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第8話 エクシーズハンター 作:こんにゃく
day3
≪俺は1週間前からこんなことはしてねぇやり始めたのはフェイカーの情報を手に入れた2日前からだそれにカツアゲなんてこともしてねぇお互いにカードを賭け承諾した状態でやったんだ
・・・まぁ負けたやつが悔しさからそういいまわってんだったら話は別だが・・・≫
≪・・・ということは≫
≪ああ・・・少なからず俺以外にもこんなことをやってるやつがいるって話だ・・・チッだとしても感じ悪ぃ何でもかんでも人に押し付けられるのはよぉ≫
≪・・・シャーク以外にもエクシーズを奪っている人間が・・・≫
(昨日の一件シャークが連日のカツアゲ事件に関わっていないことが分かったが・・・未だにシャークの噂は絶えない・・・昨日もまた犠牲者が出たらしい・・・いったい何者が・・・)・・・ト
「ユート!!!」
「!」
「ユート!あたしの話聞いてる!?」
「?ああすまない聞いてなかった」
「!もう!!だから明日学校が休みでしょ?だからここに一緒に行こうって言ってるの!」
そういって瑠璃が差し出したのはパンフレット
「ハートランド?遊園地のか?」
「そう!平日だしきっと空いてると思うから・・・その//だから一緒にどう?」
「・・・ああ、そうだな・・・」
「むーやっぱり話聞いてない!!」
「え?悪い、考え事してるんだ」
「考え事?」
「ああ、昨日のシャーク以外にもエクシーズを奪っている人間がいるっていう話さ」
「・・・はぁ~そんなこと?」
「そんなことじゃないさ・・・このままだとシャークの噂は消えない・・・何より俺はその犯人が気になる」
「どうして?」
「なんとなくさ・・・次元!」
「?なんですかまったく」
「悪いなまた頼まれてくれないか?」
「シャークの件は解決したのでは?」
「そうなんだが・・・見ればわかるだろう?噂が絶えていない」
「さっきいっていましたねぇ・・・シャーク以外にもカツアゲ犯がいると」
「ああそれは間違いない、昨日もあったらしいがその時間帯は・・・」
「シャークはあなた達といたと?」
「ああそうだ、だから・・・」
「いいでしょう、ですが今回は範囲が広い・・・僕も同行しましょう」
「いいのか?」
「もちろん、協力しましょう」
「なんかあんた達急に仲良くなったわね」
「それはデュエルしたかr」
「仲良くはないですね」
「・・・」
それから時間は過ぎ、あたりはすっかり暗くなっていた
「ちっなんで俺がこんなことを・・・」
同時刻、凌牙もまた犯人を捜していたのだった
「だが・・・こうやって勝手に俺が悪者扱いされるのも癪だ・・・探すか」
「こんなところでなにをしている?夜中に散歩か?」
「あ?・・・!!てめぇは・・・天城カイト・・・」
「・・・フッ」
「瑠璃・・・お前は別に来なくてもよかったんだぞ?」
「あたしだって乗りかかった船、協力するわ」
「・・・それにしても」
「人気がないわねぇ・・・本当にいるの?」
「次元にも連絡を取って・・・」ピィーピィー
そこでユートのデュエルディスクが鳴るそれは次元からの連絡だった
『ユートくん・・・発見しましたよ・・・犯人』
「なんだと?」
「ユートどうしたの?」
「次元が見つけたらしい・・・次元場所は?」
「えぇその場所から遠くはありません・・・ハートランド公園です・・・急いでください」ピッ
「話は終わった?じゃあ始めましょう」
(ユート君 急いでください・・・)
「・・・瑠璃、急ごう!場所はハートランド公園だ!」
「うん!」
「そういうお前はシャーク・・・神代 凌牙だな?」
「俺を知っているのか?」
「まぁな・・・こっちにも事情があってな、それにしても昨日のデュエル見させてもらった」
「・・・何?」
「昨日のユート・・・とかいうデュエリストとデュエルしていただろう?あれだ」
