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永遠の『愛を』(海皇目線) 作:リバース@影の使者
アトランティス―海皇城 玉座前
ポセイドラは玉座の前で立っていた。
ガ「で、なんだ。用件とやらは」
ポ「あ、あぁ…そうだった」
そう言いながらポセイドラは目線を外へ向けた。
ポ「…お前って、炎属性だよな?」
ガ「??何を今更。余が名ばかりの「炎王」だと思うのか」
ポ「だよなぁ…」
ガ「話はそれだけか?」
ポ「いや…」
ポ「なぁ、少し、思い出話をしていいか?」
ガ「……お前の?」
ポ「あぁ…」
ガ「どんなのだ」
数百年前―――
幼少期ポセイドラ「怒られた…」
幼少期リュウキ「またですか。今度はどうしたんです?」
幼ポ「花瓶割った」
幼リ「花瓶…あぁ、お母様の形見のですか…」
幼ポ「でも僕悪くない」
幼リ「?何故です。何か理由でも?」
幼ポ「…綺麗な女の子が居た」
幼リ「そうですか」
幼ポ「花瓶、見せようとしたら割られた」
幼リ「…その女の子を庇った、と?」
幼ポ フルフル「へし」
幼リ「…へし?……まさか兵士に!?」
幼ポ「でもあの人たち、悪くない。…悪いのは…」
幼リ「何故割られたのです!?言ってください、皇子」
幼ポ「……という夢を見た」
幼リ「……すみません。少しばかり殺気を覚えました」
幼ポ「冗談なのに…でも、女の子のことはほんと。花瓶見せた」
幼リ「二度とそんな嘘を言ってはいけません。お母様悲しみますよ?」
幼ポ「お母様優しい。お父様も」
幼リ「…で、その女の子は今何処に?」
幼ポ「お父様と話してる」
幼リ(此処に居るという事はお偉方の令嬢であるということ…)
幼リ(だが、私にはそんな事は聞かされて―――)
幼ポ「あ、お父様」
幼リ「!海皇様」ヒザヲツク
ポセイドラ父「おうポセイドラ、それにリュウキ。ここに居たか」
幼ポ「お父様、その子は?」
幼リ「見た限り、陸の者(モンスター)と思われますが…」
少女「……」
ポ父「ああそうだったそうだった。ほら、『次代炎王』よ」
幼リ「え…」
幼少期ガルドニクス「…次代炎王となるガルドニクス…です」
幼リ「炎…王?まさか…あの!?」
ポ父「あの炎王ではなくこの炎王じゃ」
幼ポ「わーお父様寒いギャグー」棒読み
幼リ「皇子、棒読みです」
幼ガ「……寒いギャグっていうのは指摘しないの…?」
ポ父「あー…話戻していいか?」
ポ父「だ、なんでこいつが居るかって話だが―」
幼リ「当てて見せましょう、現炎王が死亡したので、現炎王死亡の報告、および次代炎王 になった報告を仰りにに来られたのでは」
幼ガ「……当たり」
幼ポ「当たりだって!リュウキすごい!!」
ポ父「俺は引いたよ…」
幼リ「さらに言いますと、なったは良いものの反対者多数であちらに居ては危ないという ことでこちらで数日の間、居候…という言い方は悪いでしょうが…どうでしょうか?」
幼ガ「…びっくり」
ポ父「お前、軍人になるの辞めて警察とかになれよ…」
幼リ「なんと」
幼ポ「僕も引いた」
幼リ「」
ポ父「まぁ、リュウキが言ったとおりだ。仲良くしろよ」
幼ポ「はーい。よろしく!ガルちゃん」
幼ガ「ガっ…何それ」
幼ポ「ガルド…なんだっけ?あれ長い。覚えにくい」
幼ガ「ガルドニクス。ガルって呼んで良いけど、忘れないで」
幼ポ「あ、そうだ!僕の名前はポセイドラです!改めてよろしく!ガルちゃん!」
幼ガ「聞いてねぇこいつ…ならお前はポセだろ…」
幼ポ「別にそれでおっけー!」
幼ガ「えー…」
ポ「そんな感じの綺麗な羽の、女の子にあった」
ガ「……」
ポ「俺達、前にあってたんだな…ここで」
ガ「………と」
ポ「…」
ガ「やっと…思い出したか…ポセ…」
ポ「あぁ…ごめんな。ガルちゃん」
ガ「そ…それは流石にもうやめて…今年で300なのに…恥ずかしい…」
ポ「別に良いだろ…つーかお前年下かよ。俺392歳だぞオイ」
ガ「え…うそー」
ポ「嘘じゃねーっつーの」
ポ「…まぁでも…」
ガ「?」
ポ「これで…約束が、果たせそうだ」
ガ「……あっ」
幼ガ「じゃぁ…またね」
幼ポ「うん…」
幼ガ「ほらいじけんな」デコピン
幼ポ「あうっ」
幼ガ「あうじゃねーよww」
幼ポ「うー…あ、そうだ!ガルちゃん!」
幼ガ「ん?」
幼ポ「ね、また、またガルちゃんが来たらね―――」
ポ「これからは、永遠の友達でいよう?だっけ」
ガ「あぁ…確か、な…」
ポ「…あと、もひとつ」
ガ「え?…ってうわっ」
一瞬にしてガルドニクスの目の前にポセイドラが居た。
ポ「友達、それだけでもいい」
ポ「これは断っても良い。お前の勝手だ」
そしてポセイドラは息を吸い込み―――
ポ「俺は、お前のことが…好きだ」
ポ「付き合って、くれ」
海炎物語
