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第2話:ティータイム騒動 作:青き眼の凡人
「ティータイム楽しみですわね、アルフレッド。」
「今回も料理長率いる厨房担当が腕によりをかけたそうです。期待して待ちましょう。」
「お待たせしました、お嬢様。本日の菓子でございます…やっぱ慣れませんな、この口調は。」
ドーナツを乗せた皿を持ちながら、コック服を着た男が部屋に入ってきた。
「そんなことはないぞ、ゴードン。大分敬語が上手くなったじゃないか。」
「そりゃどうも、アルフレッド。だけどやっぱり闇人時代の癖がどうしてもぬけきらねえ。」
「無理して直そうしなくてもいいのではありませんか?」
「いやいや、お嬢様に仕えている以上、そう言うわけにもいきません。ま、料理も言葉遣いも精進しないとですな」
「その意気だ、料理長…む?」
ここでアルフレッドが違和感を覚える。
「ゴードン、紅茶はどうした?」
そう、料理長ゴードンは紅茶を持っていない。ティータイムの主役とも言える紅茶が無いのだ。ましてや今日のお菓子はドーナツ。飲み物無しでは喉が渇いてしまう。
「あー、紅茶ならアマンダの奴が持ってくるぜ。」
「…おい」
アルフレッドは小さく呟いた後にゴードンへ異常な速度で距離を詰め、内緒話をしだした。
(アマンダだと!?どうしてよりにもよってそいつにやらせた!)
(しょーがねーだろ!手が空いてるメイドが他にいなかったんだから!)
(厨房担当ではダメだったのか…?)
(…あ。)
(…給与査定を楽しみにしておけ。)
(待ってくれ!それはあんまりだ!)
「ルーシャス、二人は何をしているのですか?」
《申し訳ありません、マスター。それは私にも分かりかねます。》
何も知らないユーリはルーシャスとの会話をのんきに楽しんでいた。
「お待たせいたしました〜紅茶でございます〜」
そんなこんなで件のメイドが入ってきた。紫の髪で褐色肌のそのメイドは服の胸元が少しきつそうで、それでいて運び方が危なっかしい。
そんなアマンダを見守る料理長と執事。何も知らないユーリ。変な空気が流れる中、事件は起きた。
「はわぁ〜!!」
アマンダが何も無い所で急に転んだのだ。その拍子でティーカップがユーリの方向めがけて飛び出してゆく。アルフレッドが急いでフォローに入ろうとするが、時すでに遅し。結果としてユーリは紅茶を頭からかぶってしまった。
「…ちょっとビックリしましたけど、香りのいい紅茶ですね。まさかそれが頭にかかるとは思いませんでしたが。」
「はわー!!も、申し訳ございませんー!!」
「大丈夫ですかお嬢様!ゴードン!タオル持ってないか!?」
「ちょっと待ってろ!取ってくるから!」
「あ、大丈夫ですよ?早めのシャワーだと思えばどうってことありません。」
「どこの世界に茶葉の香りがするシャワーがあるのですか!あ、アマンダは後で説教!」
「そ、そんな〜!」
…騒がしいティータイムとなってしまった。
時は移って一時間後、アマンダはユーリの部屋に呼び出された。
理由は言わずもがな、ティータイムの時の失態でアルフレッドに説教されるのだ。いつもは明るい部屋なのだが、こういう時に訪れると暗く感じる。ユーリの部屋に飾られている食虫植物がその気分にさらに追い討ちをかける。
「…さて、おまえの失態の始末についてだが…」
アルフレッドは口調こそ落ち着いているが内心怒っているのだろう。目つきがいつもより鋭くなっているのがアマンダには分かった。
「は、はいぃ…」
「…ユーリお嬢様が決めてくださる。心して聞くように。」
「はい!」
(アルフレッド、私は特に気にしてませんのでいいのでは?)
