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HOME > コンプリートカード評価一覧 > GOLD PACK 2016 コンプリートカード評価(みめっと@引退さん)

GOLD PACK 2016 コンプリートカード評価

遊戯王アイコン みめっと@引退 」さんのコンプリートカード評価


レアリティ 評価 番号 カード名
グローアップ・バルブ
Gold
▶︎ デッキ
10 JP001 グローアップ・バルブ 
禁止カードに指定されているカードの多くは、効果に名称ターン1さえつければ明日からでも制限復帰していい、何なら制限解除まで見えていると言われていますが、そんな中最初からデュエル中に1度という制約だったのにそれで禁止カードになってたらそりゃ世話ないですわ…というカードがこれ。
そしてナチュビのシンクロ素材として最適だった地属性チューナーでもでもあります。
このモンスターを前にしてはどれだけ出張性のある地属性チューナーでも霞んで微妙に見えてしまうんですよねえ…。
このモンスターの場合は、発動するターンSモンスター1体しかEXデッキから特殊召喚できないなど、特殊召喚に関する縛りをさらに加えなければ今後も禁止カードのままでしょう。

追記:2023年4月のリミットレギュレーションにて、なんとエラッタされることなく制限カードに帰ってきてしまいました。
ハリファ禁止の影響はかくも大きいものなのか、まさかこのモンスターをエラッタなしで禁止から制限へと緩和することに至らしめるとは…。
何にせよこれは様々なS・リンク召喚デッキだけでなく、レベル4の地属性モンスターとナチュビにとっては特別に大きな朗報です。
青き眼の乙女
Gold
▶︎ デッキ
7 JP002 青き眼の乙女 
原作漫画の王の記憶編で物語における重要な人物である「キサラ」というキャラクターをモデルにしたと思われるカードで、青眼ストラクの新規カードの中でもとりわけ良き力として【ブルーアイズ】の使い手たちに大いなる活力を与えたカードです。
自身が攻撃対象になった時にその攻撃を無効にして、または自身が効果の対象になった時にそれに直接チェーンする形で誘発できる効果によって指定の3領域から《青眼の白龍》が用心棒のごとく駆けつける効果をいずれかターン1で使用することができる。
攻撃対象にされる方の効果は基本相手依存となりますが、効果の対象にするのは自分の効果でも構わないという仕様が当時の人気の秘訣であり、このような仕様からこの効果の対象にするためだけに《ポジションチェンジ》が使われたなどという逸話もあるらしく、これを「チカン冤罪」と表現するデュエリストたちもいたとかいなかったとか。
何気にレベル1のチューナーでもたるため、呼び出した青眼と共にテーマのSモンスターでもある《蒼眼の銀龍》や《青眼の精霊龍》のS素材としても適している。
ただし青眼が出てきたところでそれは3000打点の通常モンスターに過ぎず、このカード自体は相手の効果から守られるわけではないほか、自分の効果の対象にすると優先権が移ったに相手がそれにチェーンして効果を発動するとこのカードの効果は使用できないという欠点もあり、ゴールドシリーズに再録される頃にはもはや微妙効果で謎選出という扱いを受けていた節があり、評価時点となる今となっては全くその通りであるといったところになってしまう。
トリオンの蟲惑魔
Gold
▶︎ デッキ
9 JP003 トリオンの蟲惑魔 
XモンスターやLモンスターなんかも加わって今やすっかり大所帯となった「蟲惑魔」モンスターの中で最初に登場した3体のうちの1体となるカード。
召喚誘発効果のサーチ効果で1妨害を獲得し、SS誘発効果では相手のバックのカード1枚を破壊するという、扱いやすくてわかりやすく数的アドバンテージに繋がる能力を持つことから、3体の蟲惑魔モンスターの中でも圧倒的に高い人気を誇っていました。
現在ではセットしたターンに発動可能な展開札となる《ホールティアの蟲惑魔》がサーチ対象に加わっており、一軍の蟲惑魔モンスターとして未だ強い存在感を保っています。
