Case24 悪の虚栄心　作：トマトところてん

鬼平犯科張。2025年NHK大河ドラマべらぼうの時代に出てくる長谷川平蔵火付盗賊改の話。盗んだ金を使って善行をする人たち。人間とは良いことをしながら悪いこともする。これは悪人も罪悪感を感じて少しは良いことをしている。大切な人を傷つけまいと嘘をつく。良いことをしようとして余計なお世話なことをして人を傷つけるなど。
　医者は稼いだ金で酒やタバコやスポーツカーなどそんなに良くないものを買っていて、国境なき医師団はいつ死ぬかわからない恐怖からクラブのダンスホールで男女酒を飲んで踊り、戦場の兵士はタバコをやめられない。人間だもの。聖人などそうそういなくて、悪の道を知らずして悪を取り締まることはできない。警察官だってオンラインカジノ一平

本編

　宝くじで十億円を当てた。俺は強金謙屋一平。後ろめたさもあって田舎の保育園の園長になった。子供は好きだから。
　何か資格を取ったらその資格を持っている人を必要として待っている人が必ずいるとポジティブイメージをして、オーブの祈り。世界中が君を待っている。俺は無敵のマインドで自分を鼓舞して頑張っていた。宝くじを当てるまでは。
　俺は宝くじを買うために列に並んでいた。前に並んでいるティアラメンツたちが何やらしゃべっていた。
　カップ焼きそばに宝くじをつけたらめっちゃ儲かるんじゃないかしら？
　それはダメハゥフ。味で勝負しなくちゃ。仮にそれで億万長者になったら一生後ろめたさを感じるハゥフ。試合には勝ったけど負けたってやつハゥフ。
　いや、でもそんなに単純じゃないでしょ。焼きそばで儲けて焼きそばを食べるために生きるなんて人は少数派。だいたい焼きそばに嫌気がさしてくるでしょ。遊戯王で儲けたら遊戯王に嫌気がさしてくるのよ。
　人が人を想うことは単純で複雑。物事には二面性があり、コインの表裏しかしけして好き嫌いの二つではない。遊戯王も好き嫌いだけでやってないような気がする。
　今年も終わりだな。
　と、俺はつぶやく。俺は宝くじを当てたがまた宝くじを買っているなんてよくある話はやめておこう。一年の締めくくりにフライドチキンでくちびるを油テッカテッカにしてのどを潤して広場で路上ライブだ。クリスマスには何かが起こりそうな気がしてワクワクするけど何も起こらないぜ。少し寂しいぜ。俺も歌う。歌うんだ！
　いくぞー！！
　やめい。まったくこういうやつが路上ではしゃぐんだね
　と、ティアラメンツルルカロスが俺を止める。見知らぬおっさんの俺を止めるとはこのルルカロスかなり神経がずぶとい。完全に大阪のおばちゃんみたいだ。
　この一年もおつかれさま。じゃあな。
　あっそう。
　俺はその場を誤魔化して宝くじ売り場と広場を立ち去った。

続く

Case16 王のお茶会の竜剣士ホープ、ホープドラグナーの縛りでそんな展開はできないので同じ展開レベル4モンスター三体でできるエクソシスターとかに代えてマニフィカカリユガでもしてください。竜剣士でゼアルフィールドサーチするだけです。超重武者幻奏竜剣士あたりならコードブレイカー展開もあります。
　と言ってもエクソシスターはもう純構築でかなり強くカリユガを出すのもそんなに。居ても居なくても変わらないくらい強いです。

　創造とは逆境から生まれるのです。追い詰められた奴は強いし、厳しい制約が素晴らしいものを生みます。で正義の味方に後ろめたさがあるともうかっこよくてメロいです。罪深い男。ウルトラマンオメガもなかなか良いです。
　もう少しで今年終わっちゃうけどなんとかネクロスと霊獣を集めたい。安いし探せばなんとか。結局イラストの華やかさが欲しくて。オーバーリミットコレクションはミニカードサイズなのでデュエマではなくバトスピ。実際はそんなに大して変わらないのではないかと。