(お言葉ですがお嬢様。こうでもしていただかないとこのダメイドのためになりません。)
その言葉を受けたユーリは悩んだ。自分は特に気にしていないし、罰を与えるのは可哀想だ。しかし、アルフレッドの言うことも最もである。
「あっ、でしたら!」
ユーリはぽんと手を叩き車椅子に装着してあるデュエルディスクを起動した。
「私とデュエルしましょう!」
「今回も料理長率いる厨房担当が腕によりをかけたそうです。期待して待ちましょう。」
「お待たせしました、お嬢様。本日の菓子でございます…やっぱ慣れませんな、この口調は。」
ドーナツを乗せた皿を持ちながら、コック服を着た男が部屋に入ってきた。
「そんなことはないぞ、ゴードン。大分敬語が上手くなったじゃないか。」
「そりゃどうも、アルフレッド。だけどやっぱり闇人時代の癖がどうしてもぬけきらねえ。」
「無理して直そうしなくてもいいのではありませんか?」
「いやいや、お嬢様に仕えている以上、そう言うわけにもいきません。ま、料理も言葉遣いも精進しないとですな」
「その意気だ、料理長…む?」
ここでアルフレッドが違和感を覚える。
「ゴードン、紅茶はどうした?」
そう、料理長ゴードンは紅茶を持っていない。ティータイムの主役とも言える紅茶が無いのだ。ましてや今日のお菓子はドーナツ。飲み物無しでは喉が渇いてしまう。
「あー、紅茶ならアマンダの奴が持ってくるぜ。」
「…おい」
アルフレッドは小さく呟いた後にゴードンへ異常な速度で距離を詰め、内緒話をしだした。
(アマンダだと!?どうしてよりにもよってそいつにやらせた!)
(しょーがねーだろ!手が空いてるメイドが他にいなかったんだから!)
(厨房担当ではダメだったのか…?)
(…あ。)
(…給与査定を楽しみにしておけ。)
(待ってくれ!それはあんまりだ!)
「ルーシャス、二人は何をしているのですか?」
《申し訳ありません、マスター。それは私にも分かりかねます。》
何も知らないユーリはルーシャスとの会話をのんきに楽しんでいた。
「お待たせいたしました〜紅茶でございます〜」
そんなこんなで件のメイドが入ってきた。紫の髪で褐色肌のそのメイドは服の胸元が少しきつそうで、それでいて運び方が危なっかしい。
そんなアマンダを見守る料理長と執事。何も知らないユーリ。変な空気が流れる中、事件は起きた。
「はわぁ〜!!」
アマンダが何も無い所で急に転んだのだ。その拍子でティーカップがユーリの方向めがけて飛び出してゆく。アルフレッドが急いでフォローに入ろうとするが、時すでに遅し。結果としてユーリは紅茶を頭からかぶってしまった。
「…ちょっとビックリしましたけど、香りのいい紅茶ですね。まさかそれが頭にかかるとは思いませんでしたが。」
「はわー!!も、申し訳ございませんー!!」
「大丈夫ですかお嬢様!ゴードン!タオル持ってないか!?」
「ちょっと待ってろ!取ってくるから!」
「あ、大丈夫ですよ?早めのシャワーだと思えばどうってことありません。」
「どこの世界に茶葉の香りがするシャワーがあるのですか!あ、アマンダは後で説教!」
「そ、そんな〜!」
…騒がしいティータイムとなってしまった。
時は移って一時間後、アマンダはユーリの部屋に呼び出された。
理由は言わずもがな、ティータイムの時の失態でアルフレッドに説教されるのだ。いつもは明るい部屋なのだが、こういう時に訪れると暗く感じる。ユーリの部屋に飾られている食虫植物がその気分にさらに追い討ちをかける。
「…さて、おまえの失態の始末についてだが…」
アルフレッドは口調こそ落ち着いているが内心怒っているのだろう。目つきがいつもより鋭くなっているのがアマンダには分かった。
「は、はいぃ…」
「…ユーリお嬢様が決めてくださる。心して聞くように。」
「はい!」
(アルフレッド、私は特に気にしてませんのでいいのでは?)
(お言葉ですがお嬢様。こうでもしていただかないとこのダメイドのためになりません。)
その言葉を受けたユーリは悩んだ。自分は特に気にしていないし、罰を与えるのは可哀想だ。しかし、アルフレッドの言うことも最もである。
「あっ、でしたら!」
ユーリはぽんと手を叩き車椅子に装着してあるデュエルディスクを起動した。
「私とデュエルしましょう!」
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あと文を読んでいて少し気になったのですが、会話文(「」で括られているところ)と地の文(情景描写などを書いているところ)は改行するとより見やすくなるかもしれません。 (2016-11-21 11:29)
コメントありがとうございます。そうです。SS書き始めました。世界感はシンクロ次元みたいなものととっていただけるとありがたいです。
主人公はユーリであってますよ、彼女が使う【捕食植物】にもご期待ください。
アドバイスありがとうございます!次回からやってみようと思いますのでよろしくお願いします!
光芒さんのSSも応援してます! (2016-11-21 12:50)
コメントありがとうございます。
やっぱりキャラが魅力的だと言われるのはSS作家冥利につきますね。
パイタッ…!?(絶句)
このSSでそれが起こる可能性は限りなくゼロに近いですね、絶望的です。 (2016-11-21 21:26)