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⑥:確認したカードを魔法として扱う。 作:szmt
TURN 3 PLAYER:ユウシ
ユウシ LP3100
モンスター:復囚のフウ
魔法罠:1枚
墓地:4枚
VS
クー LP4000
モンスター:アンサーテイク・ミステリドル フランソワ
魔法罠:二枚
墓地:5枚
「俺のターン……ドロー!」
アンサーテイク・ミステリドルの攻撃力は3100。自分フィールドのフウは、ガクの意思を継いでいるとはいえ、その攻撃力の上昇率はガクの半分……1100。合計して2300はレベル4としては破格だが、彼女には届かない。……だが、伏せているカードは復囚の報い。手札を破壊してしまえば手っ取り早くあのモンスターを除去できる。それでも、相手のバックには二枚の伏せカード。安直にあのモンスターを破壊しにいってもいいものか?
……ドローしたカードを確認する。……これなら行ける!
「俺はセットされた永続罠、復囚の報いを発動!手札のカードを1枚破壊し、そのモンスターを破壊する!」
立ち上がった罠のソリッドヴィジョンに、上から大きな人形の手が押しつぶそうとしてくる。
「カウンタートラップ……ミステリドル・ハウス。さあ、クイズの時間だよ!間違えちゃうとそのカードの効果を無効にして、もう一回このカードをセットできるんだ!勿論、正解すればこのカードの効果が無効。さあ、問題!私のデッキの一番上、なーんだ!」
「やっぱり来たか……」
考えろ。『予備』は勿論こちらにもある。とはいえ使いまわせる無効罠……なるべく止めておきたい。ミステリドル・メイキング……墓地で答えを書き換える効果をあのカードは持っていた。相手の墓地に存在する魔法カードは、メイキング以外にもショー、アイと2枚存在している。その2枚も同じ効果を持っているかどうかは不明だが……やはり!
「答えは”魔法カード”だ!」
またドラムロールが流れ、デッキの一番上のカードが公開される。ミステリドル・メイキング……魔法カード、正解だ!
次の瞬間、押しつぶさんとしていた人形の手がさらさらと消えていく。
「むー。クイズに正解しちゃったから、無効にできないし、このカードは墓地に送られちゃう。いいよ、フランソワちゃんは破壊されちゃう。でもでも、そっちのモンスターは攻撃表示に変更したとしても攻撃力2300。たった1枚の手札もその罠のコストで使っちゃったし……」
「それはどうかな?」
「え?」
問題ないや、と言おうとしたクーを視線で遮って、力強く声を発する。そう、これだけでは、終わらない。
「忘れてないか?俺のモンスター、復囚の鬼たちは破壊されてもその意思を受け継ぐ。具体的には破壊されても後続が出せるが……ああ。さっきの復囚の報い。あのコストは、手札のモンスターを、”破壊”することだ。」
「……げ。」
「俺は破壊されたモンスター、復囚のグイの効果を発動!デッキから復囚モンスター、復囚のキンを手札に加え、そのまま召喚!」
復囚のキン ☆4 地 悪魔族 ATK1200 DEF200 表攻
①:このカードが戦闘・効果によって破壊された場合発動できる。手札・墓地からレベル2「復囚」モンスター1体を特殊召喚する。その後、この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力はこのカードの攻撃力分アップする。
②:このカードが元々の攻撃力と異なる攻撃力の場合、このカードは以下の効果を得る。
●:このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
「……っでっでも!それでもまだ4000のライフポイントには届かないよ!」
「俺は……俺はフウとキンの2体で、エクシーズ召喚!」
「エクシーズ!?」
エクストラデッキをチラとみる。看守と戦った時を思い出す。状況にあった、適切なモンスターが、確かにそこに1枚。
「恨み昇華せよ、我らの報い!剣もて路絶望を切り開け!エクシーズ召喚!現れよ、立ち上がりし大君!復囚鬼 ギシ!」
復囚鬼 ギシ ★4 闇 悪魔族 ATK2600 DEF 200 表攻
エクシーズ
EFFECT
「復囚」モンスター×2体以上
①:???
