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HOME > コンプリートカード評価一覧 > PREMIUM PACK 19 コンプリートカード評価(みめっとさん)

PREMIUM PACK 19 コンプリートカード評価

遊戯王アイコン みめっと 」さんのコンプリートカード評価


レアリティ 評価 番号 カード名
EMバラード
Secret
▶︎ デッキ
4 JP001 EMバラード 
漫画版アークファイブに登場した、ギャラリーの柚子が絶賛したイケメンEMの1体となる植物族のPモンスター。
P効果・モンスター効果ともに相手モンスターを弱化させることによる「EM」モンスターの戦闘を補助するものとなっている。
P効果の方はどちらから仕掛ける場合でも使える定数の弱化、モンスター効果の方はこちらから攻撃する場合しか発動できませんが、効果にターン1が設定されておらず、攻撃を行う「EM」モンスターの攻撃力が高いほどその弱化幅も大きくなります。
どちらもダメステ発動で妨害を受けにくく、弱化した数値も永続するし、Pスケールも2と低スケールとして悪くない数値です。
とはいえいずれの効果も仕様が悪くないだけであって、展開や妨害のみならずアドバンテージや耐性面でもそんなに関係ない効果で地味の極みという感じなので、【EM】でしか活躍しない効果なのにそちらでの需要もとてつもなく低くて使われないカードといったところですね。
EMバラクーダ
Secret
▶︎ デッキ
4 JP002 EMバラクーダ 
漫画版アークファイブに登場した、ギャラリーの柚子が絶賛したイケメンEMの1体となる植物族のPモンスター。
P効果・モンスター効果共にモンスターの現在の攻撃力が元々の攻撃力から変化している場合にそれに応じた強化・弱化が行われるというものになっている。
P効果の方はどちらから仕掛ける場合でもダメステに使える相手モンスターの強化リセット・弱化の倍プッシュとなる弱化効果、モンスター効果の方は対象とした自分の「EM」モンスターの弱化のリセット・強化の倍プッシュとなり、これをお互いのターンにフリチェで発動できるというものになる。
相方の《EMバラード》とは違いどちらの効果も単独では使えない他の効果任せのカードとなりますが、実質的に強化値が倍になるモンスター効果の方には可能性を感じるといったところで、自身の効果や他の効果で攻撃力が1500以上アップしている「EM」モンスターに対して使用することでかなりの破壊力を生み出してくれそうです。
効果の内容的に【EM】でも優先しづらいカードなのはもう仕方ないしPスケールもあまり優秀ではないので、P召喚によって展開して他の効果と合わせてキルを取るエンタメ構築向けのカードとして1つ考えておきたい。
なおこのカードが「薔薇」にかけてある「バラクーダ」というのは国内ではオニカマスと呼ばれる魚のことですが、このカードにはそういった要素が外見的特徴にも種族・属性にも一切見られず、単に語感でカード名に設定された可能性が高いです。
SRドミノバタフライ
Secret
▶︎ デッキ
5 JP003 SRドミノバタフライ 
漫画版に登場した「スピードロイド」モンスターの1体で、評価時点でも十数体ほどしか存在しないペンデュラムモンスターのチューナーでもあり、それらの中では比較的初期に登場したカードです。
そういうわけでP効果もモンスター効果もほとんど制約やデメリット効果で埋め尽くされており、特にモンスター効果は無効にできない効果外テキストのみで書かれている内容が2つともデメリットという、P召喚で使い回せるチューナーというのを警戒され過ぎたが故にかなり面白くないものになってしまっている。
それだけではさすがにあんまりなのでPスケールは比較的高めに設定されており、除外状態の風属性モンスターを回収するP効果も一部の「スピードロイド」の面々とはそれなりに噛み合うようになっています。
また評価時点ではレベル2の「スピードロイド」チューナーはこのカードのみなので、そういった要素に価値を見い出せるなら使う価値はあるでしょう。
ペンデュラム・フュージョン
Secret
▶︎ デッキ
6 JP004 ペンデュラム・フュージョン 