「それで天下のキングが俺に何の用だ?」
「なに・・・ちょっとした提案がある」
「へぇ(とはいえ好都合だ、相手のほうから会ってくれるなんてな・・・)」
「お前の妹を治してやろう」ニヤァ
「なんだと!?」
「どうだ?」
「・・・なにが条件だ」
「そう身構えるな、簡単な話だ2日後にフューチャーハートカップを開催するそれに出場しろ」
「なに?フューチャーハートカップはもっと先のはずじゃあ・・・」
「俺の権限で時期なんていくらでも変えられる・・・実際の発表は明日なんだが・・・そこでだ優勝したものは俺とデュエルをしてもらう・・・そこで貴様が勝てれば妹を治してやろう」
「・・・お前にそんなことができるのか?」
「そもそもお前がフェイカーに会おうとしているのだろう?・・・フェイカーは噂通り俺の父親だそして天才科学者でもあるお前の妹を治すなど簡単だ」
「・・・信じろと?」
「信じるか信じないかは勝手だ・・・ただお前が妹を助けたいと思うならな」
「俺は・・・」
凌牙が目をそむけた瞬間あるものが目に入った
「あいつらは・・・」
そこには走るユートと瑠璃の姿だった
「あいつら一体何してやがる・・・」
「・・・」
カイトもまたその姿を目で追っていた
「・・・さぁ神代 凌牙!答えを聞かせてもらおうか!」
「っ!・・・へっそんなもん決まってる俺は・・・」
「ここら辺・・・のはずだが・・・」
「ユート!あれ!!」
そこには次元が倒れておりその先には黒いフードの人物が次元のエクシーズであろうカードを手に持っていた
「次元!!」
「ユート・・・く・・・ん」
「ふーんあなた達この子のお友達?」
「お前は一体・・・というより・・・」
ユートは黒フードに対して垂直に思ったことがあったそれは
「めちゃくちゃ小さい・・・」
「なっ!私は小っちゃくないよ!!」
「はぁ・・・これをシャークと間違えるのはさすがにシャークがかわいそうだろ・・・」
「ははは・・・たしかに凌牙が今いたら相当怒こってそうよね・・・」
「もう!人の話を聞き来なさい!・・・それにしてもあなた達今シャークって言ったよね?シャークの知り合い?」
「まぁな・・・というよりは今の目的はお前を捕まえることだ、エクシーズ窃盗犯はお前だろ?」
「ええその通り・・・へぇ私を捕まえるねぇ・・・あなたにできるの?」
「当たり前だ!そのために来たんだ!」
そしてお互いにデュエルディスクを構えた・・・その時、一陣の風が吹く
「えっ!?あれって!!」
「あれは・・・!?」
風が吹いた時、フードが取れ黒フードの顔があらわになる、その顔に瑠璃とユートには見覚えがあった・・・
「あれってハートランドのマスコットキャラのプリンセス・コロンちゃんじゃない!」
「たしか今朝のパンフレットに載っていたキャラクターだよな・・・それにしてもなぜ・・・」
「なぜっていうかあれって人形よ!!?なんで動いてるのよ!!」
「・・・そういえばそうだな」
「私は命をもらったの・・・ゴミ捨て場で捨てられていたところを天城カイトに・・・」
「カイトだって!?・・・(待てよ・・・ということはこの一連の事件にあいつも関係しているのか!?)」
「だから・・・私はカードを集める・・・私の願いを叶えるために!!」
「カードを集める理由はなんだ!!」
「知らない、私はそんなことに興味はないもの・・・さぁ・・・あなたのエクシーズを頂戴・・・?」
「っ、俺のカードは渡さない!!」
「「デュエル!!」」
「先行は私がもらうわ!私は手札から人形の家(ドールハウス)を発動!」
あたりは巨大な家の内部のようになる、その中には様々な人形が転がっている
「これは・・・」
「フフッ・・・さらに私はモンスターを裏側守備表示で召喚してターンエンド」 手札3
「・・・俺のターンだ!よし!俺は手札から幻影騎士団ダスティ・ローブそして効果により手札からサイレント・ブーツ!!」
