神光の龍のカード評価・考察 ⇒WIKI(外部)

ずっと《神光の龍》を使い続けて色々発見したので書きます。

①フリチェ全除外について
ちゃんと強いんですが、受けとしての妨害というよりオフェンスが強いタイプでしょうか。妨害は妨害で強いんですが。
【妨害について】
先行時ライトロードの最終盤面は他の混ぜ物（ティアラやらデモンスミスやらテーマ外の方々）に妨害策を依存しがちがちなので①の効果を使いにくいと感じる場面は多いです。あくまでも他の妨害が突破された際の最終手段と考えておくのが良いかと思います。
他に妨害がいて、残りのデッキ枚数が少ない場合は敢えて融合せず、《戒めの龍》に留めておくのも選択肢としてありだと思います。
あとこれ体感なんですが、結構超融合のヘイトを集めてくれるような気がします。
【オフェンスとして】
神光一枚でひっくり返せるほど現代遊戯王は甘く無い……ですが、素のステータスが高い妨害（例えば青眼の究極霊龍とか）は妨害を使い切ったとしても壁として堅牢なので除外で全部洗い流してくれる①は結構便利だと思います。
せっせと築き上げた上級モンスターの布陣を綺麗さっぱり濯ぐのは本当に快感の一言。決まった時の気持ちよさは遊戯王界でも随一だと思います。ライトロードしか触ったことないんですがね……。
ライトロードミラーで神光出された時の絶望感たるや。

総評すると自分で使うと発動のし所が難しく、相手にするとめちゃくちゃ怖く感じる効果。
ちなみに名称ターン１が無いです。一度だけあった実例ですが、

①の効果を無効化し破壊された際、③の効果で裁き戒めを特殊召喚。
戒めの①リセット効果で神光をエクストラに戻す、裁き①全破壊で戒めを墓地に。
再度《神光の龍》召喚で①再使用。

………なんてことがありました。
トータル６０００ライフ払ってることになりますし、まだるっこしいので活かす機会は限りなく無さそうですが。戒めを墓地に落とす手段が他にあればライフ3000は残るので仕留めきれなくても返しのターンに一度だけ①を使えるため、まぁなくは無いのかも？実用性はほぼ皆無でしょうが。


②エンド墓地肥やし
運要素強めですが割と使える。
《ライトロード・アイギス》が落ちて1妨害増やせたり、ティアラメンツが落ちてルルカロスまで繋いでくれたり。
単純にリソース回復としても良いですが。ロルバ不知火語が落ちる超ラッキーもあったりするのでなかなか侮れない効果。相手から見ても何が落ちるか肝を冷やす効果なんじゃ無いでしょうか。

③破壊時裁き戒め特殊召喚
個人的に一番面白いと思ってる効果です。
自爆特攻でも出せるので相手の場が3000打点のモンスターのみなら神光で相打ちして裁き戒めで6000ダメージ通すなんてこともできます。
そのターン中にライフを削りきれなくても、戒め①効果→裁き①効果で再び《神光の龍》を場に残せるので、返しのターンに①の全除外を使用することも。相手の手札に回答が無ければ自ターンに神光ダイレクトで削りきれます、机上論ですが。
MDの仕様上なのかバグなのか、神光①効果に相手がチェーンして破壊効果により神光が破壊された場合、逆順処理で破壊された神光が墓地に存在するため、自身の効果で自分も除外されるのですが、その際③の効果は発動しないみたいです。
「破壊された場合」に発動なので発動する場所は問わないと思ってたのですが、「除外へ行くと破壊された事実はなくなる」「チェーン処理中はカードが置かれる場所が確定していない」ということで発動しないのでしょうか。紙でも同じ処理なのでしょうか。
相手が破壊手段を持っている時は①の使用は考えた方がいいかもしれません。

攻守のこと
攻守同じなので先行なら守備表示で出しましょう。
せっかく強化版裁きなので打点3500とかでも良かったのに。

翼のこと
イラストでは横に翼を広げていますがMDの召喚演出だと上方向に広げます。
綺麗なＹの字になるので超かっこいいです。是非一度ご照覧ください。

純寄りのライトロードに与えられたご褒美。
《裁きの龍》と《戒めの龍》が必要で、特に性能が低い《戒めの龍》をデッキに要求するのは結構なデメリットです。
出す場合は《光道の龍》の墓地効果で《裁きの龍》をサーチし、その後に《ライトロード・ドミニオン キュリオス》で《戒めの龍》を墓地に送るのが最も確実です。
正直言って《裁きの龍》と《戒めの龍》を抜いたほうがデッキとしては強そうではありますが、一応《裁きの龍》と《戒めの龍》をデッキに入れる意義を与えてくれている良カードだと思います。
《ライトロード・アテナ ミネルバ》を立てていても墓地はライトロード関係なしに全て除外されますし、《ライトロード・アイギス》のような伏せや《Ｉ：Ｐマスカレーナ》のようなテーマ外モンスターも除外されるので使う場合はある程度注意が必要です。

