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HOME > 遊戯王SS一覧 > 第1話 セフィロトの樹

第1話 セフィロトの樹 作:ヒラーズ

20XX年、世界は予想以上に平和である。
テレビをつければいつもの通りのニュースで政治家の出した答えに野党がヤジを飛ばしつつ世迷言を叩くチャンネルや当たるか当たらないかの博打打ちの天気予報。
正直退屈の毎日、そんな中、高校の受験が受かったばかりの少年1人が机に向かって1冊の本を読んでいた。
彼の名は「破界 遊我(はかい ゆうが)」、高校生である。
そして読んでいる本は「セフィロトの樹」、神話の本である。

「…はぁ」
遊我が溜息を吐き、本を閉じる。どうやら同じ本を読んでいて飽きたのだろうか?神話の本を棚に戻し、身支度をする。
「…10分早いけど、学校へ行くか」
遊我は刺激を求めていた、自分が楽しめるようなちょっとした非日常を…。
だが現実は非情であり、そう言うことは早々あり得ないのである。
「…最近、この世界には面白みが欠けてるな」
家を出た遊我は早速学校へと向かうべく足を進める。












――――






「高校生活か…父さんから聞いた話だと、面白かったとか言っていたけど…果たしてそうなのかねぇ」
呆れたようにフラフラと道を歩き、遊我はある店の前で足を止める。
「…?こんなところにフラワーショップなんてあったか?」
不思議だったのか、遊我は吸い込まれるかのように店の中に入っていく。
中はやけに緑化進んだ森のようになっていた。
「おいおい…ちゃんと植物の管理しろよ店員さん」
その中で一番大きい木…樹を見つける。
「あれ?この樹、本で読んだことある…まさか、これがセフィロトの樹か?いや、あり得ないな、あれは神話の樹だ。こんな町のフラワーショップにあるはずがない」




次回に続く
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