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2話 初陣、タッグバトルにて① 作:ヒラーズ
遊音に引っ張られつつも渋々待ち合わせ場所へと歩いてる中、私は遊音に一問一答をぶつけられていた。
「へぇ~じゃあ、ココノエちゃんは田舎から来たんだね」
「ほぼ外界からの情報が無くてな……動画配信付きのデュエルは初めてだ」
〈ほうほう〉
〈デュエルは初めてじゃないのはいい事だが、問題は実力か〉
〈でもココノエもすごい美人だよね。胸もそれなりに大きいし〉
何か不謹慎なコメントが流れたが、それはスルーしておこう。
「そう言えばだが、対戦相手は分かっているのか?」
「うん。勉強の一環のため、事務所のスタッフさん達が相手になってくれるの!」
この配信者は事務所所属とは……こいつ意外と金持ちなのか?
「一つ聞くが、いくら勉強の一環とはいえ、もっと組める人物は事務所内でもっといなかったのか?」
「あー……やっぱそう考えちゃう?理由は皆、他の撮影で手が回らないのが問題かな?」
なら撮影後に組めばよいのではないか……?
何気ない会話を繰り返しながら待ち合わせ場所に到着する。
そこは公園っぽいが床にデュエル用のフィールドがセッティングされている。
恐らく、ここではデュエルの練習をしてたりする、いわばフリーデュエルフィールドというものだろう。
対面の場には別の男女二人組がいた。恐らくスタッフだろう。
〈お、リトルシグマのスタッフだ〉
〈相変わらず、美男美女だなぁ、フヘヘ〉
〈この二人とデュエルかぁ〉
「リトルシグマ?」
「私が所属してる事務所の名前!すごいでしょ?」
凄いというかなんというか……言葉にできんな。
「ユウネさん。今回、組んでくれる人はその人ですか?」
「はい!名はココノエという人です」
だから何でカタカナ呼びなんだ……。
「ココノエさん!勉強の協力、感謝いたします」
「問題ありません。デュエルができるならやりましょう」
此処はあえて敬語を使っておく。まぁ相手は年上だ、当然なのだが。
「じゃあ、始めようか!ココノエちゃん!スタッフの皆さん!視聴者の皆さん!よろしくお願いします!」
〈よろ!〉
〈よろしく!〉
〈編集用意ばっちりだ!〉
〈ココノエ~!負けたらだめだぞ~!〉
さて、デュエル前にこのタッグフォースルールについて確認をしておこう。
・二人で一人分のフィールドとLPを共有(初期のLPは両チーム8000)
・双方のプレイヤーが交互にターンを交代する
(例:遊音→スタッフA→ココノエ→スタッフB→遊音と言った感じになる)
・パートナーのモンスターをリリースなどのコストや壁にしたり、墓地のカードを利用する事が可能。
・パートナーのモンスターを儀式素材・融合素材・S素材・X素材・L素材として使用できる
・通常ルール同様、先攻は攻撃できないが後攻は攻撃可能
・相談や手札の見せあいができない。
多いな……
「「デュエル!」」
ユウネ&ココノエ LP8000
手札5(ユ) 手札5(コ)
スタッフA&スタッフB
手札5(スタA) 手札5(スタB)
「先攻は頂くよ!」
先攻はドローできない。そこは新しいマスタールールを適用しているようだな。
「私は手札から、《ジャンク・コンバーター》の効果発動!手札のこのカードと手札の《スターダスト・シンクロン》を墓地に送り、デッキから《ジャンク・シンクロン》を手札に加えるよ~」
始めから手札をすり減らしていくな……手札が事故ってない証拠か?