ペンデュラムでフュージョンなカードという、所属しているテーマもその効果も非常にわかりやすい融合召喚を行う系の魔法カード。
そういうわけで「フュージョン」関係のサーチ効果以外にも《デュエリスト・アドベント》でもサーチすることができる。
その効果はまともに使うと場のモンスターしか融合素材にできない《融合》の劣化版で、自分のPゾーンの両側にカードが出ていればそれらのカードも融合素材に使えるようになるという、専用融合にありがちな性能となっている。
結局場のモンスター2体を消費することに変わりはなく、Pモンスターを手札からPゾーンに発動しなくても別に普通の《融合》で手札融合をすれば済む話ではあるのですが、Pゾーンのモンスターを融合素材とすることでそのモンスターをEXデッキに表側表示で送り込むができ、それによってPゾーンを空けることにも繫がる。
色々と独自のメリットはあるものの、少なくともPゾーンを埋めていないと《融合》未満のカードということも含めて正直なところ何がそんなに強くて画期的なのかはあまり理解できないカードという感じで、とりあえず将来性があるとか適当なことを言っておくしかなさそうな産物です。
デストーイ・デアデビル
Secret
▶︎ デッキ
6 JP005 デストーイ・デアデビル 
最も緩い縛りかつ少ない素材で出せるデストーイ融合体の一体。
効果は両方バーンであり、特に後半の効果の発動条件から、相手のデッキにもよるが、しかるべき状況で出せば相手はこのカードを処理することが不可能になり、実質的な勝利となる。
素の打点がかなり高いのが好印象のなのだが、他の一軍デストーイたちが持つ除去や蘇生などのアドを取る効果や耐性の類が全く備わっておらず、かといって圧倒的殺意があるわけでもないのが融合デストーイとしては残念と言わざるを得ない一枚。
弱くはないのだが同じ条件や近い条件で出せる他の融合デストーイが強すぎて…このカードの優先度があまりに低すぎて、出せるけど出すことはほぼ無いみたいなカードに高得点をつけるのは困難であるというのが現実です。
デストーイ・リニッチ
Secret
▶︎ デッキ
5 JP006 デストーイ・リニッチ 
数々の微妙カードを世に送り出してしまった漫画版アークファイブの「ファーニマル」及び「デストーイ」カード群の1枚となるカードで、こちらは「デストーイ」ネームを持つ蘇生札となる魔法カード。
先行していた《縫合蘇生》と比べると「ファフニマル」を蘇生できなくなった代わりに、名称ターン1が外れて蘇生モンスターの効果も無効にならず、《エッジインプ・チェーン》によるサーチも可能で、《魔玩具融合》や《ファーニマル・ウィング》の効果を使うために除外されたことで失われたリソースを回復する墓地効果まで設定されている。
しかし蘇生対象となる「デストーイ」の1軍融合モンスターには、この効果で蘇生できて効果も有効であることで強いモンスターがあまり存在しておらず、そういうカードにチェーンのサーチを充てる機会というのはそれほど多くはなさそうです。
墓地効果も墓地に送られたターンには使えないし、サーチできる蘇生魔法という展開にかなり向いたカードなのにテーマでの需要が伸びない不遇なカードという感じですね。
R・R・R
Secret
▶︎ デッキ
2 JP007 R・R・R 
カード名に「R」が3つ書かれていて「レイド・ラプターズ」とルビが振られているが「RR」カードではなく、それでも効果外テキストによって結局「RR」カードとしても扱うというよくわからないカード。
その効果は罠カードになった代わりにフリチェで使えて厄介な制約もなく、起点となった対象のモンスターに耐性効果もおまけで適用されるという《RR-コール》というべきカード。
しかしこれらの上方修正ポイントを踏まえた上でも【RR】においては需要不明のカードであり、メインデッキのモンスターで戦ったり妨害したりするわけではない「RR」モンスターに条件付きでしか適用されない微妙な耐性を付与したところでどうするのという話になる。
総じてただ発動が遅いだけの使いにくいカードであり、登場するカードがOCG化されては尽く弱くて打率の低い漫画版アークファイブらしいカードという感じですね。
連鎖召喚
Secret
▶︎ デッキ
3 JP008 連鎖召喚 
