暗遷士 カンゴルゴームのカード評価・考察 ⇒WIKI(外部)

　『ワ〇ピース映画史上最凶の敵』として有名である、筋肉ムッキムキで紫色の髪と黒いサングラス…そして右腕の超巨大な武器『バトルスマッシャー』がマジでカッコイイ、あの例の海軍総帥に遠目からなら似てそうな一枚。アニメのワン〇ース自体は見てこなかったが、小６の修学旅行バス中で視聴した際は、もうロマンの塊みたいな姿に鳥肌が立った記憶がある☆

　てなわけで《ジェムナイト・クリスタ》が闇堕ちして《ジェムナイト・ジルコニア》とのキメラみたいな姿をしてるコイツは、岩石族・闇属性とかいう珍しい種族・属性を持ち、それでいて素材緩々のランク４のエクシーズ体となる。打点は《ジェムナイト・クリスタ》を引き継いだ２４５０となっており、そこそこ打点が高いのと同時に、絶対に計算がダルくなる事だろう。

　そんなコイツだが、相手が場のカードを対象に取った際にチェーンして効果を発動でき、素材を１つ吐いて自分が対象を選びなおせる。めちゃ簡単な例として、例えば《サイクロン》は割と大きいだろう。フィールドの魔法・罠カードを１枚対象に破壊するものだが、これにチェーンしたら相手の伏せカードを破壊できる。また《死者への手向け》といった場のモンスター破壊でも、素材を吐ければ相手のモンスター破壊に書き換えれる。他にも装備魔法の装備先をパチったり、自分のカード対象に破壊して展開するデッキをメタったりできるので、かわった妨害を行えそうだ。しっかりターン１が無いので、２回も動きを狂わせれるのは厄介極まりないだろう。

　まあ穴が大き過ぎるのも問題であり、例えば『相手フィールドのモンスターを対象に発動』みたいな効果は、チェーンこそできるが相手のモンスターに対象を移す事はできない。例えば《無限泡影》を打ってきたとしても、やれるのは効果無効の肩代わりくらいだろう。またさっきの《死者への手向け》みたいなフィールドのモンスター破壊に関しても、相手フィールドに移し替えれるモンスターが存在しなければ、結局自分のモンスターは破壊される運命にある。もちろん全体破壊には無力だし、『選んで破壊』みたいなのもスルーしてしまう。やっぱりフィールドのみしか対応してないのが中々重く、そもそも発動タイミングがあるかすら分からないところである。

　しかし最強のランク４であった《深淵に潜む者》が亡き今、ワンチャンこのカードを使っても良い様な気がしている。先攻で制圧盤面を作るとして、その横にコイツを添えておくとしよう。相手が開幕に《無限泡影》を投げてきた際に、それを自身に対象を変える事によって、主要な妨害要員を守る事ができるだろう。また害悪リンクこと《Ｓ：Ｐリトルナイト》は着地時に場のカードを除外する訳だが、これで《Ｓ：Ｐリトルナイト》本人に対象を移し替えれる。思ってる以上に汎用カードをメタる能力があるのだ。《厄災の星ティ・フォン》非対応なのは非常に痛いが、禁止で空いたランク４の枠として悪くないかもしれない☆

　現状は完全に相手を選ぶ効果でしかなく、とてつもなくピーキーかつ先攻札オンリーな感じではある。しかし妨害モンスターの横に置いておくだけで少し安全に制圧できる様になるのは、想像以上にデカイと思う。ランク４枠という強豪揃いではあるが、ターン１なく相手の効果を疑似メタできるカードとしては唯一無二なので、是非とも手にとってみて欲しい！

場で対象に取る効果を他の場のカードに移し替えられる汎用ランク4のエクシーズモンスター。
要は相手の場も選択できるようになった《《シフトチェンジ》 》で有り
その用途では基本的には只の置物で移し替える相手が居ないと発動出来ないので
素直に対象耐性を持っていた方が凌げる様な場面で突破されるリスクも有る。

