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遊戯王 こいこいさん 最新カード評価一覧 137件中 31 - 45 を表示

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評価・ コメント
投稿日時
魔轟神ソルキウス ▶︎ デッキ 《魔轟神ソルキウス》
こいこい
2024/11/17 20:12
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手札が尽きない限り同一ターンで何度でも蘇られる。この1点だけで食いつないでいるカード。
手札コストは魔轟神カードの効果トリガーとなる"捨てる"ではないので噛み合っておらず、2枚ものコストを要求しての見返りがレベル6モンスターの盤面供給だけでは正直イマイチ。
展開を伸ばす要因としては貧弱であるものの、名称ターン1のない蘇生を際限なく使い回せるループ戦術での適性のみは高い。
そんなわけで《魔轟神レヴュアタン》を永久的に爆破し、《TG ハイパー・ライブラリアン》の効果でデッキを底まで掘り尽くす【レヴュアタンループ】では(今のところ)必須の要因。
TW2で登場する新規によってループ戦術のハンド要求値はかなり下がっており、このカードを投入する価値も高くなっている。
とはいえループを伴わない展開への貢献に期待できないことに変わりはないので、"入れざるを得ない"感を払拭できないカードでもある。
クロノダイバー・リダン ▶︎ デッキ 《クロノダイバー・リダン》
こいこい
2024/11/15 13:14
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【クロノダイバー】不動のエース。ただし罠素材を供給できるデッキからもお呼びがかかる他、"効果で"X素材を取り除くことを有効活用できるデッキでも働ける仕事人。

相手のデッキトップを素材にする効果は、運が良ければ魔法・罠を素材にして有効活用できる程度。一足早いピーピング的な使い方もできるが、見方を変えれば相手の墓地を肥やしているようなものであるので注意。
素材を取り除くことで発動できる3種の効果はどれも有用なもので、特に罠を取り除いた場合は表側表示のカードを対象を取らずにデッキバウンスする強力なもの。
エスケープ効果もあるため基本的に場持ちが良いのも好感触。
【クロノダイバー】であれば《クロノダイバー・パーペチュア》を添えておくことでテーマカードの実質的な埋葬・副葬をしつつ、毎ターンリダンの強力な効果を使用できる。

汎用カードであり、とにかく罠を取り除いた際の効果が優秀なため《ホールティアの蟲惑魔》《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》《マドルチェ・デセール》のような罠カードを素材にするギミックのあるレベル4軸のテーマでは力を発揮しやすい。
また、効果で素材を取り除くために《ティアラメンツ・シェイレーン》《ティアラメンツ・レイノハート》を墓地へ送る手段として【ティアラメンツ】でも活躍可能。
魔法を素材にしてなくともうららで止まってしまう点だけ少し気になるものの、総合的にはデッキを選ぶ分器用に動き回ることのできる強力な汎用カード。
魔轟神獣キャシー ▶︎ デッキ 《魔轟神獣キャシー》
こいこい
2024/11/06 9:26
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弑逆を企てたアンドレイスなんかよりも圧倒的にレヴュアタンを噛み○してそうな猫。

