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遊戯王お野菜のデーモンさん最新カード評価一覧　31件中 1 - 15 を表示

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▶︎ デッキ	《捕食植物スパイダー・オーキッド》 1 お野菜のデーモン 2025/11/12 9:52 敢えて最初にポジっておきます。除去が基本的に受動的な《捕食植物》において魔法罠限定とはいえ、能動的な除去は本当に貴重です。またステも優秀です。レベル１、闇属性、攻守０。結構じゃないですか。下級植物族何でもサーチも多少遅いとはいえとても便利な効果と思います。それらを踏まえて言います。マジでどうしようもないカードです。こいつ如きに貴重な召喚権、或いは特殊召喚リソースを割くくらいなら汎用性○の《ローンファイア・ブロッサム》、即効性のある《光の王マルデル》でよろしい。ペンデュラム効果もフリチェじゃない上に、表側表示の魔法罠しか壊せないという要らんオマケ機能が付いておりあまりにやる気を感じさせません。ただ先述した通りステータス、種族は優秀…かと思いきや、サーチ先は《アロマ》限定で植物族縛りが付くとはいえ遥かに応用の効く《アロマリリスーロザリーナ》が登場してしまいました。しかも見た目も可愛い。なんか地位が低くて可愛くないやつ、略してちいかわであるこいつに勝ち目はありません。いやしかし待てと、こいつは《捕食植物》。混合前提ならあの破壊的異常生命体《捕食植物トリフィオヴェルトゥム》すら採用圏外。カードの強みを探すならまずそのカードが属するテーマ内で探せという話。少し考えてみましょうか。ありません。エンド時に手札を１枚捨ててようやく１サーチのこいつに一体何ができるのでしょうか。ラグがあるならいっそ開き直って《捕食計画》で《捕食植物ビブリスプ》落とした方がサーチついでに捕食カウンターも撒けて強いです。ペンデュラムとして見ても、《捕食植物ブフォリキュラ》と《捕食植物トリアンティス》の黄金コンビが便利すぎてむしろこいつは邪魔をします。結論、このカードを採用したところで《捕食植物》では何かが変わるでもなく、別の混合デッキではそもそも使う理由がないと。かなり終わっています。このカードが輝くためには「相手ターンにも展開できるほどの豊富な特殊召喚リソースと手札補充能力」を持ち、加えて「手札から捨てると効果が発動する植物族」、「エンドフェイズにサーチしても十分な活躍をする下級植物族」を内包し、「効果使用後棒立ちとなったこのカードを有効活用できる」。そんな植物族テーマを待つしかないのです。そしてそんな都合のいいテーマそうそう来ないと私は考えます。いかがでしょうか。《捕食植物スパイダー・オーキッド》。今まで《捕食植物》関係のレビューで数々の妄言を垂れ流してきた私ですが、そんな私ですらこのカードを救うことは出来ませんでした。不甲斐ないです。ですが私は信じます。いつの日か、このカードが真の意味で輝く日のことを。参考になった ( 1 )
▶︎ デッキ	《ＡＲＧ☆Ｓ－飛燕のカパネ》 7 お野菜のデーモン 2025/11/11 12:39 このカード、残念ながら世間一般で言うところの「強いカード」ではありません。ですが「弱いカード」と言われると首を傾げたくなります。効果を見ていきましょう。他の《ＡＲＧ☆Ｓ》の方々と同じ効果な部分は割愛しますよ。モンスターゾーンに他の永続罠カードが存在する場合、攻守1800のモンスターとして特殊召喚。《ＡＲＧ☆Ｓ》モンスターが除外されている場合にはＬＰ500回復。そして永続罠状態では自分フィールドの全ての戦士族モンスターに戦闘耐性を付与です、か。毒にも薬にもならない、という言葉はこういう事を言うのかと思います。先程も言った通り決して弱くはありません。特に戦闘耐性付与は《ＡＲＧ☆Ｓ》を他の戦士族デッキと混ぜる場合とても優秀な効果となってくれます。《ＡＲＧ☆Ｓ－栄冠のアドラ》で持ってくるカードも、だいたいの場合でこの娘と《ＡＲＧ☆Ｓ－紫電のテュデル》でしょう。ただそれは《ＡＲＧ☆Ｓー屠龍のエテオ》の特殊召喚が自ターンだと使いづらいから、という消去法的な理由なだけであって別に「このカードが強いから」というわけではありません。戦闘耐性付与も、あれば助かりますがそもそも現代遊戯王では相手にバトルフェイズに入られた時点でほぼ死が確定しているようなもの。固有にして虎の子の効果であるＬＰ500回復も、本当にささやかすぎて利が実感できません。以上を持ってこのカードの「強くない」理由の説明を終了とします。ここからはこのカードの「弱くない」理由の説明を開始します。まず、再三説明した通りこのカード決して弱くはありません。むしろ召喚条件だけで言うなら《ＡＲＧ☆Ｓ》永続罠三人娘の中で一番楽だと思います。故に、このカードがフィールドに居ないという状況は非常に稀なのです。