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遊戯王 コングの施しさん 最新カード評価一覧 167件中 46 - 60 を表示
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評価・
コメント 投稿日時 |
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《復讐の女戦士ローズ》
昔はレベル4チューナーってのがありがたかったんだよ…。
今に至っては、ほぼ完全上位といえる《焔聖騎士-オリヴィエ》というモンスターが登場し、レベル4炎戦士チューナーというステータスも特別なものではなくなってきている。《焔聖騎士》とかいうテーマ、周りのカードを救うポテンシャルも虐げるポテンシャルも秘めていて複雑な気持ちになってしまう。 他の人が言っているように《ルイ・キューピット》でのサーチができる点などでギリギリ差別化を図ろうとできるが、わざわざそこまでしてこのカードを使う理由もないだろう。昔はもっと強かった。そんなカードの1枚として頭の隅においておこう。 |
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《蒼炎の剣士》
①バトルフェイズ中に打点を操作する効果、そして破壊時に炎・戦士を蘇生する効果を持っている。
どうも時代遅れ感が否めない効果ではあるが、バトルフェイズ中に使えるということで無駄な打点ロスは控えることができる。蘇生効果も相手依存ではあるがレベルなどの制限が無く使いやすいものとなっている。 炎・戦士というだけあって《焔聖騎士》のサポートができたり、逆にサポートできたりするが、昨今の彼らの爆発的な強化も相まってなかなか採用が難しい状況。使うのであればストラクRをベースとしたデュアル戦士族デッキで補助役として1枚くらいの採用に落ち着くだろう。 書いてあることは悪くないが、インフレした現代においてわざわざ使うこともないだろう。といったカード。 |
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《聖騎士ジャンヌ》 |
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《バルキリー・ナイト》
①攻撃誘導と②戦士族の蘇生という、この時代にしては1枚で完結した効果を持っている。
とはいえ、この手のカードで持っていて欲しい同名ロックを持っていない。どちらにせよ現代遊戯王で生かすのはなかなか難しい印象。 炎・戦士族という《焔聖騎士》がサポートできるステータスを持っていても、攻撃対象で指を振っているこのカードの打点が一番低いという状況になってしまいかねない。生かすのであれば、戦士族のサポートの厚さゆえに《ガーディアンの力》や《月鏡の盾》、ストラクR収録の《ラプテノスの超魔剣》などで戦闘耐性を付与し、《炎魔刃フレイムタン》などのシステム効果持ちを守る盾として使いたい。 総じて1枚で完結した効果を持ち、使いたい場面もまあないではないかな。といった印象のカード。 |
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《紅蓮魔闘士》
ボチヤミサンタイ、ならぬ墓地通常モンスター3体な条件で特殊召喚できる炎戦士。
デュアルも通常モンスター扱いということもあり、ウォリアーズストライクRで再録された。 そういう意図を汲み取ってデュアルで採用したい、と言いたいところだが、別に特殊召喚モンスターではないので、いろんな方法で呼び出せる性質を利用すれば、最適な就職先は《イグナイト》あたりか。炎属性戦士族をかなり手厚くサポートする《焔聖騎士》との併用も、通常モンスターやイグナイト、デュアルを絡めてであれば悪くないように思える。何より昨今ではそのへんの界隈が熱いため、炎属性というだけで使える場面が増えてきている。《賜炎の咎姫》《ファイヤー・バック》などの汎用的な炎サポートなどがかなり追い風。 変なこだわりは捨てて使いやすい場面で使おう、といった感じのカードかな。 |
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《化合獣カーボン・クラブ》
全てのデュアル使いが求めていたカード。