「移し替え」の処理を巡る裁定がややこしいカードで
場のカード1体のみを対象に取る効果にしか対応しないので、複数を対象に取る効果には無力。

「効果処理時に適切な対象を選択できる」だけなので、効果によっては発動出来ても相手へ跳ね返し出来ずに結局被害を被るケースも有る
「相手のカードを○○する」効果全般がそれで、この場合は他の味方のカードに移し替える事しか出来ない為
仮想敵である多くの除去効果に対応できないという欠点が存在する。
例えば除去の対象が場全体の《鳥銃士カステル》なら跳ね返えせるが
相手の場限定の《Ｎｏ.１０１ Ｓ・Ｈ・Ａｒｋ Ｋｎｉｇｈｔ》だと他の味方しか選べない。

この様に元になった《シフトチェンジ》同様に使い辛いだけの効果である。

総合評価:正しい対象の範囲が狭い。
対象を取る効果を別の対象に移せるが、相手に損害を与えられるのは、相手のカードを対象に移し替えた場合だけ。
対象を取らない効果には影響がなく、このカードを立てても牽制しづらいのが難。

クリスタさんのエクシーズの姿。

素材は汎用ランク４のそれであり、ステータスもクリスタと同じで2500には一歩及ばないもののそこそこある。
効果の方はフィールドのカード１枚を対象に取る効果の発動を、他の「正しい」対象へと移すというもの。見え見えの効果なので相手を牽制しつつあわよくば相手に移して更なるアド損をというのが正しいのでしょうが、厄介なことに相手の効果自体は無効にしない点と「正しい対象」とテキストがキレイにかみ合って惜しいと感じる。
対象を１体だけ取る事が条件なので対象に取らない効果や２枚以上を対象に取る効果には発動できず、また跳ね返すには相手に他のカードを要求するので相手の場にカードが無い時に撃たれるサイクロンや泡影はよくて自分の他のカードを身代わりにする事くらいしかできない。もちろんカテゴリ専用のサポートにはミラー以外で使えないのでカテゴリ重視な現状とも合わず、チェーン発動する関係から主要な手札誘発に大体無力な点も気掛かり。
単純な無効効果や対象耐性があふれてきた上に、ただでさえ厳しい状況なエクシーズの、さらに言えば激戦区ランク４でこの癖の強さはちょっと厳しいかと。

効果の対象を別のカードに移し替える効果を持つランク4。
単体除去効果を持つ帝、サイクロン、《強制脱出装置》等の牽制として非常に有効。

打点は2450と他に役割を持つカードとしては結構悪くない値。
効果は素材を取り除いてカードの効果の対象を移し替える。
サイクロンやサンブレなどの指定が緩いカード程良く効き、こいつがいる時に撃つと自滅してしまうので牽制になる。
2枚以上対象を取るカードには対抗はできず、若干相手を選ぶ面はあるが空いた枠の候補としては優秀なカード。

若干処理がめんどくさいマン。
例えばRUMは対象を移し変える事はできても移し変える先はRUMに指定された対象と同じでないといけなかったり、RUMを発動された対象と同じNo.を持っていたり同じ種族属性を持ってなきゃいけなかったり
マスク・チェンジなら同じ属性のモンスターにしか移せなかったり
それらの対象を自分のフィールド場のモンスターに移してもエクストラデッキから出す事ができるとしても公開情報でないために自分のモンスターに対象に移すことはできないなどなど。(バウンスなどでそのモンスターがエクストラデッキに存在することがわかっていたとしても。)
《奈落の落とし穴》などもたとえ相手フィールドに1500以上がいても移せない、《蟲惑の落とし穴》も効果モンスターがいても移せない。
ただそういう搦め手を使わなければ《強制脱出装置》を相手に返したり、各種装備魔法を奪ったり。
ターン1制限もなかったりする。そうすると移し変える対象が場にいないとその処理自体がされないという裁定も絡んでくる。実にややこしい。

