交流(共通)
メインメニュー
クリエイトメニュー
- 遊戯王デッキメーカー
- 遊戯王オリカメーカー
- 遊戯王オリカ掲示板
- 遊戯王オリカカテゴリ一覧
- 遊戯王SS投稿
- 遊戯王SS一覧
- 遊戯王川柳メーカー
- 遊戯王川柳一覧
- 遊戯王ボケメーカー
- 遊戯王ボケ一覧
- 遊戯王イラスト・漫画
その他
遊戯王ランキング
注目カードランクング
カード種類 最強カードランキング
● 通常モンスター
● 効果モンスター
● 融合モンスター
● 儀式モンスター
● シンクロモンスター
● エクシーズモンスター
● スピリットモンスター
● ユニオンモンスター
● デュアルモンスター
● チューナーモンスター
● トゥーンモンスター
● ペンデュラムモンスター
● リンクモンスター
● リバースモンスター
● 通常魔法
永続魔法
装備魔法
速攻魔法
フィールド魔法
儀式魔法
● 通常罠
永続罠
カウンター罠
種族 最強モンスターランキング
● 悪魔族
● アンデット族
● 雷族
● 海竜族
● 岩石族
● 機械族
● 恐竜族
● 獣族
● 幻神獣族
● 昆虫族
● サイキック族
● 魚族
● 植物族
● 獣戦士族
● 戦士族
● 天使族
● 鳥獣族
● ドラゴン族
● 爬虫類族
● 炎族
● 魔法使い族
● 水族
● 創造神族
● 幻竜族
● サイバース族
● 幻想魔族
属性 最強モンスターランキング
レベル別最強モンスターランキング
レベル1最強モンスター
レベル2最強モンスター
レベル3最強モンスター
レベル4最強モンスター
レベル5最強モンスター
レベル6最強モンスター
レベル7最強モンスター
レベル8最強モンスター
レベル9最強モンスター
レベル10最強モンスター
レベル11最強モンスター
レベル12最強モンスター
デッキランキング
Ep02 決闘怪盗YukNow 作:墓
「遅いぞYukNow、もうメンバーは揃ってる」
「無茶言わないでよ臥龍、これでも急いだ方なんだよ?」
笑いながら語りかけてくる男は臥龍(がりゅう)。魁闘団のリーダーで、私の友人だ。
「メールでも言った通り、今回の狙いはここ盤城博物館で開催されている『青き眼の古龍展』の一番の目玉、≪太古の白石≫だ」
楽しそうに臥龍は語る。まぁ、お宝を前に気分が高まるのはわかるけどさぁ……。
「実行犯は俺、半蔵(はんぞう)、YukNowの3人だ。警備系統のハッキングはルナに任せた」
「うっす!頑張るっすよ!」
「……うぃ」
テンションの高い小柄な男の子は半蔵、口数の少ない黒髪の美少女はルナ。どちらも私の大切な仲間だよ。
「それじゃ、行くとするか……」
臥龍の言葉がトリガーとなり、私たちは博物館に侵入する。
さて、今日のお宝はどんなものかな……っと。
『……うぃ、気をつけてYukNow。そこ、罠ある』
「はいはーい」
ルナからの通信をもとに、私は一つずつ難所を突破していく。……私たちにかかれば、どんな警備であっても楽勝だね。
『……うぃ、YukNow、目当ての宝はそこ。でも、警備員が何人か。多分、向こうもパワーディスクある』
「うーん……どうするかなぁ」
流石の私でも一人で複数人を相手するのは難しいかなぁ……かといって臥龍と半蔵を待つわけにもいかないしなぁ……。
『……うぃ、臥龍と半蔵もそっちに着いた。でもルート違う。ロック解くから待って』
ふふ、やっぱり私はツイてるなぁ……。警備員なんてそんなに多くはいないだろうし私たち三人でいけば多分いけるいける!
『……うぃ、開けた』
「それじゃあ行くかぁ、地獄の果てに」
ドアを蹴破って私は保管庫に入る。……ってアレ?一人足りなくない?
『……うぃ、言い忘れたけど半蔵は別の仕事するからそれやらない』
先に言ってよそれ……。
「君たちが魁盗団だな?たった二人で我々決闘警備に挑もうとは……舐められたものだな」
うん、私も三人で挑むつもりだったんだけどね……。まぁ、五人程度なら二人でもなんとかなるかな……?
「あ?何かお前ら勘違いしてねぇ?一人はそこの女に譲るとしてもあとの四人は俺が『一人』で倒すつもりなんだが」
臥龍が口火を切る。って、私そのこと何も聞いてないんだけど……。
「……構うまい。現実を舐めたガキに現実を教えるのも我々の仕事。……パワーフィールド、展開!」
リーダー格の男が叫ぶと、私と臥龍が結界で分断される。
「つまりそういうことだ。君たちが我々を全て倒すまでここから出ることはできない。負ければ、その瞬間捕縛するがな」
「へぇ、でもそれ、私たちがあなた達を全滅させればお宝盗んで逃げられるってことだよね?」
「その通りだ。それが本当にできると思っているならな」
量産型モブに負けたら一生の恥だよね……。というわけだから、勝たせてもらおうかな。
「それじゃ、始めようか、おじさん」
「「パワーデュエル!」」
「私が先行する!私は手札から、≪セキュリティドッグ・ダックス≫を召喚!」
セキュリティドッグ・ダックス
効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻1300/守200
①:このカードが召喚に成功した場合に発動できる。デッキからレベル3の「セキュリティドッグ」モンスター1体を手札に加える。②:1ターンに1度、手札のレベル3の「セキュリティドッグ」モンスター1体を相手に見せて発動できる。そのモンスターとカード名が異なるレベル3の「セキュリティドッグ」モンスター1体を特殊召喚する。この効果を発動するターン、自分はこのカード以外の「セキュリティドッグ」モンスターの効果でモンスターを特殊召喚できない。
「ダックスの効果で≪セキュリティドッグ・プードル≫を手札に加え、もう一枚のダックスを君に見せ、これを特殊召喚!」
セキュリティドッグ・プードル
効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻1100/守400
①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキからレベル3の「セキュリティドッグ」モンスター1体を手札に加える。②:1ターンに1度、手札のレベル3の「セキュリティドッグ」モンスター1体を相手に見せて発動できる。そのモンスターとカード名が異なるレベル3の「セキュリティドッグ」モンスター1体を特殊召喚する。この効果を発動するターン、自分はこのカード以外の「セキュリティドッグ」モンスターの効果でモンスターを特殊召喚できない。
「さらにプードルの効果で≪セキュリティドッグ小隊長・ブル≫を手札に加える!」
どうやら、相手のデッキはモンスター効果でサーチ、展開を繰り返すデッキらしい。
「レベル3が2体……エクシーズでもするのかな?」
「自らの手の内を簡単に晒すバカはそういるまい。私は魔法カード≪二重召喚≫を発動し、先ほど手札に加えたブルを召喚!」
セキュリティドッグ小隊長・ブル
効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻1500/守0
①:自分フィールド上にレベル3の「セキュリティドッグ」モンスターが2体以上存在し、このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキからレベル3以上の「セキュリティドッグ」モンスター1体を手札に加える。②:1ターンに1度、手札のレベル3の「セキュリティドッグ」モンスター1体を相手に見せて発動できる。そのモンスターとカード名が異なるレベル3の「セキュリティドッグ」モンスター1体を特殊召喚する。この効果を発動するターン、自分はこのカード以外の「セキュリティドッグ」モンスターの効果でモンスターを特殊召喚できない。
「当然、ブルの効果を発動し、≪セキュリティドッグエース・ドーベル≫を手札に加える!」
あっという間に3体のモンスターが並ぶ。今度こそエクシーズ召喚してくるかな?
