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1話 アカデミアの戦士 作:こんにゃく
その日は突然やって来た。
零王「今日から私がここの指揮を執る。」
赤馬零王と呼ばれるその男の存在。その男はまるで最初からこの場所アカデミアに存在したかのように。自然に溶け込む空気のようにその男は存在した。
ユーリ「おーい、セレナ」
セレナ「む?なんだお前か」
ユーリ「なんだとは酷いじゃないか僕達幼馴染みでしょ?」
髪を後ろで結びポニーテールが印象的な少女セレナ、彼女はユーリの幼馴染みでありユーリの大切な人。
セレナ「幼馴染みだからといっても適切な距離が有るだろう」
ユーリ「むぅ…やっぱりセレナはなんだか堅いなぁ…」
セレナとユーリは共に両親がいない。正確には居たのかもしれない…が生まれた時からこのアカデミアにいた、セレナとユーリは長い間共に暮らしてきた。互いに親しい友人は少なくその関係は恋人や兄妹はたまた親友のようにも思える。
セレナ「最近ではなんだか生徒が増えてきたな…」
ユーリ「ん…なんでもあのプロフェッサーとかいう奴が色んなの場所から集めているみたい、おかげで教室はいっぱいいっぱい…それに生徒だけじゃない教師まで増えているみたいだよ」
ユーリはプロフェッサー…赤馬零王が苦手というよりも嫌いであった…なぜ皆…いや元々ここの校長であった人間でさえも奴をすんなり受け入れたのかユーリには分からなかった
ユーリ(それどころかここの校長の立ち位置にまで奴は登り詰めたんだ…なんでだ?)
セレナ「どおりでな…見ない顔が多いわけだ」チラッ
チラチラとセレナは周りを見たそこには見慣れない顔の人間が多数見受けられた。
ユーリ「それにプロフェッサーが来てからというものデュエル学が厳しくなった…そうは思わない?」
セレナ「私としていっこうに構わない」フンスッ
とセレナは胸を張りながら息巻いている。彼女はかなりのデュエル腦である、するとその拍子にセレナは対向者と肩をぶつけてしまった
セレナ「っとすまない」
軽く謝るとすぐに前へと向きなおす。互いに顔など確認せずすぐに忘れてしまうその程度の認識。
素良「こちらこそ」
相手もまたセレナと同様気にしない様子だった
ユーリ「セレナ…相変わらずドジだよね…」
セレナ「む!わたしはどじではない!」
ユーリ「はいはい…それにして今の子も見たことがないね…あの子も最近来た子かな」
セレナ「そんなことはどうでもいいがユーリお前はもっと成績を伸ばすんだな、今のままじゃ落第ものだぞ」
ユーリ「っ!セレナに言われたくないねデュエル学はまだしも雑学はからっきしじゃない」
セレナ「なっっべ…べつに勉強など出来なくとも支障はないだろ!少なくとも算数等というものは必要ない…うんそうだ!必要ない!」
ユーリ「…そうだね、僕はセレナの将来が心配だよ」ハァ
ユーリはセレナと別れ教室へと辿り着いていた。あまり心地の良い場所とは言えない、何故ならば赤馬零王により改造された学園政策により授業の内容や教師の態度が
変わったからである。
ユーリ(赤馬零王はより実践的な戦いを想定したデュエルと言っていた…実践的ってなに?僕達はいったい何をさせられているんだ?)
その疑問とは裏腹により実践的な内容のデュエルを教え込まれる…これほどユーリはデュエルが退屈だと思ったことはない。
ユーリ(はぁ~やっと終わったね…さっさと寮に帰ろう…こんなところにいても息が苦しいだけだ)
すでに時間は9時を回っていた…朝からこの時間までほぼデュエルである。ユーリにとってはそれはとても嬉しいことなのだがそれは前提に《実践的な》がついていなければの話である。
ユーリ(明日もこんなことがあると思うと憂鬱だな…さっさと帰って寝よう…ん?)