「そのままジャンク・シンクロンを召喚して、効果でジャンク・コンバーターを蘇生!そして!レベル3のジャンク・シンクロンにレベル2のジャンク・コンバーターをチューニング!」
☆3+☆2=☆5
「シンクロ召喚!突っ走れ!《ジャンク・スピーダー》!」
《ジャンク・スピーダー》
シンクロ・効果モンスター
星5/風属性/戦士族/攻1800/守1000
「シンクロン」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「シンクロン」チューナーを可能な限り守備表示で特殊召喚する(同じレベルは1体まで)。この効果を発動するターン、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):このターンにS召喚したこのカードがモンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。このカードの攻撃力はターン終了時まで元々の攻撃力の倍になる。
〈出た!チューナーめちゃ呼んでくる奴!〉
〈これでニビルが飛んだら拙い事になるが……〉
〈今日のユウネちゃんはシンクロ軸か~!〉
コメントも流れるな……この勉強のデュエルでも配信するのか。
「さらに、シンクロ素材として墓地に送られたジャンク・コンバーターの効果発動!」
Chain1:ジャンク・スピーダー
Chain2:ジャンク・コンバーター
「このカードがS素材として墓地へ送られた場合、自分の墓地のチューナー1体を対象として発動できて、そのモンスターを守備表示で特殊召喚するよ!ジャンク・シンクロンを蘇生!」
「本気で来たね」
「勿論!始めから本気だよ!スピーダーの効果で、レベル1《ジェット・シンクロン》、レベル2《サテライト・シンクロン》、レベル4《スターダスト・シンクロン》を特殊召喚!さらに特殊召喚されたスターダスト・シンクロンの効果でデッキから「スターダスト・ドラゴン」のカード名が記された魔法・罠カード1枚を手札に加えます!加えるのは「光来する奇跡」!」
光来する奇跡
永続魔法
(1):このカードの発動時の効果処理として、手札・デッキからドラゴン族・レベル1モンスター1体を選んでデッキの一番上に置く。
(2):お互いにフィールドの「スターダスト・ドラゴン」及びそのカード名が記されたSモンスターをEXデッキに戻す事はできない。
(3):Sモンスターが特殊召喚された場合に発動できる。以下の効果から1つを選んで適用する。このターン、自分の「光来する奇跡」の効果で同じ効果を適用できない。
●自分はデッキから1枚ドローする。
●手札からチューナー1体を特殊召喚する。
〈このカードが来たとなれば…!〉
〈やる事は一つしかねぇ!〉
〈あいつを出さなきゃ意味ねェもんな!!〉
「そしてそのまま発動!効果発動処理として手札・デッキからドラゴン族・レベル1モンスター1体を選んでデッキの一番上に置く!」
「それ以上の事はさせない!手札から《原始生命態ニビル》の効果発動!」
スタッフAは手札から巨大隕石のモンスター1体を特殊召喚し、場をまっ平にする。
原始生命態ニビル
効果モンスター
星11/光属性/岩石族/攻3000/守600
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手が5体以上のモンスターを召喚・特殊召喚したターンのメインフェイズに発動できる。
自分・相手フィールドの表側表示モンスターを可能な限りリリースし、このカードを手札から特殊召喚する。
その後、相手フィールドに「原始生命態トークン」(岩石族・光・星11・攻/守?)1体を特殊召喚する。
このトークンの攻撃力・守備力は、この効果でリリースしたモンスターの元々の攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値になる。
この効果は相手ターンでも発動できる。
「え!?」
〈デスヨネー〉
〈せっかくのソリティアが……〉
〈出たな!ソリティアにキレるモンスター!〉
遊音のモンスターが落下の衝撃で消され、場にはトークンしか残ってなかった。
ユウネ&ココノエの場
原始生命態トークン DEF2600 ☆11
スタッフA&スタッフBの場
原始生命態ニビル ATK3000 ☆11
「けど、それでも怯まない!手札から《スターダスト・イルミネイト》を発動!デッキから、「スターダスト」モンスター1体を墓地に落とす!《スターダスト・トレイル》を墓地へ!そして墓地に送られたスターダスト・シンクロンの効果発動!自分フィールドのモンスターをリリースし、このカードを特殊召喚する!トークンをどかして、墓地に送られたトレイルの効果も使い、特殊召喚するよ!」
スターダスト・シンクロン ATK1500 ☆4
スターダスト・トレイル ATK500 ☆4
「まだ行くよ!レベル4《スターダスト・シンクロン》とレベル4《スターダスト・トレイル》をチューニング!」
☆4+☆4=☆8
