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第4話笑顔の戦士 作:こんにゃく
「璃緒は病気なんだ・・・」
とても寂しげに凌牙は語った。妹の現状は悪化を辿る一方であり現在では命に関わるレベルにまで達していたのだった。
「そんな・・・私そんなこと知らなかった・・・璃緒がそんなことになっていたなんて」
「そう落ち込むな、あいつはもともと病弱だったんだそれの延長線上だと思ってくれていい」
「でも・・・」
友人の危機に心配である瑠璃に対し凌牙は
「黒咲隼・・・お前の兄貴のデュエルがもう始まっちまってるさっさと行け」
そういい放つと瑠璃に背を向けてその場を去っていく凌牙、その顔は険しくその目は微かな闘志を宿していた
「俺には金がいる・・・もっと金を集めて・・・」
去っていく凌牙の姿をただ見つめることしかできなかった、自分にできることは何があるのだろうか?その答えを瑠璃は見つけることはできず、ただ見つめることしかできなかった
場は変わり会場、観客の歓声と黄色い声援に包まれている中二人のデュエリストが対峙する
「黒咲隼君!見てごらん!観客達が私達のデュエルをまっている!確か君もエンターテイメントなデュエルを得意としているんだね!!私も・・・」
「そんな前座はいらない、さっさとデュエルを始めるぞ」
隼としてはスバルの話でもどうでもいい様子だった・・・というのもスバルは話がとてつもなく長くその長さと煽りが彼のエンターテイメントに繋がるわけなのだが隼はその性格が少しばかり苦手のようだった
「んっんーつれないねぇ黒咲隼君、そんなことではエンタテイナーとして名が廃る、そうでしょう皆さん!!さぁ!このデュエル果たして勝つのはどっちなのか!!皆さんはお分かりですよね!」
「「もちろんスバル!!」」
観客に煽りを立て場を盛り上げる才能に関してはスバルの腕は確かだった。
「ふーん、実に気持ちのいい・・・さぁ君もやってみたらどうだい?」
「・・・俺は自分を売るような事はしない、俺のエンターテイメントはデュエルの中に存在する」
その答えにスバルは納得のいかない様子だったが、ならば見せてもらおうかと挑発をした
「「デュエル!!」」
「先行は私がもらった!!私は手札からクリスタルタワーを発動!」
クリスタルタワー 永続魔法
「さらにフィールド魔法クリスタルパレス発動!!」
2つの魔法カードにより会場が巨大なクリスタルに囲まれる
「綺麗・・・」
会場は一気に様変わりをした、観客達は息を飲みその光景に飲み込まれる
「フーン、これこそ私にふさわしい舞台!そしてこの美しい光景こそが私のエンターテイメントの真骨頂だ!!わかってくれたかな?黒咲隼君・・・私はカードを1枚伏せてターンエンド」手札2
「・・・お前のエンタメは確かに素晴らしいな、だがまだ程遠い!」
「何!?」
その言葉と同時に隼はドローをする
「俺は手札からRR(レイドラプターズ)ミスト・イーグルを召喚!」
ミスト・イーグル レベル3 攻撃力1500
「さらにミスト・イーグルのモンスター効果を発動!!フィールドにミスト・イーグルのみモンスターが存在する場合手札からミスト・イーグルを特殊召喚する!」
そしてその状態から隼は高く跳躍しミスト・イーグルに飛び乗ると大空へと舞い上がった
「そして俺は2体のミスト・イーグルでオーバレイ!!幻影に潜む猛禽よ、その影を落とし静寂の闇を切り裂け!!ランク3!RRファントム・イーグル!」