大剣を担いだ、冠を被った黒い鬼が現れる。
「合計攻撃力が下がった……ってことは!もう片方の伏せカード発動!ミステリドル・リペアー!墓地のアンサーテイク・ミステリドル フランシアちゃんを守備表示で復活!ごめんフランシアちゃん……攻撃力を上げる効果を持ってなきゃここでエクシーズなんてしてこない、だからここさえ凌げば!」
「なら俺はギシでフランシアを攻撃!グラッジ・バスター!」
「うぅ、フランシアちゃん……」
「そして俺は、X素材を一つ取り除いて効果を発動!破壊したモンスターの攻撃力分、このモンスターの攻撃力をアップさせもう一度攻撃する!そのモンスターの攻撃力は2100……つまり、ギシの攻撃力は4700となる!行くぞ、ダイレクトアタック!アヴェンタ・バスター!」
クー
LP4000 ≫ LP0
デュエルが終わり、ソリッドヴィジョンが終了する。
「むぅ……負けちゃった。いいよ、認めてあげる。」
そういいながら、手を差し出してくるクー。……ああ、そういう話だったか。デュエルに夢中になってすっかり忘れていた。
「ありがとう。」
そういって差し出された手を握り返す。すると背中に襲ってくる衝撃。手を握ったクーごと抱きしめられた。
「二人とも、いいデュエルだったぜ!これからよろしくな、ユウシ!」
この声は……
「リーダー!」
クーが声を上げる。
「おう、おかえりクー。いいデュエルだったな。ただ、あー。最後のリペアー。もしフランシアちゃんじゃなくて他の……プレシアちゃんか誰かを蘇生していれば、耐えられたかもしれないが……ま、岡目八目か。」
そういってから、こちらの肩を掴む。
「アンタもなかなかやるな。事情はハルから聞いてるぞ。こっちにこい。事情を説明してやろう。」
ぐいと肩を引きずって別な部屋に移動する。勢いがすごい。……なんだこれ。
あれよあれよという間に、本拠地らしき場所に移動。酒瓶らしきものが大量に詰まった棚に、バーカウンターのようなテーブル。そして三つ置かれた丸テーブルは、秘密基地というよりは隠れバーの雰囲気を出していた。そのうち一番大きなテーブルの上に、リーダー、カイがバサッと地図を広げた。
「ここは島、かつてデュエルの研究を行ってた、研究施設と学園と、その他住居や諸々を複合した島だ。正式名称は、えーとなんだっけか?」
そういって地図を見ながら説明。……横にいたハルに話題を投げる。
「デュエル・アカデミア。最初は学園施設だけの島だったらしいが、拡張やらなんやらで住居なんかも増えていった結果、ある種の街のような形態に変わっていったらしい。」
「デュエル・アカデミア……」
聞いたことがある。デュエルのエリートたちが通う、デュエリストによるデュエリストの為の学園だと。ユミや、まして俺なんかにとっては、憧れだが同時に遠い遠い場所の話でもあった。ここが、そうなのか。
「ああ、そういやそんな名前だったな。ま、俺らはずっと”島”って呼んでるが。ともかく俺たちはそこで暮らしてたんだが、急に”黒理”を名乗る連中が襲い掛かってきてな。俺たちもアカデミアのデュエリストなんだがまぁ、多勢に無勢に不意打ちだ。」
「だからこうして、コイツの隠してたトコを基地にして、レジスタンスをしてたってワケ。」
そういって割り込んできたのはタリア。ハルのほうを指さしながら説明する。
「黒理、レジスタンス……妹は、そこに?」
「妹……黒理に攫われた、ユミって子だったか。ああ、居るだろうな。」
カイが頷く。そうか、そうなら、取り返さなければ。助けなければ。
「だったら!妹の為に俺に協力……いや。目的が同じか。なら、俺を、レジスタンスに入れてくれ。」
頭を下げる。彼らは黒理の撃退。そして、俺の目的は黒理に囚われた妹の奪還。なら、力を貸す。いや、協力をする。それが一番だろう。
「ああ。いや?違うな。アンタはもう、俺たちの仲間だ。だろ?」
そうやって、カイが皆を見渡す。全員が頷く。
そうして、俺は、レジスタンスの一員となった。
NEXT 》⑦:自分はカードをドローできない。
――カードについて
ミステリドルモンスターは共通して召喚時にクイズを行い、外せば手札が1枚戻ってくる。追加クイズ(?)でアドを稼ぐモンスターもいたりする。