捨てられることで発動する除去効果を持つ唯一の魔轟神モンスター。
手札を捨てるのを主戦法とする【魔轟神】とは相性が良いように見えるものの、強制効果であること・除去対象は表側のカードのみであることが厳しく、基本的には展開にも貢献できないため事故要因にもなるなど、あまりにも扱いに難がある。
このカードの強みは名称ターン1制限のない破壊効果であり、魔轟神名称であるため、サルベージ効果の多いテーマ内カードで使い回しも容易な点に集約されている。
【レヴュアタンループ】では自身の《魔轟神レヴュアタン》を爆破し、あちらの効果でそのままサルベージされることで使い回すという、永久的にレヴュアタンを破壊するための重要な役割を持つ。
新規カードの登場によってこのループ戦術の再現度も上がっており、先攻ワンキルの立役者としても採用したいカードではありますが、どうしても扱いの癖の強さがネックになるという難しい立場のカード。
魔轟神獣コカトル ▶︎ デッキ 《魔轟神獣コカトル》
こいこい
2024/11/06 9:01
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妨害されにくいダメージステップで魔轟神効果を使うことに価値を感じるならワンチャンあるかなくらい。
戦闘破壊に乗じて《魔轟神獣キャシー》を捨てれば、ダメステ中のドローに加えて1枚除去が可能。
魔轟神レヴェルゼブル》の登場で盤面に魔轟神モンスターを立たせる戦法が強化されているので、下級ながら戦闘向きの効果、低くはないステータスを持つこのカードの価値も少し上がっているか。自力SS効果は持たないものの、蘇生サポートはテーマ内に多い。
ただやはりメインフェイズ1に展開して強固な盤面を築きたい【魔轟神】においては、強みを生かすために戦闘を介する必要があるのは噛み合っていないのが現状。先攻1ターン目ではコスト以外の役割を得られないのも厳しい。
魔轟神クシャノ ▶︎ デッキ 《魔轟神クシャノ》
こいこい
2024/11/06 1:06
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「墓地が第二の手札」とも表現される現代遊戯王ですが、このカードにとってはまさに「墓地こそ手札」。
魔轟神では唯一自力で墓地からサルベージできる効果を持つが、メインは手札の魔轟神を捨てる方。
墓地に置かれていれば同名カード以外の手札の魔轟神を好きなタイミングで捨てられるため、ドローの渋さによる展開頭打ちへの保険にもなる。
名称ターン1制限が付いていないのが最大の長所であり、墓地に置く手段が尽きない限りは【魔轟神】の永久燃料として大暴れしてくれる。
ただし手札にある場合はコスト以外の使い道がなく、効果で回収した後の処遇に困りやすい他、素引きの渋さも当然気になる。手札が墓地。
エンジンの役割を持ちながら事故札でもあるため扱い易いとも言いにくいが、どの型でも1枚は採用したいカード。新規の登場によって再現度の上がった【レヴュアタンループ】にも必須であり、独自の強みが輝いている。
魔轟神ディフ ▶︎ デッキ 《魔轟神ディフ》
こいこい
2024/11/06 0:38
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自力SSどころか他の魔轟神を捨てることもできない時点で肩身が狭いのに、無駄に「時の任意」で発動する効果なので使い勝手も悪いという悲しみを背負った魔轟神。
魔轟神ソルキウス》《魔轟神ディアネイラ》のようなテーマ内事故札を捨てた際に、おとく感を得ることはできる。
まあ事故札の対策として事故札を採用する意味は絶対にないので、大人しく倉庫に眠っててもらいましょう。
魔轟神ルリー ▶︎ デッキ 《魔轟神ルリー》
こいこい
2024/11/06 0:26
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手札から捨てられるとそのまま蘇生される光属性・悪魔族は、魔轟神に限らず全てのカードでもこのカードのみであり、この1点だけで食いつないでいるモンスター。
散々言われていることではあるが、《刻まれし魔の詠聖》からサーチしてそのまま捨てることで、召喚権を使わずに《刻まれし魔の鎮魂棺》にアクセスが可能。
【デモンスミス】ギミックに展開の縛りがないことも相まって、お手軽な貫通・展開伸ばし手段の片棒として活躍してきた。まさにデモンスミスの寵児である。

ちなみにチューナーでもなければレベルも1と最低であるため、次から次にシンクロ体のレベルを伸ばして展開する【魔轟神】ではそこまで有力なカードと言うわけでもない。
悪魔族であることからデモンスミス展開の他にも、【魔轟神】と相性のよい《破械神王ヤマ》《光なき影 ア=バオ・ア・クゥー》に繋げやすいという強みはあるものの、《魔轟神クルス》のような優秀な悪魔族が他にもいるために彼女らを差し置いて採用枚数を増やす必要性も薄い。
(どう考えてもデモンスミス出張の流行が原因で、TERMINAL WORLDのイラスト違い枠をこのカードが勝ち取りましたが、こういう訳で魔轟神では必須のカードというわけでもないため魔轟神使い的には複雑な心境なのです…)
転生炎獣ウィーゼル ▶︎ デッキ 《転生炎獣ウィーゼル》
こいこい
2024/10/29 17:57
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咎姫の登場で救われすぎたカード。

