Ｈ・Ｃダブル・ランス(ヒロイックチャレンジャーダブルランス)カード評価・考察

戦士族大好き
2023/10/08 16:28

評価において難しい点の1つに「やるべからずを守った事を加味するのか」が挙げられます。
アクションには必ず結果が伴い、それは「存在」しているのでゼロを含む点数を付けることができます。
では何も起こさなかった・起きなかった場合はどうか。それは「無」でありゼロとは立場が異なります。

このカードの効果自体はゼアル期の1つのテンプレである２体分の素材を変形させたものであり、《ヒロイック》《Ｈ・Ｃ》《Ｈ－Ｃ》どのカードにも墓地肥やしカードがない時点で微妙です。
【ヒロイック】は何回か強化されましたが手札墓地で《Ｈ・Ｃダブル・ランス》扱いとなる後続モンスターは結局登場せず、今後の追加可能性も低いです。
そのため私が点数を付ける場合は4点が限界です。

このカードを評価するに当たり比べざるを得ないのが《ＢＫスイッチヒッター》であり、彼は同名ではなくカテゴリモンスターを制限なく蘇生できアニメ産では革新的なモンスターでした。
しかし《ＢＫ》以外のSS不可能の今の遊戯王では絶対に無視できない非常に重い制約がついてしまい、23年の新規《ＢＫ》もその枷を引き継いでいく方針をとった時点で【BK】のこれからの将来が決定づけられました。

《ＢＫスイッチヒッター》の存在を考えるとこのカードは「無茶をしなかった」。
潜在的脅威を回避した評価を付けることも可能だと考えられます。
その場合、ヒロイック以外のモンスターをSSする可能性がある構築をした【ヒロイック】にとっては多大なる貢献をしているのは間違いなく、点数で言えば8~10を付ける事も納得がいきます。

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5

ねこーら
2023/05/05 1:08

総合評価:同名カードをどう墓地に置くかが難。
《電池メン－単四型》と同様の効果であり、難点も同じ。
こちらは《Ｈ・Ｃサウザンド・ブレード》で展開補助ができる分、ヒロイック主体のデッキでは使いやすい。
利用制限があるもののリンク素材にするには良い。

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5

タマーキン(封印)
2023/01/27 3:38

原作アニメから大幅に弱体化されてしまった
メインデッキから連れて来れるとサウザンド・ブレードの立場が無くなってしまうのだが、せめて同名ではなくヒロイック全般にして欲しかった
効果の回数制限が無いが、通常召喚時限定でありヒロイックは通常召喚の回数を増やしたりしないのでどのみち一回しか使えない
同名しか出せないのはかなり辛いものがあり、DIMENSION FORCEで来たヒロイック新規の面々を優先して積みたい都合対して優秀でも無いのに複数積みが前提のダブル・ランスの席は用意するのが難しい
ヒロイックのランク4を出すだけであればエクストラの枠を食うが、簡易《簡素融合》を入れて《カルボナーラ戦士》を出した方が召喚権を使わずに素材を工面出来るのでそちらの方が良い
LPを食うがクレイヴソリッシュの効果で消し飛ぶので関係無くなる都合1ターンで決めきる前提であれば尚更
サウザンド・ブレードの弾を多くしたい際に入れるかどうかと言った感じである
原作アニメではダブル・ランス一枚でHーCのエクシーズ素材になる場合エクシーズ素材二枚分(しかも発動しない効果)の働きをすると言う十二獣ですらやらないインチキ効果であった
召喚条件を満たすだけではなく、エクシーズ素材になった後もしっかりエクシーズモンスターの弾二発分の仕事をするためエクスカリバーの効果のコストを一枚でこなしていた
本物でその効果だったらモンスター四体以下で五素材ロンゴミアントなんて真似が出来てしまうので弱体化もやむ無しか(大分前のカードなのだが)
もしくは本物での裁定がややこしくなるのを防ぐためだったのかもしれない
もう少し融通の効いた効果であれば＋3点で現ヒロイックにも採用できたのだが

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