寄り道編　新改訂2018.04.01～　作：くちなし

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注】この短編には以下の要素が含まれております。
・本編無関係
・利己的意見の主張
・まったりgdgd
・わたくしの登場

それでも良いという優しい読者さんはゆっくりとおくつろぎください。。

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「おい、瑞穂。。新制限来たぞ。。」
「へえ！早く教えなさい！」

ここは文芸部室。瑞穂と有希、香織に悠里と、顔なじみのメンバーがそろう。
悠里の声に2人も耳を動かす。

「ああ。。前もって言っておく。野生に帰るなよ」
「あたしだって理性はあるわよ」

はいはい。それじゃあ、定例通りいきましょう。


新禁止カード
フェニキシアンクラスター・アマリリス
BF－朧影のゴウフウ


「はぁ！？ゴウフウ禁止！？」
「ああ」

まあ、汎用性高かったし、1枚でハリファイバー出るのは、、ね。

「でも、これだけでは無いんでしょう。。？？」

はい。今回は波乱です。


～新制限カード～
D－HERO ディスクガイ(エラッタ)
覇王眷竜ダークヴルム
虹彩の魔術師
トーチ・ゴーレム
ローンファイア・ブロッサム
捕食植物オフリス・スコーピオ
召喚獣メルカバー
エルシャドール・ミドラーシュ
エルシャドール・ネフィリム
ルドラの魔法書


「、、、！」
「有希のデッキがきつくなるな。。」
「ていうか、なんでネフィリム緩和なのよ！！」
「様子見じゃねーか？」
「わたしも、ネフィリムはだめな気がするのですが。。」
「シャドール環境入り確実だと思うな」
「、、”トーチ・ゴーレム”はやはり許されなかった」
「某主人公の防火壁を出すのには、十分でしたからね。。」
「再録して、普及したからもういいだろってことか」
「、、、そして【魔術師】の規制」
「ダークヴルムは暴れすぎたから締め出されたな。」
「虹彩さんも、十分強かったですからね。。」
「そして10年ぶりにディスクガイが帰還」

つ『ディバインガイ』

「有希、やめて頂戴」


～新準制限カード～
灰流うらら
召喚師アレイスター
神の宣告
真竜の継承


「発売から丸一年。やっとうららに規制が来ましたね。。」
「まあ、大会優勝デッキには大抵入ってるし、1枚で止められる量が多いからな」


灰流うらら　炎属性　アンデット族　☆3　チューナー
このカード名の効果はターンに1度しか使用できない。
①以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる。その効果を無効にする。
・デッキからカードを手札に加える効果
・デッキからモンスターを特殊召喚する効果
・デッキからカードを墓地へ送る効果

つ『屋敷わらし』

「有希、やめてちょうだい、、」
「墓地に範囲が強く及ぶ”屋敷わらし”よりも、あらゆる展開のための準備をこれ1枚で止められるのは強すぎたな」
「まあ、あんたの場合、蘇生もできるしね」
「属性、効果。どれをとっても強かった」


召喚師アレイスター　闇属性　魔法使い族　☆4
①このカードを手札から墓地へ送り、自分の場の融合モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで1000アップする。この効果は相手ターンでも発動できる。
②このカードが召喚・リバースした場合に発動できる。
デッキから「召喚魔術」1枚を手札に加える。


「さりげなく緩和されたわね」
「まあ、こいつが消えたことであらゆる召喚師ギミックを入れたデッキが環境から消えたからな。その代わりに、あらゆる場面で牽制ができる光属性の融合が制限になっただろ？」
「”メルカバー”ですね。。」
「、、とはいえ、2枚でも展開が低速化することは間違いないから、環境には戻らないかも、、」


～新無制限カード～
同族感染ウイルス
召喚僧サモンプリースト
輪廻天狗
グリモの魔導書
汎神の帝王
貪欲な壺
モンスター・ゲート


つ【あまり使われなくなった人達】(上3種)

「有希、やめてあげてちょうだい」
「んー、【魔導】は、ルドラとグリモの交換条件ってわけね。ってうか、【閃刀】で似たようなの出たんだから、”魔導書の神判”返ry」
「エラッタなら帰ってくるんじゃないか？それこそ、同じ条件で」
「といいますと。。？」

つ『場から離れたら除外される』

それと、同名ターン1制限も追加でお願いします。
でも、【魔導】は、個々のモンスターが微妙な効果だから、、今の環境で復帰を果たせるかと言われたら微妙だと思うわ。【魔導獣】を用いても。

「。。なるほど。。それなら確かに許されるかもしれませんね」
「”シュタ〇ンズ・ゲ〇ト”が緩和ねぇ、、」
「それは某アニメ名だ。しかも英語表記だぞ」
「分かってるわよ。。」

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さて、軽く新デッキについてしましょうか。。

「さっきも言ったけど、新発売の構築済みデッキが強いらしいわね」


暗黒の魔王 ディアボロス　闇属性　ドラゴン族　☆8　攻守 3000/2000
このカード名の①③の効果はそれぞれターンに1度しか使用できない。
①このカードが手札・墓地に存在し、自分の場の闇属性モンスターがリリースされた場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。
②このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手はこのカードをリリースできず、効果の対象にもできない。
③自分の場の闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。相手は手札を１枚選んでデッキの一番上または一番下に戻す。


