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蝶の短剣-エルマのカード評価・考察 ⇒WIKI(外部)
やや高評価(7〜8)を表示
そこそこ強い、使えると判断したユーザーのコメントです。
装備魔法としてのスペックだけ見れば初期組にも引引けを取らない産廃度合いだが、特定のカードが絡んだ瞬間チート化していく一枚。小学1年の頃『エルマーのぼうけん』とか読書感想文で読まされてたけど、何が何だか分からなかったな…
効果は至ってシンプル、適当なモンスターに装備でき、どうやら謎の短剣の力で蝶の呼吸を扱える様になるそうだ。さすれば打点が300アップし、相手を毒殺でき…できる訳がないだろ(笑)
見ての通り装備させて闘おうとするなら、もはや産廃レベルの性能である。初期の装備魔法でも400打点アップできるのを考慮すれば、わざわざこのカードを優先する必要性が皆無であろう。一応《ガーディアン・エルマ》とかいう専用モンスターの存在もあって少なからず使い道こそあるものの、そもそも一式準備したい程のパワーはない。打点アップで考えるならば《団結の力》みたいなので十分だ。
…まあ流石にこれだけでは弱過ぎるので、どうやらオマケ効果を付けてもらった。効果によってこのカードが破壊された時に発動され、墓地のこのカードを手札に回収できるのだ。…これが完全に調整ミスだった。
てな訳で蓋を開ければ、無限回収による先攻ワンキルのキーカードとして乱用されまくった。昔の仕様のテキストなので、この回収効果にはターン1など存在してない。んで遊戯王界には《鉄の騎士 ギア・フリード》とかいう誰得効果な謎モンスターが存在しており、あろう事か自身に対して装備された魔法カードを即座に破壊してくる。しかもターン1が存在しない。…これは悪用されない理由がなく、もう悲惨な状態となっていくのだ。
やはり代表例としては《王立魔法図書館》との無限ドローコンボであり、今で言う【図書館エクゾ】の究極系とも言えよう。このカードの無限装備を繰り返して魔力カウンターを貯めまくり、3つ消費してドローしまくれるので、簡単にデッキを引き切る事ができる。現代の当デッキは大抵1回投げた《灰流うらら》で詰む事が高いものの、このカードに至っては無限に魔法を発動できるので、1度盤面ができたら防ぐのは難しい。
また《王立魔法図書館》の無限ドローに縛られる必要もなく、例えば《ビッグバンガール》は自身が回復する度にバーンを相手に与える。要は《魔法吸収》と併用すれば無限に回復しつつ先攻ワンキルが可能となる。また無限の回復=無限のライフであり、これにより相手はビートダウンが実質不可となろう。こうなると遊戯王は、脳筋決闘者涙目不可避のクソゲーと化しそうだ。何なら遊戯王は最終的に残りライフ差で勝敗を決するルールなので、これを続けるだけで必ず勝ててしまう。結局行き着く先はワンキルである。他にも《マジカル・コンダクター》や《マジックテンペスター》とかの魔力カウンター系と手を組んでワンキルできてしまうので、もはや時間の問題であった。
初登場は2002年11月だが、当然ながら大暴れしまくった。そりゃ上述したコンボで悪用しまくれるので、使われないはずも無い。その結果2003年の年始めから早速制限カードに指定されてしまった。…が、それでも無限にワンキルできるコンボとして擦られ続けていく。もはや生かしておく必要も無くなったのか、2004年に刀狩令によって公式さんに処分された。これは当然の報いだが、名称指定で大切に所有していた《ガーディアン・エルマ》は泡を吹いて気絶する。とんだとばっちりであった。
正直今の遊戯王では特化構築で普通に先攻ワンキルできる時代であるものの、誘発環境の中で《王立魔法図書館》+《鉄の騎士 ギア・フリード》+《蝶の短剣-エルマ》を揃えてワンキルできるか言われたら微妙ではある。だからノーエラッタで緩和される可能性は高いものの、その半永久機関的な回収効果を見過ごす訳にはいかない。予期せぬ使われ方で環境を荒らすリスクを考えると、別に緩和する意味も無いから未だ禁止から動けないのだと思った。
…それはそうと、泡吹いて気絶したままの《ガーディアン・エルマ》が実に不憫である。何か報われてくれれば良いのだが…んん?お前達は誰だ??
