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HOME > 遊戯王SS一覧 > サッカの街

サッカの街 作:遊戯王初心者

ここはサッカの街。アルフ王国の外れの方に位置する大きくも小さくもない街。
その街のとある道場がなくなるところから、物語は始まる。

今日で終わってしまうのか。
そんなことを考えながら、アロンは道場から出る。
ずいぶんと世話になった。そういえばここに来て、一気に体格が変わった。それもこの道場のお陰なのだ。
「なくなってしまうのね、、、。」
師匠が言った。この言葉には様々な言葉、思い出そして思いが隠れている。
俺はなにも言えなかった。
そして渡り廊下を歩いていった。

次の日。道場の入り口には立ち入り禁止とかいた張り紙があった。そして中からは、大きなおとがなっている。取り壊しているのだろう。
あまり見たくない光景なのですぐに立ち去り、朝食に参加した。
「いっただっきまーす!」
ユーコだ。相変わらず元気な挨拶だ。
みんなも静かに手を合わせる。皆、黙り混んでいる。
そして数分後。
師範が切り出した。
「ええと、道場がなくなって悲しむのはわかる、と言うか悲しいが、そんなこと言えないほど今危機的なんだ、、、。」
師匠が驚いて言う。
「何がですか?!」
「金がない。」
やはりそれか。師匠はずこーって感じだ。
師範、名前はユートといって、この辺りにはすんでいない人種だ。何でも遠い島国から来たらしい。黒髪で目も黒い。そしてその娘のユーコ。いつも元気で正直やかましい時もある。そして師匠、名前はルウナという。真面目でおっちょこちょいなところもあるが、剣の腕は相当だ。師匠と言う呼び方は少しへンだが、従わないわけには行かない。

朝食が終わり。
「お金かぁ」
と呟く。
稼げそうもない。出ていく時が来てしまったか。
「お勉強もあまりしてないからなぁ」
師匠が言う。確かにそうだ。
「まあとりあえずあれだ。仕事は俺が探しとくから、お前らは市場でメシを買ってきてくれ。節約しろよ。」
「「わかりましたー」」

「いってらっしゃーい」
ユーコが言う。
「あれ?ユーコは行かないのか?」
「うん。お父さん一人じゃ不安だしね。」
信用されてない父だ。と思って師匠と二人で玄関を出た。
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初心者
一応続編です。見てない人は、「三日坊主にいつまで続くかわからない物語」的なの見てください。
(相変わらず三日坊主です) (2014-12-02 17:52)

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