「私はカードを1枚伏せ、ターンエンド」
ありゃ、エクシーズしてこなかったよ……残念だなぁ。
「エクシーズを見れなかったのは残念だけど……私のターン、ドロー!」
おっ、いいカードを引いたなぁ……。
「私はまず≪RPEv-勇者への王命≫を発動、デッキから≪RP-見習い勇者ルミナス≫を特殊召喚!」
RPEv-勇者への王命
通常魔法
①:自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。手札・デッキから、レベル4・光属性・戦士族の「RP」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
RP-見習い勇者ルミナス
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1500/守1100
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキからレベル4以下の「RP」モンスター1体を手札に加える。②:このカードが戦闘で破壊された時に発動する。デッキから「RPEv」カード1枚を手札に加える。
「ルミナスの効果で≪RP-見習い僧侶キアル≫を手札に加えて、召喚!」
RP-見習い僧侶キアル
星4/水属性/魔法使い族/攻1200/守1500
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。 ①:このカードが召喚に成功した場合に、フィールドの「RP」モンスター1体を選択して発動できる。このカードを守備表示にし、自分はそのモンスターの攻撃力の半分LPを回復する。②:墓地に存在するこのカードを除外して発動できる。デッキから「RP」魔法カード1枚を手札に加える。
「キアルの効果でルミナスを選択し、ライフを750ポイント回復させてもらうね」
YukNow ライフ:4000→4750
「小賢しい真似をするな、コソ泥らしいといえばらしいが」
「そのコソ泥に負ける気分、教えてもらっていいですかぁ?」
こいつが何を言おうと、私が負けるわけないもん。ただ全力で叩き潰すだけだし。
「バトル!私はルミナスで≪セキュリティドッグ・プードル≫を攻撃!」
「かかったな、バカめ!トラップ発動!≪群衆のバリア ースクラム・フォースー≫!」
群衆のバリア ースクラム・フォースー
通常罠
①:自分フィールドに同じレベル、属性、種族のモンスターが3体以上存在する場合、相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。その攻撃を無効にする。その後、以下の効果から一つを選択して適用する。●相手プレイヤーの手札を1枚選んで裏側表示で除外する。●相手プレイヤーの手札を1枚選んで墓地に送る。その後、カードを1枚ドローする。
「その攻撃を無効化し、君の手札を一枚破壊する!」
「チッ……つまんない真似してくれるね」
「そう言うな、スクラム・フォースの効果でカードをドローさせてもらう」
あーあ、私の攻撃、邪魔されちゃった。つまんないなぁ。
「カードを1枚伏せて、ターンエンド」
相手にターンが移る。
「では行くぞコソ泥、ドロー!私は手札から≪警備犬検査≫を発動!セキュリティドッグの攻撃力を下げ、デッキから現れろ。ブル!」
警備犬検査
通常魔法
①:フィールドに同じレベルの「セキュリティドッグ」モンスターが2体以上存在する場合に、自分フィールドの全ての「セキュリティドッグ」モンスターの攻撃力をターン終了時まで半分にして発動できる。デッキ・墓地から「セキュリティドッグ」モンスター1体を特殊召喚する。
「ブルの効果で≪セキュリティドッグエース・シェパード≫を手札に加える!」
相手の手札がみるみるうちに増えていく。
「行くぞ、私は2体のブルをリリースし、≪セキュリティドッグエース・ドーベル≫をアドバンス召喚!」
セキュリティドッグエース・ドーベル
効果モンスター
星6/地属性/獣族/攻2400/守1600
①:このカードを通常召喚する場合、自分フィールドの同じレベルの「セキュリティドッグ」モンスターを2体リリースして召喚できる。この効果を使用して召喚した場合、自分はカードを2枚ドローできる。②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「セキュリティドッグ」モンスター1体を手札に加える。③:1ターンに1度、手札の「セキュリティドッグ」モンスター1体を相手に見せて発動できる。手札からそのモンスターとカード名が異なる、同じレベルの「セキュリティドッグ」モンスター1体を特殊召喚する。この効果を発動するターン、自分はこのカード以外の「セキュリティドッグ」モンスターの効果でモンスターを特殊召喚できない。
「この効果で2枚ドローし、デッキからドーベルを手札に加え、さらに効果を使わせてもらおう!」
えぇ……まだやるの……。
「今手札に加えたドーベルを君に見せ、シェパードを特殊召喚!」
セキュリティドッグエース・シェパード
効果モンスター
星6/地属性/獣族/攻2500/守1500
①:このカードを通常召喚する場合、自分フィールドの同じレベルの「セキュリティドッグ」モンスターを2体リリースして召喚できる。この効果を使用して召喚した場合、相手フィールド上のカードを2体まで墓地に送ることができる。②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「セキュリティドッグ」モンスター1体を手札に加える。③:1ターンに1度、手札の「セキュリティドッグ」モンスター1体を相手に見せて発動できる。手札からそのモンスターとカード名が異なる、同じレベルの「セキュリティドッグ」モンスター1体を特殊召喚する。この効果を発動するターン、自分はこのカード以外の「セキュリティドッグ」モンスターの効果でモンスターを特殊召喚できない。
「手札をそれだけ増やしてまだ展開できますって感じだね……!」
「そう焦るな、私はレベル3のダックス、プードルでオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!」
このタイミングでのエクシーズ召喚は望んでなかったんだけどなぁ……
「市民の平和を守るため、悪逆の賊を放逐せよ!エクシーズ召喚!炸裂する閃光、≪アーマーセキュリティドッグ・ブルグレネード≫!」
アーマーセキュリティドッグ・ブルグレネード
エクシーズ・効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻2000/守2500
レベル3「セキュリティドッグ」モンスター×2体以上
①:このカードの攻撃力はX素材としているカードの枚数×300ポイントアップする。②:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。エンドフェイズまで、フィールドに同じ属性・種族のモンスターが存在しないモンスターの攻撃力を、フィールドの「セキュリティドッグ」モンスターの数×500ポイントダウンする。この効果は相手ターンでも発動できる。
「ブルグレネードのオーバーレイ・ユニットを一つ使用し、効果発動!君のフィールドのモンスターの攻撃力は1500ダウンする!」
おーっと、これやばいんじゃない……?