つまり《ＡＲＧ☆Ｓ－勇駿のアリオン》の素材に最適だということ。例えば先程説明したアドラでこの子とテュデルを持ってきた場合。テュデルは切りたくありません。何故なら彼女の火力アップ効果は替えがきかないからです。ではカパネはどうでしょうか？居てもいなくてもあんまり変わりません。安心してアリオンの素材にできます。そうして出てくるアリオン、サーチ先は《ＡＲＧ☆Ｓ－ＧｉａｎｔＫｉｌｌｉｎｇ》。このターンに使っていなければそのまま使ってリンク展開に、使っていれば次のターンの準備、或いはテュデルの手札コストに使えます。とにかくテュデルを残したまま、前者の場合ではカパネを墓地に落とすことにも成功しました。アリオンの３置き効果は墓地に《ＡＲＧ☆Ｓ》の永続罠が１枚でもないとそもそも発動すらできません。カパネを墓地に置いておけば、何時でも発動可能なのです。これはあまり墓地に置いておきたくない重要なカードであるエテオ、テュデルには出来ない彼女だけの仕事と言えるでしょう。ヴァリュアブルブック曰く彼女はムードメーカー、自分が泥を被ってでもチームの為に働く健気な彼女を、弱いと一刀両断して良いのでしょうか？以上を持ってこのカードの「弱くない」理由の説明を終了とします。ご清聴ありがとうございました。参考になった
▶︎ デッキ	《ＡＲＧ☆Ｓ－熱闘のパルテ》 9 お野菜のデーモン 2025/11/11 9:37 皆さんはテレ朝で放送されている『熱闘甲子園』という番組をご存知でしょうか。甲子園期間中に放送されるこの番組は1981年から始まり、2020年を除く毎年恒例の番組となっています。内容としては甲子園大会のハイライトや高校球児たちのリアル。試合に賭ける熱い想い、去り行く者より託された明日。悔しさをエールに戻らない一夏を闘い抜く彼らの『熱闘』を写したドキュメンタリー番組です。アツいぜ。そんな熱闘の名を冠するこのカード《ＡＲＧ☆Ｓ－熱闘のパルテ》。どんな効果なのか早速見ていきましょう。 ①はフリーチェーンでフィールドの《ＡＲＧ☆Ｓ》永続罠を戻し自身を特殊召喚する効果。②はフィールドの《ＡＲＧ☆Ｓ》モンスターの数×７００の攻撃力アップ。③で自身を除外し手札から《ＡＲＧ☆Ｓ》永続罠を使える状態でセットです、か。とても強いです。というのも、《ＡＲＧ☆Ｓ》は基本的に火力が終わっています。なので他のカードで火力を補う場合が多いのですが、その際によく使用されるのが《ＢＢＳ》です。細かい効果は割愛しますが、要するに効果の発動に反応して最大1000の火力アップ。これを採用した《ＡＲＧ☆Ｓ》では如何に効果をたくさん発動できるかという話になってくるのですが、そこで役立つのが彼女《ＡＲＧ☆Ｓ－熱闘のパルテ》です。説明します。ここからは（これ）の中に効果の発動回数を書いて行きますよ。フィールドの《ＡＲＧ☆Ｓ－紫電のテュデル》を手札に戻し、このカードを特殊召喚（１）。 ③の効果を発動しテュデルをセット（２）。テュデルを発動、ここでは特殊召喚せず発動のみ（３）。テュデルの効果で特殊召喚、《ＡＲＧ☆Ｓ－ＨｏｍｅＳｔａｄｉｕｍ》をサーチ（４）。ホームスタジアムを発動（５）。ホームスタジアムの効果で適当なカードをサルベージ（６）。テュデルを素材に《ＡＲＧ☆Ｓ－勇駿のアリオン》をエクシーズ召喚（７）。アリオンの効果で２枚目の《ＡＲＧ☆Ｓ－ＨｏｍｅＳｔａｄｉｕｍ》をサーチ（８）。サーチしたホームスタジアムを発動（９）。ホームスタジアムでホームスタジアムを回収（１０～）。なんということでしょう。効果発動が１０稼げた上に、ライフが許す限り《ＢＢＳ》のための効果発動が稼げます。あとは火力アップに努めるもよし、《ＢＢＳ》のもう一つの効果で永続罠サーチに務めるもよし。なんでもありです。いかがでしたか？《ＡＲＧ☆Ｓ－熱闘のパルテ》。火力不足の《ＡＲＧ☆Ｓ》を支える中盤の火力要因として起用しつつ、ついでに《ＢＢＳ》の効果起動にも大きく関わるこのカード。皆さんも使ってみてはいかがでしょうか。参考になった
▶︎ デッキ	《捕食植物トリアンティス》 9 お野菜のデーモン 2025/11/10 16:20 皆さんはこのカードを見た時、何を思い浮かべるでしょうか。だいたいの人が隣のペンデュラムスケールに並ぶ《捕食植物ブフォリキュラ》を連想すると思います。ですが、今回は少し切り口を変えて《捕食植物ブフォリキュラ》がいない場合の彼について考えてみます。早速効果を見ていきましょう。ペンデュラム効果は闇属性融合モンスターを融合召喚する場合、ペンデュラムゾーンのカードも融合素材にできるというもの。モンスター効果は、融合素材となった時に相手フィールドに自分フィールドのモンスターの枚数分捕食カウンターを撒くというもの。実はこのカード、《捕食植物ブフォリキュラ》との併用が前提過ぎてこのカード単体だと割と終わっている性能をしています。ブフォリキュラが居なければ点数３くらいです。