オルターガイスト・マリオネッター》も《オルターガイスト・ホーンデッドロック》なんかじゃなく、ホールティアみたいな性能のセットしたターンでも発動できる罠カードが持ってこられるようになればもっといいのになと思ってしまいますね。
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン
Gold
▶︎ デッキ
8 JP004 オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン 
攻撃的な能力と守備的な能力とデッキを回す能力が自身のモンスター効果とP効果に詰められた、アニメで主人公が使用した重要なポジションの最上級Pモンスター。
Pスケールは4とP召喚を行うためのPモンスターとしての適性は低く、サーチ効果はPゾーンで自爆して発動するものであることから、さっさと自爆してEXデッキに表側表示で加わり、持ってきたPモンスターで作ったPスケールだこのカードをEXデッキからP召喚して自身の効果による大きな戦闘ダメージを狙うという流れになります。
サーチ効果がきわめて遅効性のものであることからこのカード単体としては割と平凡な存在として扱われるようになり、現在ではPデッキにおける汎用的なPモンスターとして使われることは少なくなりました。
しかし自身の「オッドアイズ」「ペンデュラム・ドラゴン」ネームに関する効果を受けられたり指定をクリアできるのはもちろん、闇ドラゴンやレベル7という形でも様々な派生モンスターにいっちょ噛みしており、《ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》の名称指定の融合素材だったりもしたりと当然のように独自性を有しているため、そこはさすが主人公のカードといったところですね。
EMペンデュラム・マジシャン
Gold
▶︎ デッキ
10 JP005 EMペンデュラム・マジシャン 
第9期に登場して以来【EMEm】や【EM竜剣士】の頃から【EM】を支え続けていた「EM」Pモンスターでかつての制限カード。
現在でも【魔術師】系列のデッキの中でも【EM魔術師】におけるサーチやセルフ破壊を担当するカードとして活躍しており、「ペンデュラム」ネームも持っているので《デュエリスト・アドベント》によるサーチを《虹彩の魔術師》や《竜剣士ラスターP》といったそれぞれが異なるPスケールを持つモンスターと共有することができる。
効果の方は何と言ってもSS誘発のモンスター効果によるPゾーンのカード1〜2枚のセルフ破壊からの「EM」モンスターをサーチする効果が強力で、これで《EMドクロバット・ジョーカー》を持ってきて召喚することであらゆる「魔術師」Pモンスターにも繋がっていくことになります。
複数枚サーチできる場合は《EM天空の魔術師》なども有力なサーチ先となり、【EM魔術師】においては初手に来て欲しいカードの1枚となるため概ね3枚積まれることになるでしょう。
慧眼の魔術師
Gold
▶︎ デッキ
10 JP006 慧眼の魔術師 
VJの付録カードとして登場した「魔術師」Pモンスターで、かつての制限カード。
自身のP効果によって同名カード以外のあらゆる「魔術師」Pモンスターをデッキから1枚選んでPゾーンに設置できるという、カード名通りの「慧眼」の持ち主です。
発動条件としてもう片方のPゾーンに「魔術師」または「EM」Pモンスターが設置されている必要がありますが、その条件さえ満たされていれば後は自身が自爆するだけで効果を使えるので、規制が完全に解除された評価時点となる現在では【魔術師】系列のデッキでは概ね3枚積まれるカードであり、2023年に誕生した【覇王魔術師】においても《虹彩の魔術師》や《覇王門の魔術師》をデッキからPゾーンに設置できるカードとして重宝されています。
超魔導剣士-ブラック・パラディン
Gold
▶︎ デッキ
7 JP007 超魔導剣士-ブラック・パラディン 
原作のバトルシティ編で遊戯が使用したモンスターで、まさかの2体の融合に対戦相手である海馬も驚嘆した融合モンスター。
手札コストが必要になりますが、ターン1なく魔法カードの発動を止められる効果が大きな見所。
ただしナチュビと同じく効果処理時に場に表側表示で存在していないと効果が処理されないので、チェーン発動されるモンスター効果や罠カードには注意したい。