「バトル!シェパードで見習い勇者ルミナスを攻撃!」
「それはちょっと困るかなぁ……速攻魔法、≪RPIt-クリボーの護符≫!攻撃対象を守備表示のキアルに移し替える!」
RPIt-クリボーの護符
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:自分フィールドの「RP」モンスターが攻撃もしくは効果の対象になった場合に、そのカード以外の自分フィールドの「RP」モンスターを対象に発動できる。そのカードが攻撃もしくは効果の対象になる。
「だが破壊はさせてもらう!続けてドーベルでルミナスを攻撃!」
その攻撃を防ぐカードはない。
YukNow ライフ4750→2350
「くっ……!ルミナスの効果、戦闘で破壊された時デッキから「RPEv」1枚を手札に加える!私は≪RPEv-教会への送還≫を手札に加える!」
「だかバトルフェイズはまだ終わらんよ、ブルグレネードでダイレクトアタック!」
YukNow ライフ2350→50
「首の皮一枚繋がったか。だが悪あがきはさせん!パワースキル、≪レベル・ボム≫発動!」
あっ、さっき言うの忘れてたね。パワーデュエルでは、モンスターの召喚・特殊召喚、魔法・罠の発動1回ごとにパワーカウンターが一つ貯まるんだ。それを使うことで1ターンに1枚まで、エクストラデッキのパワースキルカードを発動できるよ。
「パワーカウンターを3つ取り除き、このターン戦闘破壊したモンスターのレベル×300ポイントのダメージを与える!2400のダメージを受けろ!」
「……っ、パワースキル≪ウォーリアーズ・バリア≫!パワーカウンターを4つ使い効果!」
流石に負けて捕まるわけにはいかないし……出し惜しみしてられないよね。
「デッキの戦士族モンスター1体を墓地に送り、その攻撃力以下の効果ダメージを無効にする!私は攻撃力2800の≪RP-武闘家ナック≫を墓地に送る!」
危ない危ない……危うく負けちゃうところだったよ。
「無駄なあがきを……私はこれでターンエンド。君は次のターンで負けるのだ、潔くサレンダーしたらどうだ?」
「悪いね、私たち魁闘団は諦めの悪さが唯一の取り柄なんだよ」
とはいえ、ここでなんとかしなきゃ負けちゃうしなぁ……。
「勝つにしても負けるにしても私のファイナルターン、最後の輝きを見せてあげるよ、ドロー!」
ふふ、いいカードをドローしたよ。
「まず私は墓地のキアルを除外して効果発動、デッキから≪RPSp-進化の神殿≫を手札に加えて、発動!」
RPSp-進化の神殿
フィールド魔法
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドのレベル4以下の「RP」モンスターを対象に発動できる。デッキからそのモンスターと同じ属性・種族のレベル5以上の「RP」モンスター1体を選んで手札に加える。
「さらに手札から≪RPEv-教会への送還≫発動!ライフを半分払い……ッ、蘇れ、ルミナス!」
YukNow ライフ50→25
RPEv-教会への送還
速攻魔法
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:自分フィールド上にモンスターが存在しない場合に、LPを半分払って発動できる。自分の墓地の光属性・戦士族の「RP」モンスター1体を選んで特殊召喚する。その後、自分フィールド上に「棺桶トークン」(天使族・闇・星1・攻/守0)を3体まで特殊召喚できる。②:①の効果で特殊召喚したモンスターが自分フィールド上に存在し、このカードが墓地に存在する場合、このカードを除外し、自分フィールド上の「棺桶トークン」1体をリリースして発動できる。墓地から①の効果で特殊召喚したモンスターと同じレベルを持つ「RP」モンスターを選んで特殊召喚する。
「進化の神殿の効果、ルミナスを選択し、デッキからレベル7モンスター≪RP-勇者ルミナス≫を手札に加える!」
「お見事。だがいくら上級モンスターを手札に加えようとそれを召喚する術がなければ……」
「そう焦らないでよ、手札の勇者ルミナスの効果!」
そう。上級RPモンスターは……
「手札から≪RP-老いぼれ騎士ネイツァン≫を捨て、見習い勇者ルミナスをリリースし、自身を特殊召喚する!」
成長前をリリースすることでレベルアップできるってわけ!