しかし、逆に言うと、彼と組み合わせるだけで一気に３倍も評価が上がります。３倍ですよ。猿野郎がエリート王子に肉薄できるレベルまで評価が上がるのです。凄くないですか？閑話休題、ブフォリキュラと並んだこのカードはマジで強いです。具体的には《捕食植物》関係の融合モンスターの半分を出せるようになります。その中でも特に相性がいいのは《捕食植物アンブロメリドゥス》でしょう。１サーチ、１リクルート、１除去の計３つのアドが得られます。加えて、ブフォリキュラの効果で融合素材となっているこのカードを回収できます。《捕食植物アンブロメリドゥス》の効果で《捕食植物サンデウ・キンジー》を出せれば更なる融合展開を狙えるのです。そしてターン1が無いので再び発動する捕食カウンターばら撒き。弱いはずがありませんね。このカードと《捕食植物ブフォリキュラ》は正しく黄金コンビ。こちらは言わずもがなあちら側も実はこのカードが居ないとわりと使いずらい一面もあり、正に持ちつ持たれつの関係。いかがでしょうか、《捕食植物トリアンティス》。《捕食植物》を支える融合コンビ、皆様も使ってみてはいかがでしょうか。さっきはああ言いましたが《捕食植物サンデウ・キンジー》が居るのでこいつのせいで手札事故が起きた、なんてことはあまりありませんよ参考になった ( 2 )
▶︎ デッキ	《捕食植物ブフォリキュラ》 10 お野菜のデーモン 2025/11/10 15:57 《捕食植物》において融合できるカードは本当に貴重です。何せテーマ内融合がシャバいので《捕食植物サンデウ・キンジー》やテーマ外の融合に頼る他ないのです。そんな中登場したのがこのカード、《捕食植物ブフォリキュラ》となります。効果自体は至ってシンプル、ペンデュラム効果でフィールド、手札の闇属性を使って融合。モンスター効果は自身が融合素材となった場合、Exの闇属性ペンデュラムモンスターを手札に加えるというもの。至ってシンプルですが、どれも《捕食植物》においてはとても優秀と言う他ない効果です。特にこのカードと相性がいいのが《捕食植物トリアンティス》。彼の効果でこいつと融合、《捕食植物アンブロメリドゥス》を融合、効果で捕食カウンターをばら撒きつつ手札に《捕食植物トリアンティス》を回収、《捕食植物アンブロメリドゥス》の効果で《捕食植物サンデウ・キンジー》を出して更なる融合を狙う、このミケランジェロのダビデ像並に美しい展開は《捕食植物》使いにとっては常識です。他にも《捕食植物キメラフレシア》に繋げて除去、根源的破壊生命体《捕食植物トリフィオヴェルトゥム》に繋げてフィニッシュ、出すのが鬼のようにだるいでお馴染み《グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》に繋げてみたり、変わり種では《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》を出してみるのもなかなか乙なものです。いかがでしたか？《捕食植物ブフォリキュラ》。もしこの世に神がいて、運命が操作されているとしたら。このカードと《捕食植物トリアンティス》ほどよく計算されたカードは居ないでしょう。みなさんも使ってみてはいかがでしょうか。同時期に出たカードなんだから相性が良いのは当たり前という言葉は禁句ですよ。参考になった ( 2 )
▶︎ デッキ	《捕食植物アンブロメリドゥス》 10 お野菜のデーモン 2025/11/10 13:00 あまりにも美しすぎる効果とステータスを持つ《捕食植物》のサーチャー兼ビジュアル担当。まずこのカード、召喚条件があまりに緩すぎます。《捕食植物》モンスター2体です。字面に起こすと何もおかしなことはありませんが、《捕食植物ビブリスプ》と《捕食植物セラセニアント》で融合すればなんと掟破りの3サーチが出来ます。こいつらが用意できなくても問題ありません。《捕食植物ブフォリキュラ》と《捕食植物トリアンティス》の黄金コンビで出せます。こいつらも用意できなくても問題ありません。《捕食植物サンデウ・キンジー》が入れば極論余程やばい手札でない限り出せます。この場合はあんまり強くありませんが。そしてそんなゆるゆる条件で出てくるわりに、効果があまりに完成されすぎています。早速見ていきましょう。まずは①、先述したサーチ効果です。既に美の顕現かと疑うほどの効果ですが本題は②、フィールドのモンスターリリースでデッキから《捕食植物》モンスターリクルート。これです。この効果こそがこのカードを美の化身たらしめる所以です。先述したこのカードの融合例ですが、例えば前者のハチ目コンビで出てくる場合《捕食植物》モンスターに加えて《プレデター》魔法罠までサーチできます。つまり《捕食生成》とそれ用の弾が二発用意できるのです。黄金コンビの場合、最低でも一つは相手フィールドに捕食カウンターを置けます。ここまで書けばお分かりでしょう。自然な流れでリクルートしつつ相手フィールドのモンスターを除去できる状況が整ってしまっているのです。