オーバー1 始まりの刻　作：こんにゃく

ユート「行けぇぇ！ダークリベリオン！！」

ダベリ「ゴァァァ！！」

アカデミア兵「うわぁぁ！！？」

ユート「…」ピッ ピカー

ﾊﾟｻｯ

ユート「…」ｽｯ

隼「全てを引き裂け！！ライズファルコン！！！」

アカデミア兵×2「くあっっっ！？」

隼「ユートそっちはどうだ」ピッ

ユート「あぁ順調だ…」

あれから１年とちょっとが過ぎた…荒れ果てたこの地を見るたび嫌になる…１年前の俺達は…レジスタンスは弱かったアカデミアに攻撃を仕掛けるもあの機械の巨人に成すすべもなく仲間が一人…また一人と消えていった…だが諦めなかった


ユート『これは？』

カイト『奴等のデュエルディスクを調査したところ面白いものを見つけてな』

ミッシェル『ユート様カード化ですわ』

ユート『なに？』

カイト『これを俺達レジスタンスのデュエルディスクにも搭載したこれで俺達も奴等と対等だ』


…これのおかげで奴等アカデミアにも大きなダメージを与えることができた…とそう思いたい
奴等は倒しても倒しても沸いてくる。そして俺達もまた他の問題を抱えていた

カイト『まずいな…』

凌牙『どぉするよ』

カイト『この地下はもう一杯だ外にキャンプ地を作るしかないな』

凌牙『外だと！？それじゃあ野ざらしじゃねぇか！』

カイト『防衛ラインをつくる…今まで以上にあいつらに負担をかけてしまうな』

凌牙『…それだけじゃねぇ璃緒や瑠璃…コロンなんかもガキの相手や食事の配給で手一杯だってのに』

カイト『だが今は耐えるしかない…こいつの研究が進みさえすれば…一気に反撃の狼煙があげられる』

凌牙『そいつは？』

カイト『前にカード化を研究していた時と同じデュエルディスクだ、アカデミアの奴等が次元を移動できるシステムを解こうとしているのだが…何分セキュリティが硬い』

凌牙『そのセキュリティを突破しない限り俺達はこの状況から脱っせねぇとことかよ…ﾁｯ』



それから俺達は必死に耐えた。人々を守り食料やアカデミアの殲滅を俺は俺達はやり続けた。

ユート「今日もこれだけか」

俺は一袋分の乾パンを手に難民キャンプへと向かう。ここは俺の居住区がある場所だ。ここら辺一帯はアカデミアの進行が激しいため俺は地下からこっちへと来たのだ。

瑠璃「あっユート」

ユート「！あぁ瑠璃か…ただいま」

瑠璃「どうだった？」

ユート「…これだけだ」ｽｯ

瑠璃「ううん十分だよありがとうユート」

瑠璃はどことなくおしとやかになった。これは周りの影響だろうか。瑠璃はこのキャンプ地で必死に働いているひたすら他の人の為に動き続けている

ユート「…」


俺はその場を離れた…俺はこの場所にはいられない…この場所を俺は守らないといけないのだから




隼「剛、これを仕掛けておけ」

剛「おうよ」つ万能地雷クレイモア

隼「よし…お前達は右へ…俺と剛で正面から奴等を叩く」

レジスタンス数名「おう」

隼「よし、いくぞ！」



？？？「むぅこれは！？」

万能地雷クレイモア

ズガァァァン


ユート「！この音はまさか隼達が近くに！？…急ごう！」



女子テントの仲（いいにおい）

瑠璃「…」

璃緒「あら浮かない顔ですわね瑠璃」

瑠璃「えっ？あぁうん」

コロン「よっと…どうしたの瑠璃何かあったの？」ﾄﾞｽﾝ ﾆﾓﾂｵｷー

瑠璃「いや…えっとね変わったなぁって」

ミッシェル「変わったですの？」

瑠璃「うん」

コロン「そりゃ変わるでしょこんな状況じゃ…みんなやつれちゃって」

瑠璃「そ…それもだけど！そうじゃなくて！」

璃緒「そうではないとしたら何？」

瑠璃「ユート変わっちゃったなぁって」

コロン「そうね、変わったね…」

瑠璃「昔みたいに笑うこと少なくなったしあたしと一緒にいてもなんだか心ここに有らずって感じだし」

璃緒「それどころかあまり話さなくなったのでは？」

瑠璃「うん」

ミッシェル「まぁ昔のユート様も良かったですが今のクールなユート様もいいですわ！！」

コロン「あんたは黙ってなさい」

瑠璃「クールですめばいいけど…ユートだけじゃない隼も変わった」

璃緒「そうですわね…凌牙も最近はピリピリしてますし」

ミッシェル「男の子は環境が変われば性格も変わるものですわ！きっと大丈夫ですの！」

瑠璃「そうかなぁ…」

コロン「まぁでも少し心配ね…今でこそこの程度だけどもっと大きなダメージを受けたら爆発しそうよねあの二人は」

ミッシェル「大きなダメージ？例えば？」

コロン「えっ？うーんそうだなぁ…瑠璃とか私とかが捕まったりしたら？」

ミッシェル「なんでそこにわたくしが入っていないんですの！！？」ﾌﾟﾝｽｶ

コロン「ププッごめんごめん！でもあながち間違ってないんじゃない？」

瑠璃「あたしが捕まる？冗談はやめてよあたしは前線には出てないしなによりここはユートが守ってくれてるから…」

璃緒「まぁ油断大敵ですわよ？瑠璃」

瑠璃「うん分かってる、…それにしてもユート達遅いなぁ」





ユート「隼！」

レジスタンス数名「うぁぁあ！！」ピカー

隼「くっ！！コイツら！」

アカデミア「くっくっくっ」

カオスジャオアント「ゴゴゴ…」

レジスタンスA「隼！ユート！ここは俺達に任せて退け！！」

隼「なっ！？」

レジスタンスB「レジスタンスにはお前達が必要だここは一旦退くべきだ」

レジスタンスＣ「このままじゃ地下や
難民キャンプがバレちまう…頼む」

隼「何をいっている！俺達は…」

ユート「隼！！ここは任せよう…お前には瑠璃がいるだろう！」

隼「っ…ユート…お前達…任せたぞ」

レジスタンスA「！…ああ！当たり前だ！帰ったらカレーでも食いてぇな！」

レジスタンスB「そうだな！乾パンは飽きちまったぜ！」

レジスタンス達「いくぞ！！うおぉぉ…」




隼「くそっ」

ユート「そう気を落とすな隼、あいつらは必ず帰ってくるさ」

隼「…そうだといいんだがな」

瑠璃「！やっと帰ってきた！お疲れさま」

隼「あぁ…」

瑠璃「どうしたの？…もしかして！？」

ユート「心配しなくてもいいここは安全だ。アカデミアは追い払った」

瑠璃「そう…」

隼「…」ｽｯ

瑠璃「隼！」

隼「悪いな、少し一人になってくる」

ユート「瑠璃…すまないが俺もだ、また後でな」ｽｯ

瑠璃「あっ…うん」



ユート「」ザッ

アカデミアA「あ？ってさっき逃げたやつじゃねぇかなにしに来たんだ？まさかコイツらと同じになりたいっていうのか？」

ユート「…俺はお前達を叩きのめしにきた」

アカデミアA「いってくれるじゃねぇか！！やっちまうぞ！！」

アカデミアBＣ「おう！！」



次回予告

あの日から３年過ぎた
日に日にアカデミアの侵略が進み、数少ない人数となったそしてついにあいつがくる

次回「融合を司る竜」