「シンクロ召喚!《アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン》!!」
アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン
シンクロ・効果モンスター
星8/風属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。自分の墓地からレベル2以下のチューナー1体を選んで特殊召喚する。
(2):お互いのメインフェイズに、このカードをリリースして発動できる。EXデッキから「スターダスト・ドラゴン」1体をS召喚扱いで特殊召喚する。その後、自分フィールドのモンスターを素材としてS召喚する。このターン、この効果でS召喚したモンスターは相手が発動した効果を受けない。
「スターダスト・ドラゴンじゃない…だと!?」
〈おいw〉
〈相方が驚いてるぞwwww〉
〈流石に予想外だったかwww〉
「アクセルシンクロの効果を発動!それにチェーンし、スターダスト・トレイルの効果も発動!スターダスト・トークンを特殊召喚!そしてさっきの効果でジェット・シンクロンを蘇生して、2体のモンスターでチューニング!」
☆1+☆1=☆2
「シンクロ召喚!《フォーミュラ・シンクロン》!」
「このパターン……あいつを出す気か!」
スタッフAが何かを身構えたかのようにカードを握る。
しかし、まだこれは先攻1ターン目。それにしてもソリティアは長いな……。
「フォーミュラの効果により、カードを1枚ドロー!」
ユウネ
手札3→4
「さらにアクセルシンクロをリリースし、EXデッキより《スターダスト・ドラゴン》を特殊召喚!」
スターダスト・ドラゴン ATK2500 ☆8
「私は!レベル8《スターダスト・ドラゴン》にレベル2の《フォーミュラ・シンクロン》をチューニング!クリアマインド、アクセルシンクロ!」
眩い光と共に現れたのはレベル10の巨大なシンクロモンスター。
私も正直、デュエルで見るのは初めてだ。
「シンクロ召喚!《シューティング・スター・ドラゴン》!」
シューティング・スター・ドラゴン
シンクロ・効果モンスター
星10/風属性/ドラゴン族/攻3300/守2500
シンクロモンスターのチューナー1体+「スターダスト・ドラゴン」
以下の効果をそれぞれ1ターンに1度ずつ使用できる。
●自分のデッキの上からカードを5枚めくる。このターンこのカードはその中のチューナーの数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃する事ができる。その後めくったカードをデッキに戻してシャッフルする。
●フィールド上のカードを破壊する効果が発動した時、その効果を無効にし破壊する事ができる。
●相手モンスターの攻撃宣言時、このカードをゲームから除外し、相手モンスター1体の攻撃を無効にする事ができる。エンドフェイズ時、この効果で除外したこのカードを特殊召喚する。
「先攻1ターン目でここまでやるのか?」
「えへへ……運よく手札が事故らなかったもので☆先攻は攻撃できません!私はこのままターンエンド!」
「長いソリティアは終わったようだな、ドロー!」
スタッフA
手札4→5
「僕は手札から《おろかな埋葬》を発動。デッキから《黄金卿エルドリッチ》を墓地に送り、更に手札から《王家の神殿》、《呪われしエルドランド》を発動!」
呪われしエルドランド
永続魔法
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分はアンデット族モンスターでしか攻撃宣言できない。
(2):800LPを払って発動できる。デッキから「エルドリッチ」モンスター1体または「黄金郷」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(3):このカードが魔法&罠ゾーンから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「エルドリッチ」モンスター1体または「黄金郷」魔法・罠カード1枚を墓地へ送る。
王家の神殿
永続魔法
「王家の神殿」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分は罠カード1枚をセットしたターンに発動できる。
(2):自分フィールドの表側表示の「聖獣セルケト」1体とこのカードを墓地へ送ってこの効果を発動できる。
手札・デッキのモンスター1体またはエクストラデッキの融合モンスター1体を特殊召喚する。
「ただ、この場合は相方の行動に負荷がかかる。エルドランドを墓地に送り、墓地のエルドリッチを回収、そして攻撃表示で特殊召喚する!この効果で特殊召喚されたエルドリッチの攻撃力・守備力は1000アップする!」
黄金卿エルドリッチ
効果モンスター
