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HOME > コンプリートカード評価一覧 > LINK VRAINS BOX コンプリートカード評価(みめっとさん)

LINK VRAINS BOX コンプリートカード評価

遊戯王アイコン みめっと 」さんのコンプリートカード評価


レアリティ 評価 番号 カード名
3 JP001 ダブルバイト・ドラゴン 
セキュリティ・ドラゴン》や《プロキシー・ドラゴン》など、カード名で「ドラゴン」を名乗る数あるサイバースLモンスターの中でおそらく最もマイナーだと思われるリンク2モンスター。
Lモンスター2体をL素材に指定しており、そのリンクマーカーの数の合計の300倍が自身の元々の攻撃力である1500に加算されるため、高リンクモンスター2体をL素材に用いればその分攻撃力も高くなります。
さらにLモンスター以外のモンスターからの戦闘破壊耐性・効果に対する完全耐性を持つので、それほど高い攻撃力を得られなかったとしても、相手がLモンスターをあまり使わない場合は、採用している魔法罠カードに次第では処理することが困難になります。
しかしリンク2モンスター2体をL素材にしても攻撃力が3000を超えてこないというのはさすがに強化倍率が低すぎといった感じで、だからといってさらに高リンクとなるLモンスターを複数体素材にするほどの価値は感じられず、リンク4以上のモンスターなら《決闘竜 デュエル・リンク・ドラゴン》のような一部のモンスターを除いてそれらのモンスターで戦闘を行う方が有意義な場面がほとんどです。
Lモンスターなので守備表示にできないため、低打点のまま戦闘破壊耐性と完全耐性で耐えようとしても戦闘ダメージは確実に積み重なってしまいます。
評価時点ではほとんどのビートダウン系のデッキにこの耐性を貫通する《S:Pリトルナイト》や《無限泡影》が採用されていることも、このカードの立場をより厳しいものにする要因になっていると言わざるを得ないでしょう。
フォーマッド・スキッパー
Ultra
▶︎ デッキ
8 JP002 フォーマッド・スキッパー 
EXデッキのLモンスター1体を相手に見せることで、自身をLモンスターのL素材とする場合のみその見せたモンスターと同じ種族・属性そしてカード名を持つモンスターとして素材にできるというかなり変わった効果を持つサイバース族モンスター。
EXデッキにテーマモンスターが存在していて、レベル4以下のテーマモンスター1体でL召喚できるリンク1モンスターが存在するテーマと相性が良く、特に同名カード以外という指定すらない「機塊」のリンク1モンスターのL素材として最適であり、EXデッキのどのLモンスターを見せた場合でも全ての「機塊」リンク1モンスターのL素材になれる。
そうやって墓地に送られた場合に誘発できる上級以上のサイバース族をサーチできる効果では、このカードをL素材としてL召喚される《洗濯機塊ランドリードラゴン》とも相性が良い《グッサリ@イグニスター》を持ってきて後攻1ターンキルに貢献することができます。
他にも《転生炎獣ベイルリンクス》を見せてあちらをL召喚し、このカードで持ってきた《パラレルエクシード》をベイルリンクスAが持ってきた《転生炎獣の聖域》の効果で再度L召喚したベイルリンクスBのリンク先に特殊召喚して《塊斬機ダランベルシアン》をX召喚に繋げることで【斬機】の1枚初動にもなれたりと、このように全ての要素を活かせる噛み合うテーマでは色々と活用できるカードなので、サーチ対象となる上級以上のサイバース族も含めて今後の可能性にも期待したいカードです。
サイバース族のレベル1モンスターなので、コピー効果を無効にされたとしてもこのカード1体でL召喚できるリンク1モンスターはいくらでもいるというのも優秀ですね。
7 JP003 プロキシー・ドラゴン 