ユートの場にはレベル3のモンスターが2体そろう
「こい!!エクシーズ召喚!!ランク3!!幻影騎士団ブレイク・ソード!!」
ブレイクソード 攻撃力2000
「これがあなたのエクシーズ・・・フフッ」
「バトルだ!!ブレイクソードで裏側守備表示モンスターを攻撃!!」
「私の破壊されたモンスターは腐乱犬!このモンスターは破壊された時デッキからレベル1のモンスターを特殊召喚できる、私はデッキからおもちゃ箱を特殊召喚!!」
おもちゃ箱 攻撃力0
「破壊されたことにより効果が発動しただと!?まさかこのために裏側守備表示で・・・」
「あの子・・・コロンちゃんってもしかして強いの!!?」
「強いも何もコロンちゃんは強いに決まってるじゃない!!そうじゃなきゃエクシーズ持ちを狩ることはできないでしょ?」
「・・・俺はカードを2枚伏せてターンエンドだ」手札2
「それで終わり?なら一気にいかせてもらうわ!!私は人形の家の効果を発動!!自分フィールドのモンスターを破壊することで手札からレベルが5または6の通常モンスターを特殊召喚できる!私はレベル6アイドール スーパーくまちゃんを特殊召喚!」
スーパーくまちゃん 攻撃力2400
「そして破壊されたおもちゃ箱の効果!デッキからカード名が異なる通常モンスターを2体特殊召喚!レベル6アイドール スーパーねずみくん!レベル4アイドール くまちゃん!!」
スーパーねずみくん 攻撃力2200 くまちゃん 攻撃力0
「そしてさらに手札からレベル4アイドール ねずみくんを召喚!」
ねずみくん 攻撃力0
「そんな・・・コロンちゃんのフィールドにモンスターがこんなに・・・」
「フフフ・・・私はさらにレベル6のくまちゃんたち、レベル4のくまちゃんたちでオーバレイ!!さぁみんな!現れ出なさい!!ランク4アイドール ケロケロケロちゃん!ランク6アイドール ニャーニャンちゃん!!」
ケロちゃん 攻撃力1900 ニャンちゃん 攻撃力2550
「モンスターエクシーズをこうも簡単に・・・」
ユートの目の前にはかわいらしいねことカエルの人形が立ちふさがる
「なにあれ・・・かわいい!!」
「おい!瑠璃!」
「ご・・・ごめんなさい・・・つい」
「いくわ・・・私はにゃんちゃんのオーバレイユニットを取り除くことで相手モンスターを破壊しそのモンスターの攻撃力の数値の半分攻撃力をアップできる!!」
「そうはさせない!俺は罠カード幻影(ファントム)、こいつは相手のカードによる破壊を無効かしエンドフェイズまで攻撃力を800アップ!!」
「へぇ~やるじゃない・・・私はこれでターンエンド・・・」
「お前は・・・さっきゴミ捨て場にいたといったな」
「・・・そうよ」
「カイトは人形に命を与えることができるのか?」
「・・・正確には彼がやっているわけじゃないけどね・・・」
「フェイカーか」
「そう・・・あの人は天才・・・だからきっと私の願いも・・・」
「気なっていた・・・さっきから言っている願いっていうのはなんだ?」
「なんであなたに言う必要があるのよ」
「俺が気になっているからだ・・・お前のことが知りたい」
「・・・なんだか口説いているみたいよ?ユート・・・相手は人形だけど・・・」
「・・・私は人間になりたいの」
「人間だと?どうして」
「どうして?どうしてねぇ・・・あなたにはわからないわだってあなたは人間じゃない」
「・・・確かに俺は人間だな」
「だからあなたに私の気持ちはわからないし簡単にわかってほしくない・・・」
「・・・」
「コロンちゃん・・・」
コロンのその表情はとても暗く、それ以上のことはユートが言及することができなかった
「さぁあなたのターンでしょ?さぁさっさとやって頂戴」
そうしてユートとコロンのデュエルはいっそう激しさを増すのであった
FIN
次回予告
俺とコロンのデュエルは佳境に入っていた・・・コロンの過去そして俺の前についにあいつが姿を見せる
