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クリムゾン・ノヴァ
2025/09/03 15:01

　あの《ジャンク・ウォリアー》が超絶脳筋になって帰ってきた一枚。しかも最終回の感じを再現できる効果を内蔵してるので、これは中々に嬉しい仕上がりであろう☆

　《ジャンク・シンクロン》を素材とするレベル８シンクロモンスターであり、それ以外のモンスターは指定されていない。打点２９００と若干足りない感こそあれど、まあ少し弱めなモンスターなら殴れる事だろう。

　まずシンクロ召喚に成功すれば効果を発動でき、自分の墓地からレベル２以下のモンスターを可能な限り特殊召喚してくる。ここだけ見れば《ＴＧオーバー・ドラグナー》であり、ある程度墓地が肥えている必要がある。蘇生先には縛りが何もないものの、発動ターン中は効果を発動できない制約が課せられている。しかも同じターン中では特殊召喚が１度しかできなくなる。リンクといった悪用を恐れての縛りであり、マジで《ヌメロン・ネットワーク》感がある。ちなみに発動はできなくとも永続効果は使えるので、例えば《フルスピード・ウォリアー》を添えてあげれば、バトルフェイズ中に９００打点上昇させてくれる。後々の動きにも役立つので、これは抑えておきたい。

　そして戦闘破壊した際に除外する事で発動できる効果もあり、エクストラデッキから本物の《ジャンク・ウォリアー》をシンクロ扱いで特殊召喚できる。先程の特殊召喚縛りはコイツの為にある様なものであり、《ジャンク・ウォリアー》はご存知の通り、着地時に下級モンスターの総打点を吸収する力を持つ。要は先程の大量横並べ＋《フルスピード・ウォリアー》の各９００上昇を組み込めば、かなり脳筋な打点となる。ここに《スクラップ・フィスト》を導入する事で、確実に相手をえぐり切る事ができよう。

　効果の都合上ある程度展開してるのを前提とするので、普通に使うには優先度が落ちてしまう。また戦闘破壊しないと《ジャンク・ウォリアー》を出せないのも、もし高打点相手にした時に詰む可能性がある。そのターン中に殺すのを目的としてるのは分かるが、コイツをエースとした時に全く刃が立たないシーンがありそうなのが懸念点であろう。

　とは言え初めて組むには分かりやすい動きなので、復帰勢にもオススメできそうだ☆

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