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HOME > コンプリートカード評価一覧 > トーナメントパック2024 Vol.2 コンプリートカード評価(みめっとさん)
トーナメントパック2024 Vol.2 コンプリートカード評価
「 みめっと 」さんのコンプリートカード評価 |
レアリティ | 評価 | 番号 | カード名 |
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Super ▶︎ デッキ |
4 | JP201 | ピティ |
2024年4月から配布されたTPの新規カードとして登場した、攻守ともに0となる光属性の悪魔族の通常モンスター。 登場時期からしてこの年の4月下旬に発売されるレギュラーパックに収録される新テーマ「デモンスミス」において使用されることを想定したカードと見て間違いなく、《予想GUY》に対応した素材要員としての活用が見込める。 攻撃力0の光属性・悪魔族の通常モンスターとしては他に「ダストン」モンスターでもある《ホワイト・ダストン》が存在しますが、こちらは守備力も0なので攻守0の悪魔族に対応した【ユベル】関係の効果も受けられるほか、こちらはレベルが4ということでレベル6の「デモンスミス」モンスターと共に《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》のS素材として使えるという利点もあります。 代わりに評価時点では《千眼の邪教神》のように名称指定の融合素材だったり、《ソイツ》のように名称指定の特別な効果を受けられるわけではなく、《ドール・モンスター ガールちゃん》や《ドール・モンスター 熊っち》や《神龍の聖刻印》のようにテーマに所属するモンスターではありません。 |
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Super ▶︎ デッキ |
9 | JP202 | 苗と霞の春化精 |
春化精の最初の後続カードの1枚で、魔法罠を含む春化精カード全般をサーチできる丘と芽吹に対し、こちらは春化精を含む全ての地天使モンスターをサーチできます。 春化精デッキにおける有用性は言うまでもなく、エンジェリーやカルダーンといった特定のデッキで主軸となる地天使をサーチする手段としてこの上ないモンスターと言えるでしょう。 これはあくまで私個人の勝手な想像ですが、マドルチェなどの一部のデッキの使い手からは、丘の女の子と効果取り替えてくれないかなあとか思われていそうなカードって感じです。 |
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Normal ▶︎ デッキ |
8 | JP203 | 魔轟神ルリー |
DTテーマの1つである光属性の悪魔族モンスター群「魔轟神」の立ち上げ時から存在していた下級モンスター。 効果・コスト問わずに手札から墓地に捨てられることで強制的に自身を墓地から特殊召喚する誘発効果を発揮する。 同じ効果を「魔轟神」の中でも獣族モンスター群となる「魔轟神獣」に属する《魔轟神獣ケルベラル》と《魔轟神獣ガナシア》も持っており、それらとは主にレベルの違いやチューナーか非チューナーであることで差別化することになる。 またそれらと違い悪魔族であるこのモンスターは、12期に登場した「デモンスミス」という光属性の悪魔族モンスター群のテーマと強くシナジーするようになっており、《刻まれし魔の詠聖》の効果でサーチしてきて即捨てることですぐさま自己蘇生することができ、そのまま《刻まれし魔の鎮魂棺》のL素材にすることができるので非常に相性が良い。 「デモンスミス」が登場したレギュラーパックと同じ月に配布されたTPにも早速再録されており、テーマの設計にあたってこのカードの存在を意識した可能性がかなり高いと言えるでしょう。 |
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Normal ▶︎ デッキ |
10 | JP204 | 闇黒の魔王ディアボロス |
元々は「チラ見王」だとか「ポケモンカードのヤドキング」とか言われていたストラクの看板モンスターが、そのストラクRでリメイクされたものがこれなのですが、その振り幅はあまりに大きかった。 しかも元となるモンスターの効果との関連性を十分に残しつつもそれら全てが順当以上に強化されており、さらに闇属性とリリースに関連付けた自己SS効果まで追加されているというあまりに素晴らしすぎるカード。 一説によると閃刀の姫君を護るために闇のドラゴンに転生した者の姿なのだとか、そんな話も出てくるくらいこのモンスターの自己SS効果との親和性が高いカードがいくつも存在します。 あの屈指の残念看板だった《魔王ディアボロス》をここまでのモンスターに作り変えられるんですから、《ヘルフレイムエンペラー》とか《守護神エクゾード》のRモンスターにもとても興味がありますよ私は! |
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Normal ▶︎ デッキ |
7 | JP205 | 竜騎士ブラック・マジシャン |