「あまねく光を束ねし勇者、聖剣携え現れろ!特殊召喚!≪RP-勇者ルミナス≫!」
RP-勇者ルミナス
効果モンスター
星7/光属性/戦士族/攻2500/守2100
①:手札の「RP」カード1枚を捨て、自分フィールドの「RP-見習い勇者ルミナス」1体をリリースして発動できる。手札からこのカードを特殊召喚する。②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に、デッキ・墓地のこのカード名以外の「RP」カード1枚を除外して発動できる。このカードはエンドフェイズまで、除外したカードの効果を得る。③:このカードがフィールドを離れた場合に発動できる。デッキ・墓地から「RP」カード1体を手札に加える。
「特殊召喚に成功したことで効果!墓地から≪RP-武闘家ナック≫を除外し、その効果を得る!」
RP-武闘家ナック
効果モンスター
星7/炎属性/戦士族/攻2800/守1500
①:手札の「RP」カード1枚を捨て、自分フィールドの「RP-見習い武闘家ナック」をリリースして発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。②:自分フィールドにこのカード以外の「RP」モンスターが存在する場合、このカードは1度のバトルフェイズ中に3回攻撃できる。③:このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分の倍の数値だけ戦闘ダメージを与える。
「さらに手札から≪RP-見習い武闘家ナック≫を通常召喚!」
RP-見習い武闘家ナック
効果モンスター
星4/炎属性/戦士族/攻1800/守500
①:自分フィールドにこのカード以外の「RP」モンスターが存在する場合、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。②:このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
「極めつけにこれ!ルミナスを対象に、魔法カード≪RPEv-王女の口づけ≫!」
RPEv-王女の口づけ
通常魔法
①:自分フィールドの光属性・戦士族の「RP」モンスター1体を対象に発動できる。対象のカードは以下の効果を得る。 ●このカードの攻撃力は、自分の墓地の「RP」カードの数×300ポイントアップする。 ●このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時までカードの効果を使用できない。
「無駄な真似を、ブルグレネードの効果は相手ターンにも発動できる!オーバーレイ・ユニットを1つ使い、君の場のモンスターの攻撃力を下げる!」
「無駄だよ、墓地からカウンター・トラップ発動!≪リセット・アンド・リブート≫!」
リセット・アンド・リブート
カウンター罠
①:相手モンスターの自分フィールドの「RP」モンスターへの攻撃宣言時に発動できる。攻撃されるモンスターを手札に戻し、そのモンスターと属性が異なる同じレベルのモンスター1体を手札から特殊召喚する。②:相手モンスターの効果が発動した場合に、墓地のこのカードを除外して発動できる。自分フィールドの「RP」モンスターをリリースし、そのモンスターと属性が異なる同じレベルの「RP」モンスター1体を墓地から特殊召喚する。この効果はこのカードが墓地に送られたターンには発動できない。
「このカードはさっきおじさんがスクラム・フォースで落としてくれたカード……自分で自分の首を絞めたね」
決まった〜!見てよあのおじさんの怒りを露わにした醜い顔、こういうの見ると気持ちいいよね。
「私は見習い武闘家ナックをリリースし、墓地から見習い勇者ルミナスを呼び戻す!同じ属性・種族のモンスターが湧いて出てきたらそのワンちゃんの効果は不発、だよね?」
「くっ、クソガキがッ!」
「その負け惜しみ、最高に気持ちいいよ……ルミナスの攻撃力は300×5で1500アップ、このまま私の勝ちでフィニッシュだね。バトル!勇者ルミナスでシェパードを攻撃!」
警備員 ライフ4000→2500
「武闘家ナックの効果を得た勇者ルミナスは3回攻撃が可能!ドーベルを攻撃するよ!」
警備員 ライフ2500→900
「ぐっ、カウンターを3つ取り除いてパワースキル≪リカバー&シャットB≫発動!墓地の同レベルモンスターを任意の数除外し、その数×400ライフを回復する!レベル3のブル2体、ダックス、プードルを除外し1600回復!」
警備員 ライフ900→2500
「さらにこのターン受ける戦闘ダメージは回復した分差し引かれる!これで次のターン私の勝利が……」
「パワーカウンターを3つ使いパワースキル≪ウォーリアーズ・チャージ≫発動!自分フィールドの戦士族1体をリリースしその元々の攻撃力分のダメージを与える!私は見習い勇者ルミナスをリリース!1500のダメージを受けなよ」
警備員 ライフ2500→1000
「ルミナスでブルグレネードを攻撃!デイライト・スラスト!」
「だがダメージは1600軽減される!これで私の勝ちだ!」
警備員 ライフ1000→600
「パワースキル≪ウォーリアーズ・チャージ≫のさらなる効果!このカードを発動したターン、自分フィールドの戦士族モンスターが相手モンスターを攻撃した時、1度だけその元々の攻撃力分のダメージを与える!自分のモンスターの怨念をその身に受けろ!」
「ぐぁぁぁぁ!!!!!」
警備員 ライフ600→0
どうやら、ほぼ同時に臥龍もデュエルを終えていたらしい。もう片方のフィールドから臥龍が現れ、私に手を振ってきた。
「お疲れさん、さて、お宝をいただいて帰るか……」
「そうはさせない!我々の仲間は時間稼ぎをよくやってくれたよ!」
他のセキュリティがぞろぞろと現れる。面倒なことになってきたなぁ……。
「勘違いしてるとこ悪いッスけど、お宝はもういただいてるッスよ〜!」
そんな中、陽気な声が響いた。その声の主は半蔵。デュエルしないと思ったらそんなことしてたの……。
「そういうワケだ!じゃあな権力の犬ども!」
「また会おうね、よわよわおじさん達!」
私も最後の最後に煽りを入れることは忘れない。
……何はともあれ、お宝は手にした、私の強さもみんなに見せてあげられた、もうこれ以上はないよね?
