交流(共通)

一言掲示板 管理人連絡掲示板 遊戯王雑談掲示板 雑談掲示板

メインメニュー

クリエイトメニュー

その他

遊戯王ランキング

注目カードランクング


カード種類 最強カードランキング


種族 最強モンスターランキング


属性 最強モンスターランキング


レベル別最強モンスターランキング


デッキランキング

HOME > 遊戯王SS一覧 > 第2部その1 王立エクゾを許すな

第2部その1 王立エクゾを許すな 作:

男「これ美味いな。」

店員「そりゃどうも。お前さん、ここは初めてかい?」

男「あぁ、あっちの方から旅して来たんだ。(本当は寝たらいきなりここに飛ばされたんだよなぁ、、、。)結構遠かったよ。」

店員「ご苦労なこった。ゆっくり食べていってくれ。」


2時間前、、、


男「ここどこ?」

なんか知らない草原にいた。昨日疲れたんでぐっすり寝たらここにいた。しかも正座で。(男は過去に起きた時リアルで正座だった事がある。)

男「まぁ暗い建物の中で起きるよりましか。」

もう日は暮れてるが遠くに灯りが見える。町か何かだろう。

男「とりあえず行ってみるか、、、。」


男(疲れた、、、ん?あの人綺麗だなぁ、、、)

?「あの、すいません。隣いいですか?」

男「!?え、えぇ。どうぞ。」

?「ありがとうございます。」

男(びっくりした、、、見てた人がいきなりこっち来た、、、。)

?「すいません、他に席がなかったもので、、、。」

男「いえ、全然いいですよ、、、」


その時-ドゴッ!いきなりドアが蹴破られる音が。

ゴロツキ「おいてめぇら!俺は今イラついてんだ。さっさと金目の物持って並びな!、、、あ?てめぇ、なんだその目は!?やろうってのかぁ!?」

男「俺ェ!?いや俺なんも出来ないぞ!?」

ゴロツキ「なんだ、、、闘怪盤もねぇのか、、、。

小声で隣の女性に闘怪盤とやらを聞いてみる。 

男「すいません、、、闘怪盤ってなんすか?」

?「闘怪盤っていうのはあの人が右手に付けてる物です。一体どこから来たのかは分かりませんが、私たちはそう呼んでいます。」

男「成る程、、、デッキならあるんだけどなぁ、、、。」

ゴロツキ「お前バカか?デッキがあっても闘怪盤がなけりゃ意味ねぇんだよ!」

男「チッ、、、すいません、闘怪盤貸して貰えますか?」

?「え、えぇ、、、わかりました。」

ゴロツキ「何だ?結局やろうってのか?いいぜ、相手なってやるよ。表出な!」

男「おいお前。」

ゴロツキ「あ?」

男「俺が勝ったらここにはもう来るな。お前が勝ったら俺のデッキやるよ。」

ゴロツキ「いったな、、、?なら俺の先行だぁ!」


ゴロツキ「俺のターン!手札から『成金ゴブリン』を発動!ドローしてお前は1000ライフ回復だ。」

男ライフ 8000→9000

「更に『王立図書館』を召喚!そして『チキンレース』を発動!効果で1000ライフを払ってドロー!ドローした成金ゴブリンを発動!ドローだ!」

男ライフ 9000→10000 ゴロツキライフ 8000→7000

「更に手札から『無の煉獄』を発動!ドロー!そしてこの瞬間王立図書館の効果発動!ドロー!、、、来た!『封印されしエクゾディア』!これで5枚揃ったぜぇ!」

そこには手札を見せびらかすゴロツキがいた。

ゴロツキwin!

ゴロツキ「忘れてねぇよな?さぁデッキ全部よこしな!」

そのころ男はある事を思い出していた。忘れもしない2年前のあの日、、、

男「よし、遂に決勝だ、、、。」

この大会の為に考えに考え抜いたガチデッキで男は見事決勝までこぎつけていた。しかし、その決勝の相手は、、、。」

相手「ドロー、これで手札に『封印されしエクゾディア』が全て揃いました。対戦ありがとうございます!」

まぁどんなデッキを使おうがそれは個人の自由なのだが、その時男の心には大きな傷がついた。なんせ初めての大会なのだ。そしてそのデッキをよりにもよってマナーの欠片も無いゴロツキ野郎が使っている。もう男の中で何かが切れようとしていた。そのデッキの名は、、、『王立エクゾ』ッッ!!


 -プッツーン

男の中で切れたようだ。

男「くぉの、ド畜生ガァーーーッッッ!!」

バキッ!男の右ストレートがゴロツキの顔面に食い込む。

ゴロツキ「!?」

男「よりにもよって!お前みたいな!ゴロツキ野郎が!そんなクソデッキを!使いやがってェ!」

ゴロツキ「い、嫌だっ、たっ助けてくれぇ!」

そう言いながらどこかに走って行ったゴロツキを見ながら、男は静かに立っていた。

男「はぁーっ、、、!?」

?「あのー、、、どうかなされましたか?」

男「こいつエクゾディア3積みしてやがる、、、。」

?「えぇ、、、!?何してるんですか!?」

男「成金ゴブリン貰ってるんだよ。俺のデッキドローソース少ないからな。」

?「は、はぁ、、、。」

男「後、一つ聞いていいか?」

?「何か気になる事でも?」

男「、、、ここどこ?」

さっきとは全然違うマヌケ面を見せられた女性は苦笑いを浮かべるしかなかった。


次回の決闘に続く、、、。



現在のイイネ数 44
作品イイネ
↑ 作品をイイネと思ったらクリックしよう(1話につき1日1回イイネできます)


名前
コメント

同シリーズ作品

イイネ タイトル 閲覧数 コメ数 投稿日 操作
33 その1 まぁ暇だし決闘でもしようや。 403 0 2022-07-23 -
39 その2 さらばV,F,D(今更) 701 0 2022-07-24 -
46 その3 お前らカラオケって知ってる? 378 0 2022-07-25 -
46 その4 バック破壊は基本?言ったな? 361 0 2022-07-26 -
45 その5 リボドラの腕細過ぎん? 402 0 2022-07-28 -
45 その6 そろそろオリカ使って決闘しようぜ 373 0 2022-07-31 -
44 その7 ここらであいつらの紹介でも。 353 0 2022-08-04 -
44 第2部その1 王立エクゾを許すな 313 0 2022-08-08 -
38 第2部その2 価値観の違いは怖い。 444 0 2022-08-11 -
24 第2部その3 素で脳筋か盗んで脳筋か。 311 0 2022-08-20 -
39 第2部その4 世界の謎(前編) 363 0 2022-09-23 -

更新情報 - NEW -


Amazonのアソシエイトとして、管理人は適格販売により収入を得ています。
Amazonバナー 駿河屋バナー 楽天バナー Yahoo!ショッピングバナー