《E・HERO バブルマン・ネオ》
「《突然変異》させてクレメンス〜」
《強欲な壺の精霊》
「《強欲な壺》の代替カードあくしろよ!」
《壺魔神》
「そうだよ(便乗)」
効果は至ってシンプル、適当なモンスターに装備でき、どうやら謎の短剣の力で蝶の呼吸を扱える様になるそうだ。さすれば打点が300アップし、相手を毒殺でき…できる訳がないだろ(笑)
見ての通り装備させて闘おうとするなら、もはや産廃レベルの性能である。初期の装備魔法でも400打点アップできるのを考慮すれば、わざわざこのカードを優先する必要性が皆無であろう。一応《ガーディアン・エルマ》とかいう専用モンスターの存在もあって少なからず使い道こそあるものの、そもそも一式準備したい程のパワーはない。打点アップで考えるならば《団結の力》みたいなので十分だ。
…まあ流石にこれだけでは弱過ぎるので、どうやらオマケ効果を付けてもらった。効果によってこのカードが破壊された時に発動され、墓地のこのカードを手札に回収できるのだ。…これが完全に調整ミスだった。
てな訳で蓋を開ければ、無限回収による先攻ワンキルのキーカードとして乱用されまくった。昔の仕様のテキストなので、この回収効果にはターン1など存在してない。んで遊戯王界には《鉄の騎士 ギア・フリード》とかいう誰得効果な謎モンスターが存在しており、あろう事か自身に対して装備された魔法カードを即座に破壊してくる。しかもターン1が存在しない。…これは悪用されない理由がなく、もう悲惨な状態となっていくのだ。
やはり代表例としては《王立魔法図書館》との無限ドローコンボであり、今で言う【図書館エクゾ】の究極系とも言えよう。このカードの無限装備を繰り返して魔力カウンターを貯めまくり、3つ消費してドローしまくれるので、簡単にデッキを引き切る事ができる。現代の当デッキは大抵1回投げた《灰流うらら》で詰む事が高いものの、このカードに至っては無限に魔法を発動できるので、1度盤面ができたら防ぐのは難しい。
また《王立魔法図書館》の無限ドローに縛られる必要もなく、例えば《ビッグバンガール》は自身が回復する度にバーンを相手に与える。要は《魔法吸収》と併用すれば無限に回復しつつ先攻ワンキルが可能となる。また無限の回復=無限のライフであり、これにより相手はビートダウンが実質不可となろう。こうなると遊戯王は、脳筋決闘者涙目不可避のクソゲーと化しそうだ。何なら遊戯王は最終的に残りライフ差で勝敗を決するルールなので、これを続けるだけで必ず勝ててしまう。結局行き着く先はワンキルである。他にも《マジカル・コンダクター》や《マジックテンペスター》とかの魔力カウンター系と手を組んでワンキルできてしまうので、もはや時間の問題であった。
初登場は2002年11月だが、当然ながら大暴れしまくった。そりゃ上述したコンボで悪用しまくれるので、使われないはずも無い。その結果2003年の年始めから早速制限カードに指定されてしまった。…が、それでも無限にワンキルできるコンボとして擦られ続けていく。もはや生かしておく必要も無くなったのか、2004年に刀狩令によって公式さんに処分された。これは当然の報いだが、名称指定で大切に所有していた《ガーディアン・エルマ》は泡を吹いて気絶する。とんだとばっちりであった。
正直今の遊戯王では特化構築で普通に先攻ワンキルできる時代であるものの、誘発環境の中で《王立魔法図書館》+《鉄の騎士 ギア・フリード》+《蝶の短剣-エルマ》を揃えてワンキルできるか言われたら微妙ではある。だからノーエラッタで緩和される可能性は高いものの、その半永久機関的な回収効果を見過ごす訳にはいかない。予期せぬ使われ方で環境を荒らすリスクを考えると、別に緩和する意味も無いから未だ禁止から動けないのだと思った。
…それはそうと、泡吹いて気絶したままの《ガーディアン・エルマ》が実に不憫である。何か報われてくれれば良いのだが…んん?お前達は誰だ??
