第2話遊勝塾VS　念導学塾　デュエル01　作：風鼠

遊勝塾～アクションデュエル場～


修造「今日は、念導学塾との団体戦を行う！
デュエルする順番は柚子！素良！遊矢で決まりだ！」
柚子「勝手に順番決めないでよ、もぅ」
柚子「よりによって私が最初って…」
遊矢「頑張れよ、柚子」
柚子「他人事みたいに、言わない！（ハリセンで叩く」
遊矢「あがっ」

素良「2番目かぁ。強い相手が良いなぁ」
権現坂「念導学塾は強者揃い。
特に降山（ふりやま）という男は将来有望と呼ばれるデュエリストよ」
素良「ふ～ん。で、ゴンちゃんはここに何でいるの？」
権現坂「うっ。刃殿に念導学塾のデュエルはシンクロの神髄に通じる物があると言った為、今後のシンクロの参考と、考えてな」

？？？「修造、対峙するのは久しぶりだね。」
黒い短髪で透き通った青色の瞳の黒いスーツの男性が、近づきながら話しかけた
修造「そうだな。こうして相手として戦うのは10数年振りか。大和」
？？？→大和「そうだね。
まぁ、あの頃とは違って直接修造とデュエルする訳じゃないけどね。」
修造「だが、自分が教えた生徒同士が戦うんだ。お前と戦う様なもんだ。」
大和「まったく君は…。そろそろ団体戦を始めよう。」
修造「あぁ。そうだな。」

大和「団体戦第一戦を開始する！試合を行う者は、試合場に移動せよ！」

試合場入口
柚子（融合召喚を試す絶好の機会、なのに…。）
柚子「ふぅ」
アユ「緊張してるの？柚子お姉ちゃん」
素良「前の真澄とのデュエルを気にしているの？」
柚子「えぇ、少しね」
権現坂「過去を気にしていては、力を出し切れんぞ」
柚子「えぇそうね。とにかく行ってくるわ。」
アユ「頑張ってね！柚子お姉ちゃん！」
柚子「分かったわ。アユ」

第一試合　柊　柚子（後攻）VS星原　美海（先攻）
？？？「柚子、久しぶり！」
茶色の長髪のラフな格好の少女が、小走りで近寄ってくる
柚子「相手は美海だったのね。ホント久しぶりね！」
？？？→美海「今年の正月以来だねぇ～。今日は手加減なしだよ！柚子！」
柚子「もちろん！」

修造「星原…星…海…よし！フィールド魔法「スターオーシャン」を発動！」
数多の星が光り瞬く宇宙が辺りが包み込む
修造「戦いの殿堂に集いしデュエリスト達が」
大和「モンスターと共に地を蹴り宙を舞い、フィールド内を駆け巡る。」
修造＆大和「見よ、これぞデュエルの最強進化系、アクションデュエル！」

美海「私のターン、ドロー！
手札から、速攻魔法『緊急テレポート』発動！デッキから『調星師ライズベルト』を攻撃表示で特殊召喚する！」
レベル３属性風 800

美海「『調星師ライズベルト』は特殊召喚された時フィールド上のモンスターのレベルをターン終了時まで３つまで上げる事ができる。この効果で『調星師ライズベルト』のレベルを6に上げる！」
レベル3→レベル6


アユ「いきなり、レベル6のモンスターを特殊召喚？！」
フトシ「でも、攻撃力800じゃん。楽勝だって」
タツヤ「でも、まだ通常召喚権が残ってるから・・」

美海「私は手札の『霰星師ライズベルト』を通常召喚する」
LV2属性風　攻撃力200

フトシ「攻撃力200？楽勝じゃない？」
権現坂「いや、あのモンスターは多分チューナーだ！」

美海「レベル2『霰星師ライズベルト』にレベル6の『調星師ライズベルト』をチューニング！」
「天に尾を描く流星の力を纏い、数多の闇を振り払え！シンクロ召喚！『流星師　ライズベルト・マーキュリー』」
流星師　ライズベルト・マーキュリー
レベル8　属性風
攻撃力2400

柚子「1ターン目からレベル8のモンスター？！」
美海「ふっふっふっ、この勝負私が勝たせてもらうよ柚子！」
柚子「いえ、私が勝たせてもらうわ！」
美海「私は2枚カードを伏せターンエンド！」
美海：場モンスター　マーキュリー（攻）伏せ2枚　手札2枚

権現坂「厳しい戦いになりそうだな」
素良「サイキック族はシンクロ召喚に適した種族だからねぇ、1ターン目から高レベルのシンクロ召喚が2体以上ならんでもおかしくは無いね」
遊矢「詳しいのか？素良」
素良「うん、この町に来る前に何度か戦った事があるから大体はわかってると思うよ」
素良「あのシンクロモンスターをどう処理するかが問題だね」
遊矢「柚子…」
アユ・タツヤ・フトシ「柚子お姉ちゃんがんばれー！」
修造「熱血だぁ～～！！柚子―！」

次回に続く

オリカ紹介

霰星師ライズベルト
レベル2　属性風
攻撃力200守備力200
サイキック族/チューナー/効果
①このカードを手札から墓地に送る事で、自分フィールド上のサイキック族モンスターのレベルを１つ上げる事ができる。

マーキュリーの紹介は次回のオリカ紹介に回します。