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遊戯王5D´s 外伝/【第九話】対話 作:うおさ123

 真っ白で何もない所に、緑がかかった水色の髪の少女、龍可が立っていた。

「ここは..?」

 ふと、龍可がつぶやくと、

「龍可、龍可。」

 彼女を呼ぶ声がした。

「エンシェント・フェアリー・ドラゴン!」

 龍可は今まで何度も見てきて、今でも愛用しているその水色の竜のモンスターの名を呼んだ。

「急に呼んでしまったけれども、あなたにどうしても聞いてほしいことがあるのです。」
「どういうこと?」
「デュエルモンスターズの精霊世界と、あなた達のいる現実世界の二つの世界に来る脅威の事です。」
「えぇっ!!」

 あまりに突拍子のない話に龍可は驚いた。

「最近、精霊世界の中で急速に侵略を続ける集団がいます。精霊たちは元々好戦的な性格ではありませんが、力を合わせて反抗しました。しかし、全く歯が立たず、今では住む場所を追いやられている精霊もたくさんいるのです。」
「そんな!」 

 龍可は驚いた。そしてその後ふと、気づいたのか、

「でも..それが私たちのいる世界にどうして関係してくるの?」
「その者たちは精霊世界だけでなく、現実世界すらも侵略しようとしているのです。」
「そんな!」

 龍可は再び驚いた。

「元々精霊たちにそちらの世界に干渉する力はありません。しかし、方法は無いわけでは無いのです。」
「どうやって干渉するの?」
「龍可のような精霊と関わりのある人物の体を乗っ取って、操る方法です。人の体を通じれば、精霊本来の力が現実世界でも発揮されます。そうする事で人を操り、現実世界をも、手に入れようとしているのです。」
「一体、どうすれば?」

 少し不安になったのか、龍可がエンシェント・フェアリーに聞いた。

「敵は強く、私たちだけでは歯が立ちません。だからこそ、龍可たちの協力が必要なのです。」

「わかった。私、協力する。」
「ありがとう、龍可。」

 エンシェント・フェアリーは待っていた様に、お礼を言った。

「では、少ししたら現実世界と精霊世界を繋ぐゲートを開けます。龍可、ゲートを連続して開けることはできません。一度入ったらもう帰ってこれなくなるかもしれませんが、それでもあなたは力を貸してくれますか?」

 エンシェント・フェアリーが問う。

「それでも行く! 精霊たちは私が守るって決めたから。」

 龍可がそういった瞬間、真っ白な世界は消えていった。

  続く

今回から台本形式を改める事にしました。時間がないので前の話を直すのはもっと後になりそうです。

注:龍亜=ルア 龍可=ルカ
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