帰り道の丘の上にユーリは人影をみる。その姿はポニーテールの似合う少女
ユーリ「セレナ!」
セレナ「!!ユーリか」
ユーリ「こんなところで何をしてるの?」
セレナ「うむ…星を眺めていた」
ユーリ「星…プッハハハッセレナが星を?全然似合わないね」ケラケラ
セレナ「なっなんだと!別に私が見ていても良いではないか!」
ユーリ「ごめんごめん…ところで…」
ユーリはセレナと話している時間が好きだ、他愛もない話をしているこの時間だけが今のこの現状を忘れさせてくれる
セレナ「実践的なデュエル…良いことではないか、どのみちプロを目指しているんだこの位は普通だろう」
ユーリ「普通じゃないよ!こんなデュエル…まるでこれから戦争をするみたいじゃないか…」
セレナ「…意外に当たってたりしてな」
ユーリ「え…縁起でもないこと言わないでよ…」
セレナ「もし本当に戦争が起こったらユーリ…お前はどうする?」
ユーリ「えっ?…そんなこと決まってる、セレナ…僕は君を守るよどんなことが合っても」
セレナ「そ/そうか///それはその…///あ…ありがとう///」
ユーリ「よし、そろそろ戻ろういつまでも夜風に当たっていたら風邪を引いちゃう」
セレナ「そうだな…また明日だユーリ」
ユーリ「うん、また明日セレナ」
お互いに別々の方向を向く。ユーリとセレナは男子寮と女子寮で別れているため互いに別々の方角へと歩く。
ユーリ「っとあれ?そういえば…僕のデッキ!しまった教室に忘れたままだ」
慌てて教室へと戻る。そこは既に薄暗く誰一人としていなかった。
ユーリ「よかった…無くなってなかった…」
無事自分のデッキを回収できたユーリは今度こそ寮に戻ろうとしていた、すると帰り道ふと横切ろうとした曲がり角の奥から声が聞こえる。教師達数人の声だ
教師1「ふむ…ではエクシーズ次元への侵攻はそろそろ…と言うことですな?」
教師2「はい、プロフェッサーによると明日からは本格的にエクシーズへの対策をプログラムに入れるそうだ」
教師3「侵攻は3日後だそうだ」
教師1「3日後?随分と急ではないか」
教師3「なんでもエクシーズ次元へと先に行っていた彼…名前はなんだったか…まぁいいその彼がプロフェッサーにGOsignを出したようだ」
教師2「プロフェッサーにも何かお考えがあるということだ私達はそれに従おう」
ユーリ(なっ…なんだ?エクシーズ次元?侵攻?どういうこと…?ここにいてはまずい…急いで寮に戻ろう)
ユーリは足早にその場所から立ち去る。そして先程の教師達の会話を思い出していた
ユーリ「どういうこと?エクシーズ次元への侵攻って…そんな言葉まるで本当に戦争を…まさか赤馬零王は本当に…?」
この事を誰かに伝えようか…いや誰も信じてはくれないか教師達に諭されるかのどちらかだ…ここの人間の殆どは赤馬零王を信じてやまない人間ばかりだ、意味などないだろう。
ユーリ「やっぱりセレナには話しておいた方がいいよね…」
ユーリは明日セレナと話をすることに決めた、セレナならきっと信じてくれるとそう思っていたからだ。
ユーリ「よし!そうと決まればもう寝よう」
まるで現実から逃げるようにユーリはベッドに飛び込んだ。
そして翌朝
ユーリ(よし、早速だけどセレナに会いにおこう。えーとセレナはいつもはここにくれば会えるはずたけど…)
デニス「やぁどうしたの?」