次も新しいお宝をいただけると考えると胸がドキドキするね……。次はどんなお宝に会えるか、本当に楽しみだなー。
「無茶言わないでよ臥龍、これでも急いだ方なんだよ?」
笑いながら語りかけてくる男は臥龍(がりゅう)。魁闘団のリーダーで、私の友人だ。
「メールでも言った通り、今回の狙いはここ盤城博物館で開催されている『青き眼の古龍展』の一番の目玉、≪太古の白石≫だ」
楽しそうに臥龍は語る。まぁ、お宝を前に気分が高まるのはわかるけどさぁ……。
「実行犯は俺、半蔵(はんぞう)、YukNowの3人だ。警備系統のハッキングはルナに任せた」
「うっす!頑張るっすよ!」
「……うぃ」
テンションの高い小柄な男の子は半蔵、口数の少ない黒髪の美少女はルナ。どちらも私の大切な仲間だよ。
「それじゃ、行くとするか……」
臥龍の言葉がトリガーとなり、私たちは博物館に侵入する。
さて、今日のお宝はどんなものかな……っと。
『……うぃ、気をつけてYukNow。そこ、罠ある』
「はいはーい」
ルナからの通信をもとに、私は一つずつ難所を突破していく。……私たちにかかれば、どんな警備であっても楽勝だね。
『……うぃ、YukNow、目当ての宝はそこ。でも、警備員が何人か。多分、向こうもパワーディスクある』
「うーん……どうするかなぁ」
流石の私でも一人で複数人を相手するのは難しいかなぁ……かといって臥龍と半蔵を待つわけにもいかないしなぁ……。
『……うぃ、臥龍と半蔵もそっちに着いた。でもルート違う。ロック解くから待って』
ふふ、やっぱり私はツイてるなぁ……。警備員なんてそんなに多くはいないだろうし私たち三人でいけば多分いけるいける!
『……うぃ、開けた』
「それじゃあ行くかぁ、地獄の果てに」
ドアを蹴破って私は保管庫に入る。……ってアレ?一人足りなくない?
『……うぃ、言い忘れたけど半蔵は別の仕事するからそれやらない』
先に言ってよそれ……。
「君たちが魁盗団だな?たった二人で我々決闘警備に挑もうとは……舐められたものだな」
うん、私も三人で挑むつもりだったんだけどね……。まぁ、五人程度なら二人でもなんとかなるかな……?
「あ?何かお前ら勘違いしてねぇ?一人はそこの女に譲るとしてもあとの四人は俺が『一人』で倒すつもりなんだが」
臥龍が口火を切る。って、私そのこと何も聞いてないんだけど……。
「……構うまい。現実を舐めたガキに現実を教えるのも我々の仕事。……パワーフィールド、展開!」
リーダー格の男が叫ぶと、私と臥龍が結界で分断される。
「つまりそういうことだ。君たちが我々を全て倒すまでここから出ることはできない。負ければ、その瞬間捕縛するがな」
「へぇ、でもそれ、私たちがあなた達を全滅させればお宝盗んで逃げられるってことだよね?」
「その通りだ。それが本当にできると思っているならな」
量産型モブに負けたら一生の恥だよね……。というわけだから、勝たせてもらおうかな。
「それじゃ、始めようか、おじさん」
「「パワーデュエル!」」
「私が先行する!私は手札から、≪セキュリティドッグ・ダックス≫を召喚!」
セキュリティドッグ・ダックス
効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻1300/守200
①:このカードが召喚に成功した場合に発動できる。デッキからレベル3の「セキュリティドッグ」モンスター1体を手札に加える。②:1ターンに1度、手札のレベル3の「セキュリティドッグ」モンスター1体を相手に見せて発動できる。そのモンスターとカード名が異なるレベル3の「セキュリティドッグ」モンスター1体を特殊召喚する。この効果を発動するターン、自分はこのカード以外の「セキュリティドッグ」モンスターの効果でモンスターを特殊召喚できない。
「ダックスの効果で≪セキュリティドッグ・プードル≫を手札に加え、もう一枚のダックスを君に見せ、これを特殊召喚!」
セキュリティドッグ・プードル
効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻1100/守400
①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキからレベル3の「セキュリティドッグ」モンスター1体を手札に加える。②:1ターンに1度、手札のレベル3の「セキュリティドッグ」モンスター1体を相手に見せて発動できる。そのモンスターとカード名が異なるレベル3の「セキュリティドッグ」モンスター1体を特殊召喚する。この効果を発動するターン、自分はこのカード以外の「セキュリティドッグ」モンスターの効果でモンスターを特殊召喚できない。
「さらにプードルの効果で≪セキュリティドッグ小隊長・ブル≫を手札に加える!」
どうやら、相手のデッキはモンスター効果でサーチ、展開を繰り返すデッキらしい。
「レベル3が2体……エクシーズでもするのかな?」
「自らの手の内を簡単に晒すバカはそういるまい。私は魔法カード≪二重召喚≫を発動し、先ほど手札に加えたブルを召喚!」
セキュリティドッグ小隊長・ブル
効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻1500/守0
①:自分フィールド上にレベル3の「セキュリティドッグ」モンスターが2体以上存在し、このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキからレベル3以上の「セキュリティドッグ」モンスター1体を手札に加える。②:1ターンに1度、手札のレベル3の「セキュリティドッグ」モンスター1体を相手に見せて発動できる。そのモンスターとカード名が異なるレベル3の「セキュリティドッグ」モンスター1体を特殊召喚する。この効果を発動するターン、自分はこのカード以外の「セキュリティドッグ」モンスターの効果でモンスターを特殊召喚できない。
「当然、ブルの効果を発動し、≪セキュリティドッグエース・ドーベル≫を手札に加える!」
あっという間に3体のモンスターが並ぶ。今度こそエクシーズ召喚してくるかな?