この時点で美しすぎます。そうして出されるのは大抵の場合で《捕食植物サンデウ・キンジー》でしょう。そして出される《捕食植物ドラゴスタペリア》。自然な流れで妨害が立ちました。真の美とは自己犠牲をも厭わぬ黄金の精神そのもの、と言うことですね。更に、ステータスも美しすぎます。このカードはレベル5、つまり《簡易融合》で出せてしまうのです。そして、出したあとは自身をリリースし《捕食植物オフリス・スコーピオ》展開に持ち込めます。本当にこんな簡単でいいのでしょうか。ここまで楽だと逆に下品だ、美しくない。と思う人も居るかもしれません。ですが、真の美というのはありとあらゆる人間に味方するものだと私は考えます。某ヒーロー漫画のあの人のように、例え見た目が肝くても気高い精神を持ち、節操なく人々に手を差し伸べられることこそがなにより尊く、美しいのです。いかがでしょうか。効果、ステ、そして精神。全てが美しすぎる美の化身《捕食植物アンブロメリドゥス》。みなさんも使ってみてください。参考になった ( 5 )
▶︎ デッキ	《ＡＲＧ☆Ｓ－紫電のテュデル》 10 お野菜のデーモン 2025/10/24 20:01 《ＡＲＧ☆Ｓ》にとって、一番の課題はなんでしょうか。それは、絶望的な火力不足です。信じられないことに火力2200が素の最高火力と、5期くらいから来たとしか思えないやる気の無さです。そこに颯爽と現れるのがイナズマ纏う快速スプリンターこと彼女《ＡＲＧ☆Ｓ－紫電のテュデル》です。効果を説明します。①で自分フィールドの戦士族モンスターの攻撃力・守備力を500強化。②で魔法罠ゾーンに戻ったり特殊召喚されたりする効果。オマケでサーチもできます。実に強いです。弱いところありません。アドラではなく彼女がリーダーなんじゃないでしょうか。話を戻します。シンプルなサーチ効果に語れることなどあまり無いので火力アップ効果を重点的に語っていきます。先程も言った通り素の《ＡＲＧ☆Ｓ》はとても貧弱です。そこを強化するだけで価値は十二分にあると言えます。加えて、②の効果で行ったり来たり出来るのも素晴らしいポイント。何故かと言うと、ある程度自分のタイミングでフィールドのモンスターの火力、守備力をコントロールできるからです。たこシあ。相手の残りＬＰは4700、フィールドにはテュデルとアリオン。このままでは火力が足りません。500残って返しのターンにぶち殺されます。ですが、ここで先にテュデルで殴り、すかさず効果を発動。すぐさま適用される②の効果、アリオンの火力は2700に。そのままダイレクトアタックでゲームセットとなりました。現実味無さそうに聞こえるでしょうが、割と真面目に有り得る場面ではあります。皆さんもあるでしょう、LPをちょこっと残してしまい返しのターンにしばき倒されたこと。テュデルさえいればその心配はないのです。いかがでしょうか、《ＡＲＧ☆Ｓ－紫電のテュデル》。地味ながら必要な効果でチームを支える紫髪の快速スプリンター、皆さんも使ってみてください。参考になった ( 1 )
▶︎ デッキ	《賢瑞官カルダーン》 10 お野菜のデーモン 2025/10/24 19:27 罠テーマを使っている人なら、誰しも一度はこんな経験があることでしょう。「ここでこれ割られたら人生終わるナリ…」「ダメです（ハーピィ、ライストetc）」それを解決するカードの1つがこの《賢瑞官カルダーン》です。効果は至って単純、召喚時に手札から永続罠をそのターンに使用可能な状態でセット、墓地に送られると永続罠に効果破壊耐性です。それだけ？と思うかも知れません。ですが、鬼のように強いです。このカードが今までイマイチ輝けなかったのは永続罠の強い罠テーマがなかったこと。《エルドリッチ》なんかは強くて永続罠を保有しますが本質ではありません。未来永劫、このカードが輝くことは無いのでしょうか。実は、全然そんなことありません。最近、このカードとバツグンに相性のいい永続罠テーマが登場しました。それは、中核が妨害に激弱過ぎることでお馴染み《ＡＲＧ☆Ｓ》です。説明します。まず、彼はレベル４です。つまり《ＡＲＧ☆Ｓ－勇駿のアリオン》他様々なランク４エクシーズの素材になれます。それだけではありません。後述する理由で《影法師トップハットヘア》とも相性がいいのです。次に彼の②の効果は、実は墓地に送れればなんでもいいということです。つまりこうです、《ＡＲＧ☆Ｓ－紫電のテュデル》の手札コストで墓地に送るもよし、リンク素材にするもよし、エクシーズ素材として墓地に送るもよし。捨てるところがありません。彼は捨てられますが。最後に、彼は地属性です。皆さんは今こう思いましたね。「だから何やねん」と。実は、これがとても大事なのです。何故かと言うと、アドラと相性の良い蘇生カード《巌征竜－レドックス》の素材になれるからです。例えば何らかの手違いで墓地にアドラが落ちたとします。その時に手札にレドックスとこいつがいれば、なんとアドラを蘇生しつつ永続罠に耐性を付与することが出来るのです。弱いはずがありませんね。実際強いのでびっくりです。いかがでしょうか、《ＡＲＧ☆Ｓ》と《賢瑞官カルダーン》。彼女らは言うなればフィールドで戦う戦士という名のアスリート。対しカルダーンは番外で彼女らを献身的にサポートし、足りない部分を補う魔法使いという名の監督、或いはマネージャーなのです。皆さんも使ってみてはいかがでしょうか、カルダーン入り《ＡＲＧ☆Ｓ》。見目麗しい少女らの中に仮面付けたガチムチのナイスガイが混ざってる絵面は中々面白いですよ。参考になった ( 1 )