先行していた《呪符竜》と全く同じ融合素材で融合召喚できる《ブラック・マジシャン》を融合素材とする融合モンスターの1体。 ブラマジが《青眼の白龍》にライドオンしたというデザインであり、属性以外の基本ステータスは全て青眼のそれと同じものになっている。 能力としては自分のバックのカード全てに対象耐性と効果破壊耐性を付与するというものになっており、このカード本体は強くなったり耐性を持っていたりはしないので、モンスターとしての強さは自身の効果で攻撃力3000をすぐに超えて、倒されても墓地の魔法使い族モンスター1体を蘇生して戦線を維持できる《呪符竜》の方が強い。 しかしこのカードには自身のカード名をブラマジとして扱う能力を持つことから、ブラマジの持つ豊富な魔法罠カードのサポートカードの多くを使いこなすことができ、特にブラマジに相手の効果に対する完全耐性を付与する罠カードである《永遠の魂》は、お互いを強固な耐性で守り合うことで《No.66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル》+《安全地帯》の布陣も真っ青な破格の場持ちを実現することができる。 セットされた魔法罠カードも効果破壊されないのも地味に優秀で、【ブラック・マジシャン】においては多くの場面で《呪符竜》よりも優先する価値があると言えるでしょう。 もちろん単独で場に出してもただの攻撃力3000のモンスターでしかないため、《ティマイオスの眼》を使用する場合は当然EXデッキには他の選択肢となる融合モンスターも入れておきたい。 |
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Normal ▶︎ デッキ |
8 | JP206 | ヴェルズ・ナイトメア |
《XX-セイバー ボガーナイト》がヴェルズ化したモンスターであり、元となるモンスターが存在するヴェルズXモンスターの中では唯一のEXモンスターが変化したものではないカード。 種族もどういうわけか獣戦士族から悪魔族に変更されており、選出から設定まで色々と謎の多い存在です。 その能力は相手モンスターが特殊召喚されることで誘発する効果により、自身のX素材1つと引き換えにそのモンスターをセット状態にできるというもの。 セット状態になったモンスターはそのターン特殊召喚のための素材に利用することは難しくなることも含めて多くの場面で無害化され、しかも対象を取らない効果であり、一度に複数のモンスターが特殊召喚された場合はそれらのモンスターを1回の効果の発動で全てセット状態にできる。 そしてこの効果にターン1がないのが何よりの強みで、普通にX召喚した場合でも1体で2回分の特殊召喚に対応することができる。 《インヴェルズ・ローチ》と違い、戦闘能力がかなり低いこと、X素材に闇属性縛りがあること、相手モンスターの持つ特殊召喚誘発の効果を止められないことが欠点ですが、対応できるモンスター及び特殊召喚の範囲はこちらが大きく勝っており、X召喚が可能なデッキでは先攻時の制圧の添え物や妥協で1体だけ立たせるモンスターとして普通に優秀な部類です。 |
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Normal ▶︎ デッキ |
7 | JP207 | 揚陸群艦アンブロエール |
10期に登場した汎用素材でかつ素材2体から出せる汎用リンク4となる機械族Lモンスター。 登場当時は《ファイアウォール・ドラゴン》が禁止カードで《アクセスコード・トーカー》も未登場ということでこの素材指定のリンク4モンスターというのはとても貴重だったのですが、持っている効果があまりに受け身過ぎて普通には使い難く、先行していた2体の「ヴァレル」Lモンスターやほどなくして登場した《召命の神弓-アポロウーサ》などの他のリンク4モンスターに優先して採用されることはほとんどありませんでした。 しかし《賜炎の咎姫》の登場以降は、あちらの永続効果による展開制限下でもL召喚できる数少ない炎属性のリンク4モンスターとして一定の地位を築いており、まるでこのカードの存在を意識して設計されたのではないかと思うくらいに咎姫とこのカードが持つそれぞれの能力にも結構シナジーがあって、咎姫を採用できるデッキのEXデッキには高い確率でセット採用されています。 ただし競合相手が全くいないかと言われるとそういうわけではなく、超パワーになって墓地から復活できる《転生炎獣レイジング・フェニックス》に比べると採用率はやや劣勢という印象を受けます。 |
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Normal ▶︎ デッキ |
10 | JP208 | 機械複製術 |
原作のバトルシティ編でマリクが使用した低攻撃力の機械族モンスター専用のリクルート魔法。 手札にこのカードがあり、対象となる攻撃力500以下の機械族が場に存在し、さらにその同名カードを引いていてはいけないという条件になりますが、最高のパフォーマンスを発揮できれば特にコストもデメリット制約もなく1体が3体に、しかもデッキから特殊召喚されるという最強カードとなります。 元々の攻撃力ではなく現在の攻撃力を参照するため、攻撃力を変化させれば本来この効果ではリクルートできないモンスターにも対応させることができます。 また《サイバー・ドラゴン・コア》のような場で《サイバー・ドラゴン》扱いになる攻撃力500以下のモンスターを選択した場合でも、攻撃力2100の本物の《サイバー・ドラゴン》を複製することができ、この運用法ならリクルートしたいモンスターを直に引いてこのカードのパワーがダウンするリスクも軽減できる。 