次回「人の心」
≪俺は1週間前からこんなことはしてねぇやり始めたのはフェイカーの情報を手に入れた2日前からだそれにカツアゲなんてこともしてねぇお互いにカードを賭け承諾した状態でやったんだ
・・・まぁ負けたやつが悔しさからそういいまわってんだったら話は別だが・・・≫
≪・・・ということは≫
≪ああ・・・少なからず俺以外にもこんなことをやってるやつがいるって話だ・・・チッだとしても感じ悪ぃ何でもかんでも人に押し付けられるのはよぉ≫
≪・・・シャーク以外にもエクシーズを奪っている人間が・・・≫
(昨日の一件シャークが連日のカツアゲ事件に関わっていないことが分かったが・・・未だにシャークの噂は絶えない・・・昨日もまた犠牲者が出たらしい・・・いったい何者が・・・)・・・ト
「ユート!!!」
「!」
「ユート!あたしの話聞いてる!?」
「?ああすまない聞いてなかった」
「!もう!!だから明日学校が休みでしょ?だからここに一緒に行こうって言ってるの!」
そういって瑠璃が差し出したのはパンフレット
「ハートランド?遊園地のか?」
「そう!平日だしきっと空いてると思うから・・・その//だから一緒にどう?」
「・・・ああ、そうだな・・・」
「むーやっぱり話聞いてない!!」
「え?悪い、考え事してるんだ」
「考え事?」
「ああ、昨日のシャーク以外にもエクシーズを奪っている人間がいるっていう話さ」
「・・・はぁ~そんなこと?」
「そんなことじゃないさ・・・このままだとシャークの噂は消えない・・・何より俺はその犯人が気になる」
「どうして?」
「なんとなくさ・・・次元!」
「?なんですかまったく」
「悪いなまた頼まれてくれないか?」
「シャークの件は解決したのでは?」
「そうなんだが・・・見ればわかるだろう?噂が絶えていない」
「さっきいっていましたねぇ・・・シャーク以外にもカツアゲ犯がいると」
「ああそれは間違いない、昨日もあったらしいがその時間帯は・・・」
「シャークはあなた達といたと?」
「ああそうだ、だから・・・」
「いいでしょう、ですが今回は範囲が広い・・・僕も同行しましょう」
「いいのか?」
「もちろん、協力しましょう」
「なんかあんた達急に仲良くなったわね」
「それはデュエルしたかr」
「仲良くはないですね」
「・・・」
それから時間は過ぎ、あたりはすっかり暗くなっていた
「ちっなんで俺がこんなことを・・・」
同時刻、凌牙もまた犯人を捜していたのだった
「だが・・・こうやって勝手に俺が悪者扱いされるのも癪だ・・・探すか」
「こんなところでなにをしている?夜中に散歩か?」
「あ?・・・!!てめぇは・・・天城カイト・・・」
「・・・フッ」
「瑠璃・・・お前は別に来なくてもよかったんだぞ?」
「あたしだって乗りかかった船、協力するわ」
「・・・それにしても」
「人気がないわねぇ・・・本当にいるの?」
「次元にも連絡を取って・・・」ピィーピィー
そこでユートのデュエルディスクが鳴るそれは次元からの連絡だった
『ユートくん・・・発見しましたよ・・・犯人』
「なんだと?」
「ユートどうしたの?」
「次元が見つけたらしい・・・次元場所は?」
「えぇその場所から遠くはありません・・・ハートランド公園です・・・急いでください」ピッ
「話は終わった?じゃあ始めましょう」
(ユート君 急いでください・・・)
「・・・瑠璃、急ごう!場所はハートランド公園だ!」
「うん!」
「そういうお前はシャーク・・・神代 凌牙だな?」
「俺を知っているのか?」
「まぁな・・・こっちにも事情があってな、それにしても昨日のデュエル見させてもらった」
「・・・何?」
「昨日のユート・・・とかいうデュエリストとデュエルしていただろう?あれだ」
「それで天下のキングが俺に何の用だ?」
「なに・・・ちょっとした提案がある」
「へぇ(とはいえ好都合だ、相手のほうから会ってくれるなんてな・・・)」