遊戯王OCGに最初に誕生した「モンスター2体」という最も緩い素材でL召喚できるリンク2モンスター。
マーカーの向き及びその効果からメインモンスターゾーン向けのLモンスターとなり、自身のリンク先のモンスター1体を自分の場のあらゆるカードの戦闘・効果破壊の身代わりにすることができる。
自分の効果による破壊にも対応・このカード自身の被破壊にも対応・複数のカードが同時に破壊される場合でも身代わり1体でそれら全てを守ることができるといった具合に中々良い条件が揃っており、効果処理時に身代わりにするので相手の効果にチェーン発動した効果でリンク先にモンスターを出すのも有効であり、ターン1がないのでリンク先に複数モンスターがいればターン中に2回以上守ることもできます。
身代わりの処理もリリースや墓地送りではなく効果破壊となるため、被効果破壊誘発の能力を持つモンスターを置いておくとさらにお得になるでしょう。
同じ素材指定のリンク2モンスターでは、展開の中継で出すことで1除去を入れられるのが優れている《セキュリティ・ドラゴン》に対して、こちらは最終盤面にも置いておけるタイプのモンスターということになりますね。
マーカーの向きと効果がこれなので多少の展開の手間がかかりはしますが、一度普通に出した後に墓地からメインモンスターゾーンに蘇生しても使えるタイプのカードでもあると思えばそれも許容できるでしょう。
バックアップ・セクレタリー
Ultra
▶︎ デッキ
8 JP004 バックアップ・セクレタリー 
数ある自己SS能力を持つサイバース族の下級モンスターの中でも特に好条件で手札から自己SSできるカード。
場に別なサイバース族が1体でも先行していれば、他は誰がいようといなかろうと後は自分メインフェイズの好きなタイミングで自己SSできるという癖の無さが魅力であり、《レディ・デバッガー》や《ROMクラウディア》といったサイバース族をサーチ・サルベージできる効果を持つモンスターで手札に持ってくることでそのまま展開することができる。
他にも《サイバネット・コーデック》の適用下において《コード・トーカー・インヴァート》をL召喚した際の光属性サイバースのサーチ先の選択肢としても一定の価値があります。
なおこのカードを名称指定でL素材に含むことでその真価を発揮する《バックアップ・スーパーバイザー》というリンク2モンスターも存在しますが、あちらの性能がかなり微妙なので残念ながらそれは加点要素にはならなそうです。
スタック・リバイバー
Ultra
▶︎ デッキ
7 JP005 スタック・リバイバー 
第10期最初のレギュラーパックにノーマルで収録された後、どういうわけか「LINK VRAINS BOX」のウルレア再録枠に選出されたサイバース族の下級モンスター。
リンク2以上のLモンスターのL素材となった場合にデュエル中1度だけ使用できる効果によって、その時に自身以外のL素材となって墓地に送られた下級サイバース族1体を自分の場に還元するという能力を発揮する。
蘇生したモンスターは効果が有効でL素材として使うことも自由であり、自身の召喚誘発効果で墓地のこのカードを蘇生できてL素材として墓地に送ることでトークンを特殊召喚してリンク数を伸ばせる《サイバース・ガジェット》とは特に相性が良い。
上記のような方法で他のモンスターと並べる必要があるのが難点ですが、手札からL素材にできる《マイクロ・コーダー》や《コード・ジェネレーター》を利用すれば、このカードのNSからでもリンク3に繫ぐことが可能となります。
8 JP006 トリックスター・フォクシーウィッチ 
「トリックスター」Lモンスターの中で唯一L素材が「トリックスター」モンスターのみならず他の天使族モンスターも自身のL素材にできるリンク3のモンスターで、【トリックスター】に《S:Pリトルナイト》対策で《碑像の天使-アズルーン》などを採用する場合はそれらもL素材に利用できる。