モンスターが消えると同時に落下する隼、しかし直後にエクシーズ召喚されたファントム・イーグルが出現し華麗に飛び移った、そしてそのまま滑空し観客達に笑顔を向けた
ファントム・イーグル ランク3 攻撃力1500
「俺はファントム・イーグルでダイレクトアタック!!ファントム・バード・ブレイク!!」
そのまま隼はスバルに攻撃を仕掛けると同時に飛び降り華麗に地面へと舞い降りた
「ケホッケホッやるねぇ、黒咲隼君」ライフ4000→2500
「お前のデュエルには観客を喜ばせるという信念を感じられない先にあるのは自分が目立ちたいという気持ちだけだ」
「言ってくれる・・・罠カード発動!!クリスタルボーン!このカードは相手によりダメージを受けた時、自分のデッキからクリスタルワンを特殊召喚できる!」
クリスタルワン レベル1 攻撃力0
「クリスタルタワーの効果!自分フィールドにクリスタルワンが特殊召喚された時、デッキからクリスタルツーを特殊召喚するさらに!クリスタルパレスの効果も発動!自分フィールドにクリスタルツーが特殊召喚された時デッキからクリスタルスリーを特殊召喚!」
クリスタルツー レベル1 攻撃力0 クリスタルスリー レベル1 攻撃力0
「一気に場にモンスターを3体!?でも攻撃力は0・・・」
控え室に残っていたユートはスバルの怒濤の召喚に驚きを表していた、すると直後に後ろから気配を感じた
「瑠璃・・・いったいどこへ行っていたんだ?」
「うん・・・ちょっとね・・・それで状況は?」
「隼が星川っていう相手にダメージを与えて勝ってはいる状況だけど・・・」
「モンスターが3体・・・」
「・・・俺はカードを1枚伏せてターンエンド」手札3
「フッフーン!ならば私のターンだ!私の力を見せてあげよう!私はフィールドのクリスタルワン、ツー、スリーでオーバレイ!さぁ!私の舞台を輝かせろ!エクシーズ召喚!ランク1!クリスタルサウザンド!」
クリスタルサウザンド ランク1 攻撃力1000
「クリスタルサウザンドはオーバレイユニットを1つ使うことで、カードを1枚ドローしそれがクリスタルカードの場合続けてオーバレイユニットを取り除きドローする!1枚目クリスタルタワー!よってオーバレイユニットを1つ使いドロー!2枚目クリスタルレンジャー!そして手札のタワー2枚とレンジャーを発動!」
クリスタルタワー 永続魔法 クリスタルレンジャー 永続魔法
「フーン、これで準備は整った!バトルだ!クリスタルサウザンドでファントム・イーグルを攻撃!!この時!クリスタルタワー、パレス、レンジャーの効果発動!!自分フィールドのクリスタルモンスターが攻撃宣言した時タワーの効果によりプラス500、パレスの効果によりプラス1000さらに!レンジャーは墓地のクリスタルモンスターの数×500よって3000の攻撃力をアップ!!」
クリスタルサウザンド 攻撃力4000
「まだだ!!手札から速攻魔法クリスタルスカルを発動!自分フィールドのモンスターが戦闘を行う時、そのモンスターはフィールドの表側表示の魔法カードの数×500アップ!!さらに2000の上乗せだぁ!!」
クリスタルサウザンド 攻撃力6000
「攻撃力6000だって!?」
ユートは驚愕の攻撃力を叩き出した星川のモンスターに驚いた、自分がこの状況ならどうしていたのだろうかと
「隼・・・」
瑠璃はぎゅっと手を握りしめ隼を見つめていた