もう1つの永続効果は一見バスブレのコピペに思えますが、良く見ると自分の場と墓地のドラゴン族も頭数に入るようなっているため、専用構築にすれば能動的にパワーを上げることができる。
融合素材となるモンスターはどちらも最上級モンスターですが、現在のサポートカードを駆除すれば場や手札に持ってくることは難しくなく、《円融魔術》の存在から墓地に融合素材を揃えるだけでも出せますし、《ティマイオスの眼》を使えば、バスブレや代用素材モンスターは投入する必要さえなくなります。
そういうモンスターが継続的に魔法カードを止められる効果を持っているというのは素晴らしいと思いますね。
E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン
Gold
▶︎ デッキ
6 JP008 E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン 
初期に登場した「E・HERO」融合モンスターの中では、その分かりやすくフイニッシュ性能の高い能力を持つことから長らく有用なカードとされてきて、融合素材の片割れに融合モンスターである《E・HERO フレイム・ウィングマン》を要求することも《沼地の魔神王》の融合素材代用モンスターを用いることで簡単に賄えたことから「シャイニング沼地マン」とも呼ばれていた融合モンスター。
墓地の「E・HERO」モンスターの数に比例した打点アップ効果に《E・HERO フレイム・ウィングマン》と同じ戦闘破壊誘発の直火焼き効果が付属していることから《フェイバリット・ヒーロー》の装備対象としても高い適性を誇ります。
現在では同じ《E・HERO スパークマン》と《沼地の魔神王》を融合素材とする場合でも他にも色々と有力なモンスターを融合召喚できるようになった他、上記の素材による融合召喚はできませんが、持っている能力の全てがこのカードのほぼ上位互換となる《E・HERO シャイニング・ネオス・ウィングマン》の登場によって今となっては厳しい立場になってしまったと言う感じですね。
とはいえ4期産の「E・HERO」融合モンスターの中ではかなり頑張っている方のカードではあると思いますし、他の効果でちょっとした補助をしてやれば後攻1ターン目から相手のLPを取り切るくらいの火力自体は十分に出せます。
少なくとも無駄に防御性能に能力を振った結果、弱いだけでなく噛み合ってすらいない《E・HERO シャイニング・フェニックスガイ》と一緒くたにされるようなモンスターではないでしょう。
スターダスト・ドラゴン
Gold
▶︎ デッキ
9 JP009 スターダスト・ドラゴン 
アニメ5D’sの主人公である遊星のシグナー竜にして、《スターライト・ロード》の精霊さんでもあるレベル8のドラゴン族Sモンスター。
自身を犠牲に場のカードを破壊する効果をカード種別を問わずに受け止め、蘇生制限が満たされていれば場に帰ってきて何度でも破壊を受け止めてくれる汎用素材のSモンスターで、複数破壊系のバック割りが直撃したら憤死するデッキばかり使っていた私はそれはもうスタロとセットでお世話になったものです。
エイのような独特のフォルムや胸部のコアがそれっぽく見えるのもあってか、当時はエーリアンのレベル8Sにもこんな効果のモンスターがいたらどれだけ良かっただろうかと妄想したものでしたね。
獣神ヴァルカン
Gold
▶︎ デッキ
6 JP010 獣神ヴァルカン 
エラッタ前の禁止カードだった《氷結界の龍 ブリューナク》の調整版としてプロモパックで登場したSモンスター。
効果の性質だけでなくレベルも素材縛りもあちらと同じとなっており、間違いなく意識した設計であると思われますが、属性的には真逆のものに。
起動効果にて1回の発動につき1枚以上をバウンスするエラッタ前のあちらに対し、こちらはS召喚誘発の使い切りの効果でお互いの場の表側表示のカードを1枚ずつ対象に効果を発動し、それらをバウンスするという仕様になっている。
お互いの場にバウンス可能なカードが1枚以上存在しないと発動できないほか、こちらはエラッタ前のブリュがやらかしたセルフバウンスに関わる厳しい制限が設けられており、自分は自身の手札にバウンスしたカード及びその同名カードの効果をそのターン発動することができず、さらにこの効果の発動にも名称ターン1が加えられるという徹底した悪用対策がなされている。