星10/光属性/アンデッド族/攻2500→3500/守2800→3800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札からこのカードと魔法・罠カード1枚を墓地へ送り、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを墓地へ送る。
(2):このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの魔法・罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。このカードを手札に加える。その後、手札からアンデット族モンスター1体を特殊召喚できる。この効果で特殊召喚したモンスターは相手ターン終了時まで、攻撃力・守備力が1000アップし、効果では破壊されない。
「エルドランドの効果により、《黄金卿のワッケーロ》を墓地に送って、バトル!エルドリッチでシューティング・スターを攻撃!」
「シューティング・スターの効果発動!このカードを除外する事で、その攻撃を無効にするよ!」
エルドリッチの黄金の波動を避けるかのようにシューティング・スター・ドラゴンが消え去る。
「だが、ニビルが残っている!ニビルでダイレクトアタック!メテオアタック!!」
ニビルの落下攻撃の衝撃波が襲い掛かり、ライフを大きく削った。
ユウネ&ココノエ LP8000→5000
「きゃあ!!」
ああいうデッキは先攻を取るべきではないのだが…過ぎたことは仕方ない。
「僕はこれでターンエンド」
「え、エンドフェイズ時に、除外されたシューティング・スター・ドラゴンは自分フィールドに特殊召喚される!」
〈ココノエのターンだけど……〉
〈果たして彼女のカードは何なのか……〉
〈意外と機械族とか?〉
何か変な期待をされているが、私は気にせずにターンに入った。
「へぇ~じゃあ、ココノエちゃんは田舎から来たんだね」
「ほぼ外界からの情報が無くてな……動画配信付きのデュエルは初めてだ」
〈ほうほう〉
〈デュエルは初めてじゃないのはいい事だが、問題は実力か〉
〈でもココノエもすごい美人だよね。胸もそれなりに大きいし〉
何か不謹慎なコメントが流れたが、それはスルーしておこう。
「そう言えばだが、対戦相手は分かっているのか?」
「うん。勉強の一環のため、事務所のスタッフさん達が相手になってくれるの!」
この配信者は事務所所属とは……こいつ意外と金持ちなのか?
「一つ聞くが、いくら勉強の一環とはいえ、もっと組める人物は事務所内でもっといなかったのか?」
「あー……やっぱそう考えちゃう?理由は皆、他の撮影で手が回らないのが問題かな?」
なら撮影後に組めばよいのではないか……?
何気ない会話を繰り返しながら待ち合わせ場所に到着する。
そこは公園っぽいが床にデュエル用のフィールドがセッティングされている。
恐らく、ここではデュエルの練習をしてたりする、いわばフリーデュエルフィールドというものだろう。
対面の場には別の男女二人組がいた。恐らくスタッフだろう。
〈お、リトルシグマのスタッフだ〉
〈相変わらず、美男美女だなぁ、フヘヘ〉
〈この二人とデュエルかぁ〉
「リトルシグマ?」
「私が所属してる事務所の名前!すごいでしょ?」
凄いというかなんというか……言葉にできんな。
「ユウネさん。今回、組んでくれる人はその人ですか?」
「はい!名はココノエという人です」
だから何でカタカナ呼びなんだ……。
「ココノエさん!勉強の協力、感謝いたします」
「問題ありません。デュエルができるならやりましょう」
此処はあえて敬語を使っておく。まぁ相手は年上だ、当然なのだが。
「じゃあ、始めようか!ココノエちゃん!スタッフの皆さん!視聴者の皆さん!よろしくお願いします!」
〈よろ!〉
〈よろしく!〉
〈編集用意ばっちりだ!〉
〈ココノエ~!負けたらだめだぞ~!〉
さて、デュエル前にこのタッグフォースルールについて確認をしておこう。
・二人で一人分のフィールドとLPを共有(初期のLPは両チーム8000)
・双方のプレイヤーが交互にターンを交代する
(例:遊音→スタッフA→ココノエ→スタッフB→遊音と言った感じになる)
・パートナーのモンスターをリリースなどのコストや壁にしたり、墓地のカードを利用する事が可能。
・パートナーのモンスターを儀式素材・融合素材・S素材・X素材・L素材として使用できる
・通常ルール同様、先攻は攻撃できないが後攻は攻撃可能
・相談や手札の見せあいができない。
多いな……
「「デュエル!」」
ユウネ&ココノエ LP8000
手札5(ユ) 手札5(コ)
スタッフA&スタッフB
手札5(スタA) 手札5(スタB)
「先攻は頂くよ!」
先攻はドローできない。そこは新しいマスタールールを適用しているようだな。
「私は手札から、《ジャンク・コンバーター》の効果発動!手札のこのカードと手札の《スターダスト・シンクロン》を墓地に送り、デッキから《ジャンク・シンクロン》を手札に加えるよ~」
始めから手札をすり減らしていくな……手札が事故ってない証拠か?