「終わりだぁ!!クリスタルサウザンド!!ファントム・イーグルを倒せ!!」
しかしその攻撃は通らなかった
「ファントム・イーグルのモンスター効果を発動、オーバレイユニットを1つ使いこのカードは戦闘では破壊されずダメージを0にする」
クリスタルサウザンドの攻撃は不発に終わるしかし
「なっ!?だが!!まだだクリスタルパレスのもう1つの効果!自分フィールドのこのカード以外のクリスタルカードを墓地に送りもう1度攻撃できる!!私は片方のクリスタルタワーを破壊!」
クリスタルサウザンド 攻撃力3500
「・・・ファントム・イーグルの効果により破壊とダメージを無効」
「!!?まだだ!!もう1つのクリスタルタワーを破壊し攻撃!!」
クリスタルサウザンド 攻撃力3000
「速攻魔法RUM イーグルフォース発動!!自分フィールドのランクが3のモンスター1体をランクの1つ高いモンスターにランクアップさせる!!ランクアップエクシーズチェンジ!!現れろぉ!ランク4!RR ヴィジョン・イーグル!!」
ヴィジョン・イーグル ランク4 攻撃力2000
「ヴィジョン・イーグルはフィールドにRRモンスター1体につき300攻撃力がアップする」
ヴィジョン・イーグル 攻撃力2300
「さぁどうする?お前のモンスターは効果を使えばもう一度攻撃できるがそうすれば攻撃力は2000・・・ヴィジョン・イーグルを越えることはできない」
「なめるな!!俺は手札から速攻魔法クリスタルプッシュを発動!このカードは墓地のクリスタルモンスターの数×500アップそして私はクリスタルレンジャーを破壊しもう一度攻撃!!」
怒りを露にしたスバル、周りは華やかだったクリスタルの結晶は破壊され最初の輝きをなくしていた
「・・・笑顔だ」
「なに?」
「真のエンターテイメントは常に周りを笑顔にしなければならない、独りよがりのデュエルではそれをすることもできない!お前のデュエルに足りないものは笑顔だっ!俺はヴィジョン・イーグルの効果発動!オーバレイユニットを1つ使い破壊を無効にしそのターン受けるダメージを相手に与える」
「ぐぉぉぉ!?」ライフ2500→1800
「お前のデュエルからはなにも感じられないただ独りよがりなだけだ」
「うっぐ・・・私はターンエンドこの時、サウザンドの攻撃力はもとに戻る」手札0
サウザンド 攻撃力1000
ワァァァと歓声があがる
「すげぇあれだけの攻撃を受けきった!!」
「それにダメージまで」
「隼様ステキ!」
「・・・私は間違っていたのか・・・」
自分の冷静さの無さにスバルは自信を無くしていた
「デュエルに間違いなどない、ただお前のデュエルはエンターテイメントではなかったそれだけだ」
「なら!!」
「それはデュエルの中で見つけてみろ」
隼はそう言いドローをする
「俺は手札からRRスクプラス・イーグルを召喚、そしてヴィジョン・イーグルの攻撃力は300アップ」
スクプラス・イーグル レベル3 攻撃力1000 ヴィジョン・イーグル 攻撃力2600
「俺はターンエンド」
会場がざわめきに包まれる、それは隼が攻撃をしなかったからだしていれば攻撃力1000のサウザンドを倒しスクプラスのダイレクトアタックにより勝負が決まるというのにそれをやらなかった
「な・・・なぜ?」
「賭けてみろお前のエンタテイナーの魂を、そのドローで」
「・・・」
そしてスバルはドローをする、今までこんなに気持ちがこもったドローをしたことがあっただろうか?