しかし他の効果や発動を伴わない自己SS能力によって特殊召喚することは可能であり、EXデッキに戻るなどして手札に戻らなかったカードにはこの制限がかからない。
またレベル6帯の汎用素材で出せるSモンスターが持つ除去効果として普通に有用だったこともあり、クオリティは格段に劣るものの、ポストブリュとして一定の人気を獲得し、プロモカードということでその市場価格もなかなかのものでした。
なおこのカードのバウンスは誘発効果ということで、他の効果によって相手ターンにS召喚することで妨害としても機能する点はエラッタ前のブリュよりも優れていると言えます。
12期にブリュのリメイクモンスターとして登場した《氷魔龍 ブリューナク》はこのカードのものに近い性質のバウンス効果を持っており、こちらはノーコスト&1度に自分と相手の両方のカードを1枚ずつバウンスできるという強みもありますが、概ねあちらの方が使いやすいかなという印象です。
蒼眼の銀龍
Gold
▶︎ デッキ
6 JP011 蒼眼の銀龍 
非チューナーに通常モンスターを要求するレベル9のドラゴン族Sモンスターで、カード名やイラストやレベル・モンスター効果から分かる通り、レベル8の《青眼の白龍》とレベル1チューナーをS素材としてS召喚することを想定されており、【ブルーアイズ】においては《青き眼の乙女》や《太古の白石》などをレベル1チューナーとして利用できる。
攻守は青眼のそれが反転しているだけで打点は下がってしまっていますが、その能力はS召喚のみならず特殊召喚誘発で自身を含む自分の場の全てのドラゴン族が対象耐性と効果破壊耐性を得るというものであり、効果が次のターンのエンドフェイズまで継続するため自分のターンにS召喚しても返しの相手ターンの盤面を任せることができる。
また自分の墓地の通常モンスターを蘇生する効果もあり、青眼などの自身を出すためのS素材とした通常モンスターがそのままこの効果の対象になりますが、発動タイミングが自分スタンバイフェイズであることを考えると、やはり相手ターンでのS召喚や墓地からの特殊召喚を狙いたいところで、これを可能とするのが同じレベル9のSモンスターであり、【ブルーアイズ】においてはよりS召喚しやすい素材指定となる《青眼の精霊龍》のフリチェ効果といったところになる。
ただいずれのタイミングで出すにしても、発動する効果によって耐性を獲得する性質上、チェーン発動された効果で上から叩かれると簡単に瓦解することには注意したい。
精霊龍の登場によってかなり見られる性能のカードになったのは事実ですが、このカード単体で見ると今となってはS素材に通常モンスターを要求する割にはやけにパワーが低いという印象です。
星態龍
Gold
▶︎ デッキ
5 JP012 星態龍 
S召喚でしか特殊召喚できない制約以外は全て耐性系の効果で埋め尽くされているかつての唯一の汎用レベル11Sモンスター。
しかしその耐性はあまりに穴だらけであり、S召喚されたタイミング以外でのフリチェの効果はどのフェイズだろうと普通に受けてしまうし、相手ターンでは無耐性どころか効果なしのモンスターと何ら変わりない。
召喚無効はまだしも、召喚反応型、攻撃反応型の使い古された罠カードに強い程度では到底生き残れず、自分から攻撃する場合でも《オネスト》のようなこのカードが効果を受けるわけではないカードには負けてしまう。
そんな中で《サイコ・エンド・パニッシャー》という有力な競合相手に出てこられたとなっては、もはやフリー素材で2体素材で出せるという意味以上の汎用Sモンスターとは呼べなくなってしまっていると言わざるを得ないでしょう。
No.39 希望皇ホープ
Gold
▶︎ デッキ
9 JP013 No.39 希望皇ホープ 
別名『希望の敷き物』。
このカード自体も縛りのない汎用ランク4モンスターの1体で、最初期のXながらその打点や効果も悪いものではない。
だが敷き物としての他に代え難い重要性こそが、現在のこのカードの存在意義であり、上に乗っかるやつを実質的な汎用ランク4として扱えるのが非常に大きいです。
