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HOME > 遊戯王SS一覧 > 3 蛇の子を散らす様に 前編

3 蛇の子を散らす様に 前編 作:19

 ホワイト「じゃあ、このカードも渡すわ」
そう言うとホワイトは3枚のカードを縁に渡す。
 オピス「「C・シーユーキャッスル」「C・ザ・パグールス」…。そしてお前か」
 ホワイト「私は手札のCを見せれば特殊召喚できるわ。もちろん自分を見せても…ね」
 オピス「とんだインチキ効果じゃねぇか」
 ホワイト「攻撃力を5000超えした貴方が言えることじゃないわ」
 縁「どうしよう。ホワイトさんからもらったカード、デッキに入れた方が良いのかな?」
 オピス「ああ?!サイドデッキに入れろ!たかが二枚だけじゃ邪魔になるだけだ」
 ホワイト「まぁ酷い言い様だわ」
 縁「オピス、そこまで言わなくても…(汗」

 ?「……」
 ?2「どうだ、あいつらの動きの方は」
 ?「特に変わった動きは無い。こちら側に来るのを待つだけだ」

 オピス「んじゃ、次の精霊を探しに行くか。場所を探るから待ってろ」
オピスの体のまわりに紫色のオーラのような靄が現れる。
 ホワイト「便利ねぇ」
 オピス「静かにしろ…。結構近いな。向こう側だ」
オピスが指を指した方向には、深そうな森が広がっていた。
 ホワイト「確かそっちの方は、蜘蛛がいる方ね」
 オピス「知ってるのかよ」
 ホワイト「まぁね。ご近所さんみたいなものよ」
 縁「じゃあ早速行きましょうか」

30分後

 オピス「…おい」
 縁「な、何…?」
 オピス「なんで俺が先頭なんだよ」
 縁「だって怖いじゃない!熊とか出たらどうするのよ!」
 オピス「それでもデュエリストかよ!?もっと頑張れよ!さっきのデュエルの時の立ち直りの早さはどうしたんだよ!」
 縁「あれは、気合よ!」
 オピス「じゃあ今も出せよ…」
 縁「い、いやぁ…、デュエルならアレだけど、さすがに命がけの事までは…」
 オピス「デュエルもある意味命がけだろうに…。」
 ?「今だぁ!」
突然の大声と共に、周囲の木々をすり抜け、複数の人影が縁達を囲んだ。
 縁「きゃああ?!何?!何!?」
縁とオピスを囲んだのは、黄色と黒を主体とした色をした蜘蛛のような化け物達だった。
 縁「!…、こいつら、精霊!?」
 オピス「そうみたいだな」
 ホワイト「こんなにウジャウジャと…、気味が悪いわね」
 蜘蛛「言ってくれるじゃねぇか。ここでカードを全て奪われるのと、母様直々に手を下されるの、どっちがいいか、選ばせてやろう…。どのみちただで帰すつもりもない」
 ホワイト「うーん…じゃあ」
 オピス「なんでお前が決めようとしてるんだ」
 ホワイト「私がここに残って、お前たちの相手をしてあげるわ。だから、この二人をその母様とやらに合わせなさい。ソイツが精霊本体でしょう?」
 蜘蛛「…いいだろう。その代り、貴様には3体1のデュエルをしてもらうぞ!」
 ホワイト「いいわ。かかってらっしゃい。足の数でも実力でも負けないわよ?」
 蜘蛛2「じゃあついてこい…!」
 オピス「!行くぞ縁」
 縁「ちょっと、待ってよ!貴方たち見たいに速く走れないんだからぁ!」


 ホワイト「じゃあ…デュエル!」
 ホワイト「私のターン、ドロー、私は、手札の「C・ホーリーホワイト」を相手に見せて、手札から「ホーリーホワイト」を特殊召喚!」


 縁「はぁ、はぁ…!ちょっと…もう無理」
 オピス「しょうがねぇな。よっと」
今にも倒れそうな縁を、抱きかかえ、蜘蛛を後を、木々を飛びながら追っていく。
 縁「ホワイトさん、大丈夫かしら」
 オピス「あれくらいなら圧勝だろうな。正直、俺たちが勝てたのは、本当にマグレだよ」


 ホワイト「シンクロ召喚!「C・ザ・グランキオ」!」
【C・ザ・グランキオ】
攻撃力0 守備力4000 レベル7

 蜘蛛3「な、なんだこの守備力は!」
 ホワイト「さ、これを超えれるかしら?」
 蜘蛛4「うぅ…」


 オピス「そんじょそこらのデュエリストとかじゃ、アイツの突破口は探し出せない。俺が苦手な理由だよ」


 ホワイト「シンクロ召喚!「C・ザ・パグールス」!バトル、パグールスの効果発動!除外されている「C・カタロンブルー」を特殊召喚、そしてリリース。リリースしたモンスターのレベル×200ポイント、攻撃力をアップ!モンスターに攻撃!」
 蜘蛛「ぐあああ!」
 蜘蛛4「なんだよこの強さは…!」


 蜘蛛2「ここだ、この洞窟の奥に、母様は居る」
 縁「うわぁ…、いままでの森よりも怪しい…」
 オピス「行くぞ、今度は遅れるなよ。歩いてやるから」
 縁「うん…」
そんな会話をしているうちに、蜘蛛は一人そうそうと奥に壁を伝って行ってしまった。

 
 蜘蛛「母様、精霊使いを連れてまいりました。そろそろこちらに付くかと」
 ?「精霊…。これで私は長生きできるのね?決闘の準備よ!早く、闘いたくてうずうずしてきたわ…!!」
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