「ドロー!!、!きた!!私は手札からクリスタルスパイラルを発動!!このカードは自分の墓地のクリスタル魔法カードをすべてデッキに戻しデッキから2枚カードをドローできる、そしてサウザンドのモンスター効果発動オーバレイユニットを1つ使い!ドローする!!」
次々とカードをドローするスバルには笑顔が戻っていたそして
「さぁ!!皆さん!私のフィールドをみていてください!もう一度装飾をお付けいたしましょう!!私は手札からクリスタルタワーそしてクリスタルレンジャーを発動!バトルだ!クリスタルサウザンドでまずはスクプラス・イーグルを攻撃!そして効果により攻撃力をアップ!!」
クリスタルサウザンド 攻撃力3500 → スクプラス・イーグル 攻撃力1000
黒咲隼 ライフ4000→1500
「さらに!クリスタルパレスの効果によりもう一度攻撃できる!!クリスタルタワーを破壊し攻撃!!この時手札からクリスタルスカルを発動!!よって攻撃力をさらアップ!」
クリスタルサウザンド 攻撃力4500 →ヴィジョン・イーグル 攻撃力2300
(これで私の勝ちだ・・・すまない黒咲隼君しかし君のおかげでエンターテイメントととはなにかがわかった気がする・・・)
しかし隼の目はまだ負けを認めた顔をしていたわけではなかった
「・・・墓地のスクプラス・イーグルの効果発動!墓地のこのカードはオーバレイユニットとして自分フィールドRRモンスターの素材とすることができる!!再び舞い戻れぇ!!そしてヴィジョン・イーグルの効果発動!このカードは戦闘で破壊されずその分のダメージを相手に与える!!リターンオブブラストォォォ!!!」
勝負が決まったのだった、静かに隼はスバルに近づき
「素晴らしいドローだった」
「君と戦えて光栄だよ、黒咲隼君」
その手はがっちり握手をし会場は熱気と興奮に包まれていた・・・
fin
次回予告
隼と星川のデュエルが終わりを迎えた。そして次のデュエルは俺と圧倒的強さを見せたシャーク、神代凌牙とのデュエルだった。だがシャークはあまり俺とのデュエルに集中していなく感じた・・・いったい何があったのか次回「サメの真意」
今SSのキーカード
RR ファントム・イーグル ランク3 攻撃力1500 守備力1000
レベル3モンスター×2
①X素材を1つ取り除き、戦闘またはカードの効果による破壊を無効にし戦闘によるダメージは0になる
RR ヴィジョン・イーグル ランク4 攻撃力2000 守備力100
レベル4モンスター×2
x素材をもつこのカードは戦闘で破壊されない
①フィールドで表側表示で存在するこのカードはフィールドに表側表示で存在する「RR」モンスターの数×300攻撃力上げる②戦闘または効果でダメージを受けた時、X素材を1つ取り除きそのダメージを無効にしすべて相手に与える
番外編の方を少し更新しました
とても寂しげに凌牙は語った。妹の現状は悪化を辿る一方であり現在では命に関わるレベルにまで達していたのだった。
「そんな・・・私そんなこと知らなかった・・・璃緒がそんなことになっていたなんて」
「そう落ち込むな、あいつはもともと病弱だったんだそれの延長線上だと思ってくれていい」
「でも・・・」
友人の危機に心配である瑠璃に対し凌牙は
「黒咲隼・・・お前の兄貴のデュエルがもう始まっちまってるさっさと行け」
そういい放つと瑠璃に背を向けてその場を去っていく凌牙、その顔は険しくその目は微かな闘志を宿していた
「俺には金がいる・・・もっと金を集めて・・・」
去っていく凌牙の姿をただ見つめることしかできなかった、自分にできることは何があるのだろうか?その答えを瑠璃は見つけることはできず、ただ見つめることしかできなかった
場は変わり会場、観客の歓声と黄色い声援に包まれている中二人のデュエリストが対峙する
「黒咲隼君!見てごらん!観客達が私達のデュエルをまっている!確か君もエンターテイメントなデュエルを得意としているんだね!!私も・・・」
「そんな前座はいらない、さっさとデュエルを始めるぞ」
隼としてはスバルの話でもどうでもいい様子だった・・・というのもスバルは話がとてつもなく長くその長さと煽りが彼のエンターテイメントに繋がるわけなのだが隼はその性格が少しばかり苦手のようだった