「、、強い」

”壊獣されないけど、壊獣したら出てくる”って、、完全に出張(((。。

「ギリギリ”ドラゴン目覚めの旋律”に入らないのがありがたいわね」

つ『復活の福音』

「有希、やめてくれ、、」
「でも、闇属性に特化効果は、闇属性はいないと意味ないじゃない」
「ああ。ちゃんとあるぞ」


暗黒世界－シャドウ・ディストピア　フィールド魔法
①フィールドの表側表示モンスターは闇属性になる。
②ターンに1度、自分がカードの効果を発動するために自分の場のモンスターをリリースする場合、自分の場のモンスター1体の代わりに相手の場の闇属性モンスター1体をリリースできる。
③お互いのエンドフェイズに発動する。
このターンにこのカードが表側表示で存在する状態でリリースされたモンスターの数まで、
TPの場に「シャドウトークン」（悪魔族・闇・☆3・攻/守1000）を可能な限り守備表示で特殊召喚する。


「うわー、、」
「唐突だが、一つ考えてもらおう。ターンプレイヤーAは、手札が2枚以上あり、このフィールド魔法がある。対して、ターンプレイヤーBは、”クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン”と、”閃光竜スターダスト”があるとする。この2枚を同時に場から離す方法が1つだけある。有希ならわかるよな？」
「、、、」
「有希はわかっているみたいだな。2人は？」
「んー。。”クリスタルウィング”には、効果を無効にできる効果があるから、簡単には出来なさそうだけど」
「あ、わたし、わかりました。。！」

香織は、有希のデッキケースから、あるカードを出す。

「”スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン”の素材は『闇属性モンスター2体』。そして、フィールド魔法の効果で、場のモンスターは全部闇属性にかわっています。つまり、”クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン”の効果をつかわせずに、相手をまきこんで融合できるカードは一枚しかないですね。。」
「それって、、！”超融合”だわ！」
「そうだ。手札が2枚あれば、相手のモンスターだけを素材に融合召喚できる。しかも、チェーンが組めないから、効果も使わせることなくな」
「強い、、強すぎるわ、、！」
「でも、40分の3を引き当てるのは、、」
「たんとサーチ要因までいるんだな。これが」


悪王アフリマ　闇属性　悪魔族　☆4　攻守 1700/0
このカード名の②の効果はターンに1度しか使用できない。
①このカードを手札から捨てて発動できる。デッキから「闇黒世界－シャドウ・ディストピア－」１枚を手札に加える。
②自分の場の闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。
この効果を発動するためにこのカード以外の闇属性モンスターをリリースした場合、ドローする代わりにデッキから守備力2000以上の闇属性モンスター１体を手札に加える事ができる。


「こういうのは用意周到よね。KONMAIって」
「しかも、ディアボロスのトリガーももっているという。。」
「さらに、ドローという名のサーチ効果までついている」
「このデッキ、買うしかないわね」
「買って損はしない。”怨邪帝ガイウス”に”おろかな副葬”、”魔界発現世行きデスガイド”、さらには”ウイルスカード”が再録されてるからな」
「割と豪華なのね」

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「まあ、今回は氏家さんが大喜びでしょうね。。」
「、、私のデッキは大打撃、、」
「あたしは元々ピン差しだからあまり痛手じゃないわ」
「まあ、今回は割と良改定と言えるんじゃないか？どのテーマも完全に崩壊するわけじゃないしな」
「”シャドール”と”インフェルノイド”がp主の世界で環境を取るんじゃないかしら」
「となると、”灰流うらら”の需要がさらに高まりますね。。」
「まあ、これから環境がどう動くかによって、対策も変わるな」
「、、現在”シャドール・ネフィリム”買取強化中。。どんどん高騰してる」
「”買いたいならお早めに”だな」
「氏家さんの場合、心配いらなさそうだけどね」


fin



ーーーあとがきのようなもの

はい。。こんな感じで書かせていただいたのですが、皆様はこの改訂について、どうお思いでしょうか？
TwitterのTLを眺めますと、『十六夜アキ「解せぬ」』や、「ゴウフウやはり来たか」
「うららの規制は知っていた」という趣旨のツイートが多く見られました。

そんな中、私が思うのは、今回の被害者は”フェニキシアン・シード”だと思います。
その効果は、自身をリリースして、”アマリリス”を特殊召喚する効果。ああ、、進化先がいなくなってしまいました。某HEROと同類ですね。(分かる人にはわかると思いたいです)

さて、この”星の名を背負う者”のWRGP編も終盤へと向かいつつあり、予定では第90話付近を持って締めくくりを迎えます。ここで少しネタバレをいたしますと、次章は少し時間が経った悠里たちの物語を描こうと頭の中で練っております。
残り僅かのWRGP編及び、次章も変わらず読んでいただけたら嬉しく思います。
それではこの辺で。。