持っている能力はSS誘発のバーン効果という特に面倒な条件もなく効果ダメージを与えられることから予てより「トリックスター」Lモンスターの中では有用なカードとされてきましたが、12期の新規である《トリックスター・ノーブルエンジェル》や《トリックスターバンド・ドラマチス》の効果のトリガーを引くのにも役立つため【トリックスター】では引き続き活躍が見込めるカードです。
またL召喚されていると破壊された時にEXデッキからリンク2以下の「トリックスター」Lモンスター1体を特殊召喚する効果を持っており、自分の効果で破壊することでも誘発することから、ノーブルで持ってきた《青い涙の天使》でこのカードを対象に相手にダメージを与えて効果を無効にし、その後ノーブルの効果でこのカードをセルフ破壊して《トリックスター・ディーヴァリディス》を特殊召喚するという流れで先攻1キル展開時にも使われるカードとなっている。
トリックスター・マジカローラ
Ultra
▶︎ デッキ
7 JP007 トリックスター・マジカローラ 
トリックスター・キャンディナ》の効果でサーチできる【トリックスター】にとっての《早すぎた埋葬》となる蘇生札。
サーチできる蘇生札ということで先攻・後攻問わず【トリックスター】においては単純にリンク数を伸ばすことに利用でき、名称ターン1が設定されている程度で癖のない使いやすいカードです。
しかしサーチ手段がほぼキャンディナの召喚権と引き換えるもののみともなると、もはやピン挿しの必須枠ですらない完全な自由枠ではありますが、まるっきり要らないカードというわけではありません。
トリックスター・リリーベル
Ultra
▶︎ デッキ
7 JP008 トリックスター・リリーベル 
「トリックスター」のメインデッキの1軍モンスターの末席に位置するモンスターで、メタビ軸の【トリックスター】でも1枚だけ採用されることの多いカード。
12期ではすっかりお馴染みになったドロー以外で手札に加わることによる自己SS能力と、直接攻撃効果に連なる形で誘発するテーマモンスター1体をサルベージする効果によって、展開・ライフ取りの促進・数的アドバンテージの獲得とリソースの確保といった具合にマルチな活躍をしてくれる。
同名カードもサルベージ可能であり、それをトリガーに自己SS能力も発動でき、サルベージ効果には名称ターン1がないので自己SSした同名カードで直接攻撃を行うことでさらにサルベージすることも可能です。
下級モンスターで守備力も2000と高めですが、初手に「トリックスター」モンスターがこのカードだけくるという大事故が起こり得るため純型の構築でも3枚積むようなカードではありませんが、光DPにも再録されている点から有用なカードであることは公式からも認識されていることは間違いないでしょう。
トリックスター・マンジュシカ
Ultra
▶︎ デッキ
10 JP009 トリックスター・マンジュシカ 
キャンディナ、リリーベル、キャロベインらと共に、メインデッキのトリックスターの圧倒的1軍メンバーの1人で、その性能は言うなればトリックスターのトリックスター。
このカードの存在があるため、キャンディナにヴェーラーや泡影を打つことはもの凄く気が進まない感じです、それでも打たざるを得ないのですが…。
完全フリチェな上に名称ターン1もなく、先に特殊召喚してから回収するため不発になることも少なく、複数のマンジュシカが手札にあれば、対象にできるトリックスターが1体しか場にいなくても、全員雪崩出ることが可能です。
バーン効果の方も拷問部屋やリンカネと併用することで相手プレイヤーを焼き切ることすら可能であり、トリックスターデッキの強さの源であり象徴と言えるモンスターかと思います。
このカードやライステのパワーが高すぎて、メインデッキの他のメンバーどころか、エクストラの面々すらまとめて2軍扱いにしてしまうほどで、トリックスターが精鋭陣だけを集めたメタビに走ってしまうのもやむ無しという感じです。