墓地に転生炎獣が2体いる場合に手札からSSが可能。初動にこそなりにくいものの条件自体は緩く、貫通札として優秀。
このカード自身も《サラマングレイト・オブ・ファイア》《転生炎獣の炎陣》や、《レディ・デバッガー》のようなサイバース汎用札で容易にサーチできるのでアクセスも良好。
チューナーなので《サイバース・ウィキッド》でサーチも可能。他のレベル3モンスターを用意して《炎星侯-ホウシン》をS召喚、アクセスのしにくい《灰流うらら》《コード・オブ・ソウル》をリクルートするのに一躍買っている。
(2)の効果は特に注目すべきもので、《賜炎の咎姫》の自己蘇生効果を先攻1ターン目から発動できる自演コンボを行えてしまう。
転生炎獣レイジング・フェニックス》の着地に合わせてこの効果を発動してやれば、蘇生した咎姫の3マーカー分と場のレイジングで即座に転生レイジングを召喚可能になる。
転生炎獣パイロ・フェニックス》の場合、リンクモンスターを送りつけることでバーンしつつ、転生L召喚で相手の場を更地にできる。
世海龍ジーランティス》の効果を使えば《所有者の刻印》的な要領で送りつけたモンスターを奪い返すこともできる。
ついでに1ドローできてしまうのも強力。うららのトリガーになってしまう点だけは気をつけたい。
精霊獣使い ウィンダ ▶︎ デッキ 《精霊獣使い ウィンダ》
こいこい
2024/10/27 14:27
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創星神復活のいざこざで命を落としたり、やせたかなしい機械人形に改造されたりと散々な目に逢ったウィンダの、現世に誓環した姿。

ガスタの巫女 ウィンダ》を踏襲した受け身な条件で発動するリクルート効果を持つが、相手によって破壊されれば何でも良いので、この手のスキルの中では癖の少ない類。
「精霊獣」「霊獣使い」双方のカテゴリに属しているのも偉く、この2つのペアを作って融合体を召喚して戦う【霊獣】では器用に扱える名称を持っている。
自爆特攻を伴う必要はあれど初動としても運用可能。
破壊時効果で《精霊獣使い レラ》をリクルートし、メイン2でこれら2枚から《聖霊獣騎 ノチウドラゴ》をSS。除外されたレラの効果で任意の霊獣モンスターをリクルートして、そのままテーマ展開に繋げることができる。
EXデッキの霊獣すら呼び出してしまうので地雷としても優秀であり、相手に攻撃や効果破壊での除去を躊躇わせられる。融合体の分解効果を使えばフリーチェーンで除外ゾーンから場に出せるため、全体破壊等に合わせて出せるとうま味。
破壊されたならば《聖霊獣騎 レイラウタリ》を出してそのまま妨害の二の矢を構えよう。正規召喚でないのでバニラにはなるが、高打点である《聖霊獣騎 ガイアペライオ》を出すのもいい。
迷宮城の白銀姫 ▶︎ デッキ 《迷宮城の白銀姫》
こいこい
2024/10/15 20:27
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公式・二次創作問わずポンコツ扱いされている姫だが、バトルモードではそんな扱いなど露知らずの異様に高い戦闘力を誇っている。
ちなみにイラストは、騎士が来るのを待ちきれずに、戦闘形態で部屋から勝手に飛び出してしまったシーン。やはりポンコツ