▶︎ デッキ	《ＡＲＧ☆Ｓ－栄冠のアドラ》 8 お野菜のデーモン 2025/10/24 16:38 皆さんは『実況パワフルプロ野球』というゲームにて登場するモード『栄冠ナイン』をご存知でしょうか。端的に説明しますと、とある高校に野球部監督として赴任した主人公が、部員たちに様々な練習を指示し甲子園優勝という『栄冠』を目指すというモードです。私は学生時代にこれにハマり過ぎた結果試験落として大変なことになりました。そして現在、このカード《ＡＲＧ☆Ｓ－栄冠のアドラ》にハマりすぎた結果、他のデッキの使い方を忘れて大変なことになりかけました。何が言いたいのかと言うと、人は過ちを繰り返すということです。閑話休題、効果を見ていきましょう。①で永続罠が存在する場合手札から除外、相手の攻撃力を0にする効果。②で召喚時、永続罠にチェーンブロック付与。③でフィールドの自身を除外、デッキから《ＡＲＧ☆Ｓ》永続罠2枚を表側表示でフィールドに置くです、か。間違いなく《ＡＲＧ☆Ｓ》の中核を担うと言っていいカードです。わりと火力に劣りがちな《ＡＲＧ☆Ｓ》にとって①は言うまでもなく、③はあの《捕食活動》を上回る超絶爆アド効果。弱いところなど一つもありません。カードアドも高くネガれる要素などあるのでしょうか。 ②です。これがあまりにノイズ過ぎます。何考えてるんでしょうか。突然ですが皆様は《魔を刻むデモンスミス》を見た時どうしますか？《灰流うらら》なり《無限泡影》なりとにかく妨害を投げますよね。そういうことです。止めないと死ぬんだから死ぬ気で止めます。そしてこの《ＡＲＧ☆Ｓ－栄冠のアドラ》も下手すりゃデモンスミスギミック並の爆アドを1枚で稼ぐカード。強制効果なのも相まって出てきた瞬間妨害が飛んできます。するとどうでしょう。太ももを見せびらかすやばい女の誕生です。同時に《ＡＲＧ☆Ｓ》は完全に機能停止します。《ＡＲＧ☆Ｓー勇駿のアリオン》が居るからなんだと言うのでしょうか。確かに強いですが機能停止をどうにかできるタイプのカードではありません。死を待つのみの美少女アスリート軍団に成り果てます。つまり彼女を十全に活かすには召喚権を使わず出すか、或いは止められる前に妨害を使い切らせる必要があるわけです。そこで私が薦めたいのは性別不明の麗人が多すぎるでお馴染み《Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.》の方々です。彼（或いは彼女）らで《Ｍ.Ｘ－セイバーインヴォーカー》を出すだけ、実に簡単ですね。もしインヴォーカーが出せそうになくても大した問題はありません。《Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.》を中心としたサイキック族の方々ですり潰せば良いのです。そっちが止められても問題はありません。《閉ザサレシ天ノ月》でも出してデモンスミス展開とかに移りましょう。やはり力こそパワー。そんなサイキック軸ＡＲＧ☆Ｓ、皆さんも使ってみてはいかがでしょうか。このカードの問題点を解決できてないとか、デモスミP.U.N.K.でいいという苦情は受け付けません。参考になった ( 2 )
▶︎ デッキ	《グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》 9 お野菜のデーモン 2025/09/18 12:21 《スターヴ・ヴェノム・プレデター・フュージョン・ドラゴン》が登場するまで《捕食植物》の切り札的存在として君臨していたカード。ですが、まだこっちの方が強いと私は考えます。いくつか理由を説明しましょう。あっちは出すだけで初期手札5枚以上のディスアドが確定する激重カードでしたが、こっちはその気になれば《捕食植物トリアンティス》《捕食植物ブフォリキュラ》の黄金バッテリーで出せます。出しやすさがダンチです。次に効果。①は自分ターン限定ですが火力をゼロにしつつ効果無効、②はフィールドを一掃しつつ自分は蘇生。あちらとは違い相手ターンの妨害ができない、②で生贄が必要かつ自分しか蘇生できないと弱点はありますがそれを補って余る強みとして、②の効果にターン１制限がありません。レベル8以上の闇属性を安定して墓地に遅れれば、こいつがフィールドから離れることは実質無いのです。