ユーリ「!?だ…だれ?」
デニス「ごめんごめん驚かせちゃった?僕はデニスよろしくね♪」
ユーリ「デニス?」
デニス「うん最近このアカデミアに来たばかりだから君が知らないのも無理ないねユーリ」
ユーリ「どうして僕の名前を」
デニス「ん?あぁ君はちょっとした有名人さ、少し前まではこのアカデミアのトップランカーだったんでしょ?今はその影もないけどね」
ユーリ「嫌みを言いに来たなら他所で…」
デニス「セレナ」
ユーリ「!?セレナを知っているのか!?」
デニス「うーん厳密には知っているわけじゃないけどその子ならさっき見たよほら、あそこの離れの校舎が見えるだろう?あそこに連れていかれたよ」
ユーリ「本当!?…」
デニス「アッハハやだなぁそんな顔しないで騙すつもりなんてないよ。嘘はついてない取り合えず行ってみたら?」
ユーリ「ありがとう。取り合えず君のことを信じるよ」
デニス「うん、それじゃあいってらっしゃーい」
デニスがユーリに軽やかに手をふるのを確認しユーリはすぐにその離れの校舎に向かった。
ユーリ「この部屋か…」
ユーリは何故ここにセレナが連れていかれたのか疑問を抱いた…そして同時に昨日のことを思い出す
ユーリ「…関係がなければいいけど」
周りには誰も居らず巨大な扉が1つユーリはその扉の前まで向かいそしてガチャリとの扉を開けた
ユーリ「!」
そこには彼女がいた。そして彼女もこちらに気づいたようだった
ユーリ「セレn」
セレナ「誰だ貴様は」
零王「そうかセレナの彼に対する記憶は消えたか」
ロジェ「はい。しかしなぜ?」
零王「彼とセレナを同じ場所に置いておくのはあまり良くない…とそろそろだな」
ロジェ「?」
零王「彼がセレナの異変に気づく頃だ。ロジェ、セレナを見てきてほしい」
ロジェ「分かりました」
そう言うとロジェは赤馬零王の元を離れた。
零王「私の計画を遂行するとしよう」
一人残った部屋で赤馬零王の計画が今始まるのだった
零王「今日から私がここの指揮を執る。」
赤馬零王と呼ばれるその男の存在。その男はまるで最初からこの場所アカデミアに存在したかのように。自然に溶け込む空気のようにその男は存在した。
ユーリ「おーい、セレナ」
セレナ「む?なんだお前か」
ユーリ「なんだとは酷いじゃないか僕達幼馴染みでしょ?」
髪を後ろで結びポニーテールが印象的な少女セレナ、彼女はユーリの幼馴染みでありユーリの大切な人。
セレナ「幼馴染みだからといっても適切な距離が有るだろう」
ユーリ「むぅ…やっぱりセレナはなんだか堅いなぁ…」
セレナとユーリは共に両親がいない。正確には居たのかもしれない…が生まれた時からこのアカデミアにいた、セレナとユーリは長い間共に暮らしてきた。互いに親しい友人は少なくその関係は恋人や兄妹はたまた親友のようにも思える。
セレナ「最近ではなんだか生徒が増えてきたな…」
ユーリ「ん…なんでもあのプロフェッサーとかいう奴が色んなの場所から集めているみたい、おかげで教室はいっぱいいっぱい…それに生徒だけじゃない教師まで増えているみたいだよ」
ユーリはプロフェッサー…赤馬零王が苦手というよりも嫌いであった…なぜ皆…いや元々ここの校長であった人間でさえも奴をすんなり受け入れたのかユーリには分からなかった
ユーリ(それどころかここの校長の立ち位置にまで奴は登り詰めたんだ…なんでだ?)