自分の場に2体以上のXモンスターが存在する場合に、それらの中で最もランクの低いXモンスター1体を対象に発動でき、対象のXモンスターよりもさらにランクの低いXモンスターをEXデッキから特殊召喚できる魔法カード。
特殊召喚はX召喚扱いではなく、特殊召喚したモンスターに課せられる制約は直接攻撃の不可とエンドフェイズ時におけるEXデッキからのバウンスとなっている。
その発動条件から《バハムート・シャーク》や《ガガガガマジシャン》や《十二獣ライカ》のような、XモンスターをEXデッキや墓地から特殊召喚できる能力を持つXモンスターとの併用が望ましい。
しかし最低でも3種類以上の異なるランクのモンスターをEXデッキに入れなければならないし、これを上手いこと引いてきて発動できたとしてそこから何ができるかと言われてもこのカードならではと言える強い動きが特に思い浮かばない。
発動が現実的に可能でEXデッキを歪める必要もないデッキだからといって、じゃあこれを採用しようとは絶対にならないカードという感じです。
ONiサンダー
Secret
▶︎ デッキ
7 JP009 ONiサンダー 
VEでまとめてOCG化された他の「サンダー一家」となる3体のモンスターとは少し遅れてPPでOCG化された雷族モンスター。
召喚誘発効果で極めて限られた雷族1体をサーチできる効果を発揮し、単純に召喚行為が1枚の数的アドバンテージになるのでそれなりの効果ではあります。
他の「サンダー一家」はもちろん、《サンダー・シーホース》でもサーチできなかった《ライオウ》や《電光-雪花-》などもサーチできますが、このカードに召喚権を割く必要があるため、サーチ先となるモンスターが召喚権が必要なモンスターである場合、サーチしたモンスターをそのターン中に展開するにはこのカードの召喚を効果などによって行うか、サーチしたモンスターを別な効果で場に出す必要があるため、評価時点ではサーチしてすぐに動けるモンスターはごく僅かです。
光の精霊 ディアーナ》のような手札からの自己SS能力を持つモンスターがサーチ先として最も適していますが、あちらも自身を特殊召喚するためには墓地コストが必要で、出てきたからといってさらなるアドバンテージに繋がるわけではないのでサーチ先の大鉄板とはとても言えません。
とはいえ《マドルチェ・マジョレーヌ》などに代表されるように、手札で発動する効果や自己SS能力に連なるSS誘発効果を持つサーチ先となる新たなモンスター次第でいつでも召喚権を使う1枚初動に化けられる可能性を秘めたカードでもあるので、期待を込めてこちらの評価と致しましょう。
No.28 タイタニック・モス
Secret
▶︎ デッキ
3 JP010 No.28 タイタニック・モス 
フリー素材で2体素材で出せる汎用ランク7モンスターの1体となる「No.」Xモンスターですが、ステータスも効果も到底相手ターンを任せられるものではなく、自分のターンにX召喚して一通り仕事をしたらその後は特殊召喚のための素材に利用するカードになる。
その能力は直接攻撃効果+相手に戦闘ダメージを与えた時にX素材1つと引き換えに相手の手札枚数に比例した効果ダメージを与えるというものになっており、2つの効果が繫がった相手のライフを取ることに特化したものとなっている。
しかし直接攻撃が解禁される条件が自分の場に他のモンスターが存在しないことである上に、ただでさえ元々の攻撃力はそれほど高くないのにその直接攻撃で与える戦闘ダメージは半分になってしまう。
戦闘ダメージを与えた時に発揮するバーン効果もそれほど倍率が高いわけでもなく、戦闘ダメージと合わせても3000に届かないことも珍しくないと思われるので、たまにフィニッシャーになれるくらいのダメージは出せますが自身のランクの高さを考えるとやっぱり物足りない。
直接攻撃ができる+効果を使っても自身のX素材が1つ以上残るXモンスターというだけで《天霆號アーゼウス》の重ねられ役適性が生まれるのは幸いですが、正直なところ汎用ランク7Xでは下から数えた方が早い性能と言わざるを得ない感じで、炎属性の昆虫族という物珍しさが一番の見所って感じのカードです。
No.70 デッドリー・シン
Secret
▶︎ デッキ
6 JP011 No.70 デッドリー・シン 
2体素材でフリー素材の汎用ランク4Xの除去部門に属するナンバーズの1体。