再度召喚後はデュアル版《増援》と《おろかな埋葬》というアドバンテージの塊のような効果を持つ。数あるデュアルの中でもぶっちりにヤバい効果を持っているので、デュアルのデッキやコンボを考える際は絶対に抑えておきたいカードだ。今は使えないが、水族であるがゆえに《餅カエル》と共に採用されていたこともあったとか。《化合獣》は下級がレベル2だから《スプライト》と…。などと言い出してはキリがないか。 しかし持っている効果は絶対に「強い」といえるものだ。デュアル全体の性能が微妙だからこの効果をもってしても時代遅れ感が否めないデッキなんだろうな。しかし後発の強化で化けたりする可能性もしっかりと秘めている強力なカードであることは間違いない。 |
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《炎妖蝶ウィルプス》
《重起士道-ゴルドナイト》や《エヴォルテクター エヴェック》など、「再度召喚状態で特殊召喚」に対応したデュアルが登場したことで、使いやすさが向上したカード。
再度召喚後の効果は、自身をリリースすることで、墓地のデュアルを再度召喚扱いで特殊召喚する効果を持つ。自身をリリースするという関係上、《スーペルヴィス》はズッ友。レベル4を揃えたり、はたまた高レベルデュアルを並べたり、昔から様々な形でデュアルデッキのために爆発してきた。中でも《ギガプラント》との相性は目を見張るものがあり、お互いが補完しあう関係にあった。 《化合獣》や《デュアル・アブレーション》の登場以前から存在する古のデュアルサポートであり、なおかつ後発のサポートが登場するたびに、年期と共にその使いやすさを発揮する良いカードだ。 |
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《騎士デイ・グレファー》
ダイグレファーさん、ついにデュアル化。彼も忙しい。
再度召喚後は、エンドフェイズに装備カードを回収する効果を持つ。 おっっっそいわ!!! 昔こそ、このカードを残してターンエンドという場面もあったかもしれないが、昨今の遊戯王でそれをやろうものなら、きっと自分に次のターンは回ってこないだろう。エンドフェイズに墓地から装備魔法を「手札に加える」というのがこれに拍車をかけており、まだ直接装備とかであれば生き残る術はあったかもしれない。 すごく申し訳ないのだが、再度召喚後であってもこのカードを残すくらいであればX・L素材にしたほうが幾分かマシである。《No.41 泥睡魔獣バグースカ》なんかに変換してしまおう。 光・戦士族・デュアルというサポートは受けれるが、その効果を生かすことはゼロに等しい。サポート目的であれば打点が高くHEROサポートを受けれる《E・HERO アナザー・ネオス》のほうが優秀である。ごめんね。 総評として、すごく残念なカードだ。少なくとも私は、強い使い方が見つからなかった。時代に虐げられた孤独な戦士。彼の明日はどっちだ。 |
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《業火の重騎士》
すっごーーく地味に強化を受けていたカード。
こういう小さな発見があるので遊戯王はやめられない。効果やステータスとしては炎・アンデ・デュアル・守備力200となかなか優秀なものが揃っており、出すこと自体は難しくない。 《真炎の爆発》や《デュアル・アブレーション》対応、その他アンデサポートやバニラサポートなどに対応しているので、デッキのノイズになることはそこまでない。と信じたい。 そして再度召喚後の効果は、特殊召喚された相手モンスターをダメステに除外するというもの。登場当初はそこまで強い効果でもなかったかもしれないが、昨今の遊戯王では「対象を取らない」「除外」というのはなかなか良条件。《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》だろうが《双穹の騎士アストラム》だろうが吹き飛ばせるのは結構うれしい。(アストラムを除去ると最後っ屁が痛いが) そしてこの効果、ターン1が存在しないため攻撃回数を増やせばその数だけ相手モンスターを除去できる。 そして強化を受けたポイントはそこである。他のデュアル同様、《フェニックス・ギア・ブレード》の恩恵を受けているのだ。《フェニックス・ギア・ブレード》は攻撃終了時に2回攻撃を付与できる上に、炎属性のこのカードはそのまま装備して殴りにいくことができる。さらに他のデュアルともシナジーがある装備魔法なので、無理なく採用できる「ウォリアーズストライクR」をベースとしたデュアル・炎戦士のデッキなどにこのギミックを忍ばせておくと、予想しえない番狂わせを起こしてくれるかもしれない。 |