「そのままジャンク・シンクロンを召喚して、効果でジャンク・コンバーターを蘇生!そして!レベル3のジャンク・シンクロンにレベル2のジャンク・コンバーターをチューニング!」
☆3+☆2=☆5
「シンクロ召喚!突っ走れ!《ジャンク・スピーダー》!」
《ジャンク・スピーダー》
シンクロ・効果モンスター
星5/風属性/戦士族/攻1800/守1000
「シンクロン」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「シンクロン」チューナーを可能な限り守備表示で特殊召喚する(同じレベルは1体まで)。この効果を発動するターン、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):このターンにS召喚したこのカードがモンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。このカードの攻撃力はターン終了時まで元々の攻撃力の倍になる。
〈出た!チューナーめちゃ呼んでくる奴!〉
〈これでニビルが飛んだら拙い事になるが……〉
〈今日のユウネちゃんはシンクロ軸か~!〉
コメントも流れるな……この勉強のデュエルでも配信するのか。
「さらに、シンクロ素材として墓地に送られたジャンク・コンバーターの効果発動!」
Chain1:ジャンク・スピーダー
Chain2:ジャンク・コンバーター
「このカードがS素材として墓地へ送られた場合、自分の墓地のチューナー1体を対象として発動できて、そのモンスターを守備表示で特殊召喚するよ!ジャンク・シンクロンを蘇生!」
「本気で来たね」
「勿論!始めから本気だよ!スピーダーの効果で、レベル1《ジェット・シンクロン》、レベル2《サテライト・シンクロン》、レベル4《スターダスト・シンクロン》を特殊召喚!さらに特殊召喚されたスターダスト・シンクロンの効果でデッキから「スターダスト・ドラゴン」のカード名が記された魔法・罠カード1枚を手札に加えます!加えるのは「光来する奇跡」!」
光来する奇跡
永続魔法
(1):このカードの発動時の効果処理として、手札・デッキからドラゴン族・レベル1モンスター1体を選んでデッキの一番上に置く。
(2):お互いにフィールドの「スターダスト・ドラゴン」及びそのカード名が記されたSモンスターをEXデッキに戻す事はできない。
(3):Sモンスターが特殊召喚された場合に発動できる。以下の効果から1つを選んで適用する。このターン、自分の「光来する奇跡」の効果で同じ効果を適用できない。
●自分はデッキから1枚ドローする。
●手札からチューナー1体を特殊召喚する。
〈このカードが来たとなれば…!〉
〈やる事は一つしかねぇ!〉
〈あいつを出さなきゃ意味ねェもんな!!〉
「そしてそのまま発動!効果発動処理として手札・デッキからドラゴン族・レベル1モンスター1体を選んでデッキの一番上に置く!」
「それ以上の事はさせない!手札から《原始生命態ニビル》の効果発動!」
スタッフAは手札から巨大隕石のモンスター1体を特殊召喚し、場をまっ平にする。
原始生命態ニビル
効果モンスター
星11/光属性/岩石族/攻3000/守600
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手が5体以上のモンスターを召喚・特殊召喚したターンのメインフェイズに発動できる。
自分・相手フィールドの表側表示モンスターを可能な限りリリースし、このカードを手札から特殊召喚する。
その後、相手フィールドに「原始生命態トークン」(岩石族・光・星11・攻/守?)1体を特殊召喚する。
このトークンの攻撃力・守備力は、この効果でリリースしたモンスターの元々の攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値になる。
この効果は相手ターンでも発動できる。
「え!?」
〈デスヨネー〉
〈せっかくのソリティアが……〉
〈出たな!ソリティアにキレるモンスター!〉
遊音のモンスターが落下の衝撃で消され、場にはトークンしか残ってなかった。
ユウネ&ココノエの場
原始生命態トークン DEF2600 ☆11
