「神光の龍」のカード評価 ： なあさん

ずっと《神光の龍》を使い続けて色々発見したので書きます。

①フリチェ全除外について
ちゃんと強いんですが、受けとしての妨害というよりオフェンスが強いタイプでしょうか。妨害は妨害で強いんですが。
【妨害について】
先行時ライトロードの最終盤面は他の混ぜ物（ティアラやらデモンスミスやらテーマ外の方々）に妨害策を依存しがちがちなので①の効果を使いにくいと感じる場面は多いです。あくまでも他の妨害が突破された際の最終手段と考えておくのが良いかと思います。
他に妨害がいて、残りのデッキ枚数が少ない場合は敢えて融合せず、《戒めの龍》に留めておくのも選択肢としてありだと思います。
あとこれ体感なんですが、結構超融合のヘイトを集めてくれるような気がします。
【オフェンスとして】
神光一枚でひっくり返せるほど現代遊戯王は甘く無い……ですが、素のステータスが高い妨害（例えば青眼の究極霊龍とか）は妨害を使い切ったとしても壁として堅牢なので除外で全部洗い流してくれる①は結構便利だと思います。
せっせと築き上げた上級モンスターの布陣を綺麗さっぱり濯ぐのは本当に快感の一言。決まった時の気持ちよさは遊戯王界でも随一だと思います。ライトロードしか触ったことないんですがね……。
ライトロードミラーで神光出された時の絶望感たるや。

総評すると自分で使うと発動のし所が難しく、相手にするとめちゃくちゃ怖く感じる効果。
ちなみに名称ターン１が無いです。一度だけあった実例ですが、

①の効果を無効化し破壊された際、③の効果で裁き戒めを特殊召喚。
戒めの①リセット効果で神光をエクストラに戻す、裁き①全破壊で戒めを墓地に。
再度《神光の龍》召喚で①再使用。

………なんてことがありました。
トータル６０００ライフ払ってることになりますし、まだるっこしいので活かす機会は限りなく無さそうですが。戒めを墓地に落とす手段が他にあればライフ3000は残るので仕留めきれなくても返しのターンに一度だけ①を使えるため、まぁなくは無いのかも？実用性はほぼ皆無でしょうが。


②エンド墓地肥やし
運要素強めですが割と使える。
《ライトロード・アイギス》が落ちて1妨害増やせたり、ティアラメンツが落ちてルルカロスまで繋いでくれたり。
単純にリソース回復としても良いですが。ロルバ不知火語が落ちる超ラッキーもあったりするのでなかなか侮れない効果。相手から見ても何が落ちるか肝を冷やす効果なんじゃ無いでしょうか。

③破壊時裁き戒め特殊召喚
個人的に一番面白いと思ってる効果です。
自爆特攻でも出せるので相手の場が3000打点のモンスターのみなら神光で相打ちして裁き戒めで6000ダメージ通すなんてこともできます。
そのターン中にライフを削りきれなくても、戒め①効果→裁き①効果で再び《神光の龍》を場に残せるので、返しのターンに①の全除外を使用することも。相手の手札に回答が無ければ自ターンに神光ダイレクトで削りきれます、机上論ですが。
MDの仕様上なのかバグなのか、神光①効果に相手がチェーンして破壊効果により神光が破壊された場合、逆順処理で破壊された神光が墓地に存在するため、自身の効果で自分も除外されるのですが、その際③の効果は発動しないみたいです。
「破壊された場合」に発動なので発動する場所は問わないと思ってたのですが、「除外へ行くと破壊された事実はなくなる」「チェーン処理中はカードが置かれる場所が確定していない」ということで発動しないのでしょうか。紙でも同じ処理なのでしょうか。
相手が破壊手段を持っている時は①の使用は考えた方がいいかもしれません。

攻守のこと
攻守同じなので先行なら守備表示で出しましょう。
せっかく強化版裁きなので打点3500とかでも良かったのに。

翼のこと
イラストでは横に翼を広げていますがMDの召喚演出だと上方向に広げます。
綺麗なＹの字になるので超かっこいいです。是非一度ご照覧ください。