セレナ「どおりでな…見ない顔が多いわけだ」チラッ
チラチラとセレナは周りを見たそこには見慣れない顔の人間が多数見受けられた。
ユーリ「それにプロフェッサーが来てからというものデュエル学が厳しくなった…そうは思わない?」
セレナ「私としていっこうに構わない」フンスッ
とセレナは胸を張りながら息巻いている。彼女はかなりのデュエル腦である、するとその拍子にセレナは対向者と肩をぶつけてしまった
セレナ「っとすまない」
軽く謝るとすぐに前へと向きなおす。互いに顔など確認せずすぐに忘れてしまうその程度の認識。
素良「こちらこそ」
相手もまたセレナと同様気にしない様子だった
ユーリ「セレナ…相変わらずドジだよね…」
セレナ「む!わたしはどじではない!」
ユーリ「はいはい…それにして今の子も見たことがないね…あの子も最近来た子かな」
セレナ「そんなことはどうでもいいがユーリお前はもっと成績を伸ばすんだな、今のままじゃ落第ものだぞ」
ユーリ「っ!セレナに言われたくないねデュエル学はまだしも雑学はからっきしじゃない」
セレナ「なっっべ…べつに勉強など出来なくとも支障はないだろ!少なくとも算数等というものは必要ない…うんそうだ!必要ない!」
ユーリ「…そうだね、僕はセレナの将来が心配だよ」ハァ
ユーリはセレナと別れ教室へと辿り着いていた。あまり心地の良い場所とは言えない、何故ならば赤馬零王により改造された学園政策により授業の内容や教師の態度が
変わったからである。
ユーリ(赤馬零王はより実践的な戦いを想定したデュエルと言っていた…実践的ってなに?僕達はいったい何をさせられているんだ?)
その疑問とは裏腹により実践的な内容のデュエルを教え込まれる…これほどユーリはデュエルが退屈だと思ったことはない。
ユーリ(はぁ~やっと終わったね…さっさと寮に帰ろう…こんなところにいても息が苦しいだけだ)
すでに時間は9時を回っていた…朝からこの時間までほぼデュエルである。ユーリにとってはそれはとても嬉しいことなのだがそれは前提に《実践的な》がついていなければの話である。
ユーリ(明日もこんなことがあると思うと憂鬱だな…さっさと帰って寝よう…ん?)
帰り道の丘の上にユーリは人影をみる。その姿はポニーテールの似合う少女
ユーリ「セレナ!」
セレナ「!!ユーリか」
ユーリ「こんなところで何をしてるの?」
セレナ「うむ…星を眺めていた」
ユーリ「星…プッハハハッセレナが星を?全然似合わないね」ケラケラ
セレナ「なっなんだと!別に私が見ていても良いではないか!」
ユーリ「ごめんごめん…ところで…」
ユーリはセレナと話している時間が好きだ、他愛もない話をしているこの時間だけが今のこの現状を忘れさせてくれる
セレナ「実践的なデュエル…良いことではないか、どのみちプロを目指しているんだこの位は普通だろう」
ユーリ「普通じゃないよ!こんなデュエル…まるでこれから戦争をするみたいじゃないか…」
セレナ「…意外に当たってたりしてな」
ユーリ「え…縁起でもないこと言わないでよ…」
セレナ「もし本当に戦争が起こったらユーリ…お前はどうする?」
ユーリ「えっ?…そんなこと決まってる、セレナ…僕は君を守るよどんなことが合っても」
セレナ「そ/そうか///それはその…///あ…ありがとう///」
ユーリ「よし、そろそろ戻ろういつまでも夜風に当たっていたら風邪を引いちゃう」
セレナ「そうだな…また明日だユーリ」
ユーリ「うん、また明日セレナ」
お互いに別々の方向を向く。ユーリとセレナは男子寮と女子寮で別れているため互いに別々の方角へと歩く。
ユーリ「っとあれ?そういえば…僕のデッキ!しまった教室に忘れたままだ」
慌てて教室へと戻る。そこは既に薄暗く誰一人としていなかった。
ユーリ「よかった…無くなってなかった…」