「お前の妹を治してやろう」ニヤァ
「なんだと!?」
「どうだ?」
「・・・なにが条件だ」
「そう身構えるな、簡単な話だ2日後にフューチャーハートカップを開催するそれに出場しろ」
「なに?フューチャーハートカップはもっと先のはずじゃあ・・・」
「俺の権限で時期なんていくらでも変えられる・・・実際の発表は明日なんだが・・・そこでだ優勝したものは俺とデュエルをしてもらう・・・そこで貴様が勝てれば妹を治してやろう」
「・・・お前にそんなことができるのか?」
「そもそもお前がフェイカーに会おうとしているのだろう?・・・フェイカーは噂通り俺の父親だそして天才科学者でもあるお前の妹を治すなど簡単だ」
「・・・信じろと?」
「信じるか信じないかは勝手だ・・・ただお前が妹を助けたいと思うならな」
「俺は・・・」
凌牙が目をそむけた瞬間あるものが目に入った
「あいつらは・・・」
そこには走るユートと瑠璃の姿だった
「あいつら一体何してやがる・・・」
「・・・」
カイトもまたその姿を目で追っていた
「・・・さぁ神代 凌牙!答えを聞かせてもらおうか!」
「っ!・・・へっそんなもん決まってる俺は・・・」
「ここら辺・・・のはずだが・・・」
「ユート!あれ!!」
そこには次元が倒れておりその先には黒いフードの人物が次元のエクシーズであろうカードを手に持っていた
「次元!!」
「ユート・・・く・・・ん」
「ふーんあなた達この子のお友達?」
「お前は一体・・・というより・・・」
ユートは黒フードに対して垂直に思ったことがあったそれは
「めちゃくちゃ小さい・・・」
「なっ!私は小っちゃくないよ!!」
「はぁ・・・これをシャークと間違えるのはさすがにシャークがかわいそうだろ・・・」
「ははは・・・たしかに凌牙が今いたら相当怒こってそうよね・・・」
「もう!人の話を聞き来なさい!・・・それにしてもあなた達今シャークって言ったよね?シャークの知り合い?」
「まぁな・・・というよりは今の目的はお前を捕まえることだ、エクシーズ窃盗犯はお前だろ?」
「ええその通り・・・へぇ私を捕まえるねぇ・・・あなたにできるの?」
「当たり前だ!そのために来たんだ!」
そしてお互いにデュエルディスクを構えた・・・その時、一陣の風が吹く
「えっ!?あれって!!」
「あれは・・・!?」
風が吹いた時、フードが取れ黒フードの顔があらわになる、その顔に瑠璃とユートには見覚えがあった・・・
「あれってハートランドのマスコットキャラのプリンセス・コロンちゃんじゃない!」
「たしか今朝のパンフレットに載っていたキャラクターだよな・・・それにしてもなぜ・・・」
「なぜっていうかあれって人形よ!!?なんで動いてるのよ!!」
「・・・そういえばそうだな」
「私は命をもらったの・・・ゴミ捨て場で捨てられていたところを天城カイトに・・・」
「カイトだって!?・・・(待てよ・・・ということはこの一連の事件にあいつも関係しているのか!?)」
「だから・・・私はカードを集める・・・私の願いを叶えるために!!」
「カードを集める理由はなんだ!!」
「知らない、私はそんなことに興味はないもの・・・さぁ・・・あなたのエクシーズを頂戴・・・?」
「っ、俺のカードは渡さない!!」
「「デュエル!!」」
「先行は私がもらうわ!私は手札から人形の家(ドールハウス)を発動!」
あたりは巨大な家の内部のようになる、その中には様々な人形が転がっている
「これは・・・」
「フフッ・・・さらに私はモンスターを裏側守備表示で召喚してターンエンド」 手札3
「・・・俺のターンだ!よし!俺は手札から幻影騎士団ダスティ・ローブそして効果により手札からサイレント・ブーツ!!」
ユートの場にはレベル3のモンスターが2体そろう
「こい!!エクシーズ召喚!!ランク3!!幻影騎士団ブレイク・ソード!!」