スタッフA&スタッフBの場
原始生命態ニビル ATK3000 ☆11
「けど、それでも怯まない!手札から《スターダスト・イルミネイト》を発動!デッキから、「スターダスト」モンスター1体を墓地に落とす!《スターダスト・トレイル》を墓地へ!そして墓地に送られたスターダスト・シンクロンの効果発動!自分フィールドのモンスターをリリースし、このカードを特殊召喚する!トークンをどかして、墓地に送られたトレイルの効果も使い、特殊召喚するよ!」
スターダスト・シンクロン ATK1500 ☆4
スターダスト・トレイル ATK500 ☆4
「まだ行くよ!レベル4《スターダスト・シンクロン》とレベル4《スターダスト・トレイル》をチューニング!」
☆4+☆4=☆8
「シンクロ召喚!《アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン》!!」
アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン
シンクロ・効果モンスター
星8/風属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。自分の墓地からレベル2以下のチューナー1体を選んで特殊召喚する。
(2):お互いのメインフェイズに、このカードをリリースして発動できる。EXデッキから「スターダスト・ドラゴン」1体をS召喚扱いで特殊召喚する。その後、自分フィールドのモンスターを素材としてS召喚する。このターン、この効果でS召喚したモンスターは相手が発動した効果を受けない。
「スターダスト・ドラゴンじゃない…だと!?」
〈おいw〉
〈相方が驚いてるぞwwww〉
〈流石に予想外だったかwww〉
「アクセルシンクロの効果を発動!それにチェーンし、スターダスト・トレイルの効果も発動!スターダスト・トークンを特殊召喚!そしてさっきの効果でジェット・シンクロンを蘇生して、2体のモンスターでチューニング!」
☆1+☆1=☆2
「シンクロ召喚!《フォーミュラ・シンクロン》!」
「このパターン……あいつを出す気か!」
スタッフAが何かを身構えたかのようにカードを握る。
しかし、まだこれは先攻1ターン目。それにしてもソリティアは長いな……。
「フォーミュラの効果により、カードを1枚ドロー!」
ユウネ
手札3→4
「さらにアクセルシンクロをリリースし、EXデッキより《スターダスト・ドラゴン》を特殊召喚!」
スターダスト・ドラゴン ATK2500 ☆8
「私は!レベル8《スターダスト・ドラゴン》にレベル2の《フォーミュラ・シンクロン》をチューニング!クリアマインド、アクセルシンクロ!」
眩い光と共に現れたのはレベル10の巨大なシンクロモンスター。
私も正直、デュエルで見るのは初めてだ。
「シンクロ召喚!《シューティング・スター・ドラゴン》!」
シューティング・スター・ドラゴン
シンクロ・効果モンスター
星10/風属性/ドラゴン族/攻3300/守2500
シンクロモンスターのチューナー1体+「スターダスト・ドラゴン」
以下の効果をそれぞれ1ターンに1度ずつ使用できる。
●自分のデッキの上からカードを5枚めくる。このターンこのカードはその中のチューナーの数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃する事ができる。その後めくったカードをデッキに戻してシャッフルする。
●フィールド上のカードを破壊する効果が発動した時、その効果を無効にし破壊する事ができる。
●相手モンスターの攻撃宣言時、このカードをゲームから除外し、相手モンスター1体の攻撃を無効にする事ができる。エンドフェイズ時、この効果で除外したこのカードを特殊召喚する。
「先攻1ターン目でここまでやるのか?」
「えへへ……運よく手札が事故らなかったもので☆先攻は攻撃できません!私はこのままターンエンド!」
「長いソリティアは終わったようだな、ドロー!」
スタッフA
手札4→5
「僕は手札から《おろかな埋葬》を発動。デッキから《黄金卿エルドリッチ》を墓地に送り、更に手札から《王家の神殿》、《呪われしエルドランド》を発動!」