「アンサーテイク・ミステリドル フランソワ」
★4 地 機械族 ATK2100 DEF1200
「ミステリドル」レベル4モンスター2体以上
①:このカードのエクシーズ素材を全て取り除き発動できる。相手はカードの種類(モンスター・魔法・罠)を宣言する。その後、自分のデッキの一番上のカードをお互いに確認し、宣言した種類のカードだった場合、そのカードを墓地へ送る。違った場合、このカードの攻撃力は1000アップする。この処理を取り除いたエクシーズ素材の分まで繰り返す。
②:このカードがフィールドに存在し、このカード以外のフィールドの「ミステリドル」モンスターの効果によって自分のデッキの一番上のカードをお互いに確認する場合、代わりにこのカードをリリースできる。この効果でこのカードをリリースした場合、お互いに確認したカードの種類はモンスターカードとして扱う。
活躍と同時に戦犯になってしまったミステリドルのエース。今回は出なかったがアンサーテイクはもう1体居る。更に今回使うことはなかったが、リリースすることで答えを書き換える効果も持っていたりする。が、①が永続上昇なので旨味はあんまりない。
「ミステリドル・メイキング」
通常魔法
このカード名のカードの①の効果は1ターンに1度しか発動できない。
①:墓地の「ミステリドル」モンスター1体を対象として発動できる。相手はカードの種類(モンスター・魔法・罠)を宣言する。その後、自分のデッキの一番上のカードをお互いに確認し、宣言した種類のカードだった場合、そのカードを墓地へ送る。違った場合、そのモンスターを特殊召喚する。
②:このカードが墓地に存在し、「ミステリドル」カードの効果によって自分のデッキの一番上のカードをお互いに確認する場合、代わりにこのカードを除外できる。この効果でこのカードを除外した場合、お互いに確認したカードの種類は魔法カードとして扱う。
クイズによる蘇生とクイズの書き換え効果。もう一枚の蘇生札(リペアー)はクイズ無しで速攻魔法の蘇生だが、クイズの書き換えができなかったりする。
何気にクイズの都合上、天変地異がガン刺さり。ミステリドルが環境になったら、サイドに1枚挿しておけば安心。
ユウシ LP3100
モンスター:復囚のフウ
魔法罠:1枚
墓地:4枚
VS
クー LP4000
モンスター:アンサーテイク・ミステリドル フランソワ
魔法罠:二枚
墓地:5枚
「俺のターン……ドロー!」
アンサーテイク・ミステリドルの攻撃力は3100。自分フィールドのフウは、ガクの意思を継いでいるとはいえ、その攻撃力の上昇率はガクの半分……1100。合計して2300はレベル4としては破格だが、彼女には届かない。……だが、伏せているカードは復囚の報い。手札を破壊してしまえば手っ取り早くあのモンスターを除去できる。それでも、相手のバックには二枚の伏せカード。安直にあのモンスターを破壊しにいってもいいものか?
……ドローしたカードを確認する。……これなら行ける!
「俺はセットされた永続罠、復囚の報いを発動!手札のカードを1枚破壊し、そのモンスターを破壊する!」
立ち上がった罠のソリッドヴィジョンに、上から大きな人形の手が押しつぶそうとしてくる。
「カウンタートラップ……ミステリドル・ハウス。さあ、クイズの時間だよ!間違えちゃうとそのカードの効果を無効にして、もう一回このカードをセットできるんだ!勿論、正解すればこのカードの効果が無効。さあ、問題!私のデッキの一番上、なーんだ!」
「やっぱり来たか……」
考えろ。『予備』は勿論こちらにもある。とはいえ使いまわせる無効罠……なるべく止めておきたい。ミステリドル・メイキング……墓地で答えを書き換える効果をあのカードは持っていた。相手の墓地に存在する魔法カードは、メイキング以外にもショー、アイと2枚存在している。その2枚も同じ効果を持っているかどうかは不明だが……やはり!
「答えは”魔法カード”だ!」
またドラムロールが流れ、デッキの一番上のカードが公開される。ミステリドル・メイキング……魔法カード、正解だ!