融合モンスターでありながら指定の２種類のモンスターを場と墓地からのそれぞれ１体ずつ除外した場合のみ出せるという特殊な召喚条件を持つ【ライトロード】の新たな切り札。
２０００のライフポイントを要求されますが、お互いのターンに完全フリチェで場と墓地のカードを全除外するという冗談のような能力を持っており、先攻でこれを出されると相手にとってはとんでもない圧力になり、後攻で通されようものなら一瞬でリソースを燃やし尽くされる。
自分の他のモンスターも除外してしまう点も、《ライトロード・アテナ ミネルバ》を一緒に出しておけば自分のライトロードは除外されることなく戦線に残る。
単体性能がイマイチな《戒めの龍》を必要とする厄介な召喚条件も、《光の援軍》でサーチもできる《光道の龍》の効果を利用することでかなり安定してクリアすることができる。
しかし強化後の【ライトロード】の力を以てすれば、このカード以外にも《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》や《召命の神弓－アポロウーサ》といった別な制圧モンスターも同時に展開することも容易く、展開途中で《ライトロード・アイギス》がデッキから墓地に落ちれていればそれも妨害として構えられるため、実際にはこの強力な全体除外効果を使わずとも勝ててしまう場面も多く、この効果を使うとそれらのカードも全除外してしまうことも含め、あくまで最後の切り札というべき効果となっている。

場と墓地のカードを除外できる効果は強力だが、ただでさえ採用する価値があまりない《戒めの龍》を使うだけでなく、ライロの効果で墓地へ送られやすい《裁きの龍》と《戒めの龍》をどちらかを手札に抱えこむ必要があるから、想像以上に場に出すのは難しい。
シエスタさん、みめっとさん、ねこーらさんのレビューも見てみたい。

場と墓地から《裁きの龍》と《戒めの龍》を除外して出せる融合モンスター。
効果はこの2体の持つ場と墓地の全体除去をコスト諸共足して
フリーチェーンでも使えるようにしたものと強力無比なリセット効果で
更に相手に破壊されると2体を回収して無理矢理降臨させる豪快な保険まで完備している。

素材となる2体は《ライトロード》とそれに内包される《トワイライトロード》という
微妙に異なる動きするテーマに属する大型モンスターで有り
他の新規と共に運用はしやすくなったものの場に2体並べるのは至難の業。
このテーマの性質上不意に墓地に落ちてしまう事が多いので片方を運用していてもう片方が落ちた後に降臨を狙う形になるか。

このモンスター登場で素材の2龍が融合サポートに対応する形になったのでその恩恵も受けられるようになり
同じく素材を除外して出せる融合モンスターに《ヴィシャス＝アストラウド》が居たが
この種の召喚法が早くも他のテーマにも配られる様になった形で有る。

《裁きの龍》のイラストは元々神々しいのですが、このカードもまた神々しいイラストです。
このカードを特殊召喚する場合は《裁きの龍》と《戒めの龍》が場と墓地にどちらかが最低1体ずつ存在して除外しなければいけませんが、それに見合うだけの豪快な効果を持っています。ライトロードデッキ以外では活躍しにくい召喚条件にしたのは良い塩梅かと思います。
融合素材である《裁きの龍》は自身以外の場のカードを破壊する豪快な効果を持っていますが、今の遊戯王は破壊耐性持ちのモンスターが蔓延しているので思うように活躍が出来ないのですが、このモンスターは《裁きの龍》の弱点だった破壊耐性を持ったモンスターを除去できるだけでなく、お互いの墓地のカードを根こそぎ除外しまくるので、墓地利用をするデッキに対しては非常に強力で刺さりやすい。ライフコストは倍になりましたが、互いの場と墓地を除外する効果を相手ターンでも発動できるので文句はありません。
また自身が相手によって破壊されたら、裁きと戒めを召喚条件を無視して特殊召喚できる効果もあるので、ただではやられない力強い意志が感じられます(除外、バウンスされると無力ですが…)。
効果とイラスト共に文句なしの10点です。こういうモンスターは大好きです。

ライトロードは共通効果のランダムデッキ墓地肥やしで裁きが墓地に行ってしまい悲しい思いをするのはあるあるだが、それをある程度克服する手段として注目できる。
効果もフリチェで全除外と凄まじいスペック。
ライトロードでは先行で確実に立てて制圧、という使い方は難しいかもだが、運が良ければ出てくるお守りとしてエクストラにピン刺しするのが乙。
また素材が両方《竜の渓谷》に対応するため、《ドラグニティナイト－ロムルス》を採用するデッキで某ドラグーンのような悪用をされて大暴れする可能性も期待できる。ライトロードだと邪魔になりやすいエンド時4枚墓地肥やしも出張ならメリットとして享受できるかも？