神竜騎士フェルグラント
Gold
▶︎ デッキ
9 JP014 神竜騎士フェルグラント 
縛りのない2体素材で出せる汎用ランク8Xモンスターの1体。
汎用カードや強力なカードが極端に少ないシャドウ・スペクターズの数少ないアタリ枠と言っても過言ではないでしょう。
完全フリチェで場のモンスター1体の効果を無効にし、さらにこの効果以外の効果に対する完全耐性を付与する強力効果を発揮します。
モンスター効果の無効は相手への妨害に、完全耐性は自分の防御にと柔軟に動くことができますが、完全耐性は装備魔法や速攻魔法といった外的なものでモンスターの攻撃力を上げる効果などを受けなくすることもできるため、こちらも妨害として役立つ一面もあります。
発動した効果のみならず、既に場に出ているモンスターの永続効果も無効にできるため、その汎用性は非常に高いと言えるでしょう。
No.101 S・H・Ark Knight
Gold
▶︎ デッキ
8 JP015 No.101 S・H・Ark Knight 
かつてフリー素材で2体素材で出せる汎用ランク4Xの中でも大鉄板だった「No.」モンスター。
対象のモンスター1体をエクシーズ素材化するという、完全・対象耐性とコントロール変更耐性を持つモンスター以外に対して有効であり、それらを墓地に送ることも除外することもなく極めて安全に処理できる強力効果を持つ。
2つで出せて2つ使っても自身の効果により1つ残るので耐性もちゃんと使える親切設計なのも素晴らしい。
ただし攻撃表示かつ特殊召喚されたモンスターしか素材化の対象にできないという《鳥銃士カステル》に比べると非常に融通の利かない注文をつけてくるのが玉に瑕で、これが意外と使いにくい上に忘れやすくて困る部分になってしまいます。
なんとなくですが、エラッタ後の《洗脳-ブレインコントロール》とまでは言わずとも、それに近からずとも遠からずみたいな不便さを感じます。
ただしリンクモンスターに対してはもれなく有効なのでそこまで致命的な制約でもありません。
また《天霆號アーゼウス》登場後は、自身の耐性効果により多少の反射ダメージを覚悟の上なら比較的安全に特攻してアーゼウスを重ねられる、そして効果も使用可能な状態という点が評価されている。
励輝士 ヴェルズビュート
Gold
▶︎ デッキ
9 JP016 励輝士 ヴェルズビュート 
汎用ランク4でもっとも派手派手な除去効果を持つモンスター。
癖のある発動条件だが、一介の2体素材でフリー素材のランク4が、素材1つでバックごと全ぶっ壊しというのは普通に逸脱したパワーです。
発動タイミングに指定があり古いテキストではわかりにくいが、相手ターンのバトルフェイズでも使えるため、自分のターンのメインフェイズで使う場合でもフリチェで使えてしまう誘発即時効果です。
精神操作
Gold
▶︎ デッキ
9 JP017 精神操作 
原作のバトルシティ編で絽場が使用したコントロール奪取系の通常魔法で、OCGでの位置づけは《心変わり》の調整版といったところ。
発動条件もコストも必要なく対象のモンスターがセットモンスターであろうとおつまみ感覚でひょいっと取り上げてしまえる点はエラッタ前の洗脳をも凌ぐ優秀さと言えますが、攻撃制限&リリース不可の制約がつくため、登場当時は奪ったモンスターを最終的に相手に返還することなく利用できる手段がほとんどなく、《心変わり》・強奪・洗脳といったコントロール奪取系の魔法カードが規制されていく中、このカードはノータッチという状況が続いていました。
奪ったモンスターで攻撃!奪ったモンスターを生け贄にモンスターを生け贄召喚!という、コントロール奪取系の効果を使う上で最も分かりやすい運用法がこのカードだけは通用しなかったということですね。
その後、S召喚やリンク召喚の導入によってこのカードの有用性がどれだけ上がったかは、もはや触れるまでもないでしょう。
特殊召喚のための素材の調達だけでなく、場のモンスターをリリース以外の方法でコストにするものや、効果で破壊するものなどが増えていったのも追い風と言えるでしょう。
奪ったモンスターの表示形式の変更及びモンスター効果の発動は制限されなかったことから、このカードでセットされた相手のセイマジを奪い取った時の快感さはヤバかったですね!
