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第三章 ー決闘(ディアハ)⑧ー 作:T@KAKKU☆
マハード「な、なんだと!?こんなところで決闘を!?」
ユウナ「!?(え!?な、何!?ディアハって!?)」
突然のことに、戸惑う二人。すると次の瞬間
セト「貴様の望む勝利が正しいと言うのならば、この私を力でねじ伏せ、証明してみせろッ!」
マハード「くっ・・・!」
セトの言葉に、しばらく沈黙するマハード
ユウナ「・・・!(ま、まさかお師匠サマ、あの人と戦おうってんじゃないでしょうね・・・!?)」
その様子を、心配そうに見つめるユウナ。すると次の瞬間
セト「どうした?今更怖気づいたのか?どうやら、所詮貴様も弟子同様口先だけの男のようだなッ!?」
マハードを挑発するセト。すると次の瞬間。マハードの表情が変わった。そして次の瞬間
マハード「・・・いいだろう。やってやる・・・!」
ユウナ「お、お師匠サマッ!?」
セト「フン。そう来なくてな・・・!」
互いに睨み合う二人。すると次の瞬間
ユウナ「やめてッ!お師匠サマッ!」
マハード「!?」
突如、マハードに抱き着くユウナ
ユウナ「あの人、メチャクチャ強いじゃない!それに、さっきもあのドラゴンと戦ったばかりなのよ!?そんな状態で、勝てるわけないわッ!」
マハードにすがり、懇願するユウナ
マハード「マナ・・・」
ユウナ「私のことはいいから!ね!お願い!」
すると次の瞬間
マハード「・・・フッ、心配するな。私はお前の師匠だぞ。師匠が弟子の前で、やられたりなどするものか」
ユウナの頭を撫でながら、笑顔で答えるマハード
ユウナ「お師匠サマ・・・」
マハード「いいから、下がっていなさい」
すると次の瞬間
ユウナ「・・・わかりました。私、お師匠サマを信じます。だから、絶対に負けないでね、お師匠サマ・・・!」
マハードの覚悟を感じ取り、その場を離れるユウナ。すると次の瞬間
セト「何をしている!やるのか、やらないのか、どっちなんだッ!?」
マハード「・・・待たせたな。では、行くぞッ!」
セト「来いッ!」
睨み合う二人。すると次の瞬間
セト「(フフフ、これはまたとないチャンスだ。ここで私がファラオの腰巾着である奴より力が上であることを示せば、私の王宮内での地位はさらに上がる!なぁに、心配せずとも、ファラオはまだ幼い。言い訳など、後でどうにでもなるわ。それに、奴は先程の戦いで魂(バー)をかなり消費しているはず。もはやまともに精霊すら呼び出すこともできまい・・・!)」
自らの勝利を確信し、余裕のセト。だが、次の瞬間
マハード「来いッ!我が魂の化身、幻想の魔術師ッ!!!」
バシュゥゥゥゥン!
セト「!!?」
マハードの隣に幻想の魔術師が召喚された
セト「な、なんだとッ!?(ば、バカなッ!?奴にはもう魂は残されていないはず!一体どこにそんな力が・・・!?)」
マハード「この戦い、絶対に負けるわけにはいかない!全身全霊をかけ、貴公を倒すッ!」
セトを指さし、宣言するマハード
セト「くっ!(だ、だが私の優位に変わりはないはず・・・!)・・・フン。これで少しは面白くなってきたわ!」
一瞬動揺したが、すぐに平静を取り戻すセト。そして次の瞬間
セト「行くぞッ!マハード!」
マハード「来いッ!神官セト!」
マハード&セト「決闘(ディアハ)!!!」
戦いの火ぶたが切って落とされた
ユウナ「行けーッ!お師匠サマーッ!あんな奴、けちょんけちょんにしちゃえーッ!」
マハード「・・・(神官セトの精霊・デュオスはパワーはケタ違いだが、スピードなら私の幻想の魔術師の方が上のはず・・・そこに勝機はある!)」
冷静に分析するマハード。すると次の瞬間
セト「フッ、来ないのか?なら・・・こちらから行くぞッ!行けッ!デュオス!オーラ・ソードォォォッ!!!」
バシュゥゥゥゥン!
デュオスの剣から炎が放たれ、魔術師に向かって飛んで行く。だが、次の瞬間
マハード「甘いッ!」
ヒュゥゥゥゥン!
魔術師はその攻撃を華麗にかわした
セト「何ッ!?」
ユウナ「いいぞ!お師匠サマッ!」
すると次の瞬間
マハード「今度はこちらの番だ!行けッ!幻想の魔術師!幻想の呪縛ッ!!!」
ゴゴゴゴゴ! ジャキーン!
突如、デュオスの体に六芒星の紋章が現れ、動きが封じられた
セト「くっ!ちょこざいな!」
すると次の瞬間
マハード「よし!今だ!攻撃だ!幻想の魔術師!魔導波ッ!!!」
ゴゴゴゴゴ! ドーーーン!!!