「私はカードを1枚伏せ、ターンエンド」
ありゃ、エクシーズしてこなかったよ……残念だなぁ。
「エクシーズを見れなかったのは残念だけど……私のターン、ドロー!」
おっ、いいカードを引いたなぁ……。
「私はまず≪RPEv-勇者への王命≫を発動、デッキから≪RP-見習い勇者ルミナス≫を特殊召喚!」
RPEv-勇者への王命
通常魔法
①:自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。手札・デッキから、レベル4・光属性・戦士族の「RP」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
RP-見習い勇者ルミナス
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1500/守1100
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキからレベル4以下の「RP」モンスター1体を手札に加える。②:このカードが戦闘で破壊された時に発動する。デッキから「RPEv」カード1枚を手札に加える。
「ルミナスの効果で≪RP-見習い僧侶キアル≫を手札に加えて、召喚!」
RP-見習い僧侶キアル
星4/水属性/魔法使い族/攻1200/守1500
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。 ①:このカードが召喚に成功した場合に、フィールドの「RP」モンスター1体を選択して発動できる。このカードを守備表示にし、自分はそのモンスターの攻撃力の半分LPを回復する。②:墓地に存在するこのカードを除外して発動できる。デッキから「RP」魔法カード1枚を手札に加える。
「キアルの効果でルミナスを選択し、ライフを750ポイント回復させてもらうね」
YukNow ライフ:4000→4750
「小賢しい真似をするな、コソ泥らしいといえばらしいが」
「そのコソ泥に負ける気分、教えてもらっていいですかぁ?」
こいつが何を言おうと、私が負けるわけないもん。ただ全力で叩き潰すだけだし。
「バトル!私はルミナスで≪セキュリティドッグ・プードル≫を攻撃!」
「かかったな、バカめ!トラップ発動!≪群衆のバリア ースクラム・フォースー≫!」
群衆のバリア ースクラム・フォースー
通常罠
①:自分フィールドに同じレベル、属性、種族のモンスターが3体以上存在する場合、相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。その攻撃を無効にする。その後、以下の効果から一つを選択して適用する。●相手プレイヤーの手札を1枚選んで裏側表示で除外する。●相手プレイヤーの手札を1枚選んで墓地に送る。その後、カードを1枚ドローする。
「その攻撃を無効化し、君の手札を一枚破壊する!」
「チッ……つまんない真似してくれるね」
「そう言うな、スクラム・フォースの効果でカードをドローさせてもらう」
あーあ、私の攻撃、邪魔されちゃった。つまんないなぁ。
「カードを1枚伏せて、ターンエンド」
相手にターンが移る。
「では行くぞコソ泥、ドロー!私は手札から≪警備犬検査≫を発動!セキュリティドッグの攻撃力を下げ、デッキから現れろ。ブル!」
警備犬検査
通常魔法
①:フィールドに同じレベルの「セキュリティドッグ」モンスターが2体以上存在する場合に、自分フィールドの全ての「セキュリティドッグ」モンスターの攻撃力をターン終了時まで半分にして発動できる。デッキ・墓地から「セキュリティドッグ」モンスター1体を特殊召喚する。
「ブルの効果で≪セキュリティドッグエース・シェパード≫を手札に加える!」
相手の手札がみるみるうちに増えていく。
「行くぞ、私は2体のブルをリリースし、≪セキュリティドッグエース・ドーベル≫をアドバンス召喚!」
セキュリティドッグエース・ドーベル
効果モンスター
星6/地属性/獣族/攻2400/守1600
①:このカードを通常召喚する場合、自分フィールドの同じレベルの「セキュリティドッグ」モンスターを2体リリースして召喚できる。この効果を使用して召喚した場合、自分はカードを2枚ドローできる。②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「セキュリティドッグ」モンスター1体を手札に加える。③:1ターンに1度、手札の「セキュリティドッグ」モンスター1体を相手に見せて発動できる。手札からそのモンスターとカード名が異なる、同じレベルの「セキュリティドッグ」モンスター1体を特殊召喚する。この効果を発動するターン、自分はこのカード以外の「セキュリティドッグ」モンスターの効果でモンスターを特殊召喚できない。
「この効果で2枚ドローし、デッキからドーベルを手札に加え、さらに効果を使わせてもらおう!」
えぇ……まだやるの……。
「今手札に加えたドーベルを君に見せ、シェパードを特殊召喚!」
セキュリティドッグエース・シェパード
効果モンスター
星6/地属性/獣族/攻2500/守1500
①:このカードを通常召喚する場合、自分フィールドの同じレベルの「セキュリティドッグ」モンスターを2体リリースして召喚できる。この効果を使用して召喚した場合、相手フィールド上のカードを2体まで墓地に送ることができる。②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「セキュリティドッグ」モンスター1体を手札に加える。③:1ターンに1度、手札の「セキュリティドッグ」モンスター1体を相手に見せて発動できる。手札からそのモンスターとカード名が異なる、同じレベルの「セキュリティドッグ」モンスター1体を特殊召喚する。この効果を発動するターン、自分はこのカード以外の「セキュリティドッグ」モンスターの効果でモンスターを特殊召喚できない。
「手札をそれだけ増やしてまだ展開できますって感じだね……!」
「そう焦るな、私はレベル3のダックス、プードルでオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!」
このタイミングでのエクシーズ召喚は望んでなかったんだけどなぁ……
「市民の平和を守るため、悪逆の賊を放逐せよ!エクシーズ召喚!炸裂する閃光、≪アーマーセキュリティドッグ・ブルグレネード≫!」
アーマーセキュリティドッグ・ブルグレネード
エクシーズ・効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻2000/守2500
レベル3「セキュリティドッグ」モンスター×2体以上
①:このカードの攻撃力はX素材としているカードの枚数×300ポイントアップする。②:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。エンドフェイズまで、フィールドに同じ属性・種族のモンスターが存在しないモンスターの攻撃力を、フィールドの「セキュリティドッグ」モンスターの数×500ポイントダウンする。この効果は相手ターンでも発動できる。
「ブルグレネードのオーバーレイ・ユニットを一つ使用し、効果発動!君のフィールドのモンスターの攻撃力は1500ダウンする!」
おーっと、これやばいんじゃない……?
