002:優雅なる精霊達　作：塩おにぎりさん

前回のあらすじ〜
なんやかんやあって「田中三郎」戦い、勝利！


遊海が言う。
「じゃあ朝香！デュエルしようぜ！....あれ？いない！？」
田中が立ち上がる。
「ぐへへへ.....見事に策略にハマったな......
まぁ本当はそんな策略無いけど...」
「無いのかよっ！？」
「ふっ今回は負けたが、次は負けないッ！じゃあまたなッ！」
いわゆる捨て台詞を吐き、光と共に消えていった____


「えっ！？まっ.........」
何故か一人になってしまった遊海が言う。
「てか.....今何時！？」
と言い、時計を見ると、あと3分で3限目が始まる時間だった。
「はぁ！？ちょっ！間に合わないッ！？走ろッ！」
廊下を走り、教室が見える。
「よしっ！間に合うっ、！」


「待ちなッ！！！」


「待ちなッ」と言う大声の後に遊海が言う。
「は？......急いでるんだけど.....！？てかお前誰！？」

「俺様の名前は《瞬藍 真鱈》(しゅんらん　まだら)だッ！」
真鱈が言う。
「貴様に恨みがあるのでねッ！！」
遊海が言う。
「え？なんかした！？」
真鱈が答える。
「だったら教えてやろうッ！.....俺も転校生だった.....だからちやほやされていた！楽園だったっ！だがなッ！お前が転校してきた事で、、、周囲の注意はそっちに向いたんだよッッ！？」
遊海が言う。
「えぇ、？それ逆恨みじゃね？」
真鱈が焦り言う。
「まぁとにかくデュエルだっ！！！！デュエルっ！！！！！」
遊海が言う。
「デュエルは全然良いんだけど......あと1分で3限目なんだが、！？」
真鱈が言う。
「そんなの関係ねぇっ！？」
遊海が焦り言う。
「関係大アリだッ！」
真鱈が言う。
「デュエル〜しろぉ〜ッ！？デュエルしろって旦那ぁーっ！ねぇねぇそこの奥さん〜っ！」
遊海が言う。
「.......」
真鱈が言う。
「旦那ぁー！デュエル〜っ！デュエル〜っ！」
「そんな言うならやってやんよぉっ！？あぁ！？」
真鱈が言う。
「そう来なくっちゃッ！」
チャイムが鳴り響く中、デュエルが始まる。

「「デュエル」」LP4000
真鱈が言う。
「至高なる俺様のターンッ！ドローッ！まず《精霊戦士》を召喚ッ！効果発動！デッキから《精霊僧侶》を特殊召喚するッ！」
遊海が驚き言う。
「なっいきなりレベル4が2体っ！？まさかっ！？」
真鱈が優雅に答える。
「ふっそのまさかさッ！2体のモンスターでオ〜バ〜レイッ！２体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築！エクシーズ召喚ッ！現れよ！精霊の極地っ！《精霊魔術師》ッ！」

精霊魔術師 光 ATK2800 DEF1800 エクシーズ 魔法使い族
精霊モンスター×2体以上
①相手がモンスター、魔法罠カードの効果を発動した時に発動できる。このカードのX素材を取り除き、その効果を無効にし破壊する。

真鱈が言う。
「ふははははッ！永続マジックカード発動っ！《精霊のお戯れ》この効果によって自分と相手は通常モンスター、効果モンスター、エクシーズモンスターしか出せなくなるんだよぉッ！！！！ふははははッ！これは勝ったも同然ッ！！この盤面は絶対に崩れないッ！リバースカードを2枚伏せてターンエンドッ！」手札1
真鱈が言う。
「さぁさぁっ！この盤面はどう崩すのかは見物だなぁッ！」

〜次回予告〜
永続魔法でエクシーズ以外のextraモンスターを封じるという戦術だった！どうするっ！？遊海
次回 翠眼の疾風
デュエルスタンバイッ！