打点の方も下級トリックスターでは18打点のキャンディナに次ぐ数値になっており、いかにもレベル4っぽいステータスですが、よく見るとレベル3なのがチャームポイント。
トリックスター・キャンディナ
Ultra
▶︎ デッキ
10 JP010 トリックスター・キャンディナ 
下級18打点でNS誘発のテーマの万能サーチャーという、いわゆる〇〇版エアーマンと呼ばれるモンスターの一種。
デッキに触る効果なので間違いなく強い&基本的にテーマの必須カードとなりますし、評価的にもまず8点以下になることはあり得ない性能なのですが、SSには非対応であることも含め、現代遊戯王のテーマでは何ら珍しくもない効果です。
ただしこのカードの場合は、自身と相互にサーチし合えるライステの性能が高すぎることと、このカードかライステが連れてくるマンジュシカとこのカードとの相性があまりに良すぎるため、文句なしの満点ということになってしまいます。
トリックスターカードはメインもエクストラも最小限にして、残りの枠は手札誘発や捲り用モンスターなどの汎用に充てられるという悲しみは、限られたメンバーのみで強すぎるシナジーを形成してしまった弊害でもあります。
7 JP011 剛鬼ジェット・オーガ 
「剛鬼」Lモンスターとしては初となるリンク2のモンスターであり、その事実が自身のモンスター効果よりも重要なカード。
「剛鬼」Lモンスターは評価時点では《剛鬼ザ・パワーロード・オーガ》を除き全て「剛鬼」モンスターをL素材に指定しているため、《剛鬼スープレックス》からとりあえず展開できるリンク2のこのモンスターは、リンク3・4の「剛鬼」Lモンスターへの中継要員として最適な存在となる。
後に同じリンク2の「剛鬼」Lモンスターとして《剛鬼ジャドウ・オーガ》も登場していますが、あちらは持っている効果がコンボ向けでこちらよりも使い所がかなり限られるため、どちらかをEXデッキに入れるなら元々の攻撃力でも大きく勝るこちらが概ね優先されているという印象です。
剛鬼死闘
Ultra
▶︎ デッキ
3 JP012 剛鬼死闘 
イラストにも描かれている《剛鬼ザ・マスター・オーガ》の全体攻撃効果との組み合わせで1ターンで条件を満たすことが大前提だと思われる、3つのカウンターを用いた繰り返し使える変わった展開札となる【剛鬼】のフィールド魔法。
展開するために割とガッツリ展開しなきゃならないのかって感じの効果の方は無視して《剛鬼ジェット・オーガ》や《剛鬼フェイスターン》で叩き割ることができる評価時点で唯一の魔法罠カードとして見るのが無難といったところでしょうか。
幸いにもメインデッキのほとんどの「剛鬼」モンスターが共通して持つ墓地発動のサーチ効果及び《剛鬼再戦》の存在から必要なカードを持ってくること自体は容易ではあります。
まあだからと言ってそれ以外にはほとんど役に立たず《歯車街》みたいにセルフ破壊されることで効果が発動するわけでもないこのカードが採用されるということはほぼ無いと思います。
剛鬼ツイストコブラ
Ultra
▶︎ デッキ
7 JP013 剛鬼ツイストコブラ 
共通の墓地効果を持つ「剛鬼」モンスターの1体でレベルは3。
固有効果はお互いのターンにフリチェで使える効果にて自分の場の「剛鬼」モンスター1体をリリースし、対象とした「剛鬼」モンスター1体にターン終了時までその攻撃力を乗っけるというものになっている。
自身もリリースすることが可能でその時の強化値は1600となかなか高く、「剛鬼」Lモンスターには全体攻撃ができる《剛鬼ザ・マスター・オーガ》や2回攻撃ができる《剛鬼ザ・ブレード・オーガ》など大幅な攻撃力アップと相性の良いものも存在している。
また評価時点でリンク1モンスターが存在しない【剛鬼】にとって、共通の墓地効果持ちをリリースによって能動的に1体から墓地に送ることができるというもの良いですね。
剛鬼スープレックス
Ultra
▶︎ デッキ
9 JP014 剛鬼スープレックス 