「バトル!シェパードで見習い勇者ルミナスを攻撃!」
「それはちょっと困るかなぁ……速攻魔法、≪RPIt-クリボーの護符≫!攻撃対象を守備表示のキアルに移し替える!」
RPIt-クリボーの護符
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:自分フィールドの「RP」モンスターが攻撃もしくは効果の対象になった場合に、そのカード以外の自分フィールドの「RP」モンスターを対象に発動できる。そのカードが攻撃もしくは効果の対象になる。
「だが破壊はさせてもらう!続けてドーベルでルミナスを攻撃!」
その攻撃を防ぐカードはない。
YukNow ライフ4750→2350
「くっ……!ルミナスの効果、戦闘で破壊された時デッキから「RPEv」1枚を手札に加える!私は≪RPEv-教会への送還≫を手札に加える!」
「だかバトルフェイズはまだ終わらんよ、ブルグレネードでダイレクトアタック!」
YukNow ライフ2350→50
「首の皮一枚繋がったか。だが悪あがきはさせん!パワースキル、≪レベル・ボム≫発動!」
あっ、さっき言うの忘れてたね。パワーデュエルでは、モンスターの召喚・特殊召喚、魔法・罠の発動1回ごとにパワーカウンターが一つ貯まるんだ。それを使うことで1ターンに1枚まで、エクストラデッキのパワースキルカードを発動できるよ。
「パワーカウンターを3つ取り除き、このターン戦闘破壊したモンスターのレベル×300ポイントのダメージを与える!2400のダメージを受けろ!」
「……っ、パワースキル≪ウォーリアーズ・バリア≫!パワーカウンターを4つ使い効果!」
流石に負けて捕まるわけにはいかないし……出し惜しみしてられないよね。
「デッキの戦士族モンスター1体を墓地に送り、その攻撃力以下の効果ダメージを無効にする!私は攻撃力2800の≪RP-武闘家ナック≫を墓地に送る!」
危ない危ない……危うく負けちゃうところだったよ。
「無駄なあがきを……私はこれでターンエンド。君は次のターンで負けるのだ、潔くサレンダーしたらどうだ?」
「悪いね、私たち魁闘団は諦めの悪さが唯一の取り柄なんだよ」
とはいえ、ここでなんとかしなきゃ負けちゃうしなぁ……。
「勝つにしても負けるにしても私のファイナルターン、最後の輝きを見せてあげるよ、ドロー!」
ふふ、いいカードをドローしたよ。
「まず私は墓地のキアルを除外して効果発動、デッキから≪RPSp-進化の神殿≫を手札に加えて、発動!」
RPSp-進化の神殿
フィールド魔法
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドのレベル4以下の「RP」モンスターを対象に発動できる。デッキからそのモンスターと同じ属性・種族のレベル5以上の「RP」モンスター1体を選んで手札に加える。
「さらに手札から≪RPEv-教会への送還≫発動!ライフを半分払い……ッ、蘇れ、ルミナス!」
YukNow ライフ50→25
RPEv-教会への送還
速攻魔法
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:自分フィールド上にモンスターが存在しない場合に、LPを半分払って発動できる。自分の墓地の光属性・戦士族の「RP」モンスター1体を選んで特殊召喚する。その後、自分フィールド上に「棺桶トークン」(天使族・闇・星1・攻/守0)を3体まで特殊召喚できる。②:①の効果で特殊召喚したモンスターが自分フィールド上に存在し、このカードが墓地に存在する場合、このカードを除外し、自分フィールド上の「棺桶トークン」1体をリリースして発動できる。墓地から①の効果で特殊召喚したモンスターと同じレベルを持つ「RP」モンスターを選んで特殊召喚する。
「進化の神殿の効果、ルミナスを選択し、デッキからレベル7モンスター≪RP-勇者ルミナス≫を手札に加える!」
「お見事。だがいくら上級モンスターを手札に加えようとそれを召喚する術がなければ……」
「そう焦らないでよ、手札の勇者ルミナスの効果!」
そう。上級RPモンスターは……
「手札から≪RP-老いぼれ騎士ネイツァン≫を捨て、見習い勇者ルミナスをリリースし、自身を特殊召喚する!」
成長前をリリースすることでレベルアップできるってわけ!
「あまねく光を束ねし勇者、聖剣携え現れろ!特殊召喚!≪RP-勇者ルミナス≫!」
RP-勇者ルミナス
効果モンスター
星7/光属性/戦士族/攻2500/守2100
①:手札の「RP」カード1枚を捨て、自分フィールドの「RP-見習い勇者ルミナス」1体をリリースして発動できる。手札からこのカードを特殊召喚する。②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に、デッキ・墓地のこのカード名以外の「RP」カード1枚を除外して発動できる。このカードはエンドフェイズまで、除外したカードの効果を得る。③:このカードがフィールドを離れた場合に発動できる。デッキ・墓地から「RP」カード1体を手札に加える。
「特殊召喚に成功したことで効果!墓地から≪RP-武闘家ナック≫を除外し、その効果を得る!」
RP-武闘家ナック
効果モンスター
星7/炎属性/戦士族/攻2800/守1500
①:手札の「RP」カード1枚を捨て、自分フィールドの「RP-見習い武闘家ナック」をリリースして発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。②:自分フィールドにこのカード以外の「RP」モンスターが存在する場合、このカードは1度のバトルフェイズ中に3回攻撃できる。③:このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分の倍の数値だけ戦闘ダメージを与える。
「さらに手札から≪RP-見習い武闘家ナック≫を通常召喚!」
RP-見習い武闘家ナック
効果モンスター
星4/炎属性/戦士族/攻1800/守500
①:自分フィールドにこのカード以外の「RP」モンスターが存在する場合、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。②:このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
「極めつけにこれ!ルミナスを対象に、魔法カード≪RPEv-王女の口づけ≫!」
RPEv-王女の口づけ
通常魔法
①:自分フィールドの光属性・戦士族の「RP」モンスター1体を対象に発動できる。対象のカードは以下の効果を得る。 ●このカードの攻撃力は、自分の墓地の「RP」カードの数×300ポイントアップする。 ●このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時までカードの効果を使用できない。
「無駄な真似を、ブルグレネードの効果は相手ターンにも発動できる!オーバーレイ・ユニットを1つ使い、君の場のモンスターの攻撃力を下げる!」
「無駄だよ、墓地からカウンター・トラップ発動!≪リセット・アンド・リブート≫!」