最上級モンスターではあるがラビュリンスカードのみならず通常罠が発動されたターンという緩い条件で、かつフリーチェーンでSSもできるため、手札に来て腐るといった懸念は少ない。
通常罠の発動にチェーンしてデッキから通常罠を"なんでも"セットできてしまう強烈な効果を持つ。テーマ内なら《白銀の城の狂時計》を抱えていれば即座に発動も可能。
魔砲戦機ダルマ・カルマ》《次元障壁》といった、「強力ではあるもののサーチ手段に乏しい」汎用通常罠の弱点を1枚で補ってしまっている。対象・破壊耐性による場持ちの良さも相まって継戦能力も高いので、試合が長引くほど継続的にアドバンテージを稼ぐ凶悪な効果。
白銀の城の召使い アリアンナ》《ウェルカム・ラビュリンス》といったテーマギミックで容易にサーチ・リクルートできることもあって登場率は高く、実装時から【ラビュリンス】の強さを支え続けている大黒柱のようなカード。
【ラビュリンス】のみならず、罠デッキ全般にこのカードのみ出張させても活躍してくれるのですが。
一応弱点としてこのカード1枚だけでは何もできず、打点が高いだけのモンスターとなってしまう点が上げられる。更に通常罠に直接チェーンできないと効果を発動できないため、このカードにチェーンを挟ませないように立ち回る決闘者もよく見られる。
永の王 オルムガンド ▶︎ デッキ 《永の王 オルムガンド》
こいこい
2024/10/15 15:44
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妨害どころか除去とも言えない"なにか"を効果として持ち、相手に無償で手札交換をさせる関係上利敵行為にもなりかねないという謎のランク9。
単体では重い素材に見合う性能とは到底言えず産廃の烙印が押される程の性能ですが……専属介護師の《影の王 レイヴァーテイン》の登場によって、あちらが持つ非常に強力な効果を発動するためのパーツとしての役割を得た。
レイヴァーの効果使用後に残るこのカードもデカブツとしての役割だけでなく《王の舞台》《轟の王 ハール》の効果トリガーにもなれる。
レイヴァーの効果で理不尽除去を押し付けつつ、舞台・ハールの効果起動でダメ押しをする動きが強力であり、なんだかんだ【ジェネレイド】には必須のカード。
新規によって明確な立ち位置を確保できた元重症カードですね。
席取-六双丸 ▶︎ デッキ 《席取-六双丸》
こいこい
2024/10/14 19:16
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実用性を犠牲に双六・椅子取りゲーム双方の要素を取り入れた奇天烈なカード。
効果に名称ターン1制限がないので複数並べればそれだけ除去や特殊勝利の可能性も高くなるが、やはり(効果に見合わない)やたら重い素材と、相手バトルフェイズ開始時というタイミングの遅さが足を引っ張りまくる。
素材を4つ持っているXモンスターを吸収できれば即座に特殊勝利はできる。《出たら目》があれば狙ったモンスターを吸収できる確率が上がる他、どうにかして《No.67 パラダイスマッシャー》も並べて、このカードの7つ先のマスに4素材のモンスターを用意するのもありか。
ただやはり相手バトルフェイズ開始時という遅さが色々と台無しにしており、特殊勝利カードであるこのカードはメインフェイズ1で処理される運命にあるだろう。
そもそもバトルフェイズに入らずにエンドされると効果の発動ができないという重篤な欠陥も抱えている。バトルフェイズに入る必要性の薄い【神碑】を対面にした日にはもう目も当てられない。
処理されないようにメインフェイズ1間の展開をロック・制圧できるカードをお供に並べるのが好ましい……が、結局制圧カードを並べる盤面になるのなら運にも左右されるこのカードを使う必要性も薄くなる。
素材の重さ・確実性のない効果・タイミングの遅さと弱点だらけであまりにも使いづらく、2点どころか正直1点でもいいとは思いましたが、一応特殊勝利カードで回答を引けていない相手に理不尽を押し付けられる点が光り輝くので3点。
転生炎獣ガゼル ▶︎ デッキ 《転生炎獣ガゼル》
こいこい
2024/10/09 9:56
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握っているだけで展開の選択肢を大幅に増やすことのできる【転生炎獣】下級モンスター。