今後《赤しゃりの軍貫》のようなデッキでもサイドラ扱いになる効果を持つモンスターが登場すればさらに楽しいことになりそうです。 後進に与えた影響も大きく、このカードの存在のために規制されたと思われる《カードガンナー》、明らかに機械的な見た目なのに何故か機械族にならなかった《エア・サーキュレーター》、逆に明らかに複製させるつもりでデザインしたとしか思えない《SPYRAL-ジーニアス》などが存在している。 なお原作では《万力魔神バイサー・デス》を複製したのですが、OCGではどういうわけか悪魔族に設定するという謎過ぎる判断によりこれが不可能になってしまっている。 正直複製しても仕方ない低性能モンスターではありますがこれはあまりお粗末だと思うので、リメイクの際には是非とも機械族に作り直して欲しいところです。 もっともアニメにおいては悪魔族版と機械族版で2種類もの別なモンスターに差し替えられた《万力魔神バイサー・デス》がリメイク対象になれるかはかなり怪しいですが…。 |
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Normal ▶︎ デッキ |
8 | JP209 | 魔神火炎砲 |
毎ターンフリチェで手札かデッキの封印されしモンスターかエクゾディアカードを墓地に送って対象の場のモンスター1体をバウンスできる永続罠。 墓地に送ることができるカードはかなり限られていますが、デッキからの墓地肥やしをしながら除去効果を出せる優れたカードであり、特に《召喚神エクゾディア》にとってかなりありがたい存在です。 毎ターン自身のサルベージ効果によって弱化してしまい、パワーが高く耐性も強固ですが戦闘破壊耐性持ちをモンスターを守備表示にされるだけで突破手段がなくなるという《毒蛇神ヴェノミナーガ》と同様の決定力の低さを持つ召喚神にとって、墓地に封印されしモンスターを送りながら除去効果を出して攻撃を通しやすくするこのカードは確実に価値があります。 召喚神のパワーを引き上げる封印されしモンスター以外にエクゾディアカードも墓地に送ることができ、サーチの利きにくい召喚神は複数デッキに積まれることも多いと思われるため、バウンス効果を使うために不要になった2枚目以降を墓地に送ってしまうのも良いでしょう。 またバウンスするモンスターは自分の場のものも選択できるため、手札発動の効果やNS誘発の効果を持つモンスターとコンボすることも可能です。 2の効果は封印されしモンスターを手札に揃えることよりも、1の効果で墓地に送った召喚神をサルベージすることによる墓地経由でのサーチとした方が良いかもしれませんね。 なんというか《召喚神エクゾディア》や墓地からエクゾパーツを集めるデッキにとって都合の良い効果にエクゾの必殺技をカード名としてつけただけな感じは否めませんが、性能自体はなかなか高いと思います。 |
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Normal ▶︎ デッキ |
7 | JP210 | 苦紋様の土像 |
高いレベルと守備力を持つ岩石族の罠モンスターで、単独では何の能力も発揮できませんが、自身の効果でモンスターゾーンに出ている時に他に罠モンスターが場に出ていることによって相手の効果に対する対象耐性を獲得し、《宮廷のしきたり》と併用することで両面破壊耐性を獲得してさらに強固な壁となる。 戦闘能力はないのでそれだけでは単なる壁モンスターにしかなりませんが、このカードが自身の効果によってモンスターとして場に出ている時に自分の魔法&罠ゾーンのカードがモンスターゾーンに特殊召喚された場合、対象の場のカード1枚に対して単体除去効果を出す効果も発揮できる。 別な罠モンスターとの併用でものによってはフリチェの除去札として使える他、永続魔法や永続罠扱いのモンスターカード、ユニオンなどの装備カード扱いとなっているモンスターやPゾーンに置かれたPモンスターを特殊召喚した場合でもこの効果は使用でき、ターン1がないので状況次第では複数の除去も可能です。 この効果が2024年のレギュラーパックに収録された「千年」「ミレニアム」モンスター群と相性が良いため、同じ月に配布されたTPにも再録されている。 |
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Secret ▶︎ デッキ |
9 | JP211 | 碑像の天使-アズルーン |
いつになくテーマ専用の罠カードがズラリと並んだこのパックの数少ない箸休め的な存在となる罠カード。 発動するだけで1800打点の《ライオウ》的な能力を持つモンスターを場に呼び出せる永続罠で、このカード自身もコストの条件を満たしており、この手のカードにありがちな「このカード以外の」という指定もなく、問題なくコストとして墓地に送ることができるのが非常にいい感じです。 既に出てしまっているモンスターに対しては自爆特攻を仕掛けることで対象耐性を無視して道連れにできるため、単体完結力の高さが光ります。 裂け目の影響下にある場合でも、モンスターカード状態の罠カードは除外されることなく普通に墓地に送られる=このカードの効果は両方とも使用可能なため、このカードと裂け目を併用したメタビを組むのも面白いと思います。 罠モンスターという変化球ではありますが、今回のパックの汎用罠枠と言っていいクオリティではないでしょうか。 |
※「*」付きのカードは「評価投稿済み」を表します。
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