問題なのがそんな高いレベルのモンスターを安定して墓地に遅れるテーマが存在するのでしょうか？実は、あるんです。それはここ最近強化入ったでお馴染みの《堕天使》です。《堕天使》は融合テーマなので、融合テーマの腰巾着《捕食植物》とも当然シナジーを持ちます。さらに、高レベルのモンスターを多数揃えその殆どが墓地肥やし効果持ちです。これで安定して《グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》を蘇生できます。ですがこのままでは不十分、《堕天使》は墓地利用に優れたテーマ、つまり除外に弱いのです。それをアホみたいに除外しては《捕食植物》側が得をするだけで《堕天使》と組ませた意味がありません。除外からモンスターを効率よく回収する融合テーマ、そんな都合の良いテーマがあるでしょうか。あります。それはアルエクてえてえこと《烙印》、というよりは《神炎竜ルベリオン》です。手札を墓地に送りつつ除外カードを素材に融合できるこのカードは正しく神。《捕食植物》の展開を助け、なんだかんだで出しにくい《グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》も結果的に出しやすくする真の救世主なのです。いかがでしたか？皆さんも組んでみてはいかがでしょう、捕食烙印堕天使。別に《捕食植物》要らないだろという無粋なツッコミは受け付けません。参考になった ( 1 )
▶︎ デッキ	《捕食植物モーレイ・ネペンテス》 7 お野菜のデーモン 2025/08/19 16:59 このカードのいい所、それは名前がとてもかっこいいところです。一度声に出して読みたいですよね、《捕食植物モーレイ・ネペンテス》。しかしカード名だけで勝てれば誰も苦労しないのが遊戯王というゲーム。効果を見ていきましょう。①でフィールドの捕食カウンターの数×200の火力アップ、②で戦闘破壊したモンスターを装備、そして装備したモンスターを破壊して回復する③ですか。『破壊』して『回復』です、か。突然ですが遊戯王で回復と言えばなんでしょうか。そう、《アロマ》ですね。次に現代遊戯王で破壊と言えばなんでしょうか。そう、《ティアラメンツ》ですね。見目麗しく地位が高くて可愛い淑女たち、略してちいかわである彼女らと、なんか地位が低くて可愛くない植物、略してちいかわである《捕食植物》。元々《捕食植物》と両テーマの相性は悪くありません。ですが《アロマ》と《ティアラメンツ》はどうでしょうか。例えば《アロマセラフィ－ジャスミン》と《ティアラメンツ・メイルゥ》。お互い歳も近いでしょうし多分問題なく信頼関係を築けると思いますが、これを《ティアラメンツ・ハゥフニス》に置き換えてみてください。純粋な子供であるジャスミンは年の差など気にせず友達になろうとしますが、当のハゥフニスは絶対キョドりますよね。そんな顔してます。つまり、この2人が友達になるためには仲介人が必要なのです。そしてその仲介人になれるのがそう、《捕食植物モーレイ・ネペンテス》なのです。説明します。まずは何らかの効果で相手に《ティアラメンツ》のどれかを送り付けます。この際に使うカードは墓穴などに合わせることを前提に《ギブ＆テイク》が望ましいでしょう。ここで早くも《捕食植物モーレイ・ネペンテス》の登場です。《ティアラメンツ》下級モンスターの守備力は、最低でも2000。なんということでしょう、たった３個カウンター置くだけでネペンテスの攻撃力の方が上回ります。そして戦闘破壊した後には効果で装備、折を見て破壊しましょう。すると、どうでしょう。《ティアラメンツ》を起動しつつ回復に成功しました。墓穴は先程《ギブ＆テイク》で交わしたと想定していますので当然《ティアラメンツ》の融合効果が発動、盤面に《アロマ》関係者がいればそっちも発動します。こっからはレッツゴーフィーバータイムです。好きなことをしましょう。《ティアラメンツ・キトカロス》から墓地送りで展開を伸ばしてみたり、《アロマセラフィ－ジャスミン》の回復時効果でデッキから植物族をサーチしてみたり、《捕食植物》の強力融合体で粉砕してみたり。なんでもござれです。地位が高くて可愛いのと闇属性融合体を抱える以外に共通点が無かった《アロマ》と《ティアラメンツ》、そんな二テーマを繋いだ《捕食植物モーレイ・ネペンテス》。植物が両手に花という意味のわからん栄光をてにしたこのカード、皆さんも一度使ってみてはいかがでしょうか。火力1600で破壊した相手の生殺与奪の権を握れるのは普通に強いですよ。参考になった ( 3 )