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《エヴォルテクター シュバリエ》
登場当初から今に至るまで、レベル4デュアルの最高打点。
そしてライバルに上がるのは《クルセイダー・オブ・エンディミオン》や《E・HERO アナザー・ネオス》などだろうが、彼らとはその種族・属性・効果で差別化が可能。 昔から今までずっと、《スーペルヴィス》をコストに相手のカードを叩き割り続けてきた。 その彼だが、昨今《フェニックス・ギア・ブレード》という強化ももらい、裂くリソースも少なくなり、現実的なアタッカーとしてもまあ使えんではないのでは?とも思える(思えない)。 召喚権を2つ使用してかつ装備カードをコストにカードを1枚破壊…。文面だけみると3対1交換とすごいアド損。サポートがあるので実際そこまでひどいものではない。確実に相手のカードを破壊できる1900打点ではある。が、どうしても効果のしょっぱさが足を引っ張る。デュアルは結構そんなのばっかりだったりするのだけれども。 炎属性・戦士族で装備カードを駆使する《焔聖騎士》とは好相性に見えるが、どうも《焔聖騎士》側がこのカードを欲していないように思える。そのため、残念ながらちょっと時代遅れ感が否めないカードになってきてしまった。 ステータスや肩書きが優秀でも、それだけでは高い評価を与えられない時代になってきてしまっている。悲しいものだ。 |
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《ダークストーム・ドラゴン》
地味に3つものストラクに収録されているモンスター。
それも《デュアル》、そしてそれ故のフィールド・墓地での通常モンスター扱い、闇属性、レベル8、ドラゴン族という恵まれた肩書によるものだろう。再度召喚後の効果も、ほかのデュアルと比べればかなり破壊力があって良い。 デュアルなので《デュアル・アブレーション》でのリクルート、《化合電界》による妥協召喚が可能。特に前述の《化合電界》とは相性が良く、通常召喚、再度召喚、そして《化合電界》をコストに効果発動。という動きができる。普通に羽根帚できるのは見ていて気持ちが良い。そして《スーペルヴィス》とも好相性。羽根帚しながら通常モンスターやデュアルを呼び出し、EXデッキからの特殊召喚や打点形成につなげられる。 レベル8なので《トレード・イン》対応。闇属性なので《闇の誘惑》や、《カオス》系カード対応。加えてドラゴン族なので《復活の福音》等対応。そして通常モンスター扱いなので《思い出のブランコ》《黙する死者》などに対応。魔法罠に限らずEXからの召喚の素材にも有効。具体的には、素材縛りがあるランク8エクシーズとかリンクモンスターとか。 とにかく受けらえるサポートの幅がかなり広いので、うまく使いこなせれば結構強そうなカードだ。こういうカードは本当の人知れず強化をされているケースが多いため、頭の片隅に残しておこう。 |
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《フェニックス・ギア・フリード》
イラスト…良し。
サポート…良し。 効果…うーん。 様々なテーマ・カードがサポートをもらった昨今の遊戯王でも、その三拍子がなかなか揃わないカード。旧ウォリアーズストライクの看板モンスターにして、ウォリアーズストライクRでデュアルを捨てて神の名を得たその戦士の、ブランクな姿。 《化合獣》や《デュアル・アブレーション》などの強化によって、昔よりかは使いやすくなり、当時と比較すれば破格の展開力、そして制圧力を得た《デュアル》たちだが、残念ながらそのエースはデュアルモンスターのこのカードではない。デュアルという冠、通常モンスターというサポートを受けて展開されたデュアルたちは大体EXデッキからの召喚の素材となる上、再度召喚後にリソースを伸ばせる効果を持っていなければまず再度召喚すらされない。このカードもその悲しきデュアルたちの1人だ。 しかし再度召喚後の効果を2つ持っているスペシャルなデュアルであることは事実。 一つ目は相手の魔法発動時に墓地のデュアルを蘇生する効果。これは地味にターン1が無く、相手が魔法を発動し続ける限り、墓地から際限なくデュアルが湧いてくる。隣に《超合魔獣ラプテノス》でも立てておけば、《エヴォルテクター エヴェック》や《重起士道-ゴルドナイト》などの、「再度召喚状態で特殊召喚された場合」に効果を発動するデュアルで後続を伸ばすことも可能。 