「んっんーつれないねぇ黒咲隼君、そんなことではエンタテイナーとして名が廃る、そうでしょう皆さん!!さぁ!このデュエル果たして勝つのはどっちなのか!!皆さんはお分かりですよね!」
「「もちろんスバル!!」」
観客に煽りを立て場を盛り上げる才能に関してはスバルの腕は確かだった。
「ふーん、実に気持ちのいい・・・さぁ君もやってみたらどうだい?」
「・・・俺は自分を売るような事はしない、俺のエンターテイメントはデュエルの中に存在する」
その答えにスバルは納得のいかない様子だったが、ならば見せてもらおうかと挑発をした
「「デュエル!!」」
「先行は私がもらった!!私は手札からクリスタルタワーを発動!」
クリスタルタワー 永続魔法
「さらにフィールド魔法クリスタルパレス発動!!」
2つの魔法カードにより会場が巨大なクリスタルに囲まれる
「綺麗・・・」
会場は一気に様変わりをした、観客達は息を飲みその光景に飲み込まれる
「フーン、これこそ私にふさわしい舞台!そしてこの美しい光景こそが私のエンターテイメントの真骨頂だ!!わかってくれたかな?黒咲隼君・・・私はカードを1枚伏せてターンエンド」手札2
「・・・お前のエンタメは確かに素晴らしいな、だがまだ程遠い!」
「何!?」
その言葉と同時に隼はドローをする
「俺は手札からRR(レイドラプターズ)ミスト・イーグルを召喚!」
ミスト・イーグル レベル3 攻撃力1500
「さらにミスト・イーグルのモンスター効果を発動!!フィールドにミスト・イーグルのみモンスターが存在する場合手札からミスト・イーグルを特殊召喚する!」
そしてその状態から隼は高く跳躍しミスト・イーグルに飛び乗ると大空へと舞い上がった
「そして俺は2体のミスト・イーグルでオーバレイ!!幻影に潜む猛禽よ、その影を落とし静寂の闇を切り裂け!!ランク3!RRファントム・イーグル!」
モンスターが消えると同時に落下する隼、しかし直後にエクシーズ召喚されたファントム・イーグルが出現し華麗に飛び移った、そしてそのまま滑空し観客達に笑顔を向けた
ファントム・イーグル ランク3 攻撃力1500
「俺はファントム・イーグルでダイレクトアタック!!ファントム・バード・ブレイク!!」
そのまま隼はスバルに攻撃を仕掛けると同時に飛び降り華麗に地面へと舞い降りた
「ケホッケホッやるねぇ、黒咲隼君」ライフ4000→2500
「お前のデュエルには観客を喜ばせるという信念を感じられない先にあるのは自分が目立ちたいという気持ちだけだ」
「言ってくれる・・・罠カード発動!!クリスタルボーン!このカードは相手によりダメージを受けた時、自分のデッキからクリスタルワンを特殊召喚できる!」
クリスタルワン レベル1 攻撃力0
「クリスタルタワーの効果!自分フィールドにクリスタルワンが特殊召喚された時、デッキからクリスタルツーを特殊召喚するさらに!クリスタルパレスの効果も発動!自分フィールドにクリスタルツーが特殊召喚された時デッキからクリスタルスリーを特殊召喚!」
クリスタルツー レベル1 攻撃力0 クリスタルスリー レベル1 攻撃力0
「一気に場にモンスターを3体!?でも攻撃力は0・・・」
控え室に残っていたユートはスバルの怒濤の召喚に驚きを表していた、すると直後に後ろから気配を感じた
「瑠璃・・・いったいどこへ行っていたんだ?」
「うん・・・ちょっとね・・・それで状況は?」
「隼が星川っていう相手にダメージを与えて勝ってはいる状況だけど・・・」
「モンスターが3体・・・」
「・・・俺はカードを1枚伏せてターンエンド」手札3
「フッフーン!ならば私のターンだ!私の力を見せてあげよう!私はフィールドのクリスタルワン、ツー、スリーでオーバレイ!さぁ!私の舞台を輝かせろ!エクシーズ召喚!ランク1!クリスタルサウザンド!」
クリスタルサウザンド ランク1 攻撃力1000
「クリスタルサウザンドはオーバレイユニットを1つ使うことで、カードを1枚ドローしそれがクリスタルカードの場合続けてオーバレイユニットを取り除きドローする!1枚目クリスタルタワー!よってオーバレイユニットを1つ使いドロー!2枚目クリスタルレンジャー!そして手札のタワー2枚とレンジャーを発動!」
クリスタルタワー 永続魔法 クリスタルレンジャー 永続魔法