共通の墓地効果となるサーチ効果持ちの「剛鬼」モンスターの1体で、固有効果は召喚誘発で手札の「剛鬼」モンスター1体をレベル制限なく特殊召喚できるというものになっている。
【剛鬼】において初動を担う最も重要なモンスターであり、展開したモンスターと2体でL召喚を行ってそれら墓地に送り、それぞれがサーチ効果を発動して《剛鬼再戦》などを持ってきてさらなる展開に繋げるという流れになる。
この召喚誘発効果を止められた場合は《剛鬼ヘッドバット》が手札にあれば、その自己SS能力によって貫通できる可能性もあります。
また評価時点ではレベル4の「剛鬼」モンスターはこのカードのみであり、異なるレベルの「剛鬼」モンスター2体が蘇生対象となる《剛鬼再戦》を使う上でもこのレベル設定は大変都合が良いです。
剛鬼再戦
Ultra
▶︎ デッキ
10 JP015 剛鬼再戦 
剛鬼専用の蘇生札となる通常魔法で、剛鬼ネームを持つためいつものごとくテーマカードによるサーチが可能なわけですが、このテーマの場合はメインデッキのそれらのモンスターが持つ共通効果同然の効果でやってのけるためアクセス手段が多いどころの話ではない。
効果の方はというと、ノーコスト、メインフェイズの好きなタイミングで発動可能、2体蘇生、効果が無効にならない、場を離れても除外されないし自壊デメリットもない、発動の前後に関係なく特殊召喚に関する制約が一切ないとかなり無茶なことが書かれている。
名称ターン1がある、異なるレベルの2体を蘇生するのでX素材には向かない、守備表示で出す効果でレベル指定があるのでリンクモンスターは蘇生できず蘇生したモンスターはすぐ戦闘に参加できないなどのデメリットが多少はありますが、利点の数々を見ていけばそんなものは当然の調整でしかないと誰もが理解するでしょう。
8 JP016 ブースター・ドラゴン 
「〇〇ヴァレット・ドラゴン」たちが自身のセルフ破壊からの固有効果を使うための「場の自身を対象とするLモンスターの効果」の発動条件を満たすことができる能力が備わったリンク2モンスター。
それらのモンスターは自身を対象としたその効果に直接チェーンを組む必要があるため、このカードの効果に相手の効果をチェーンクローズする効果が備わっていることで、相手の効果に割り込まれずに「〇〇ヴァレット・ドラゴン」モンスター群のセルフ破壊効果を誘発させることができるという寸法になる。
L召喚されている際に自身が破壊されると墓地のドラゴン族1体を蘇生できる効果も優秀で、自爆特攻や自分の効果によるセルフ破壊から最上級やリンク4以上のドラゴン族Lモンスターでも効果を無効にすることなく戦線に復帰させることができる。
L素材指定がこれなのでさすがに【ドラゴンリンク】では見ないモンスターですが純型に近い【ヴァレット】ならちゃんと役割があるカードです。
ホント同じL素材指定のリンク2モンスターである《リローダー・ドラゴン》とは何だったのかって感じですね。
タクティカル・エクスチェンバー
Ultra
▶︎ デッキ
5 JP017 タクティカル・エクスチェンバー 
自分の場のモンスター1体をセルフ破壊しながら、そのモンスターとカード名の異なる「ヴァレット」モンスター1体をリクルートまたは蘇生できる罠カード。
【ヴァレット】とシナジーするセルフ破壊と特殊召喚領域が優秀な効果が合体していて、さらに破壊するモンスター自体は何でもイケるという一見かなり高性能なカードに見えますが、ただでさえあまり使われていない《スクイブ・ドロー》よりも遅い罠カードでこれをやるので、特殊召喚効果によってすぐに後続が補充されるとはいえ、現在の【ヴァレット】における需要は極めて低いと言わざるを得ない。
多少の制約があっても魔法罠カードも爆破できる《ヴァレット・トレーサー》で展開札としては充足しているし、結局セルフ破壊された「〇〇ヴァレット・ドラゴン」の誘発効果が出せるのはエンドフェイズなので、そこまで待つリターンとしてはやはり見合うものとは言えなくなってきているのが現状です。