そういうわけで「ほとんど《心変わり》と一緒」で普通に強かったこのカードでしたが、2023年にはその《心変わり》がノーエラッタで制限カードに復帰してしまうところまでOCGは到達してしまったわけです。
月の書
Gold
▶︎ デッキ
9 JP018 月の書 
第2期に登場した非常に優れた汎用性を持つ魔法カードの一つ。
この性能でお互いのターンに完全フリチェで使える速攻魔法に生まれてきた、当時としては奇跡の調整と言えるカードである。
最近は汎用性が高いというと引き得撃ち得でただ単に強いパワーカードであることとほぼ同義となってしまっているが、このカードは相手の攻撃や展開の妨害だけでなく自分のモンスターに使うことによるコンボやエスケープにも使えるため、まさしく高い汎用性を誇る。
デッキに優先的に入れはしなくても、このカードが今このタイミングで欲しいという場面がないはずがない永遠の汎用魔法です。
神の宣告
Gold
▶︎ デッキ
10 JP019 神の宣告 
第1期に登場したはじまりの「神の〇告」カウンター罠、通称「神罠」シリーズにして、ずっと愛用し続けている個人的に最強の、少なくとも最高のカウンター罠だと考えているカードです。
捉える範囲は魔法・罠カードのカードの発動及び発動を伴わない召喚・特殊召喚行為全般となっており「攻めの神宣は強い、守りの神宣は弱い」などとも言われるように、罠デッキが用いる相手が後攻から放ってくる《ハーピィの羽根帚》・《ライトニング・ストーム》・《拮抗勝負》・《レッド・リブート》などへの防御手段としてだけでなく、マストカウンターに突き刺して相手の後攻からの反撃の芽を摘み取るマウンティング的な使い方もできるカードで、相手の初動となるNSや魔法カードをこれで止めたら、相手の動きが止まってそのまま勝ってしまったなんて経験をしたことがあるデュエリストたちも少なくないはず。
「ライフを半分払う」というコストは、発動時の自分のライフポイント次第で重くも軽くもなりますが、現在のライフがいくらであれいつ何時でも支払うことが可能というのが最大の魅力で、相手の魔法・罠カードを防ぐ手段はこれに全て委ねているデッキもけして少なくはないでしょう。
多くの罠デッキにとって、相手が手札から発動したリブートをはじめとするカウンター罠にチェーンできる唯一の命綱になり、とにかく1枚で様々な種類のカードを見られるというのが本当に強くて、ライフの半分程度なんぞ喜んでくれてやるわ思える所以となります。
その一方で手札・墓地誘発の効果や既に場に出てしまっている魔法・罠・モンスター効果に対応できないので、相手によっては自分が後攻の場合に使いどころがほとんどないという弱点もあるため、環境によっては同じカウンター罠である《神の通告》や、《激流葬》や《神風のバリア -エア・フォース-》などのアドバンテージ差を埋められる除去系の通常罠、《群雄割拠》や《御前試合》のような後攻からでも強い永続メタ罠が優先される場合も少なくない。
自分のデッキの急所となるところや苦手なカードは何なのか、どの神罠なら強く使えるのか使えないのかはしっかり考えなければならず、当然対戦するデッキ毎場面毎に適切にマストカウンターを見極める能力も重要となります。
と、まあ長々と講釈を垂れてしまいましたが、これからも何卒私の罠カードたちを帚やライスト、拮抗やリブートなどからはもちろん、《ダイナレスラー・パンクラトプス》や《天霆號アーゼウス》みたいなのが突然出てくることからもお守り下さい神サマ!ってのがホントのトコロです…。
奈落の落とし穴
Gold
▶︎ デッキ
8 JP020 奈落の落とし穴 
破壊し除外する、対象耐性無視、SSにも対応し同時にSSされたモンスターならそれらのモンスターを全て葬るという、参照する攻撃力の適用範囲が若干狹くなっていることを除けば落とし穴を遥かに凌ぐ当時の超性能召喚反応系罠カード。
自己蘇生効果持ちなどの墓地利用モンスターも永遠に葬ることができるその高い除去性能から、2期に登場してから汎用罠として長らく使われてきましたが、フリチェ除去罠やカウンター罠の飛躍的な進歩により、破壊耐性持ちには効かず、相手が動かなければ使えないこのカードはいつしかデュエルシーンから姿を消していきました。
現在では落とし穴ネームを持つカードとしての需要が主であり、その使い勝手の良さから落とし穴カードとしての人気は未だに高いと言えるでしょう。




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