「フーン、これで準備は整った!バトルだ!クリスタルサウザンドでファントム・イーグルを攻撃!!この時!クリスタルタワー、パレス、レンジャーの効果発動!!自分フィールドのクリスタルモンスターが攻撃宣言した時タワーの効果によりプラス500、パレスの効果によりプラス1000さらに!レンジャーは墓地のクリスタルモンスターの数×500よって3000の攻撃力をアップ!!」
クリスタルサウザンド 攻撃力4000
「まだだ!!手札から速攻魔法クリスタルスカルを発動!自分フィールドのモンスターが戦闘を行う時、そのモンスターはフィールドの表側表示の魔法カードの数×500アップ!!さらに2000の上乗せだぁ!!」
クリスタルサウザンド 攻撃力6000
「攻撃力6000だって!?」
ユートは驚愕の攻撃力を叩き出した星川のモンスターに驚いた、自分がこの状況ならどうしていたのだろうかと
「隼・・・」
瑠璃はぎゅっと手を握りしめ隼を見つめていた
「終わりだぁ!!クリスタルサウザンド!!ファントム・イーグルを倒せ!!」
しかしその攻撃は通らなかった
「ファントム・イーグルのモンスター効果を発動、オーバレイユニットを1つ使いこのカードは戦闘では破壊されずダメージを0にする」
クリスタルサウザンドの攻撃は不発に終わるしかし
「なっ!?だが!!まだだクリスタルパレスのもう1つの効果!自分フィールドのこのカード以外のクリスタルカードを墓地に送りもう1度攻撃できる!!私は片方のクリスタルタワーを破壊!」
クリスタルサウザンド 攻撃力3500
「・・・ファントム・イーグルの効果により破壊とダメージを無効」
「!!?まだだ!!もう1つのクリスタルタワーを破壊し攻撃!!」
クリスタルサウザンド 攻撃力3000
「速攻魔法RUM イーグルフォース発動!!自分フィールドのランクが3のモンスター1体をランクの1つ高いモンスターにランクアップさせる!!ランクアップエクシーズチェンジ!!現れろぉ!ランク4!RR ヴィジョン・イーグル!!」
ヴィジョン・イーグル ランク4 攻撃力2000
「ヴィジョン・イーグルはフィールドにRRモンスター1体につき300攻撃力がアップする」
ヴィジョン・イーグル 攻撃力2300
「さぁどうする?お前のモンスターは効果を使えばもう一度攻撃できるがそうすれば攻撃力は2000・・・ヴィジョン・イーグルを越えることはできない」
「なめるな!!俺は手札から速攻魔法クリスタルプッシュを発動!このカードは墓地のクリスタルモンスターの数×500アップそして私はクリスタルレンジャーを破壊しもう一度攻撃!!」
怒りを露にしたスバル、周りは華やかだったクリスタルの結晶は破壊され最初の輝きをなくしていた
「・・・笑顔だ」
「なに?」
「真のエンターテイメントは常に周りを笑顔にしなければならない、独りよがりのデュエルではそれをすることもできない!お前のデュエルに足りないものは笑顔だっ!俺はヴィジョン・イーグルの効果発動!オーバレイユニットを1つ使い破壊を無効にしそのターン受けるダメージを相手に与える」
「ぐぉぉぉ!?」ライフ2500→1800
「お前のデュエルからはなにも感じられないただ独りよがりなだけだ」
「うっぐ・・・私はターンエンドこの時、サウザンドの攻撃力はもとに戻る」手札0
サウザンド 攻撃力1000
ワァァァと歓声があがる
「すげぇあれだけの攻撃を受けきった!!」
「それにダメージまで」
「隼様ステキ!」
「・・・私は間違っていたのか・・・」
自分の冷静さの無さにスバルは自信を無くしていた
「デュエルに間違いなどない、ただお前のデュエルはエンターテイメントではなかったそれだけだ」
「なら!!」
「それはデュエルの中で見つけてみろ」
隼はそう言いドローをする
「俺は手札からRRスクプラス・イーグルを召喚、そしてヴィジョン・イーグルの攻撃力は300アップ」
スクプラス・イーグル レベル3 攻撃力1000 ヴィジョン・イーグル 攻撃力2600
「俺はターンエンド」
会場がざわめきに包まれる、それは隼が攻撃をしなかったからだしていれば攻撃力1000のサウザンドを倒しスクプラスのダイレクトアタックにより勝負が決まるというのにそれをやらなかった
「な・・・なぜ?」
「賭けてみろお前のエンタテイナーの魂を、そのドローで」
「・・・」
そしてスバルはドローをする、今までこんなに気持ちがこもったドローをしたことがあっただろうか?