しかしこの部門には同じくモンスター単体に対して破壊ではない完全除去を出せる汎用ランク4Xモンスターが他に存在するため、一時的な除外による除去効果だけを目的に優先することは難しい。
効果を使うために必要なX素材が1回につき1個で、対象となるモンスターに特に条件がないため、相手の場のモンスターが1体だけなら類似モンスターの中ではアーゼウス適性は高い方だと言えますが…。
後半の効果により打点部門・コンボ部門の一面も持っていますが、発動条件含めていずれにしても中途半端感は否めません。
OCGにおいては優先して採用するにあたり、除外からこちらの場に帰還させる効果と絡めるか、自身の種族を活かすことは最低限必要であると言えるでしょう。
昆虫族はEXモンスター、とりわけ汎用的な素材や効果を持つモンスターは未発達なので、そういう点では貴重な存在と言えるかと思います。
ネクロイド・シンクロ
Secret
▶︎ デッキ
5 JP012 ネクロイド・シンクロ 
墓地のモンスターのみでS召喚を行うことができる魔法カードで、何気に「シンクロ」「ロイド」カードでもあり、それらをサーチできる効果にも対応している。
墓地のチューナー1体と非チューナー2体までの計2〜3体を除外することで、そのレベルの合計と同じレベルを持つ「スターダスト」SモンスターがEXデッキからS召喚扱いで特殊召喚されるという効果を持っている。
該当するモンスターのレベルは6・8・10・12の4種類となっており、チューナー1体を含む2〜3体で様々な除外パターンがあり、それらの中ではレベル12の《聖珖神竜 スターダスト・シフル》が最も高い攻撃力となる。
S召喚扱いなので蘇生制限も満たしますが、特殊召喚したモンスターの効果が無効になってしまうため、自身をリリースして発動する効果も含めてほとんどのモンスターは自身の持つ効果を活かすことができない。
特殊召喚できるモンスターの中には墓地で発動する効果を持つものも存在しますが、《スターダスト・ウォリアー》や《真閃珖竜 スターダスト・クロニクル》はその発動条件があまり良くありません。
さらなるS召喚のための素材要員として蘇生制限を満たした《スターダスト・ドラゴン》を場に出すために使うか、特殊召喚できるモンスターの中で最も攻撃力が高く、墓地効果の発動条件も良い《聖珖神竜 スターダスト・シフル》を特殊召喚することが主になりそうです。
風来王 ワイルド・ワインド
Secret
▶︎ デッキ
8 JP013 風来王 ワイルド・ワインド 
漫画版5D’sでジャックが使用した「○○王」悪魔族モンスター群の1体となるカード。
風属性の獣戦士族のような風貌とカード名ですが、このカード群のモンスターは《天狼王 ブルー・セイリオス》が獣戦士族、《紅蓮王 フレイム・クライム》と《呪炎王 バースト・カースド》が炎属性であることを除けば全て闇属性の悪魔族モンスターとなっている。
その効果は自分の場に攻撃力1500以下の悪魔族チューナーが存在する場合に手札から自己SSできるというもので、全ての「リゾネーター」チューナーがこの条件を満たすことができ、【リゾネーター】においては《ソウル・リゾネーター》の効果でサーチしてきてそのまま展開することができる。
発動後の制約内容からそれらを用いてS召喚に繋げることになるわけですが、ソウルとこのカードで出せるレベル7帯には有力な闇ドラゴンSモンスターがほとんど存在していないことから【レッド・デーモン】における噛み合いが微妙なのが残念なところ。
墓地効果の方は墓地に送られたターンに使えない遅さは気になるものの、近年手札から自己SSできる能力を持つモンスターも出現しつつある全ての「リゾネーター」チューナーがサーチ対象となり、それをこの格安の効果で実行できるので悪くない効果です。
シンクロコール
Secret
▶︎ デッキ
5 JP014 シンクロコール 
自分の墓地のモンスター1体を効果を無効にして特殊召喚し、そのモンスターを含む自分の場の任意の数のモンスターをS素材としてその場でS召喚を行う効果を持つ「シンクロ」罠カード。
この時S召喚できるモンスターは闇属性のドラゴン族か悪魔族に限定されており、イラストに描かれたモンスター共々このカードを漫画版で使用したジャックの使用するSモンスターに縁の深い指定となっている。