無事自分のデッキを回収できたユーリは今度こそ寮に戻ろうとしていた、すると帰り道ふと横切ろうとした曲がり角の奥から声が聞こえる。教師達数人の声だ
教師1「ふむ…ではエクシーズ次元への侵攻はそろそろ…と言うことですな?」
教師2「はい、プロフェッサーによると明日からは本格的にエクシーズへの対策をプログラムに入れるそうだ」
教師3「侵攻は3日後だそうだ」
教師1「3日後?随分と急ではないか」
教師3「なんでもエクシーズ次元へと先に行っていた彼…名前はなんだったか…まぁいいその彼がプロフェッサーにGOsignを出したようだ」
教師2「プロフェッサーにも何かお考えがあるということだ私達はそれに従おう」
ユーリ(なっ…なんだ?エクシーズ次元?侵攻?どういうこと…?ここにいてはまずい…急いで寮に戻ろう)
ユーリは足早にその場所から立ち去る。そして先程の教師達の会話を思い出していた
ユーリ「どういうこと?エクシーズ次元への侵攻って…そんな言葉まるで本当に戦争を…まさか赤馬零王は本当に…?」
この事を誰かに伝えようか…いや誰も信じてはくれないか教師達に諭されるかのどちらかだ…ここの人間の殆どは赤馬零王を信じてやまない人間ばかりだ、意味などないだろう。
ユーリ「やっぱりセレナには話しておいた方がいいよね…」
ユーリは明日セレナと話をすることに決めた、セレナならきっと信じてくれるとそう思っていたからだ。
ユーリ「よし!そうと決まればもう寝よう」
まるで現実から逃げるようにユーリはベッドに飛び込んだ。
そして翌朝
ユーリ(よし、早速だけどセレナに会いにおこう。えーとセレナはいつもはここにくれば会えるはずたけど…)
デニス「やぁどうしたの?」
ユーリ「!?だ…だれ?」
デニス「ごめんごめん驚かせちゃった?僕はデニスよろしくね♪」
ユーリ「デニス?」
デニス「うん最近このアカデミアに来たばかりだから君が知らないのも無理ないねユーリ」
ユーリ「どうして僕の名前を」
デニス「ん?あぁ君はちょっとした有名人さ、少し前まではこのアカデミアのトップランカーだったんでしょ?今はその影もないけどね」
ユーリ「嫌みを言いに来たなら他所で…」
デニス「セレナ」
ユーリ「!?セレナを知っているのか!?」
デニス「うーん厳密には知っているわけじゃないけどその子ならさっき見たよほら、あそこの離れの校舎が見えるだろう?あそこに連れていかれたよ」
ユーリ「本当!?…」
デニス「アッハハやだなぁそんな顔しないで騙すつもりなんてないよ。嘘はついてない取り合えず行ってみたら?」
ユーリ「ありがとう。取り合えず君のことを信じるよ」
デニス「うん、それじゃあいってらっしゃーい」
デニスがユーリに軽やかに手をふるのを確認しユーリはすぐにその離れの校舎に向かった。
ユーリ「この部屋か…」
ユーリは何故ここにセレナが連れていかれたのか疑問を抱いた…そして同時に昨日のことを思い出す
ユーリ「…関係がなければいいけど」
周りには誰も居らず巨大な扉が1つユーリはその扉の前まで向かいそしてガチャリとの扉を開けた
ユーリ「!」
そこには彼女がいた。そして彼女もこちらに気づいたようだった
ユーリ「セレn」
セレナ「誰だ貴様は」
零王「そうかセレナの彼に対する記憶は消えたか」
ロジェ「はい。しかしなぜ?」
零王「彼とセレナを同じ場所に置いておくのはあまり良くない…とそろそろだな」
ロジェ「?」
零王「彼がセレナの異変に気づく頃だ。ロジェ、セレナを見てきてほしい」
ロジェ「分かりました」
そう言うとロジェは赤馬零王の元を離れた。
零王「私の計画を遂行するとしよう」
一人残った部屋で赤馬零王の計画が今始まるのだった
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