「ドロー!!、!きた!!私は手札からクリスタルスパイラルを発動!!このカードは自分の墓地のクリスタル魔法カードをすべてデッキに戻しデッキから2枚カードをドローできる、そしてサウザンドのモンスター効果発動オーバレイユニットを1つ使い!ドローする!!」
次々とカードをドローするスバルには笑顔が戻っていたそして
「さぁ!!皆さん!私のフィールドをみていてください!もう一度装飾をお付けいたしましょう!!私は手札からクリスタルタワーそしてクリスタルレンジャーを発動!バトルだ!クリスタルサウザンドでまずはスクプラス・イーグルを攻撃!そして効果により攻撃力をアップ!!」
クリスタルサウザンド 攻撃力3500 → スクプラス・イーグル 攻撃力1000
黒咲隼 ライフ4000→1500
「さらに!クリスタルパレスの効果によりもう一度攻撃できる!!クリスタルタワーを破壊し攻撃!!この時手札からクリスタルスカルを発動!!よって攻撃力をさらアップ!」
クリスタルサウザンド 攻撃力4500 →ヴィジョン・イーグル 攻撃力2300
(これで私の勝ちだ・・・すまない黒咲隼君しかし君のおかげでエンターテイメントととはなにかがわかった気がする・・・)
しかし隼の目はまだ負けを認めた顔をしていたわけではなかった
「・・・墓地のスクプラス・イーグルの効果発動!墓地のこのカードはオーバレイユニットとして自分フィールドRRモンスターの素材とすることができる!!再び舞い戻れぇ!!そしてヴィジョン・イーグルの効果発動!このカードは戦闘で破壊されずその分のダメージを相手に与える!!リターンオブブラストォォォ!!!」
勝負が決まったのだった、静かに隼はスバルに近づき
「素晴らしいドローだった」
「君と戦えて光栄だよ、黒咲隼君」
その手はがっちり握手をし会場は熱気と興奮に包まれていた・・・
fin
次回予告
隼と星川のデュエルが終わりを迎えた。そして次のデュエルは俺と圧倒的強さを見せたシャーク、神代凌牙とのデュエルだった。だがシャークはあまり俺とのデュエルに集中していなく感じた・・・いったい何があったのか次回「サメの真意」
今SSのキーカード
RR ファントム・イーグル ランク3 攻撃力1500 守備力1000
レベル3モンスター×2
①X素材を1つ取り除き、戦闘またはカードの効果による破壊を無効にし戦闘によるダメージは0になる
RR ヴィジョン・イーグル ランク4 攻撃力2000 守備力100
レベル4モンスター×2
x素材をもつこのカードは戦闘で破壊されない
①フィールドで表側表示で存在するこのカードはフィールドに表側表示で存在する「RR」モンスターの数×300攻撃力上げる②戦闘または効果でダメージを受けた時、X素材を1つ取り除きそのダメージを無効にしすべて相手に与える
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同シリーズ作品
イイネ | タイトル | 閲覧数 | コメ数 | 投稿日 | 操作 | |
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110 | 第0話 その名はユート | 1061 | 0 | 2015-07-14 | - | |
56 | 第1話 エクシーズモンスター | 947 | 0 | 2015-07-14 | - | |
47 | 第2話 反逆の牙 | 1006 | 2 | 2015-07-17 | - | |
48 | 番外編 1 キャラクター紹介 | 958 | 0 | 2015-07-18 | - | |
79 | 第3話 海の王 シャーク・ラグーン | 797 | 0 | 2015-07-18 | - | |
109 | 第4話笑顔の戦士 | 907 | 2 | 2015-07-20 | - | |