その効果内容から主に相手ターンにS召喚して意味のあるSモンスターを出すためのカードのり、S召喚誘発の効果を持つ持つモンスターや相手ターンに発動・適用できる誘発即時効果や永続効果を持ったモンスターがこれに向いている。
当たり前ですが自分の場か蘇生対象となるモンスターにチューナーがいなければ発動できず、同じパックに収録された《ネクロイド・シンクロ》と違って「S召喚扱いの特殊召喚」ではなく真っ当なS召喚なので、Sモンスターが指定する素材数や種族・属性などの縛りは無視できないためそれほど無法な使い方はできない。
基本的には《戦線復帰》などの癖のない蘇生罠カードの方が使いやすく、優先されることは少ないでしょう。
天輪の双星道士
Secret
▶︎ デッキ
7 JP015 天輪の双星道士 
漫画版5D’sに登場した評価時点でもまだ片手で数えられるほどしか存在していないレベル2のSチューナーとなるモンスター。
フォーミュラ・シンクロン》や《TG マイティ・ストライカー》のような相手ターンにS召喚ができる能力は持ちませんが、こちらはS召喚誘発効果で手札か墓地の非チューナーとなるレベル2モンスターを最大で4体も展開することができる。
発動後はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できなくなりますが、S召喚を主体としたデッキで主力となる展開札に同様の制約を持つカードが複数存在するデッキなら特に問題ないでしょう。
【ジャンクドッペル】においては《ドッペル・ウォリアー》との相性が非常に良く、このカードとドッペルで《ルイ・キューピット》をS召喚してトークン2体を発生させ、さらにルイキューをS素材として墓地に送り《キャシー・イヴL2》をサーチする流れが作れるため、デッキの展開の中継役として非常に役立つカードとなります。
いやはや、まさか《フォーミュラ・シンクロン》がテーマのど真ん中となるデッキで自身と同じレベル2Sチューナーとしてテーマ無所属モンスターに優先度で遅れを取ることになるとは思いもしなかったですね。
自身の特殊召喚効果に対応するレベル2モンスターは他にも《ジャンク・コンバーター》や《増殖するG》がまず採用されると思いますし、自身がレベル2チューナーということで《アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン》のS召喚誘発効果で蘇生できる点もかなり噛み合っていると言えますね。
HEROの遺産
Secret
▶︎ デッキ
6 JP016 HEROの遺産 
遊戯王OCGに現存する全テーマの中でも、その派生テーマの多さから屈指の大所帯を持つ「HERO」ですが、そのほとんどがモンスターカードであり、魔法罠カードは評価時点ではこのカードと《HERO’S ボンド》しか存在していない。
その効果は発動コストとして自分の墓地の「HERO」モンスターを融合素材とする融合モンスター2体をEXデッキに戻して3枚ドローできるという【HERO】専用の《貪欲な壺》というべきものになっている。
E-HERO ダーク・ガイア》及び「M・HERO」融合モンスター群を除く全ての「HERO」融合モンスターがこれに対応しており、墓地に送られたそれらのモンスターをEXデッキに再装填しつつ《貪欲な壺》をも凌ぐ3枚ものドローができ、あちらと違ってEXデッキに戻すのはコストとして行われるので発動や効果を無効にされても再装填する目的は果たすことができます。
欠点も《貪欲な壺》と概ね同じであり、こちらはEXデッキに戻す枚数が2枚で済むとはいえ、戻すモンスターがEXモンスターである分ちゃんとデッキが回っていないと引いてきても発動できない場面も多く、ドローソースとなる魔法カードが事故るというのは本末転倒感が否めません。
評価時点では魔法罠カードが「HERO」ネームを持つ意味は《D-HERO デストロイフェニックスガイ》の持つ相手モンスターを弱化させる永続効果に貢献できることにしかないというのも残念なところ。
E・HERO フレイム・ウィングマン-フレイム・シュート》が登場したことで「フェイバリット」カードを持ってこられるようになったように、展開の中継で出せる「HERO」融合モンスターで「HERO」魔法罠カードをサーチ・サルベージできる能力を持つものが登場すれば少しは顧みられるかもしれないカードという感じでしょうかね。