次の瞬間、押しつぶさんとしていた人形の手がさらさらと消えていく。
「むー。クイズに正解しちゃったから、無効にできないし、このカードは墓地に送られちゃう。いいよ、フランソワちゃんは破壊されちゃう。でもでも、そっちのモンスターは攻撃表示に変更したとしても攻撃力2300。たった1枚の手札もその罠のコストで使っちゃったし……」
「それはどうかな?」
「え?」
問題ないや、と言おうとしたクーを視線で遮って、力強く声を発する。そう、これだけでは、終わらない。
「忘れてないか?俺のモンスター、復囚の鬼たちは破壊されてもその意思を受け継ぐ。具体的には破壊されても後続が出せるが……ああ。さっきの復囚の報い。あのコストは、手札のモンスターを、”破壊”することだ。」
「……げ。」
「俺は破壊されたモンスター、復囚のグイの効果を発動!デッキから復囚モンスター、復囚のキンを手札に加え、そのまま召喚!」
復囚のキン ☆4 地 悪魔族 ATK1200 DEF200 表攻
①:このカードが戦闘・効果によって破壊された場合発動できる。手札・墓地からレベル2「復囚」モンスター1体を特殊召喚する。その後、この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力はこのカードの攻撃力分アップする。
②:このカードが元々の攻撃力と異なる攻撃力の場合、このカードは以下の効果を得る。
●:このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
「……っでっでも!それでもまだ4000のライフポイントには届かないよ!」
「俺は……俺はフウとキンの2体で、エクシーズ召喚!」
「エクシーズ!?」
エクストラデッキをチラとみる。看守と戦った時を思い出す。状況にあった、適切なモンスターが、確かにそこに1枚。
「恨み昇華せよ、我らの報い!剣もて路絶望を切り開け!エクシーズ召喚!現れよ、立ち上がりし大君!復囚鬼 ギシ!」
復囚鬼 ギシ ★4 闇 悪魔族 ATK2600 DEF 200 表攻
エクシーズ
EFFECT
「復囚」モンスター×2体以上
①:???
大剣を担いだ、冠を被った黒い鬼が現れる。
「合計攻撃力が下がった……ってことは!もう片方の伏せカード発動!ミステリドル・リペアー!墓地のアンサーテイク・ミステリドル フランシアちゃんを守備表示で復活!ごめんフランシアちゃん……攻撃力を上げる効果を持ってなきゃここでエクシーズなんてしてこない、だからここさえ凌げば!」
「なら俺はギシでフランシアを攻撃!グラッジ・バスター!」
「うぅ、フランシアちゃん……」
「そして俺は、X素材を一つ取り除いて効果を発動!破壊したモンスターの攻撃力分、このモンスターの攻撃力をアップさせもう一度攻撃する!そのモンスターの攻撃力は2100……つまり、ギシの攻撃力は4700となる!行くぞ、ダイレクトアタック!アヴェンタ・バスター!」
クー
LP4000 ≫ LP0
デュエルが終わり、ソリッドヴィジョンが終了する。
「むぅ……負けちゃった。いいよ、認めてあげる。」
そういいながら、手を差し出してくるクー。……ああ、そういう話だったか。デュエルに夢中になってすっかり忘れていた。
「ありがとう。」
そういって差し出された手を握り返す。すると背中に襲ってくる衝撃。手を握ったクーごと抱きしめられた。
「二人とも、いいデュエルだったぜ!これからよろしくな、ユウシ!」
この声は……
「リーダー!」
クーが声を上げる。
「おう、おかえりクー。いいデュエルだったな。ただ、あー。最後のリペアー。もしフランシアちゃんじゃなくて他の……プレシアちゃんか誰かを蘇生していれば、耐えられたかもしれないが……ま、岡目八目か。」
そういってから、こちらの肩を掴む。
「アンタもなかなかやるな。事情はハルから聞いてるぞ。こっちにこい。事情を説明してやろう。」
ぐいと肩を引きずって別な部屋に移動する。勢いがすごい。……なんだこれ。
あれよあれよという間に、本拠地らしき場所に移動。酒瓶らしきものが大量に詰まった棚に、バーカウンターのようなテーブル。そして三つ置かれた丸テーブルは、秘密基地というよりは隠れバーの雰囲気を出していた。そのうち一番大きなテーブルの上に、リーダー、カイがバサッと地図を広げた。
「ここは島、かつてデュエルの研究を行ってた、研究施設と学園と、その他住居や諸々を複合した島だ。正式名称は、えーとなんだっけか?」
そういって地図を見ながら説明。……横にいたハルに話題を投げる。