呪われしエルドランド
永続魔法
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分はアンデット族モンスターでしか攻撃宣言できない。
(2):800LPを払って発動できる。デッキから「エルドリッチ」モンスター1体または「黄金郷」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(3):このカードが魔法&罠ゾーンから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「エルドリッチ」モンスター1体または「黄金郷」魔法・罠カード1枚を墓地へ送る。
王家の神殿
永続魔法
「王家の神殿」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分は罠カード1枚をセットしたターンに発動できる。
(2):自分フィールドの表側表示の「聖獣セルケト」1体とこのカードを墓地へ送ってこの効果を発動できる。
手札・デッキのモンスター1体またはエクストラデッキの融合モンスター1体を特殊召喚する。
「ただ、この場合は相方の行動に負荷がかかる。エルドランドを墓地に送り、墓地のエルドリッチを回収、そして攻撃表示で特殊召喚する!この効果で特殊召喚されたエルドリッチの攻撃力・守備力は1000アップする!」
黄金卿エルドリッチ
効果モンスター
星10/光属性/アンデッド族/攻2500→3500/守2800→3800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札からこのカードと魔法・罠カード1枚を墓地へ送り、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを墓地へ送る。
(2):このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの魔法・罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。このカードを手札に加える。その後、手札からアンデット族モンスター1体を特殊召喚できる。この効果で特殊召喚したモンスターは相手ターン終了時まで、攻撃力・守備力が1000アップし、効果では破壊されない。
「エルドランドの効果により、《黄金卿のワッケーロ》を墓地に送って、バトル!エルドリッチでシューティング・スターを攻撃!」
「シューティング・スターの効果発動!このカードを除外する事で、その攻撃を無効にするよ!」
エルドリッチの黄金の波動を避けるかのようにシューティング・スター・ドラゴンが消え去る。
「だが、ニビルが残っている!ニビルでダイレクトアタック!メテオアタック!!」
ニビルの落下攻撃の衝撃波が襲い掛かり、ライフを大きく削った。
ユウネ&ココノエ LP8000→5000
「きゃあ!!」
ああいうデッキは先攻を取るべきではないのだが…過ぎたことは仕方ない。
「僕はこれでターンエンド」
「え、エンドフェイズ時に、除外されたシューティング・スター・ドラゴンは自分フィールドに特殊召喚される!」
〈ココノエのターンだけど……〉
〈果たして彼女のカードは何なのか……〉
〈意外と機械族とか?〉
何か変な期待をされているが、私は気にせずにターンに入った。
現在のイイネ数 | 27 |
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同シリーズ作品
イイネ | タイトル | 閲覧数 | コメ数 | 投稿日 | 操作 | |
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21 | 序章 | 113 | 0 | 2024-04-12 | - | |
16 | 1話 転移先の世界 | 131 | 2 | 2024-04-13 | - | |
27 | 2話 初陣、タッグバトルにて① | 206 | 4 | 2024-04-15 | - | |
24 | 3話 初陣、タッグバトルにて② | 166 | 4 | 2024-04-18 | - | |