《E・HERO バブルマン・ネオ》
「《突然変異》させてクレメンス〜」
《強欲な壺の精霊》
「《強欲な壺》の代替カードあくしろよ!」
《壺魔神》
「そうだよ(便乗)」
KONAMIすら遊戯王のルールが分かってない頃に刷られてしまった産廃オブ産廃。
非っっっっ常ぉーに評価が難しく、それ自体は無害にして無力なのに治療をほどこすと合併症で即昇天してしまう面倒極まりない性質を持つ。
「破壊されるとハンドに戻り再び使えるカード」
分かる、すっごい分かる。コンセプトは正しい。
遊戯王の始まりから現代に至るまで装備カードが背負った悲しみであり、それをスマートに解決する手法としては非常によろしい。
だが自ら割って何度も発動する無限ループを考慮していなかった。TCGとしての先輩MTGでも同じコンセプトで返ってくる装備魔法的な物はあったのだがあちらはマナコストと言うリソースの消費があるため大半は鳴かず飛ばずだった。なお大暴れした一枚は設定ミスでほぼノーコストだった。
閑話休題。つまり完全ノーコストで回収できるリソースが暴れ回るのは当然であり、必然これも無限ループに組み込まれクッソダルい決闘風景を演出した。
厄介なのはこの無限ループ「大して強くない」
このカード、このカードを恒久的に割る手段、このカードがループする事を生かすカード
の3枚を揃えてようやく始動可能で、その見返りは勝利とは限らない。
妨害も容易く、どう転んでも装備カードである事は変えられないので装備モンスターの除去と言うシンプルな解法に手出しできない。
じゃあなぜ禁止なのかと言うと強い弱い以前に「ウザい」のである。
何せ無限ループだけならめっちゃ簡単にできる。このカードを延々割り続けるだけなら簡単なのだ。この時点で遅延問題に両足を突っ込んでいる。
さらに先に述べたループが始まっても「勝利するとは限らない」
明確に勝利のビジョンが描けるのは図書館エクゾくらいで残りは膨大なリソースを得るだけにとどまるものが多く、やはり遅延問題と対面せざるを得ない。
じゃあ無限ループが悪いのだから名称ターン1制限をつければいいんじゃないか?
聡明な諸兄はもうお察ししただろう。「単体性能はゴミ」なのだ。
無限ループ時代ですでに強化カードとして使う決闘者など存在せずループすることこそがアイデンティティ。
エラッタしなければその存在は許されず、エラッタしたら存在する意味がない。この二律背反アンチノミーに縛られ希望も絶望も無い虚無の永遠を生きる事を強いられている。
生まれ持った業こそが存在意義であり、背負わされた罪こそが生きた証なのである。
《ガーディアン・エルマ》もとんでもない相方をあてがわれたものである。
非っっっっ常ぉーに評価が難しく、それ自体は無害にして無力なのに治療をほどこすと合併症で即昇天してしまう面倒極まりない性質を持つ。
「破壊されるとハンドに戻り再び使えるカード」
分かる、すっごい分かる。コンセプトは正しい。
遊戯王の始まりから現代に至るまで装備カードが背負った悲しみであり、それをスマートに解決する手法としては非常によろしい。
だが自ら割って何度も発動する無限ループを考慮していなかった。TCGとしての先輩MTGでも同じコンセプトで返ってくる装備魔法的な物はあったのだがあちらはマナコストと言うリソースの消費があるため大半は鳴かず飛ばずだった。なお大暴れした一枚は設定ミスでほぼノーコストだった。
閑話休題。つまり完全ノーコストで回収できるリソースが暴れ回るのは当然であり、必然これも無限ループに組み込まれクッソダルい決闘風景を演出した。
厄介なのはこの無限ループ「大して強くない」
このカード、このカードを恒久的に割る手段、このカードがループする事を生かすカード
の3枚を揃えてようやく始動可能で、その見返りは勝利とは限らない。
妨害も容易く、どう転んでも装備カードである事は変えられないので装備モンスターの除去と言うシンプルな解法に手出しできない。
じゃあなぜ禁止なのかと言うと強い弱い以前に「ウザい」のである。
何せ無限ループだけならめっちゃ簡単にできる。このカードを延々割り続けるだけなら簡単なのだ。この時点で遅延問題に両足を突っ込んでいる。
さらに先に述べたループが始まっても「勝利するとは限らない」
明確に勝利のビジョンが描けるのは図書館エクゾくらいで残りは膨大なリソースを得るだけにとどまるものが多く、やはり遅延問題と対面せざるを得ない。
じゃあ無限ループが悪いのだから名称ターン1制限をつければいいんじゃないか?
聡明な諸兄はもうお察ししただろう。「単体性能はゴミ」なのだ。
無限ループ時代ですでに強化カードとして使う決闘者など存在せずループすることこそがアイデンティティ。
エラッタしなければその存在は許されず、エラッタしたら存在する意味がない。この二律背反アンチノミーに縛られ希望も絶望も無い虚無の永遠を生きる事を強いられている。
生まれ持った業こそが存在意義であり、背負わされた罪こそが生きた証なのである。
《ガーディアン・エルマ》もとんでもない相方をあてがわれたものである。
《鉄の騎士 ギア・フリード》との無限コンボで投獄された古の禁止カード。
すぐにエラッタできそうなこいつが未だに禁止のままとは誰が予想しただろうか。
いい加減同名ターン1つけて帰してやれ。
《ガーディアン・エルマ》にとって完全なるとばっちり。
すぐにエラッタできそうなこいつが未だに禁止のままとは誰が予想しただろうか。
いい加減同名ターン1つけて帰してやれ。
《ガーディアン・エルマ》にとって完全なるとばっちり。
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