく、1でも下になれば強力なモンスターを出されてしまう。さらにチェーンを挟まない特殊召喚なので、突然現れる可能性もあるということだ。ランバの「悪夢の魂魔 ザンティコア」は特殊召喚成功時に攻撃力3000以下のモンスターを敵味方関係なく殲滅する効果がある。もし生半可なダメージを与えた後に特殊召喚されたら...そう考えると、恐怖で身震いしそうになる。
「1ターンで決めるしかないか?」
「1ターンキルをするのもいいけど、毎回後攻を取るのは厳しいよ。それに、もし相手が先行でLPを減らしたら...厳しい戦いを強いられることになる」
確かにその通りだ。巧の言葉は魂魔を使える側として長所と短所を完全に把握している。アドバイスの言葉の裏には巧がこれまで出会ってきたシャクティマ使いとの経験が見えた。
「ただまぁ、持久戦に持ち込むよりかは、遊駆君の1ターンキルをするのもいいと思う。成功するかどうかは別としてね」
「んじゃあ全員『天盃龍』使うか?」
「輪廻君...『天盃龍」は政府が発行と使用を禁止してるよ」
巧が呆れたように答える。それを聞いて輪廻は「あ。そっか」と返した。
「以上!とにかく、僕らには『魂魔』という切り札があるんだ。といっても、これは基本的にデュエルで使わないよ」
「なんでだよ、こんなすごい能力があるのに」
輪廻が不思議そうに尋ねると、巧の表情は曇り、少し黙り込む。
何かまずいことを聞いてしまったと思ったのか、輪廻の顔は青ざめてかける言葉に迷っている。
「魔女っているでしょ」
巧が口を開いた。
「彼女らはさ、普段は人と変わらない恰好や生活をしているだろ?でも魔法を使うと、途端に同じ人間の輪から外されるんだ。僕らはそれが怖くて使わないんだよ」
巧は顔を上げると、どこか遠い目をする。その表情は同じ16歳とは思えない経験をしてきたとわかる人間の顔だった。その複雑な表情の全ての名前を当てはめるには、自分の人生経験が足りなすぎることが理解できた。
「…なんかあったのかよ」
輪廻は神妙な顔をして、相手に寄り添うように優しい声で語りかける。話を聞こうとしているのだと思い、遊駆は何も言わないようにする。
「…ありがと。でも、君も触れられたくないものってあるでしょ?だから...ね?」
「…悪ぃ」
輪廻の気持ちを汲み取っても。それでも話すことはない。輪廻もその答えを聞いて、何か触れられたくない記憶があるのか、同じような表情をする。遊駆は言葉に詰まり、この重い空気を打開する助け舟を出してもらおうと思い綾羽の方を見る。しかしまた、同じ表情をしている。
「小込...」
「…私も昔のことで落ち込むことありますよ。たまに思い出しちゃいますし」
「もう気にしていないさ」
「…ありがとうございます」
礼を言うも、その表情は暗い。綾羽を励ますために心から言ったのだが、お世辞に聞こえてしまったのだろうか。
綾羽はそれ以上何も言わず、全員が口を閉ざしてしまった。人に言えない過去...それぞれが過去を思い出して俯いている。どうすれば良いのか、その答えが見つからない。思わずソワソワしてしまう。どうやらデュエルを挑んでも、1度のデュエルでは解決しそうになさそうだというのは、遊駆にも理解できた。
だから時間の経過を待つしかなかった。遊駆の胸中はどこかぞわぞわしていた。だがその感情をなんと名付ければよいか、どうにもわからなかった。
「…ごめん、空気悪くしちゃったね。魂魔の説明に戻るよ」
少しして、巧が口を開いた。それを聞いて、他の人間はまた視線を巧の方へ向かわせる。
「と言っても、これが最後だけどね。僕らの能力の種類の話をするよ。僕らには大きく分けて2種類の能力の分類があって、僕やランバのように物理的なものと、神原校長のように精神的に干渉するものがあるんだ。そしてその能力の強さはレベルによって決まっている。高いほど強く、低いほど弱く...ってね。まぁ、今まで出てきた人らは10が多かったけどね」
「じゃあ最大ってレベル10なのか?」
輪廻が身を乗り出しそう聞いた。
「いや、世の中にはそれより上がいる。…僕らはそれを『レベル12』と呼んでいる」
体を光らせたり嘘をついた相手にダメージを負わせる能力がレベル10。それだけでもすごい能力だがそれより上とはどんな能力なのか、興味が湧く。
「レベル12は未知の能力...でも1つだけわかっていることがある。それは...」
「それは?」
「魂魔が実体化する」
…実体化。遊駆を倒したあのザンティコアのような怪物が現実に現れるということか。そんなことがあり得るのか、思わず耳を疑ってしまう。
「待てよ、じゃあ、この前ランバってやつと一緒に来た紫色の化け物も...」
「それはないね。レベル12は巨大な体で現れるから、あんな人間サイズの奴じゃない」
巧は首を振って輪廻の疑惑を否定する。
「じゃあもう一個質問。どうやって他のシャクティマ使いを見つけるんだ?」
輪廻が身を乗り出しそう聞いた。
「偶然、としか言えないかな。相手が能力を使っているのを見かけるのがよくある見つけ方だね。神原校長も本郷さんとそうやって出会ったって言ってたし」
相手が明かさない限りわからないというのは、相手の警戒の度合いがよくわかる。
思わず考える。もし自分がシャクティマを使えるようになると、他人に対し積極的に使うだろうか...いや、ないだろう。
力を持たないことが「当たり前」ならば、その「当たり前」の世界から外れるというのは、とても恐ろしいことだ。だが遊駆は器である以上、「当たり前ではない」側の人間だ。なぜ自分はシャクティマを持っていないのか、やはり、疑問として浮かぶ。
「とにかく3日後!遊駆君はランバと再戦するんだから、それまでに対策を考えないとね。僕も協力するからさ」
「…ああ」
考えても仕方ない。とにかく今はランバとの戦いに備えなければいけない。その覚悟を決めて、遊駆は力強く頷いた。
だが、やはり頭のどこかで、自分がシャクティマ使いではない疑問と、先ほど巧たちが見せたあの複雑な表情が過ぎる。そのことを思うだけで、遊駆はどこか釈然としなかった。
第8話 終
遊駆さんはあれから毎日デッキと向き合っています。だからあまりご飯も食べれていないみたいで、心配です。
そんな時に支えになってあげるのが、恋人...いえ、友達の役目ですよね!私が料理で元気を出してあげないと!
きゃあ!フライパンが曲がっちゃう!ああもう!鍋の取っ手を壊しちゃいました...もう、料理って難しい!
次回 遊戯王エターナルタイムRE: 第9話「あなたに届け、恋の一品」
恋愛部?変わった部活ですね...
※魂魔の特殊召喚の条件をわかりやすいように変更しました。
変更前
①:自分のLPが相手より少ない場合、手札のモンスターを相手に見せることで、このカードをデッキから特殊召喚する。その後、見せたモンスターを裏側表示で除外する。この効果の発動と特殊召喚は無効化されない。
変更後
自分のLPが相手より少ない場合、手札のモンスター1体を相手に見せてから裏側表示で除外することで、このカードをデッキから特殊召喚できる。この効果の発動と特殊召喚は無効化されない。
オリカ掲示板の方でも「悪夢の魂魔 ザンティコア」の召喚条件を変更しております。ご迷惑をおかけします。
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