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「貪欲な壺」のカード評価 : C/ゾンマス蒼血重点さん

貪欲な壺 ▶︎ デッキ 《貪欲な壺》
C/ゾンマス蒼血重点
2022/10/20 11:20
遊戯王アイコン
多数の環境カードを輩出してきた壺界でも古参に位置する強力ドローソース。第4期の2005年、まだ強欲な壺が存命な頃にその調整版として造られた。
ある程度墓地が肥えないと発動できず、また積極的に墓地肥やしするデッキでもサルベージやリアニメイト、墓地から除外する効果を多用する類とは相性が悪く、強欲な壺ほどの万能さはない。一方で墓地に行った有用なカードや制限カード、サーチ・リクルート対象をデッキに詰め直し、EXデッキを修復することが可能で、発動条件を満たした際のパフォーマンスは強欲な壺をも凌ぐ。
登場当初から《魔導雑貨商人》で墓地を肥やし、手札に加えたこれやカオスモンスターに繋ぐ「断殺貪欲カオス」で活躍。強欲な壺の禁止とともに制限カードとなる。この時代はゲームスピードも緩かったため、ガジェットやライトロードなど幅広いデッキが息切れ防止に珍重していた。
もともとの規制原因だったカオスが《カオス・ソーサラー》に至るまで禁止送りにされ完全消滅したことから徐々に規制を緩められるが、この頃カードプールの増加や初期の凶悪コンボパーツの取り締まりによって、遊戯王は墓地肥やしの速度と重要性を増し、貪欲な壺が活躍しやすい方向にゲーム性を固めつつあった。EXデッキの上限が15枚となり、さらに小型の墓地効果持ちやシンクロ獣を素材に大型シンクロ獣に繋ぐシンクロ召喚が隆盛すると貪欲な壺は時代を定義するカードとして猛威を振るい、結果2011年には再び制限カードとなる。その後登場したエクシーズ召喚との相性もそう悪くはなく(シンクロほど墓地枚数は増えないが、蘇生やサルベージとの相性が悪く無意味に墓地に残りやすいため戻すうまみが大きい)、存在感を発揮し続けたが、デュエルの高速化に伴い継戦能力の重要度が下がったこと、序盤の安定性という視点では有効な手札になれないこと、墓地に落ちないペンデュラムとの相性が最悪なことなどから立場が弱まり、2018年には完全釈放された。
しかし「次世代のシンクロ」とも呼べるリンク召喚との相性は最高。初動では使えないものの1ターン目に5枚のモンスターを墓地に落とすことも余裕という異様な高速化によって一周回って遅さが中和され、現在では1ターンにデッキを全て使い切る驚異的な推進力を持つ未界域、制限カードのカガリなど次々に墓地に溜まる換装形態を使い回せ魔法カードとも相性が良い閃刀姫などで必須のカードとして複数積みされ、後発の壺に劣らぬ活躍を見せている。古いカードなので、タン1や余計なデメリットと縁がないのもありがたい(なかなか1ターンに2枚撃つことは難しいが)。マスターデュエルではドランシアとアーゼウスが制限、かつ重ねた十二獣を再利用できるため、十二獣や4軸ホープなど、EXデッキの消費がかさむエクシーズデッキでの採用も有力だろう。
なお、この「墓地のモンスターをデッキに戻してドロー」という効果は中終盤用カードとしてカードパワー・デュエル速度のバランスを取りやすい点が好まれ、壺シリーズ以外にも多くの後発品が作られたが、処理時の性質が違うものが混在しておりややこしい。遊戯王Wikiでさえ記述が怪しい点があるため裁定を入念に確認しておきたい。字数が足らないため詳細は《炎帝近衛兵》の項に記す。
報告URL  yugioh-list.com/reviews/view/165731

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