▶︎ デッキ	《捕食植物ヘリアンフォリンクス》 7 お野菜のデーモン 2025/08/18 16:32 このカードの説明をする前にまず、右手をご覧ください。謎の蜘蛛形植物が居ますね？彼の名は《捕食植物スパイダー・オーキッド》。現代遊戯王の力を持ってしても救えぬ哀しき生き物です。続きまして左手をご覧下さい。意味のわからん見た目をした謎のおデブ植物が居ますね？彼の名は《捕食植物プテロペンテス》。NTRでしか興奮できない救えぬ者の行き着く末路です。彼らを見た上でこのカードを見てください。自力でフィールドに降り立つことが出来て、相手によって破壊されれば後続を用意でき、オマケに優れたステータス。これはどうしたことでしょう、めちゃくちゃ強く感じませんか？先程挙げた《捕食植物スパイダー・オーキッド》、《捕食植物プテロペンテス》。片や手札1枚捨ててエンドフェイズにようやく1サーチ、片や捕食カウンターが無ければ何も出来ない小デブ。彼らにこんな真似が出来ますか？そしてこのカードには他にはない強味があります。あの環境を破壊し尽くしたインチキ集団《ライゼオル》にある程度強く出れるのです。ギャグかと思いましたか？マジです。なぜなら、彼らが大得意とする破壊劇にこいつは強く出れるどころかむしろ前に出ることが出来るのです。たとえばこんなシチュエーションがありえます。相手盤面には《ライゼオル》の頭のおかしなフレンズたち。こちら盤面には見るも無惨な《捕食植物》の残骸達。このままではゴールデン《王虎ワンフー》に頼る他なくもう人生を諦めるしかありません。ですが、手札に《捕食生成》と《捕食植物ヘリアンフォリンクス》、《捕食植物》モンスターが数枚あればまだ何とかなるかも知れません。まず《捕食生成》で手札の肝い植物群を見せつけます。前にも説明しましたがこんなシャバいカードに妨害を吐く人間は常識的に考えていません。居たらその時は災害にあったものと考えて諦めましょう。閑話休題、無事に相手フィールドに捕食カウンターが乗っかりました。後は《捕食植物ヘリアンフォリンクス》を特殊召喚、その後墓地か手札の何らかの効果を発動しましょう。《ライゼオル》を使う人間は楽して勝ちたいという考えない葦である可能性が7割です。何も考えずに《ライゼオル・デッドネーダー》の効果を使ってきます。するとどうでしょう、相手には《捕食植物ヘリアンフォリンクス》しか破壊できるカードがありません。敢えなく破壊される《捕食植物ヘリアンフォリンクス》、しかしこの瞬間を待っていたのです。すかさず墓地から蘇る《捕食植物ドラゴスタペリア》、その瞬間に永遠（効果無効）を手にして何も出来なくなる《ライゼオル》連合軍。これこそが隙の糸、チャンスです。《捕食植物》の本領発揮と行きましょう。《捕食植物ドロソフィルム・ヒドラ》や《捕食植物バンクシアオーガ》によるリリースの暴力、《プレデター・プライム・フュージョン》や《捕食植物サンデウ・キンジー》による擬似《超融合》、《捕食植物プテロペンテス》による強制脳破壊体験。どうでしょう、死を待つばかりの終わり盤面が一転、こちらの（ほぼ）勝ち確盤面が出来上がってしまいました。そしてこの結果は《捕食植物ヘリアンフォリンクス》というたった1枚のカードにより持たされた結果です。道というものは自分で切り開くもの、まさにそれを体現した《捕食植物ヘリアンフォリンクス》、皆様もどうか使ってみてはいかがでしょうか。《ライゼオル》にある程度抗えるのはマジですよ。参考になった ( 2 )
▶︎ デッキ	《スターヴ・ヴェノム・プレデター・フュージョン・ドラゴン》 8 お野菜のデーモン 2025/07/18 17:18 《捕食植物》の切り札として設計されたと思しき融合モンスター。早速色々と見ていきましょう。融合素材は闇属性の融合モンスターと闇属性モンスター１体、効果は名称ターン１無しの無効に加え捕食カウンターが乗っていればリリース除去効果、破壊されると墓地の闇属性を特殊召喚する効果です、か。このカード自体は悪くないです。火力に無効効果に蘇生効果、全てを兼ね備えた究極のカードと言えます。ただ、重すぎます。相手盤面という不確定要素に頼りたくないので取り敢えずこっちの盤面だけで揃えると想定しましょうか。まず融合に使う闇属性モンスター、融合に使うための融合モンスター（+これを出すためのモンスター）、これを融合するための融合カードと融合に使うための融合モンスターに使う融合カード×2、信じられますか？これが最低条件です。初期手札5枚以上のディスアドが確定してます。しかも、それだけ頑張って出しても大体の盤面で《捕食植物ドラゴスタペリア》で事足ります。何故かと言うと、《捕食植物》には全体に捕食カウンターをばら撒くイカレポンチ罠カード《捕食計画》が存在するからです。火力だって、フィールド全体に捕食カウンターを置いた状態の破壊的異常生命体《捕食植物トリフィオヴェルトゥム》が居ます。更に言うと蘇生効果には一般モンスである《捕食植物ヘリアンフォリクス》が若干効果範囲は狭まるとはいえ居ます。信じられないことに、このカードの出来ることは他のカードが2～3枚の消費でできることなのです。このカードは5～6枚の消費が必要なのに、です。とはいえ素の火力は最強、このカードがいて困った事もありますが居なくて困った試しもあります。結局のところどんなカードも使いところ次第、TPOは何も現実世界だけのものではない、ということですね。参考になった ( 1 )