しかしなんとまあ惜しいのは、現状その条件で相手の盤面やリソースに触れるカードが存在しないので、あくまで後続確保や打点形成などにしか機能せず、相手ターンにメインで使いたいにも関わらず妨害はおろか牽制としての意味も乏しい点だ。 一応、湧いてくるデュアルはレベルの制限も種族・属性の制限もないため、うっかりしていると返しのリーサル打点が並ぶまで相手が魔法を使ってくれるかもしれない。どこまで行っても相手依存ではあるのだが。 そして2つ目、メインっぽい効果はモンスターを対象とする魔法罠を装備魔法をコストに無効破壊する効果。こちらは昔よりかは伸びしろがある効果かな。上と同じくターン1がないので、装備カードがあればその数だけ、対象を取る魔法罠は止め続けることができる。モンスターなのに装備カードになれる《焔聖騎士》や、相手を装備できる《クロス・オーバー》(ストラクR収録)、そして爆炎のデュエリストで収録した《フェニックス・ギア・ブレード》という超絶強化ももらい、かなり使いやすくなっている。 幸い、ステータスには恵まれているので、相手を除去する手段が魔法罠に依存しているタイプのデッキを相手取っている場面では、単純なレベル8・2800打点という役割以上の破壊力を生み出せるカードだろう。前述の《フェニックス・ギア・ブレード》の存在もかなり追い風。 モンスター効果にも触ってほしい!という声はもっともかもしれないが、実は進化系にあたる《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》はモンスター効果への妨害性能を獲得しており、逆に魔法罠への対抗手段を有していない。つまり、このカードと《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》を並べることで、お互いの背中を預けあう激ヤバエモ盤面になるのだ。旧エースと新エースが背中を預ける、これほど熱いこともなかなかないだろう。 そして地味に、アニメでもちょっとだけ使われたモンスターである。ソウルバーナーこと穂村尊くんが、リンクヴレインズでその名を轟かせる前に、現実世界のデュエルで使用したエースモンスターとして出演している。 総評として、今も昔もデュアルを代表する1枚。その効果はとても手放しに誉められたものではないが、様々なサポートや工夫を得て今でも高い知名度と人気を博している(?)カードだろう。公式も忘れてはいないようなので、いつかまた、《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》だけでなく、キミ本人とも一緒に戦える日を待ちわびているよ。 |
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《焔聖騎士-ローラン》
いつも《聖騎士の追想 イゾルデ》のL召喚時の効果でサーチされている印象がある人。
地味にテーマとしての《焔聖騎士》が登場する前にストラクチャーデッキで登場したカードであり、彼らの中では最古参にあたる。 効果としてはフリーチェーンで装備カードになりパンプする効果、そして墓地に送られたエンドフェイズに炎戦士か装備魔法をサーチする効果の2つがある。 さすがは最古参の《焔聖騎士》というべきか、その手のデッキと非常に相性がいい。①の装備効果は相手ターンでも使えるため、《シャルル大帝》、もとい《焔聖騎士帝-シャルル》と組み合わせれば疑似的なフリチェ除去として使えるのに加え、《聖剣を巡る王姫アンジェリカ》が対象を取られた際の効果を起動する役割も担っている。 そして②のエンドフェイズに発動するサーチ効果も、後続の確保としては有力なものとなるだろう。同じ《焔聖騎士》の仲間はもちろん、同ストラク収録の《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》や《昇華騎士-エクスパラディン》、装備魔法も多種多様なものがサーチ可能。エンドフェイズのサーチという遅さが、逆に後続以外の選択肢を与えない潔さすら感じさせてくれる。フィールドからに限らず、どこからでも発動OKなのも地味に嬉しい。 きっと炎属性戦士族の手札誘発とか、相手ターンに手札から展開できるやつとか追加されたら、もっと強くなっちゃうんだろうな。どの効果も恵まれた発動機会とポテンシャルを秘めているので、もっと可能性を探って、うまい使い方を見つけられそう。 |
