LOAD:002 究極のロード　作：死霊王ドーハスーラ

　前回のあらすじ
　俺、そう「遊崎豪波」はデュエルアカデミアの入学試験で王道家の王道我王とデュエルすることとなってしまった...

『本編』

我王＆豪波「デュエル…！」

豪波「まず俺の先攻ッ！ドローッ！」

　この手札なら…これでいいな…

豪波「手札からモンスター2体をセット！そしてリバースカードを2枚伏せて…ターンエンドだッ！」

TURN：02　我王のターン　LPは互いに8000

我王「俺様のターン…ドローッ。」

豪波「そして相手がドローしたときにトラップカード発動！『サンセットリバース』！そしてその効果で、まずは手札のモンスターを裏守備で特殊召喚！さらに、自分フィールドの両端のセットモンスター2体と伏せているカード1枚は効果では破壊されない。」

　サンセットリバース　通常罠
　【条件】相手ターンに相手がドローした時、または自分フィールドのモンスターが相手の効果で破壊された時に発動できる。
【効果】自分の手札または自分の墓地のモンスター１体を選び、自分フィールドに裏側守備表示で特殊召喚する。その後、このカード以外の自分フィールドのカードを３枚まで選ぶ。このターン、選んだカードは相手の効果では破壊されない。

我王「フフフ…庶民も少しはやるようだな。」

　我王がそういうと、俺は庶民と言われたことにイラついた。

我王「まず、手札から「アメイジング・ディーラー」を召喚。そして効果発動…LPを300払い、手札を3枚捨てて、3枚ドローする。ドローッ！フフフ…いいカードだ…」

　アメイジング・ディーラー
　水　レベル3　ATK:0 DEF:1000　魔法使い　効果
　【条件】自分の墓地のモンスターが３体以下の場合、３００LPを払って発動できる。
【効果】自分の手札３枚を選んで墓地へ送る。その後、自分は３枚ドローする。

我王「そして、「ロードスターの剣士」を召喚し、アドバンス召喚…！
　行く手を阻む奴隷も　庶民も　政治家も　全て俺様の格下にしか過ぎない…　「セブンスロード・マジシャン」！」

　セブンスロード・マジシャン
　闇　レベル7　ATK:2100 DEF:1500　魔法使い族　効果
　【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
　【効果】このカードの攻撃力はターン終了時まで、自分の墓地のモンスターの属性の種類×300アップする。

我王「そしてセブンスロード・マジシャンの効果を発動！「エレメンタルロード」そして、魔法カード発動！「セブンス・ワンダー・フュージョン」！」

　セブンス・ワンダー・フュージョン　通常魔法
【条件】なし
【効果】「セブンスロード・マジシャン」を含む自分のフィールド・墓地のモンスターを素材として持ち主のデッキに戻し、フュージョン召喚する。

我王「そしてその効果で、セブンスロード・マジシャンとロードスターの剣士をデッキに戻し、フュージョン召喚…！王道の名により授かりし支配と征服のロードッ！セブンスロードの力により地球は俺様の庭となる…見よ！これぞ俺の目指した世界！そんな世界を見せろよ…！「魔導騎士－セブンス・パラディン」！」

　魔導騎士－セブンス・パラディン
　フュージョン・効果モンスター
星９/闇属性/魔導騎士族/攻2900/守2400
「セブンスロード・マジシャン」＋「ロードスターの剣士」
【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【選択効果】
●このカードの攻撃力はターン終了時まで、［お互いの墓地のモンスターの属性の種類］×４００アップする。
●自分の墓地のモンスター１体を選んでデッキに戻す。
その後、自分は１枚ドローできる。

豪波「くッ…性格は終わってるけどデュエルの実力だけは王道家に相応しいな…」

我王「そしてデッキトップを墓地に送り、選択効果の1つ目の効果を発動！墓地には水 闇の2種類の属性が存在する。なので攻撃力は800アップする「エレメンタル・アルテマ・ロード」ッ！そしてカードを1枚伏せて、バトルッ！」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(ななまどうれっぱざん)
我王「中央のセットモンスターに攻撃！「七・魔・導・烈・波・斬」！そしてターンエンドだ…」

TURN:03 LP 我王は7700　豪波は8000

豪波「くッ…セブンスパラディンの攻撃力は元々でも2900…ここから引きたいカードは…とりあえず俺のターン！5枚...ドローッ！…キタッ！「究極のロード」！」

　この「究極のロード」さえあればもしかしたら、あの我王にも勝てるかもしれない。そう俺は思った。

豪波「まず「クラフター・ドローン」を召喚！」

　クラフター・ドローン
効果モンスター
星３/地属性/機械族/攻1000/守 0
【条件】手札のモンスター（機械族）１体を墓地へ送って発動できる。
【効果】自分件は１枚ドローする。

豪波「そして効果発動！手札から「クロード・ブレイカー」を墓地に送り1枚ドローッ！…そして2体のモンスターをリリースしてアドバンス召喚！
　現れよ！我が究極のロードよッ！行く手を阻むもの全てを切り開け！
「マジシャンズ・クロード」！」

　マジシャンズ・クロード
効果モンスター
星7/闇属性/魔法使い族/攻2100/守1850
【条件】デッキの一番上から3枚のカードを墓地に送って発動できる。
【効果】このカードの攻撃力は、相手ターン終了時まで、［お互いの墓地の守備力が1850のモンスターの数］×100アップする。さらに相手フィールドにモンスターがいるなら更に800アップする。

我王「なに⁉マジシャンズ・クロードだとッ！なんだそのモンスターはッ！そんなカード聞いたことも見たこともないぞ！おいジャッジ！何してるんだ！おいしっかり働け！」

豪波「残念だがこんなカードがあるんだなぁそれが。そして「マジシャンズ・クロード」の効果発動！デッキの上から3枚墓地に送る…そしてその効果で「クロード・ギアス」が墓地に送られたため、クロードの共通ステータスの守備力1850が墓地には2体！つまり追加効果も合わせると攻撃力は1000アップし、3100となる！「エレメンタル・クロード」！そしてセブンスパラディンに攻撃！「クロード・エレメンタル・マジック」！」

次回予告

究極のロード「クロード」デッキを使いこなす豪波、しかし、我王がそう簡単に負ける訳もなくなかなか追い込むことができない...
　　　次回「偽りのロード」