第1章『海皇と炎王の3000年の決闘(海皇目線)』
終り
ポセイドラは玉座の前で立っていた。
ガ「で、なんだ。用件とやらは」
ポ「あ、あぁ…そうだった」
そう言いながらポセイドラは目線を外へ向けた。
ポ「…お前って、炎属性だよな?」
ガ「??何を今更。余が名ばかりの「炎王」だと思うのか」
ポ「だよなぁ…」
ガ「話はそれだけか?」
ポ「いや…」
ポ「なぁ、少し、思い出話をしていいか?」
ガ「……お前の?」
ポ「あぁ…」
ガ「どんなのだ」
数百年前―――
幼少期ポセイドラ「怒られた…」
幼少期リュウキ「またですか。今度はどうしたんです?」
幼ポ「花瓶割った」
幼リ「花瓶…あぁ、お母様の形見のですか…」
幼ポ「でも僕悪くない」
幼リ「?何故です。何か理由でも?」
幼ポ「…綺麗な女の子が居た」
幼リ「そうですか」
幼ポ「花瓶、見せようとしたら割られた」
幼リ「…その女の子を庇った、と?」
幼ポ フルフル「へし」
幼リ「…へし?……まさか兵士に!?」
幼ポ「でもあの人たち、悪くない。…悪いのは…」
幼リ「何故割られたのです!?言ってください、皇子」
幼ポ「……という夢を見た」
幼リ「……すみません。少しばかり殺気を覚えました」
幼ポ「冗談なのに…でも、女の子のことはほんと。花瓶見せた」
幼リ「二度とそんな嘘を言ってはいけません。お母様悲しみますよ?」
幼ポ「お母様優しい。お父様も」
幼リ「…で、その女の子は今何処に?」
幼ポ「お父様と話してる」
幼リ(此処に居るという事はお偉方の令嬢であるということ…)
幼リ(だが、私にはそんな事は聞かされて―――)
幼ポ「あ、お父様」
幼リ「!海皇様」ヒザヲツク
ポセイドラ父「おうポセイドラ、それにリュウキ。ここに居たか」
幼ポ「お父様、その子は?」
幼リ「見た限り、陸の者(モンスター)と思われますが…」
少女「……」
ポ父「ああそうだったそうだった。ほら、『次代炎王』よ」
幼リ「え…」
幼少期ガルドニクス「…次代炎王となるガルドニクス…です」
幼リ「炎…王?まさか…あの!?」
ポ父「あの炎王ではなくこの炎王じゃ」
幼ポ「わーお父様寒いギャグー」棒読み
幼リ「皇子、棒読みです」
幼ガ「……寒いギャグっていうのは指摘しないの…?」
ポ父「あー…話戻していいか?」
ポ父「だ、なんでこいつが居るかって話だが―」
幼リ「当てて見せましょう、現炎王が死亡したので、現炎王死亡の報告、および次代炎王 になった報告を仰りにに来られたのでは」
幼ガ「……当たり」
幼ポ「当たりだって!リュウキすごい!!」
ポ父「俺は引いたよ…」
幼リ「さらに言いますと、なったは良いものの反対者多数であちらに居ては危ないという ことでこちらで数日の間、居候…という言い方は悪いでしょうが…どうでしょうか?」
幼ガ「…びっくり」
ポ父「お前、軍人になるの辞めて警察とかになれよ…」
幼リ「なんと」
幼ポ「僕も引いた」
幼リ「」
ポ父「まぁ、リュウキが言ったとおりだ。仲良くしろよ」
幼ポ「はーい。よろしく!ガルちゃん」
幼ガ「ガっ…何それ」
幼ポ「ガルド…なんだっけ?あれ長い。覚えにくい」
幼ガ「ガルドニクス。ガルって呼んで良いけど、忘れないで」
幼ポ「あ、そうだ!僕の名前はポセイドラです!改めてよろしく!ガルちゃん!」
幼ガ「聞いてねぇこいつ…ならお前はポセだろ…」
幼ポ「別にそれでおっけー!」
幼ガ「えー…」
ポ「そんな感じの綺麗な羽の、女の子にあった」
ガ「……」
ポ「俺達、前にあってたんだな…ここで」
ガ「………と」
ポ「…」
ガ「やっと…思い出したか…ポセ…」
ポ「あぁ…ごめんな。ガルちゃん」
ガ「そ…それは流石にもうやめて…今年で300なのに…恥ずかしい…」
ポ「別に良いだろ…つーかお前年下かよ。俺392歳だぞオイ」
ガ「え…うそー」
ポ「嘘じゃねーっつーの」
ポ「…まぁでも…」
ガ「?」
ポ「これで…約束が、果たせそうだ」
ガ「……あっ」
幼ガ「じゃぁ…またね」
幼ポ「うん…」
幼ガ「ほらいじけんな」デコピン
幼ポ「あうっ」
幼ガ「あうじゃねーよww」
幼ポ「うー…あ、そうだ!ガルちゃん!」
幼ガ「ん?」
幼ポ「ね、また、またガルちゃんが来たらね―――」
ポ「これからは、永遠の友達でいよう?だっけ」
ガ「あぁ…確か、な…」
ポ「…あと、もひとつ」
ガ「え?…ってうわっ」
一瞬にしてガルドニクスの目の前にポセイドラが居た。
ポ「友達、それだけでもいい」
ポ「これは断っても良い。お前の勝手だ」
そしてポセイドラは息を吸い込み―――
ポ「俺は、お前のことが…好きだ」
ポ「付き合って、くれ」
海炎物語
第1章『海皇と炎王の3000年の決闘(海皇目線)』
終り
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