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海炎物語/融合した世界(炎王目線) 作:リバース@影の使者

――は?

一瞬、思考が停止した。


落ち着け、冷静になって。私。

えーっと……。
『アイツ』の声を聞いた後、目の前が真っ白になった。
で、気がついたらポセちゃんを下敷きに私が上に乗ってって……ハッ

ガ「す、すまん!」

がばっと私は跳ね起きる。
自身の節々を触りながら、「別にいいよ……」と彼は言った。

ポ「…………今まで、何処に?」

心配したんだぞ、といいそうな目で私を見た。

うーん、どうやって説明しよう。
私にもよくわからない体験だったし。

ガ「まあ、色々あった。外には一応出てないから安心しろ。怪我とかも無い」

『いつもの私』で彼に話す。今は『戦場』だ。
『幼馴染同士のじゃれあい』などやっている暇なんて、無い。

ポ「……なら、いいか。とりあえず、あそこは危ない。こっちに」

彼も、『いつもの彼』で居るようだ。
『私しか知らない彼』とのギャップが激しい、かな。

連れられてきたところは、メカニックなものが置かれた『情報処理室』。
どの画面にも『私を撃った』戦艦の姿を映していた。

ポ「現状報告をしろ」

彼がそう言うと、1人の海竜族がこちらに言った。

総「はっ……現在、こちらが押され気味……といったところです」

ポ「やはりか……」

総「どういたしますか……?」

ポ「……兵器の起動を許す」

彼のその一言で、空気が一変した。
重苦しい、そして驚きの空気。

総「『あれ』を……ですか!?」

ポ「仕方ないだろう。……やれ」

総「……は!」


サイレンや、怒号。

機械音に、金属音。

慣れていた筈なのに、怖くなる。

ポ「……? 大丈夫か。顔色が悪い」

ガ「だ、大丈夫……だ」

見透かされている。心地いい、気がする。

ポ「……駄目そうだな。休んでいろ」

ガ「お言葉に……甘えるとする」


そう言って、私は医務室へ歩いた。



つづく
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