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「アクセスコード・トーカー」のカード評価 : C/ゾンマス蒼血重点さん

アクセスコード・トーカー ▶︎ デッキ 《アクセスコード・トーカー》
C/ゾンマス蒼血重点
2022/12/26 16:27
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VRAINS最終戦。イグニスの…サイバースの理想を託した《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》を召喚したAiに対し、遊作もこれまでの戦いで活躍を見せてきたリンクモンスター達を次々と繰り出して応じる。一歩も譲らぬ激闘を繰り広げる両者だが、高い攻撃力と完全耐性を維持するアライバルが遂に遊作の攻勢を跳ね返し、Aiはリンク召喚メタ罠カード《Ai-Q》を投入して「詰めろ」を掛けた!
だが遊作は希望を捨てなかった。ディスティニードローした1枚と墓地のカードを駆使して怒涛のソリティアを展開し、4体のモンスターを盤面にかき集める。そして、
「行くぞ、Ai! これが俺の最後のリンク召喚だ!」

アクセスコード・トーカー》。過去の積み重ねの上に見出された理想を不変の耐性で守り通すアライバルに対し、現在を超えて未来に手を伸ばし「まだ見ぬ世界へ繋がる風を掴む」攻めの具現。(1)の効果で攻撃力7300となりつつ(2)の効果6回でアライバル以外のAiのフィールドを一掃しアライバルの攻撃力を7000まで下げて攻撃宣言、非常手段の《グッサリ@イグニスター》で相打ちになりながらもアライバルを破壊した。
まさに最後の切り札に相応しい決定力の持ち主で、OCG化に際しチェーンを許さないテキストも追加されている。現在ではリンク4の頂点として名高いカードだが、実はその評価が定着するまでに多少の時間を要した。
このカードの登場以前、アストラムやヴァレルソードなど汎用リンク4には既に優秀な大型が揃っており、実際現在でもアクセスの墓地コストを用意しにくいヌメロンなどではアクセスよりそちらを優先する傾向にある。それ以外の多くのデッキでアクセスが《トップ・シェア》を手にできた主要因は二つある。
一つは、汎用の中でも素材の縛りが特に緩かったこと。ハリファイバーでヴェーラーをリクルート→セレーネを出しヴェーラー蘇生→アクセス召喚!という展開(俗に言う「ハリセレアクセス」)に繋がる利点が高名で、EXデッキ産の素材を指定するアストラムや3体以上必要なヴァレソにはできない芸当である。ハリファイバーなら誰でも出せるし、効果モンスターでさえあれば良いのでアクセスにアクセスするルートは比喩でなく無数にある。
そして二つ目は、チェーン不可万能破壊+高打点という組み合わせが、後攻でさえあれば様々な場面に利くこと。優等生揃いと言えど流石にリンク4は気軽に切り返しで出せる軽さではなく、バランスを考えると少ない枚数を厳選して用いたい。その難しい立場に、魔法罠でも壁モンスターでも気にせず破壊し、5000点を超す直接攻撃でリーサル権を大きく広げられるというアクセスの特性が非常によく合っていた。結果、多くのデッキは幅広い局面をこれ1枠で済ませられるアクセスを重用することになったのである。
フィニッシャーではあるが、フィニッシュ力というより出しやすさや身軽さで支持を集めているというのは興味深い話である。同時に、これより突破力の高いリンクは刷れてもこれより素材が緩かったりコスパが良かったりするフィニッシャーはバランス面で刷り辛いとも推測でき、ハリは失ったがこのカードの活躍はまだまだ続きそうである。
報告URL  yugioh-list.com/reviews/view/167902

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