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《昇華騎士-エクスパラディン》
ウォリアーズストライクRがもう数年前という事実。
登場から今まで、《聖騎士の追想 イゾルデ》を展開の要とするデッキの1枚初動として引っ張りだこであった。具体的な運用方法としては、《チューン・ナイト》を装備し、それをそのまま特殊召喚することで戦士族が2体揃う。通常召喚権を割くだけでイゾルデになれるというのは、それだけで価値のあることなのだ。《イグナイト》や《焔聖騎士》などのデッキではお世話になった方も多いだろう。特に《イグナイト》デッキにおいては、Pゾーンのカードを2枚叩き割ることで一枚初動たるこのカードをサーチできる。もはや『イグナイト・エクスパラディン』と呼べるくらい相性がいい。 とはいえ、昨今のインフレに伴い、イゾルデを出せる一枚初動というのはもはやこのカードの専売特許ではなくなってしまった。レベル4×2さえそろえば出せる《BK キング・デンプシー》などの登場に際し、このカードを採用する理由が減っているのは事実。なによりこの手の展開系のデッキのマストストップはいつの時代も《聖騎士の追想 イゾルデ》ということも向かい風。 そして誰も使ったことがなさそうな②の効果。一応このカードもデュアルモンスターのサポートなのだ。「相手によって破壊」なので自分で効果破壊した場合などに発動しないのがちょっと痛手。もう少し融通を効かせてくれてもええんやで。しかし再度召喚状態で特殊召喚というのはなかなか珍しい効果で、《炎妖蝶ウィルプス》や《ブラック・ブルドラゴ》などの限られたモンスターしかもっていない。加えて、「再度召喚状態で特殊召喚された場合」に対応した《エヴォルテクター エヴェック》(同ストラク収録)や《重起士道-ゴルドナイト》などの後発の登場もあって、発売当初よりかは使いやすくなっている。 《聖騎士の追想 イゾルデ》が強ければ、おそらくずっと強いんだろうな、というカード。それゆえ評価は9点とさせていただくが、このレビューを見た人は忘れないで欲しい。《デュアル》というモンスターたちの存在を。 「ねえ、こいつの効果の『デュアルモンスター』って何?」 「ああ、使わないから大丈夫だよ。」 などというやり取りは、あまりにさみしいのだ。 |
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《オリファンの角笛》
今まではサーチできるカードが存在せず、実戦で使用しようとすると素引きが現実的になるであろう複数枚の採用を強いられてしまうカードであったが、《聖剣を巡る王姫アンジェリカ》の登場によってレベル5のシンクロ召喚ができればサーチが可能になり、使いやすさが向上した。
効果は破壊の展開の二つだが、どちらも少々使いにくさが目立つ。破壊効果の方は1枚止まり。展開効果は条件の厳しさとS召喚に繋げるのであれば自分のターンに使いたい、という点で罠カードであること自体が足を引っ張ってしまっている。つまり展開ルートに本格的に絡めるには不確定要素が目立ってしまうのだ。 サーチできるという点を考えれば、相手のターンに使いたいのは一つ目の破壊効果だが、前述の通り1枚のみとちょっとしょっぱい。ただし対象は取らないので相手の対象体制の貫通や妨害を交わしやすいというメリットもある。 《聖剣を巡る王姫アンジェリカ》とのシナジーで考えても、同じくサーチできるカードに《大聖剣博物館》というサーチと展開を両方行えるカードが存在するため、基本的にあちらを優先するケースが多い。とはいえ、《大聖剣博物館》を素引きしている場合や展開中に《竜剣士マジェスティP》などの別途フィールド魔法をサーチできるカードが絡められる構築では、十分に採用圏内になるだろう。 その場合は+1のフリチェ除去として使ったり、相手のフェイズを選ばずに使える点や自分のカードを破壊できる点から、《アーティファクト-デスサイズ》などの起爆剤として利用するのも有用だろう。 総じて、器用に動けはするが、このカード1枚が勝負を決めるカードになるケースは小さいという印象。ただし焔聖騎士のデッキを組む場合は、1枚だけ採用して妨害を伸ばすという選択肢も頭に入れておくと良いかもしれない。 |
更新情報 - NEW -
- 2025/02/22 新商品 QUARTER CENTURY ART COLLECTION カードリスト追加。
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