67 | 番外編2 使用カード達 | 891 | 0 | 2015-07-22 | - | |
85 | 第5話サメの真意 | 848 | 2 | 2015-07-22 | - | |
47 | 第6話 砕かれた志 | 830 | 0 | 2015-07-23 | - | |
40 | 第7話戦いの果てに | 892 | 2 | 2015-07-25 | - | |
62 | 第8話 エクシーズハンター | 778 | 0 | 2015-07-28 | - | |
60 | 第9話 人の心 | 822 | 2 | 2015-08-04 | - | |
47 | 第10話 遊園地 ハートランド | 923 | 2 | 2015-08-05 | - | |
39 | 第11話 ドキドキハートペアカップ | 803 | 2 | 2015-08-09 | - | |
73 | 12話 愛と絆の戦士 ナイツオブベアー | 915 | 2 | 2015-08-13 | - | |
61 | 第13話 舞う乙女 | 851 | 2 | 2015-09-17 | - | |
81 | 第14話 笑顔の力 | 712 | 2 | 2015-09-18 | - | |
79 | 第15話 真の魂 | 850 | 0 | 2015-09-19 | - | |
91 | 第16話 百獣の剣士 | 854 | 0 | 2015-09-22 | - | |
82 | 第17話 機械仕掛けのお嬢様 | 831 | 2 | 2015-09-22 | - | |
51 | 第18話 越えたその先に | 902 | 4 | 2015-09-23 | - | |
48 | 第19話 決戦前夜 | 886 | 3 | 2015-09-24 | - | |
69 | 第20話 崩壊の日 | 884 | 0 | 2015-09-24 | - | |
34 | 第21話 ハートランドとアカデミア | 725 | 2 | 2015-09-24 | - | |
98 | 第22話 レジスタンス | 959 | 2 | 2015-09-25 | - | |
50 | 第23話 真実 | 966 | 0 | 2015-09-26 | - | |
102 | 第24話 明日へ | 867 | 2 | 2015-10-01 | - | |
73 | オーバー1 始まりの刻 | 866 | 2 | 2015-10-05 | - | |
75 | オーバー2 融合を司る竜 | 856 | 2 | 2015-10-05 | - | |
65 | オーバー3 スタンダード | 840 | 2 | 2015-10-06 | - | |
58 | オーバー4 希望のかっとビング | 992 | 0 | 2015-10-06 | - | |
204 | オーバー5 マスターピース | 2086 | 2 | 2015-10-07 | - |
更新情報 - NEW -
- 2024/04/27 新商品 INFINITE FORBIDDEN カードリスト追加。
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- 04/27 19:50 評価 4点 《贖いのエンブレーマ》「テーマで使えるフリチェの除去札となる「…
- 04/27 19:43 評価 6点 《竜騎士アトリィ》「その存在自体は既に示唆されており、【センチ…
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今回の星川 スバル君は形は違えど遊矢をモチーフにしています
重要オリキャラはこのSSではでるのかなぁ?
一応頭の中ではこのSSは完結しているので読みにくかったら許してください (2015-07-21 00:26)