強脱しかりカステルしかり大体のデッキに入ってくる除去、サポートは総じて対象を取る効果が多いのでその牽制としてかなりの拘束力を持ちます。ステータスは核となったクリスタと同じなため突破されにくいようですぐに突破されます。全体除去には弱いですがまぁその時は死なば諸共なので気にすることはないでしょう。詳しい経緯こそは分かりませんが、ここからシャドールへと変化するクリスタのストーリーも気になります。

明確に刺さるカードが流行ると活躍しそう

他のランク4に優秀なのが多いせいであまりスポットライトは当たりませんが、中々強い効果を持っています。
特定のカードを維持するデッキでは優先して採用できるでしょう。
全体除去に弱いのはご愛敬。

役に立ったり立たなかったりする
何せ効果がかなり受身　
打点が高いモンスターがポンポン出る環境だと場持ちは意外と期待できない
ランク４は激戦区だけど枠が余ったら入れてみてもいいかも？

攻撃力の低さは《安全地帯》とのコンボによって防ぐことが出来ます。
罠モンスターなら魔法・罠対象でもモンスター対象でもそっちを対象にすることが出来ます。

MGで意味ありげに言われていたり，原核に出ていたりと，設定が色々気になる1枚．
効果は対象取るカードを《シフトチェンジ》するもの．
条件が合っていなければ行けないが，相手のサイクロンを他へずらしたり，脱出を相手に飛ばしたりなど，できることも結構多い．
対象を取らなかったり，適切な対象が自分だけだったりすると使えないものの，
置いておくとウザがられる高打点という意味で，激戦区ランク4に切り込める性能を持っている．
惜しむらくは攻撃力．元ネタのクリスタのせいでもあるが，もう50あればプレアデス対策になったのに・・・

ヴェーラーや強制脱出のようなどうしようもない感じのあったカードを無力化できるのはいいですね　まずこいつを作ってそのあとまだなんか出して除去やらしていけるような展開力があればかなり強いです　フェルグラントとかプレアデスのような制圧力の高い相手を返り討ちにしよう！　イラストかっこいいのも素晴らしい

「遷」には「誰かの代わりになる」という意味が、このカードの元ネタである石、「ケアンゴーレム」の石言葉には「種の存続、悪魔払い」という意味も。ATKやDEFの値もクリスタと同値なんだよね。これらが意味することは…？
要は生きる《シフトチェンジ》。嫌なサイクを相手カードの破壊やAFなんかにつなげたり脱出を完全に防げたりとかなり便利。自身の打点や正しい対象の文が気になるものの、かなりの優秀なカードであることに変わりはない。あくまで防御的なカードのため、補助として置いておいて展開するのがベストだろうか。

ちょっと言葉では評価のし辛いカード。
相手に移して実質アド得、相手に移すことで実質無効化、別の自分のカードに移して実質無効化、自分のカードに移して対象の除去は回避、身代わり対象が少なく実質無意味。
等、使われるカード１枚１枚に対して様々な相性が考えられる。

それでも名指しで数枚仮想敵を考えただけでもそこそこの実力なのは事実。
攻撃力も耐性持ちと考えれば合格点ではあるだろう。

？？「ゴルゴーム・・・？まさかダイヤ、クリスタ、ジルコニアがヴェルズ化したのはゴルゴムの仕業か！おのれゴルゴム、ゆ゛る゛さ゛ん゛！！」
汎用ランク4。まぁランク4にはライバルがかなり多く、わざわざこのカードを入れる枠がない、というのが現実だが・・・
しかし効果は侮れないもの。自分だけでなく相手にも跳ね返すことができるので、立たせておけばそれなりの制圧力は期待できる。
しかし奈落にはきちんと引っかかり、パールだけでなくホープにもやられる情けない打点であるのもこのカードの弱点。

ジェムナイトがヴェルズに感染したのはゴルゴムの仕業だ。それはともかく、帝積むじゃねーかよ…相手がそれ以外でもいろいろできる。DT世界はどうなることやら。

強いのは間違いないんだけど、入れる枠があるかどうかが一番の問題
2450打点ってのも低くはないんだが使いやすいパールやホープのことを考えるとコメントに困る、とくにホープは擬似的な戦闘耐性持ちだし