牛頭鬼
Secret
▶︎ デッキ
9 JP017 牛頭鬼 
漫画版GXに登場した「ジャパニーズアンデット」の1体となるモンスターで、相方の《馬頭鬼》からかなり遅れる形でOCG化したアンデット族モンスター。
その役割は起動効果によってデッキからアンデット族1体を墓地に送る能力となっており、まともに使うと召喚権が必要なことも含めて役割が《ユニゾンビ》と完全に被っていて、あちらはチューナーということで他の活用方法もあり、《不知火の隠者》によるリクルートにも対応しているのであちらに比べると一歩劣るカードという印象を受けられがちである。
しかし【アンデット族】系列のデッキの多くにおいてこの効果が有効な初動になることに疑いの余地はなく、このカード自身にも墓地に送られることで発動できる展開能力があるので、それぞれの効果に名称ターン1があってあちらのような攻撃制限のデメリットもないことから《ユニゾンビ》と併用する価値は十分にあるカードと言えるでしょう。
V・HERO ヴァイオン
Secret
▶︎ デッキ
10 JP018 V・HERO ヴァイオン 
V・HERO ファリス》から《V・HERO インクリース》経由でデッキから特殊召喚されるモンスターにして、HEROにとっての最高の初動札の1つ。
それらの中ではこのカードのみ「V・HERO」がカード効果に指定される前にOCG化された産物であるため、効果は《E・HERO エアーマン》と同じく全部のHEROまとめて面倒見てやるよという能力になっている。
そしてその能力というのがSSでも誘発する召喚誘発のHERO専用の《終末の騎士》となる効果と、墓地のHEROモンスター1体を除外して発動する《融合》サーチというHERO専用の《融合賢者》となっており、1ターン中に両方とも使えて両方ともデッキに触れる能力なので弱いわけがないのであった。
エアーマンと同じくHERO関連のデッキでは終身1軍モンスターと言ってしまって良いでしょう。
堕天使ユコバック
Secret
▶︎ デッキ
6 JP019 堕天使ユコバック 
漫画版GXに登場した作中では唯一の下級モンスターである「堕天使」モンスターで、そのカード名からよく「エコバッグ」と呼ばれてしまうカード。
召喚誘発効果であらゆる「堕天使」カード1枚をデッキから墓地に送るというテーマがテーマなら最強初動になり得る効果を持っており、属する下級モンスターが極端に少ない【堕天使】においてはこのカードに召喚権を充てることも難しくない。
しかしこのカードで墓地に送ることができる「堕天使」モンスターにも魔法罠カードにも墓地に送られるだけで単独で発動できるこれといった有用な墓地効果が備わっているわけではないため実際にはこのカードだけでは初動にならず、墓地に送ったカードを別な効果で参照することではじめて意味をなすため、少なくとも評価時点ではテキストに書かれている内容ほど強いカードではありません。
特殊召喚でも効果が誘発することも含めて、相性の良い新規カードの登場でいつでも化ける可能性はありますが、属するモンスターが全て天使族である「堕天使」は《宣告者の神巫》の効果でもデッキから墓地送りにできることを考えると、やはり「堕天使」魔法罠カードの墓地効果の方に期待したいところですね。
堕天使降臨
Secret
▶︎ デッキ
1 JP020 堕天使降臨 
「堕天使」モンスター2体を守備表示で墓地から特殊召喚することができる「堕天使」ネームを持つ罠カード。
やたらと重いライフコスト、特殊召喚できるモンスター2体が相手の場のモンスターのレベルに依存するという足元を見すぎた発動条件からその実用性は極めて低い。
「堕天使」モンスターにまとまった数のモンスターが属するレベル帯が4と8しかないというのもかなり噛み合っておらず、この程度のカードのためにそのレベル帯に固めた構築にしたり送りつけと併用するというのはまず考えられない。
いくら「堕天使」カードだからといってこんなのを使うくらいなら《ダブル・フッキング》でも使った方がまだ良いでしょう。




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