透真サイド11　#6　絶死偉王　作：ささくれ

透真「ああ…また負けた………今度は・・・を使ってくるなんて……
颯真とのデュエルは…毎回驚かされることばっかだよ………ああ…颯真とまた…デュエルしたいな………







……？


















……！そうだ…！俺は颯真とデュエル中だったんだ……！早く…早く戻らないと…！颯真が……！」



第11話　#6　絶死偉王



ズァーク・場
星12　覇王龍ズァーク
魔法・罠
裏側1枚　Pスケール0　覇王門零/Pスケール13　覇王門無限

颯真・場
星12　DDD絶死偉王グレイテスト・ヘル・アーマゲドン
魔法・罠
永続魔法　地獄門の契約書・魔神王の契約書　Pスケール1　DD魔導賢者コペルニクス/Pスケール10　DD魔導賢者ニュートン

颯真「グレイテスト・ヘル・アーマゲドンの効果で自身は相手フィールドの全ての融合・S・X・Pモンスターの名前と効果を得る！よって、ズァークの効果を発動できるようになる。」

ズァーク「なに……！」

颯真「さらに！僕はフィールド魔法暗黒界の門を発動！効果により、フィールドの悪魔族モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
バトルだ！グレイテスト・ヘル・アーマゲドンで覇王龍ズァークを攻撃！喰らえ…！グレイテスト・フルバーン！！」

ズァーク「ぐッ……！よくもわが分身を…！
EXデッキに戻る…」

颯真「さらに、メインフェイズ2に移行し、ハーピィの羽箒発動！」

ズァーク「ぬ…魔法・罠ゾーンもがら空きか…」

颯真「ターンエンドだ。」

ズァーク「我のターン………ドロー…
……ぐッ…！貴様……！まだ…意識が残っていたのか………！くッ…」

透真「颯真……！今このデュエルに終止符を打つ……！く…！長くはもたない…
俺は…天よりの宝札を発動…そして…カードを5枚伏せ…ターンエンドだ……」

ズァーク「き…貴様ぁ…我に…抗うか…！」

透真「もちろん抗うさ………これは俺の…体だからな…
さあ、早く……ターンを開始するんだ………颯真……！」

颯真「あ、ああ…僕のターン…ドロー…」

透真「この瞬間…俺は…ライフを半分払い…ペンデュラム・ビックバンを発動だ…効果により……お互いのフィールドのモンスターを破壊し、EXデッキの表側になっているPモンスターを可能な限り特殊召喚できる…俺は何も出さない…」
透真/ズァークLP7400→3700
通常罠　ペンデュラム・ビックバン(オリカ)
お互いのスタンバイフェイズ開始時にLPを半分払い発動できる。
お互いのフィールドのモンスターを破壊し、EXデッキの表側になっているPモンスターを可能な限り召喚条件を無視して召喚できる。

颯真「僕はヘル・アーマゲドン3体を出す…」

透真「颯真……来い！！！」

颯真「僕はグレイテスト・ヘル・アーマゲドンで透真に……ダイレクトアターーーック！」

ズァーク「そんな……馬鹿…な………」

透真「はぁ…良かっ……た………」ﾊﾞﾀｯ…

天子「全く…本当に透真はすごい奴だ…」

颯真「同感です…本当にすごいよ……透真…」

それから俺は1週間も寝込んでいたらしい。

あれからズァークが出てくることはなくなった。
天子が言うにはカードに僅かに残っていたズァークの残留思念みたいなものが俺にとりついたらしい。
手元に残ったのは破れた覇王龍ズァークと覇王眷竜の5枚のカードだけだった…

to be continued・・・

～～今日のキーカード～～
「ペンデュラム・ビックバン」
ライフを半分払う事でEXデッキのPモンスターをタダ出しできるカード。
その分リスクは大きい

次回「突撃！隣の颯真君！」

題名、内容は余儀なく変更する場合があります。ご了承を・・・