マグナヴァレット・ドラゴン
Ultra
▶︎ デッキ
8 JP018 マグナヴァレット・ドラゴン 
場でLモンスターの効果の対象になった時にセルフ破壊されモンスター毎に異なる固有効果を発揮し、場で破壊されたターンのエンドフェイズに同名カード以外の「ヴァレット」モンスター1体をリクルートする共通効果を持つ「〇〇ヴァレット・ドラゴン」モンスター群の1体となるカード。
このカードは固有効果部分が場のモンスター1体を対象を取らずに墓地送りにするという非常に耐性貫通力の高い除去効果となっており、最大除去枚数こそ《シェルヴァレット・ドラゴン》や《メタルヴァレット・ドラゴン》に劣りますが、状況や相手を選ばずに安定して使える質の高い除去内容から概ねこちらの方が好まれる。
レベル4で1800打点というのも大変使いやすく、一時期は【ドラゴンリンク】でもピン挿し使われていたこともあったくらいには「〇〇ヴァレット・ドラゴン」の中でも特に優先度の高いモンスターと言えるでしょう。
スクイブ・ドロー
Ultra
▶︎ デッキ
6 JP019 スクイブ・ドロー 
自分の場の「ヴァレット」モンスターをセルフ破壊して2ドローができる速攻魔法。
一見被破壊誘発効果を持つ「〇〇ヴァレット・ドラゴン」モンスター群と強くシナジーする効果であるように思えますが、それらが他の効果による被破壊時に自身の誘発効果を発揮するのはそのターンのエンドフェイズであり、それらのモンスターをまともに自ら破壊しにかかると単にリンク数が減るだけになってしまうことの方が多く、新しいカードを引き込めることが必ずしもそのリターンとして見合っているとは限らない。
速攻魔法なので相手ターンのサクリファイスエスケープとかに使っても良いですが、まともに展開できているならその最終盤面にいるのは「ヴァレル」EXモンスターであって「ヴァレット」モンスターは影も形もないのが普通です。
自分のターンで相手の効果で除外とかコントロール奪取されそうになったところを手札から発動して先に爆破とかするならまだしも、お得なドロソ感覚で使うのには無理のあるカードであり、純型に近い【ヴァレット】でも普通に採用されないことも珍しくありません。
リボルブート・セクター
Ultra
▶︎ デッキ
9 JP020 リボルブート・セクター 
リンク1モンスターがL召喚誘発効果で名称指定で持ってくるフィールド魔法シリーズの1枚となるカードで、このカードの運び手となるリンク1モンスターは《ストライカー・ドラゴン》となっている。
【ドラゴンリンク】においては《竜の渓谷》などで墓地に送った《アブソルーター・ドラゴン》の効果で持ってきた《ヴァレット・トレーサー》をこのカードの2の効果で手札から特殊召喚した後、トレーサーの効果でこのカードをセルフ破壊して《ヴァレット・リチャージャー》をリクルートするという形でかなり雑に扱われる。
それでも展開ルートの中で確実に持ってこられて2回も役に立つカードなのだからそれで十分役に立っていると言い切って良いでしょう。
9 JPS01 ファイアウォール・ドラゴン 
2021年一発目のリミットレギュレーションにてあるべき姿にエラッタされて帰還した汎用リンク4モンスターで、アニメリンクヴレインズで主人公が使用したエースモンスター。
禁止にならないのはアニメバリア・主人公補正があるからなどと言われながら、散々他を巻き込んだ挙げ句に結局葬られたカードということで、残念ながらこのカードにあまり良いイメージを持たないデュエリストも多いかもしれません。
エラッタ内容は両方の効果に名称ターン1がついて、さらに手札からSSできるモンスターがサイバース族のみに変更されたというものになっている。
最初からこうするかさっさとこうするべきだったという話はもはやするまい…。