リセット・アンド・リブート
カウンター罠
①:相手モンスターの自分フィールドの「RP」モンスターへの攻撃宣言時に発動できる。攻撃されるモンスターを手札に戻し、そのモンスターと属性が異なる同じレベルのモンスター1体を手札から特殊召喚する。②:相手モンスターの効果が発動した場合に、墓地のこのカードを除外して発動できる。自分フィールドの「RP」モンスターをリリースし、そのモンスターと属性が異なる同じレベルの「RP」モンスター1体を墓地から特殊召喚する。この効果はこのカードが墓地に送られたターンには発動できない。
「このカードはさっきおじさんがスクラム・フォースで落としてくれたカード……自分で自分の首を絞めたね」
決まった〜!見てよあのおじさんの怒りを露わにした醜い顔、こういうの見ると気持ちいいよね。
「私は見習い武闘家ナックをリリースし、墓地から見習い勇者ルミナスを呼び戻す!同じ属性・種族のモンスターが湧いて出てきたらそのワンちゃんの効果は不発、だよね?」
「くっ、クソガキがッ!」
「その負け惜しみ、最高に気持ちいいよ……ルミナスの攻撃力は300×5で1500アップ、このまま私の勝ちでフィニッシュだね。バトル!勇者ルミナスでシェパードを攻撃!」
警備員 ライフ4000→2500
「武闘家ナックの効果を得た勇者ルミナスは3回攻撃が可能!ドーベルを攻撃するよ!」
警備員 ライフ2500→900
「ぐっ、カウンターを3つ取り除いてパワースキル≪リカバー&シャットB≫発動!墓地の同レベルモンスターを任意の数除外し、その数×400ライフを回復する!レベル3のブル2体、ダックス、プードルを除外し1600回復!」
警備員 ライフ900→2500
「さらにこのターン受ける戦闘ダメージは回復した分差し引かれる!これで次のターン私の勝利が……」
「パワーカウンターを3つ使いパワースキル≪ウォーリアーズ・チャージ≫発動!自分フィールドの戦士族1体をリリースしその元々の攻撃力分のダメージを与える!私は見習い勇者ルミナスをリリース!1500のダメージを受けなよ」
警備員 ライフ2500→1000
「ルミナスでブルグレネードを攻撃!デイライト・スラスト!」
「だがダメージは1600軽減される!これで私の勝ちだ!」
警備員 ライフ1000→600
「パワースキル≪ウォーリアーズ・チャージ≫のさらなる効果!このカードを発動したターン、自分フィールドの戦士族モンスターが相手モンスターを攻撃した時、1度だけその元々の攻撃力分のダメージを与える!自分のモンスターの怨念をその身に受けろ!」
「ぐぁぁぁぁ!!!!!」
警備員 ライフ600→0
どうやら、ほぼ同時に臥龍もデュエルを終えていたらしい。もう片方のフィールドから臥龍が現れ、私に手を振ってきた。
「お疲れさん、さて、お宝をいただいて帰るか……」
「そうはさせない!我々の仲間は時間稼ぎをよくやってくれたよ!」
他のセキュリティがぞろぞろと現れる。面倒なことになってきたなぁ……。
「勘違いしてるとこ悪いッスけど、お宝はもういただいてるッスよ〜!」
そんな中、陽気な声が響いた。その声の主は半蔵。デュエルしないと思ったらそんなことしてたの……。
「そういうワケだ!じゃあな権力の犬ども!」
「また会おうね、よわよわおじさん達!」
私も最後の最後に煽りを入れることは忘れない。
……何はともあれ、お宝は手にした、私の強さもみんなに見せてあげられた、もうこれ以上はないよね?
次も新しいお宝をいただけると考えると胸がドキドキするね……。次はどんなお宝に会えるか、本当に楽しみだなー。
現在のイイネ数 | 49 |
---|
↑ 作品をイイネと思ったらクリックしよう(1話につき1日1回イイネできます)
同シリーズ作品
イイネ | タイトル | 閲覧数 | コメ数 | 投稿日 | 操作 | |
---|---|---|---|---|---|---|
67 | Ep01 平凡JK、その名は遊乃 | 465 | 0 | 2019-11-04 | - | |
49 | Ep02 決闘怪盗YukNow | 538 | 0 | 2019-11-14 | - | |
72 | Ep03 束の間の友情 | 509 | 0 | 2019-12-02 | - | |
105 | Ep04 太古の逆鱗 | 520 | 0 | 2019-12-18 | - | |
61 | Ep05 踊れよ歌え忍者ども | 498 | 0 | 2020-01-21 | - | |
88 | Ep06 月の灯りと猫の眼光 | 799 | 0 | 2020-02-13 | - |
更新情報 - NEW -
- 2024/12/21 新商品 PREMIUM PACK 2025 カードリスト追加。
- 01/18 03:00 掲示板 オリカコンテスト投票所
- 01/17 21:31 評価 9点 《転生炎獣パイロ・フェニックス》「《コード・オブ・ソウル》との…
- 01/17 21:03 評価 10点 《マクロコスモス》「友達がいらない人用、「先攻で」「引ければ…
- 01/17 20:38 デッキ 中居正広さんのトラブル?解決する花札衛!
- 01/17 19:37 評価 9点 《Sin パラドクスギア》「10期の追加された《Sin》の下級モ…
- 01/17 19:21 評価 8点 《Sin Selector》「《Sin》のサーチカード。 この…
- 01/17 19:04 評価 6点 《アロマージ-マジョラム》「《アロマセラフィ-スイート・マジョ…
- 01/17 19:02 評価 6点 《アロマセラフィ-ローズマリー》「アイドルカードとしてデッキに…
- 01/17 18:57 評価 6点 《恵みの風》「3つの風罠の中で一番優先順位が低い。 不採用でも…
- 01/17 18:53 評価 7点 《渇きの風》「モンスター破壊の妨害として普通に使える永続罠。 …
- 01/17 18:30 評価 8点 《潤いの風》「《アロマブレンド》の登場で必須展開パーツとして活…
- 01/17 18:24 評価 6点 《アロマガーデン》「かなり弱い【アロマ】専用フィールド魔法。 …
- 01/17 18:19 評価 8点 《アロマージ-ローリエ》「《アロマセラフィ-ジャスミン》の素材…
- 01/17 17:56 評価 6点 《星界樹イルミスティル》「リンク5なのはいいが「効果モンスター3…
- 01/17 17:24 評価 6点 《アロマヒーリング》「アロマに欲しい効果が詰まっているのだが、…
- 01/17 16:55 SS 第二十三話・3
- 01/17 14:22 評価 3点 《Sin Claw Stream》「《Sin》専用のモンスター除…
- 01/17 14:07 評価 4点 《Sin World》「《Sin》のフィールド魔法。 単体のフ…
- 01/17 13:57 評価 10点 《Sin Territory》「《Sin》が抱える構造上の欠陥…
- 01/17 00:33 評価 4点 《剣聖の影霊衣-セフィラセイバー》「総合評価:どちらにも活かし…
Amazonのアソシエイトとして、管理人は適格販売により収入を得ています。