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「炎帝近衛兵」のカード評価 : C/ゾンマス蒼血重点さん

炎帝近衛兵 ▶︎ デッキ 《炎帝近衛兵》
C/ゾンマス蒼血重点
2022/10/20 16:11
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炎族限定の《貪欲な壺》を内蔵したモンスター。2008年生まれではあるが、現在でも稀有な実用に値する炎族専用サポート。というか、炎族のみを参照するサポートカードはこのカードから《篝火》まで14年にわたり刷られていなかった。よく「《真炎の爆発》族じゃんww」とか煽られる炎族だが、実はその真炎の爆発も対象は「炎属性の守備200」であり、対象者が炎族に多いだけで別に炎族指定なわけではないのである。不遇ってレベルじゃねえぞ!
名前とは裏腹に帝王とは全く噛み合わず、ヴォルカニックと相性抜群。3枚一斉に射出されて大破壊を引き起こす《ヴォルカニック・バックショット》と堅実に次弾をサーチする《ヴォルカニック・バレット》をデッキに再装填しつつ2ドローする動きは、ヴォルカニックの個々のパーツが独自の強みを持つことも合わさり現代でも注目する価値がある。キャノン+弾丸のギミックは召喚権には干渉しないため、《ヴォルカニック・ロケット》とこれに召喚権を割きやすい点もマッチしている。

ところで、この「墓地のモンスターをデッキに戻してドロー」という効果は中終盤用カードとしてカードパワー・デュエル速度のバランスを取りやすい点が好まれたか、貪欲の壺以来回収対象を絞った後発品が多数作られた。しかしこれらには処理時の性質が違うものが混在しており、きわめてややこしい。遊戯王Wikiの貪欲な壺のページにリストがあるがそれにも記述が怪しい箇所が多いため、使用する/される場合は裁定を入念に確認しておきたい。下にその類型を載せるのだが…

・戻すカードを対象に取り、戻す処理時にも「そのモンスターX体を」と枚数が指定されているもの(対象となるカードを 《墓穴の指名者》や《D.D.クロウ》で動かされると、枚数の条件を満たせず残る処理が全て不発する。本家貪欲な壺のほか、《貪欲な瓶》、《ダイガスタ・エメラル》、《竜星の輝跡》など。Wikiのリストにはないが《プランキッズ・プランク》もここ)
・対象に取るが、処理時に戻す枚数は定義しないもの(「そのモンスターを」としか書かれないため対象の一部が移動しても残りのカードをデッキに戻しドローする。マスターデュエルにて《真竜凰の使徒》で確認。ほか 《甲虫装機 ピコファレーナ》、《真源の帝王》など)
・戻すカードを対象に取らないもの(「選び、デッキに戻す」ので、チェーンされた妨害を処理した後で指定枚数を選ぶ。この時戻すカードが指定枚数に満たないなら全体が不発。 《星遺物に蠢く罠》 、《金満な壺》)
・そもそもコストでデッキに戻すもの(ある意味問題外。《スクラップ・リサイクラー》、《ガスタの静寂 カーム》、《焔聖騎士-モージ》)

さて…《炎帝近衛兵》や《ヴァイロン・マター》はデッキに戻す対象を「選択したモンスター」と定義しており、この古いテキストから一度も再録が行われていない。文面通りに読み取るなら枚数を指定してはいないのだが、貪欲な壺は枚数指定のテキストに直して再録されており、遊戯王WikiにもDDクロウで不発すると書かれている…正直筆者にはよく分からん。誰にも分からないのならKONMAIに聞くべきか…
報告URL  yugioh-list.com/reviews/view/165743

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