やっぱり名称ターン1のないモンスター効果で自分のモンスターを手札やエクストラに戻すやつにろくなやつはいないということですかね…バードマンがなかなか解除されないのにも納得です。
無限ループ力は失ったものの、リンク4で2体以上指定の別名カードや効果モンスターである必要すらない完全フリー素材はやはり貴重で、相手ターンでも使えるバウンス&サルベージ効果自体は劣化していないのでその力は未だ健在です。
ただリンク4で相互リンクを要求するという展開力のないデッキでは気の遠くなるような発動条件なので、ヴァレルリンクの面々のようにスケゴを入れるだけで入れられるリンク4モンスターかと言われるとさすがにそれは厳しい感じですかね。
6 JPS02 トリックスター・ホーリーエンジェル 
アニメヴレインズにおける【トリックスター】の使い手であるブルーエンジェルのエースモンスターとなるリンク2モンスターで、「トリックスター」Lモンスター群の顔とも言うべき存在。
ただ単に出番が多くて目立っていて見てくれが人気なだけではなく、性能的にもテーマ内のLモンスターの中では癖が少なく扱いやすいカードとなっている。
しかしこれを同じアニメテーマのリンク2モンスターである《転生炎獣サンライトウルフ》や《オルターガイスト・ヘクスティア》と同列に考えるのはかなり無理がある性能で、純型の【トリックスター】でなら当然EXデッキにとりあえず採用されはしますが、《トリックスター・キャンディナ》と《トリックスター・マンジュシカ》と《トリックスター・リリーベル》と《トリックスター・キャロベイン》しか採用しないメタビ型の【トリックスター】では、他のテーマ内のLモンスターと同じく正直いてもいなくても同じレベルという悲しみに包まれる。
要するにこのカードの存在って別にテーマの強みではないし、まして【トリックスター】を使用する動機になるほどのことが全く書かれていないんですよね。
2024年の光DPで「トリックスター」は新規カードを獲得することになるため、これによって少しでもこういった状況に変化があればとは思います。
6 JPS03 剛鬼ザ・グレート・オーガ 
「剛鬼」Lモンスターの1体となるリンク3モンスターで、攻守ともに高いフィジカルを持つお互いの場のモンスターに大して強烈なデバフをかける永続効果を持っている。
Lモンスターや守備力が0のモンスターには効き目がありませんが、モンスターによっては2000から3000の全体弱化になるというのは破格であり、自分はLモンスターを展開することでこの効果の影響を受けずに戦うことができる。
しかし誰に効くとか効かないとか以前にこれを相手ターンでの妨害とするのは自身のもう1つの効果である身代わり効果の存在を加味してもかなり心許ないものがあり、このカードを立たせておくくらいなら相手ターンでの妨害が可能な《剛鬼ザ・マスター・オーガ》や、強固な耐性を持つ《剛鬼ザ・ジャイアント・オーガ》や《剛鬼ザ・パワーロード・オーガ》などの「剛鬼」リンク4モンスターにさっさと繋いでしまった方が良いようにも思えますね。
10 JPS04 ヴァレルロード・ドラゴン 
必殺のヴァレソに対しこちらは盤面崩しのヴァレロといった感じ。
ダメステに発動する破壊じゃない対象もとらない実質的な除去効果ということで、ほとんどの耐性はぶち抜く盤面捲りに特化した超優秀な効果である。
ヴァレソにもアクセスにも手が出せないマスカレーナアストラムを葬ると言えばこのカード。
攻撃宣言時に優先権でチェーンできない攻守増減効果を使えばエアフォも怖くなく、リンク召喚成功時に使った場合は奈落や激流にも対応できます。
時々勘違いされるが、対象耐性はモンスター効果限定であり大捕や泡影は普通に効くので注意しましょう。
耐性はヴァレソよりは信用できるが、相手にターンを渡してしまうと案外脆いのは向こうとそんなに変わらない。




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