ブレイクソード 攻撃力2000
「これがあなたのエクシーズ・・・フフッ」
「バトルだ!!ブレイクソードで裏側守備表示モンスターを攻撃!!」
「私の破壊されたモンスターは腐乱犬!このモンスターは破壊された時デッキからレベル1のモンスターを特殊召喚できる、私はデッキからおもちゃ箱を特殊召喚!!」
おもちゃ箱 攻撃力0
「破壊されたことにより効果が発動しただと!?まさかこのために裏側守備表示で・・・」
「あの子・・・コロンちゃんってもしかして強いの!!?」
「強いも何もコロンちゃんは強いに決まってるじゃない!!そうじゃなきゃエクシーズ持ちを狩ることはできないでしょ?」
「・・・俺はカードを2枚伏せてターンエンドだ」手札2
「それで終わり?なら一気にいかせてもらうわ!!私は人形の家の効果を発動!!自分フィールドのモンスターを破壊することで手札からレベルが5または6の通常モンスターを特殊召喚できる!私はレベル6アイドール スーパーくまちゃんを特殊召喚!」
スーパーくまちゃん 攻撃力2400
「そして破壊されたおもちゃ箱の効果!デッキからカード名が異なる通常モンスターを2体特殊召喚!レベル6アイドール スーパーねずみくん!レベル4アイドール くまちゃん!!」
スーパーねずみくん 攻撃力2200 くまちゃん 攻撃力0
「そしてさらに手札からレベル4アイドール ねずみくんを召喚!」
ねずみくん 攻撃力0
「そんな・・・コロンちゃんのフィールドにモンスターがこんなに・・・」
「フフフ・・・私はさらにレベル6のくまちゃんたち、レベル4のくまちゃんたちでオーバレイ!!さぁみんな!現れ出なさい!!ランク4アイドール ケロケロケロちゃん!ランク6アイドール ニャーニャンちゃん!!」
ケロちゃん 攻撃力1900 ニャンちゃん 攻撃力2550
「モンスターエクシーズをこうも簡単に・・・」
ユートの目の前にはかわいらしいねことカエルの人形が立ちふさがる
「なにあれ・・・かわいい!!」
「おい!瑠璃!」
「ご・・・ごめんなさい・・・つい」
「いくわ・・・私はにゃんちゃんのオーバレイユニットを取り除くことで相手モンスターを破壊しそのモンスターの攻撃力の数値の半分攻撃力をアップできる!!」
「そうはさせない!俺は罠カード幻影(ファントム)、こいつは相手のカードによる破壊を無効かしエンドフェイズまで攻撃力を800アップ!!」
「へぇ~やるじゃない・・・私はこれでターンエンド・・・」
「お前は・・・さっきゴミ捨て場にいたといったな」
「・・・そうよ」
「カイトは人形に命を与えることができるのか?」
「・・・正確には彼がやっているわけじゃないけどね・・・」
「フェイカーか」
「そう・・・あの人は天才・・・だからきっと私の願いも・・・」
「気なっていた・・・さっきから言っている願いっていうのはなんだ?」
「なんであなたに言う必要があるのよ」
「俺が気になっているからだ・・・お前のことが知りたい」
「・・・なんだか口説いているみたいよ?ユート・・・相手は人形だけど・・・」
「・・・私は人間になりたいの」
「人間だと?どうして」
「どうして?どうしてねぇ・・・あなたにはわからないわだってあなたは人間じゃない」
「・・・確かに俺は人間だな」
「だからあなたに私の気持ちはわからないし簡単にわかってほしくない・・・」
「・・・」
「コロンちゃん・・・」
コロンのその表情はとても暗く、それ以上のことはユートが言及することができなかった
「さぁあなたのターンでしょ?さぁさっさとやって頂戴」
そうしてユートとコロンのデュエルはいっそう激しさを増すのであった
FIN
次回予告
俺とコロンのデュエルは佳境に入っていた・・・コロンの過去そして俺の前についにあいつが姿を見せる
次回「人の心」
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