19 | 4話 拠点作成、錬成術の初披露 | 143 | 2 | 2024-04-22 | - | |
24 | 5話 仕方なき事、スカウト受諾 | 136 | 2 | 2024-04-24 | - | |
8 | 6話 リトルシグマ | 76 | 2 | 2024-04-28 | - | |
7 | 7話 掲示板回 | 50 | 0 | 2024-04-29 | - |
更新情報 - NEW -
- 2024/04/27 新商品 INFINITE FORBIDDEN カードリスト追加。
- 05/01 01:54 評価 3点 《魔法妖精 バーガンディ》「総合評価:即効性はあるけど《魔力の棘…
- 05/01 01:45 評価 10点 《馬頭鬼》「同名ターン1無しでアンデット族を蘇生できる5期の遺…
- 05/01 01:30 評価 2点 《魔法妖精 バーガンディ》「微妙にかわいくないイラストとネーミ…
- 05/01 01:15 評価 9点 《堕天使スペルビア》「高慢を司る堕天使。蘇生されると追加で天使…
- 05/01 01:12 SS 63話 血の鎖
- 05/01 00:42 評価 9点 《マスマティシャン》「知る人ぞ知るアニメ出身のカードです、うっ…
- 05/01 00:14 評価 8点 《アビスコーン》「総合評価:フリチェ1000強化と墓地へ送られても…
- 05/01 00:14 評価 8点 《カードガンナー》「登場当時としては破格のモンスターでした、召…
- 05/01 00:00 コンプリート評価 ねこーらさん ⭐デュエリストパック-カイト編-⭐
- 04/30 23:59 評価 7点 《銀河騎士》「総合評価:容易にランク8に繋がる。 《銀河眼の光…
- 04/30 23:32 評価 10点 《エルシャドール・ミドラーシュ》「正直言って《エルシャドール…
- 04/30 23:26 評価 6点 《眷現の呪眼》「サリエルが着地狩りにあった時に場に呪眼モンスタ…
- 04/30 23:21 デッキ 覇王幻奏
- 04/30 22:39 評価 8点 《竜騎士アトリィ》「初動にならないといった声も上がっていますが…
- 04/30 22:26 評価 4点 《レオ・ウィザード》「雑魚モンスター界のエース。 初期通常下級…
- 04/30 22:11 評価 1点 《美しき魔物使い》「遊戯王の「美しい」は信用してはいけない。 …
- 04/30 22:07 SS Report#60「歪み」
- 04/30 21:49 評価 7点 《輝光子パラディオス》「総合評価:相手モンスターを弱体化させて…
- 04/30 21:35 評価 10点 《銀河の魔導師》「総合評価:ギャラクシー魔法カードが有用なので…
- 04/30 21:30 評価 10点 《斬機サーキュラー》「 あの天草四郎がダンスしながら踏み絵す…
Amazonのアソシエイトとして、管理人は適格販売により収入を得ています。
美人で胸が大きいとは最高ですね!
やはりニビルは強いですね…!
ニビルを食らってもなお展開をしたユウネちゃんとジャンクデッキの実力の高さを感じました!
ココノエちゃんが、どんなデッキを使うのか楽しみです!
質問ですが、ココノエちゃんとユウネちゃんの胸の大きさは、どのくらいでしょうか?
後、ココノエちゃんがユウネちゃんなどに胸を触られるシーンはありますか? (2024-04-17 17:46)
ジャンクはニビルを投げられても手札が事故らなければそこそこ展開を続けられます。
MDでも観戦してる時にニビルを投げられても生き生きと回ってましたし……。
ココノエとユウネの胸の大きさですか?きょぬーまでとはいきませんが、それなりに魅力があるくらいです。触られるシーンは……あるんじゃないでしょうか?私の描写力があればですが(汗) (2024-04-17 18:35)
ニビル打たれて止まることよくあるから辛い気持ち、わかりますよ。 (2024-04-17 23:14)
ニビルはソリティアしてる人にとっては危険極まりないものですからね…。
それで止まるのを恐れてるのか、私の場合MDではそんなに展開はしないんですよね。 (2024-04-18 12:47)