「デュエル・アカデミア。最初は学園施設だけの島だったらしいが、拡張やらなんやらで住居なんかも増えていった結果、ある種の街のような形態に変わっていったらしい。」
「デュエル・アカデミア……」
聞いたことがある。デュエルのエリートたちが通う、デュエリストによるデュエリストの為の学園だと。ユミや、まして俺なんかにとっては、憧れだが同時に遠い遠い場所の話でもあった。ここが、そうなのか。
「ああ、そういやそんな名前だったな。ま、俺らはずっと”島”って呼んでるが。ともかく俺たちはそこで暮らしてたんだが、急に”黒理”を名乗る連中が襲い掛かってきてな。俺たちもアカデミアのデュエリストなんだがまぁ、多勢に無勢に不意打ちだ。」
「だからこうして、コイツの隠してたトコを基地にして、レジスタンスをしてたってワケ。」
そういって割り込んできたのはタリア。ハルのほうを指さしながら説明する。
「黒理、レジスタンス……妹は、そこに?」
「妹……黒理に攫われた、ユミって子だったか。ああ、居るだろうな。」
カイが頷く。そうか、そうなら、取り返さなければ。助けなければ。
「だったら!妹の為に俺に協力……いや。目的が同じか。なら、俺を、レジスタンスに入れてくれ。」
頭を下げる。彼らは黒理の撃退。そして、俺の目的は黒理に囚われた妹の奪還。なら、力を貸す。いや、協力をする。それが一番だろう。
「ああ。いや?違うな。アンタはもう、俺たちの仲間だ。だろ?」
そうやって、カイが皆を見渡す。全員が頷く。
そうして、俺は、レジスタンスの一員となった。
NEXT 》⑦:自分はカードをドローできない。
――カードについて
ミステリドルモンスターは共通して召喚時にクイズを行い、外せば手札が1枚戻ってくる。追加クイズ(?)でアドを稼ぐモンスターもいたりする。
「アンサーテイク・ミステリドル フランソワ」
★4 地 機械族 ATK2100 DEF1200
「ミステリドル」レベル4モンスター2体以上
①:このカードのエクシーズ素材を全て取り除き発動できる。相手はカードの種類(モンスター・魔法・罠)を宣言する。その後、自分のデッキの一番上のカードをお互いに確認し、宣言した種類のカードだった場合、そのカードを墓地へ送る。違った場合、このカードの攻撃力は1000アップする。この処理を取り除いたエクシーズ素材の分まで繰り返す。
②:このカードがフィールドに存在し、このカード以外のフィールドの「ミステリドル」モンスターの効果によって自分のデッキの一番上のカードをお互いに確認する場合、代わりにこのカードをリリースできる。この効果でこのカードをリリースした場合、お互いに確認したカードの種類はモンスターカードとして扱う。
活躍と同時に戦犯になってしまったミステリドルのエース。今回は出なかったがアンサーテイクはもう1体居る。更に今回使うことはなかったが、リリースすることで答えを書き換える効果も持っていたりする。が、①が永続上昇なので旨味はあんまりない。
「ミステリドル・メイキング」
通常魔法
このカード名のカードの①の効果は1ターンに1度しか発動できない。
①:墓地の「ミステリドル」モンスター1体を対象として発動できる。相手はカードの種類(モンスター・魔法・罠)を宣言する。その後、自分のデッキの一番上のカードをお互いに確認し、宣言した種類のカードだった場合、そのカードを墓地へ送る。違った場合、そのモンスターを特殊召喚する。
②:このカードが墓地に存在し、「ミステリドル」カードの効果によって自分のデッキの一番上のカードをお互いに確認する場合、代わりにこのカードを除外できる。この効果でこのカードを除外した場合、お互いに確認したカードの種類は魔法カードとして扱う。
クイズによる蘇生とクイズの書き換え効果。もう一枚の蘇生札(リペアー)はクイズ無しで速攻魔法の蘇生だが、クイズの書き換えができなかったりする。
何気にクイズの都合上、天変地異がガン刺さり。ミステリドルが環境になったら、サイドに1枚挿しておけば安心。
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Amazonのアソシエイトとして、管理人は適格販売により収入を得ています。
ユウシがレジスタンスの一員となったことで物語も本格的に動き出すのか…? (2021-03-23 02:59)
刹那の見切り、ガンマンの睨み合いのような感覚ですね。
個人的な事情によりかなり時間が空きましたが、ここからが本題、物語が始まっていくのでよろしくお願いします。 (2021-04-11 18:27)