他の転生炎獣モンスターがフィールド・手札・デッキとどんな場所から墓地へ送られてもSSが可能。《サイバネット・マイニング》のコストなんかにも反応して出てきてくれるなど条件が非常に緩く使いやすい。
(2)はNS・SS時に誘発される埋葬・副葬効果。
転生炎獣スピニー》を落として蘇生すれば強力なリクルーターの《転生炎獣ミラージュスタリオ》に繋げられるし、《転生炎獣フォクシー》なら相手の永続を剥がすことが可能、《転生炎獣Jジャガー》ならリンクマーカーを増やしつつEXリソースを回復し【転生炎獣】の弱点である継戦力を補える。
この手のモンスターとしては副葬効果も兼ねている珍しいタイプで、潤沢な手数を有していれば墓地からそのままセットできる《サラマングレイト・ロアー》を副葬して妨害数を増やせる。ロアー以外の魔法罠でも《転生炎獣サンライトウルフ》の効果で回収できるので、実質的に魔法罠のサーチとしても使える。
条件を満たせば相手ターンでも手札から出てきて墓地アドを稼ぐなど至れり尽くせりであり、効果に名称ターン1はあれど手札にダブっても腐ることは少ない。
いくらなんでも下級としては器用すぎる効果を有していて、文句無しで3積み必須のモンスター。間違いなく【転生炎獣】の最重要カードです。
ファントム・オブ・ユベル ▶︎ デッキ 《ファントム・オブ・ユベル》
こいこい
2024/10/03 23:58
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本当は13点くらい付けたい意味のわからない壊れカード。
チェーンブロックを作らずにSS可能であり、モンスター効果による妨害を書き換える。書き換え効果で《スピリット・オブ・ユベル》を破壊した場合はそのまま《ユベル》をリクルート可能。
上級モンスターを複数積む必要がある【ユベル】は本来事故率が高くなりそうなテーマではあるが、このカードは手札のモンスターをも素材にできるため、必要のないカードをデッキに戻しつつ妨害ケアを行えるのである。事故札が事故札になっていない。
極めつけに素材を供給できる限りはターン内で無制限に召喚できるので、墓地リソースが増えれば増えるほどこのカードもわんさか湧くという、リンク値爆伸びマシーンでもある。
妨害・妨害ケア・アド稼ぎ・デッキリソース回復の全てを一身で背負うカードがこの緩い条件で出てくるのは破格というかやりすぎであり、当然と言うべきかOCGでは制限・MDでは準制限に指定された(2024/10現在)
融合素材にできない縛りがあるのでこのカードを再利用して新しいファントムを出すといったことはできない。枚数が減った今では墓地のこのカードをサルベージ(テーマギミックで言えば《ナイトメア・スローン》)し、再利用をすることになる。
ホルスの黒炎神 ▶︎ デッキ 《ホルスの黒炎神》
こいこい
2024/10/03 23:36
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効果自体は非常に強力なものの、現状は上振れ札寄りの立ち位置である【ホルス】の切り札。
王墓の石壁》でサーチするのが基本ではあるが、《王の棺》なしでは何も始まらない【ホルス】もといホルスギミックでは、《ホルスの栄光-イムセティ》に石壁のサーチ先の座を取られてしまいがち。
場にホルス関連のカードがある場合に発動できる(1)の除去効果は対象を取らないもの。石壁や棺がある場合にホルスモンスターをコストにすれば即座に蘇生できるためアドの減少にならずお得。
(2)の効果で純構築が苦手とする全体除去もカバーできる。
石壁が場に存在すればこのカードが効果を発動する度にドローを行えるので、このカードが動ける状況を作ってやれればリソース回復による継戦力も上がり、戦局に大きなアドバンテージを付けられる。
上振れ札寄りのカードであるためデッキに採用されない構築も見られる(特にホルスギミック出張では顕著)。
それゆえにこのカードを警戒されるケースは少なく、それが強みでもある。手札に隠し持った状態で不意に(2)の効果で相手の盤面をぐちゃぐちゃにするのが、カウンターとして非常に強力。
隠し持つためには初動札を持ちつつ、事故札にもなるこのカードを素引きするという運命力が必要にはなりますが。

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