▶︎ デッキ	《捕食植物オフリス・スコーピオ》 10 お野菜のデーモン 2025/07/11 12:51 真の勇者は、戦場を選ばない。 JRAに所属するとある馬のキャッチコピーですが、とても素敵な言葉ですよね。そういう点で言えばこの《捕食植物オフリス・スコーピオ》も、紛れもなく勇者なのかもしれません。早速効果を見ていきましょうか。このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、手札からモンスター１体を墓地へ送り、デッキから《捕食植物オフリス・スコーピオ》以外の《捕食植物》モンスターサーチ。テキスト量に対して得られるアドが大きすぎて貸し倉庫を契約しようか悩むレベルです。私はその気になれば《捕食植物スパイダー・オーキッド》で原稿用紙五枚分は語れる男。そんな私がこのカードの強さを簡単に紐解いていくとこうです、融合素材として使いたいなら《捕食植物サンデウ・キンジー》を特殊召喚し《捕食植物キメラフレシア》でも《捕食植物アンブロメリドゥス》でも思いのまま。Ｌ素材として見るなら《捕食植物ダーリングコブラ》、《捕食植物ビブリスプ》辺りがついでにサーチも出来てバランスが良い。《捕食植物バンクシアオーガ》を出せばシンクロを展開に組み込め、レベル３の適当なのを持ってくればＸ召喚も可能と。その上召喚制限等の余計なオマケ効果もなく出張制もバツグン。闇属性、低火力、植物族だからサーチも容易で各種素材（《デッキ破壊ウイルス》とか）にも最適と、このカード一枚でありとあらゆるExデッキのニーズを満たせるのです。しかも手札を捨てるということは逆に墓地送り、或いは手札から捨てることで効果を発動するタイプ効果の発動も手助けできる。ピーキーだったりシャバいカードしか存在しない《捕食植物》下級モンスターの中で、最も汎用性と出張制に富んだこのカード、許されていいのでしょうか。実は、全然赦されませんでした。というのも登場してから1年ちょいで制限、なんか一瞬準制限に緩和されましたがルール変更により即制限に戻され、そこからは長らく制限カードの座に居ました。しかしそれは、逆に言えばこのカードの有用性を示唆していると言えるでしょう。それがつい最近一気に無制限に緩和、あまりの落差に軽く高山病になりそうですが、それ以上にこのカード、及び《捕食植物》と一緒にどこまで駆け抜けることが出来るか、とても楽しみです。参考になった ( 2 )
▶︎ デッキ	《セラの蟲惑魔》 10 お野菜のデーモン 2025/06/17 10:31 皆さんは「綺麗な薔薇には刺がある」という言葉をご存知でしょうか。「美麗なものにはそれ相応の危険、恐ろしい点が存在する」というフランス由来の言葉です。そしてこのカードが属する《蟲惑魔》というテーマは正しくこの「綺麗な薔薇には刺がある」を地で行くテーマです。効果を見ていきましょうか。まずこのカードはリンク召喚されている場合罠カードの効果を受けません。永続罠も受けないので、《王宮のお触れ》を出された瞬間人生が終わる《蟲惑魔》において後述の効果で《トリオンの蟲惑魔》を特殊召喚すれば唯一抗える地味に大事な効果となっております。②は通常罠カードが発動した場合にデッキから《蟲惑魔》モンスターをリクルート。ちょっと前までは《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》、今は《ホールティアの蟲惑魔》と併用することで１ターンで《蟲惑魔》ＸモンスターをＸ召喚に繋げられます。出てくるのは安定では《トリオンの蟲惑魔》、状況次第で《ティオの蟲惑魔》、《プティカの蟲惑魔》と言ったところでしょうか。最後に③、今度は②の逆で《蟲惑魔》モンスターの効果が発動した場合にデッキから《落とし穴》、《ホール》罠カードをセットします。これがめちゃくちゃに便利です。罠テーマ最大の問題点が初動しくると人生が終わる点ですが、これのおかげで大体の状況からマジで最低限の盤面は作れます。上手く回れば当然最大限の盤面が作れます。この子が出るまで《蟲惑魔》はそこまで纏まりの無い、美少女テーマである以外特筆すべき点のないテーマでしたがこの《セラの蟲惑魔》が出てから一気に強くなりました。具体的には今までは「相手の攻め、動きを待ってゆっくりと、しかし確実に盤面を支配する」デッキでしたがこの子の登場以降は「相手の動きに反応して一気に盤面とリソースを食い荒らす」タイプのデッキに変わりました。まさに時代の寵児、それにルックスも美少女。蟲惑魔の森で再録されましたしこれを機に皆さんも《蟲惑魔》を組んでみてはいかがでしょうか。参考になった ( 1 )

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