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「流星極輝巧群」のカード評価 : exaさん

流星極輝巧群 ▶︎ デッキ 《流星極輝巧群》
exa
2024/04/28 11:02
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ドライトロンもとうとう相手ターンを含む任意のタイミングで儀式召喚を行う手段を手に入れました。
永続カードであり繰り返し使用できるためさぞかし便利……と言いたいところですが詳細は後述。

(1)はリソース回収。墓地からの展開を主軸とするドライトロンにおいてカードが除外されることは痛手であり、それを2枚回収できるのは大変助かる効果。一般に回収が難しい魔法・罠にも対応している点も嬉しい。
難点は発動条件とコスト。『「ドライトロン」カードが除外された場合」』という条件は《竜儀巧-メテオニス=DAD》《竜儀巧-メテオニス=DRA》による妨害など相手の行動に依存するケースが多く、狙ったタイミングで条件を満たすことが難しい。能動的に条件を満たす方法として簡単なのは「《竜輝巧-νII》を自身の効果で特殊召喚した後にそれを儀式召喚でリリースする(あるいはS素材・L素材にする)」ことです。
ところが上記2つの手段いずれに対しても『自分フィールドの「ドライトロン」モンスター1体をリリース』というコストの問題が立ちはだかる。ドライトロンの展開力は比較的高いといっても気軽にリリースできるモンスターがフィールドに余るほどの過剰さはなく、儀式モンスターや《竜輝巧-ファフμβ’》など維持したいモンスターしか残らないことがほとんど。端的に言えば「リソースに余裕がある状況でしか使えないリソース回復」であり、あくまで(2)のオマケと考えてよいでしょう。

(2)はフリーチェーンの儀式召喚。このカードを使うならこちらがメイン。
ドライトロンには元々繰り返し使える《流星輝巧群》が存在するため、自分のターンに儀式召喚ができるのは当たり前。そのうえで相手ターンにも儀式召喚を重ねるにはリソースが足りないため、漠然と儀式召喚の回数を増やすことではなく何か明確な目的が必要でしょう。
■《竜儀巧-メテオニス=DAD》を複数採用したデッキならば、フィールドと墓地にそれぞれ1枚以上揃えることで②の妨害を4回まで使用可能になります。
■バトルフェイズ中の儀式召喚により追撃が可能です。《竜儀巧-メテオニス=DAD》は強力な妨害効果を持つ一方で《竜儀巧-メテオニス=DRA》のように連続攻撃はできないためそれを補助できます。
■《竜輝巧-ファフμβ’》に《無限泡影》などを当てられたことでX素材を儀式召喚に使えなくなり展開がストップしても、無効化が解除された相手ターンに儀式召喚をして切り抜けられます。
といってもすべて上振れ・イレギュラーという状況であり、「コストがなければ展開できない」というドライトロンデッキの性質上、コストになるカード以外を極力採用したくないのが実情……。手札事故を起こすたびに採用意義を考え直したくなるカードになってしまいます。
報告URL  yugioh-list.com/reviews/view/189522

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