いや十分強いんですけどね、一部のランク４が頭おかしいだけで

どこまでも侵食するヴェルズ、本当にやりたい放題だな…
まずは他の対象が必要な対象耐性を持っているアタッカーというところ。
打点も効果も堅実なもので、とりあえず立たせておくランク４としてはそれなりに信用できるもの。
立ち位置的にホープやパール的なものに感じるが、そこで終わらないのが他のカードも対象を強引に移し替えることができること。
この効果がどこまで拡張性を持つかで評価が変わりそうか。使われてみないとわからない部類のカードと言えそうな。

な、何があったんだジルコニアさん！！対象メタとしか言いようのないヴェルズ化したジルコニアさん。ヴェルズに積んでるけど使う日あるのか…？

枠が無いから入れにくい典型例かと。強いけど。
別の正しい対象が必要ってことは、例えばアークナイトを躱す為には特殊召喚された攻撃表示のモンスターがもう１体必要になるわけ。
こいつのいる限りサイクロンや強脱を相手は撃ちにくくなるのは評価出来るけど、いまいち採用理由としては弱いか。
とはいえ、除去多めのデッキならバックを大量に伏せてから立たせておくだけでフェルグラや閃スタを牽制出来るし、ランク４を連打出来るならアークナイトの隣に立たせるとフェルグラも沈黙するので、採用の価値はある。
攻撃の補助としては使えるけど、守備のサポートをさせるとプレアデスにすら殴り殺される攻撃力に注意を払う必要がある。

ヴェルズの名を持ちませんが、見た目はヴェルズ化したクリスタ+ジルコニア+マスターダイヤ。ケルキオンが3龍を取り込んで以降もなおヴェルズは蔓延るのでしょうかね。
効果としては対象をとるカードの効果を別の相手に移し替えるというトリッキーなもの。そのため相手に対象を取るカードの使用を躊躇わせることも出来ます。効果自体は厄介ですが、攻撃力は微妙な数値なのであっさり戦闘破壊される恐れも。

フェルグラすら跳ね除けるというけどバトルに勝てませんやん。
《次元幽閉》等には正しい対象が必要なため使いづらい。
使いづら汎用性には欠ける。

黒水晶。クリスタさんヴェルズと最適化しちゃった？ジルコニアとダイヤも混ざってるけどステータスは本人から変わらないのね。
鮫騎士やビュートみたいな派手さは無いが安定した打点に汎用性の高い効果が合わさり、超激戦区のランク4にも十分ケンカを売れるスペックに仕上がっている。
てゆうかよく見たら帝絶対殺すマンだなこいつ。ラプソディといいガエル帝に対する風当たりがもうハリケーンレベルなのですが…

対象キラー。フェルグラすら跳ね除ける。
打点も及第点で流行りの脱出装置などにも強いため場持ちはいいでしょう。

新たな汎用ランク4！下でもある通り、ヴェーラーの対象を(自分のモンスターのみ)移せたり、相手フィールド次第でサイク強脱などの牽制などなど、攻めにも守りにも使える強そうなカードですね。

　対象を取る効果を別の対象に移し替えるという、ややトリッキーな能力を備えた汎用★４エクシーズ。
　相手の《サイクロン》や《強制脱出装置》で相手のカードを除去できるため、状況次第では間接的にそれらのカードを腐らせることができます。
　他のカードとの連携が前提になりますが、仮想敵も《神竜騎士フェルグラント》や《エフェクト・ヴェーラー》など多岐にわたり、《スターダスト・ドラゴン》や《希望皇ホープ》などのいわゆる主役エースラインに届かない微妙すぎる攻撃力を除けば、かなり扱いやすいカードだと思います。

とても使いやすい汎用ランク４エクシーズ。
正しい対象が必要だが相手カードも選択可能なので、なかなか厄介。