魔術師の杖から魔法の弾が放たれ、デュオスに直撃した
マハード「(どうだ!?やったか・・・?)」
辺りが煙に包まれる
ユウナ「やったーーーッ!お師匠サマの勝ちよッ!」
マハードの勝利を確信するユウナ。だが、次の瞬間
デュオス「・・・グオオオオオーーーッ!!!」
マハード&ユウナ「!!?」
突如、煙の中からデュオスが姿を現した
セト「フハハハハハ!そんな攻撃では、いくらやっても私のデュオスは倒せんぞッ!」
マハード「くっ!やはりダメかッ!」
ユウナ「そんなっ!?」
さらに次の瞬間
セト「デュオス!いつまでそうしているつもりだ!?そんなもの、早く消し飛ばしてしまえッ!」
グググググ・・・バーン!
マハード&ユウナ「!!?」
デュオスは自らを縛り付けていた紋章を、力ずくで吹き飛ばした
マハード「何ッ!?」
ユウナ「ウ、ウソでしょッ!?」
すると次の瞬間
セト「今度こそ終わりだ!覚悟しろ、マハードッ!!!」
ユウナ「に、逃げてーッ!お師匠サマーーーッ!」
マハード「(くっ!もう私にバーは残されていない!・・・かくなる上は、封印していた『あの力』を使うしか・・・!)」
デュオスが魔術師に攻撃を加えようとした、そのとき
?「やめなさい!二人とも!」
三人「!!?」
突如、どこからともなく謎の声が響き渡った
続く
ユウナ「!?(え!?な、何!?ディアハって!?)」
突然のことに、戸惑う二人。すると次の瞬間
セト「貴様の望む勝利が正しいと言うのならば、この私を力でねじ伏せ、証明してみせろッ!」
マハード「くっ・・・!」
セトの言葉に、しばらく沈黙するマハード
ユウナ「・・・!(ま、まさかお師匠サマ、あの人と戦おうってんじゃないでしょうね・・・!?)」
その様子を、心配そうに見つめるユウナ。すると次の瞬間
セト「どうした?今更怖気づいたのか?どうやら、所詮貴様も弟子同様口先だけの男のようだなッ!?」
マハードを挑発するセト。すると次の瞬間。マハードの表情が変わった。そして次の瞬間
マハード「・・・いいだろう。やってやる・・・!」
ユウナ「お、お師匠サマッ!?」
セト「フン。そう来なくてな・・・!」
互いに睨み合う二人。すると次の瞬間
ユウナ「やめてッ!お師匠サマッ!」
マハード「!?」
突如、マハードに抱き着くユウナ
ユウナ「あの人、メチャクチャ強いじゃない!それに、さっきもあのドラゴンと戦ったばかりなのよ!?そんな状態で、勝てるわけないわッ!」
マハードにすがり、懇願するユウナ
マハード「マナ・・・」
ユウナ「私のことはいいから!ね!お願い!」
すると次の瞬間
マハード「・・・フッ、心配するな。私はお前の師匠だぞ。師匠が弟子の前で、やられたりなどするものか」
ユウナの頭を撫でながら、笑顔で答えるマハード
ユウナ「お師匠サマ・・・」
マハード「いいから、下がっていなさい」
すると次の瞬間
ユウナ「・・・わかりました。私、お師匠サマを信じます。だから、絶対に負けないでね、お師匠サマ・・・!」
マハードの覚悟を感じ取り、その場を離れるユウナ。すると次の瞬間
セト「何をしている!やるのか、やらないのか、どっちなんだッ!?」
マハード「・・・待たせたな。では、行くぞッ!」
セト「来いッ!」
睨み合う二人。すると次の瞬間
セト「(フフフ、これはまたとないチャンスだ。ここで私がファラオの腰巾着である奴より力が上であることを示せば、私の王宮内での地位はさらに上がる!なぁに、心配せずとも、ファラオはまだ幼い。言い訳など、後でどうにでもなるわ。それに、奴は先程の戦いで魂(バー)をかなり消費しているはず。もはやまともに精霊すら呼び出すこともできまい・・・!)」
自らの勝利を確信し、余裕のセト。だが、次の瞬間
マハード「来いッ!我が魂の化身、幻想の魔術師ッ!!!」
バシュゥゥゥゥン!
セト「!!?」
マハードの隣に幻想の魔術師が召喚された
セト「な、なんだとッ!?(ば、バカなッ!?奴にはもう魂は残されていないはず!一体どこにそんな力が・・・!?)」
マハード「この戦い、絶対に負けるわけにはいかない!全身全霊をかけ、貴公を倒すッ!」
セトを指さし、宣言するマハード
セト「くっ!(だ、だが私の優位に変わりはないはず・・・!)・・・フン。これで少しは面白くなってきたわ!」
一瞬動揺したが、すぐに平静を取り戻すセト。そして次の瞬間
セト「行くぞッ!マハード!」
マハード「来いッ!神官セト!」
マハード&セト「決闘(ディアハ)!!!」
戦いの火ぶたが切って落とされた
ユウナ「行けーッ!お師匠サマーッ!あんな奴、けちょんけちょんにしちゃえーッ!」
マハード「・・・(神官セトの精霊・デュオスはパワーはケタ違いだが、スピードなら私の幻想の魔術師の方が上のはず・・・そこに勝機はある!)」
冷静に分析するマハード。すると次の瞬間
セト「フッ、来ないのか?なら・・・こちらから行くぞッ!行けッ!デュオス!オーラ・ソードォォォッ!!!」
バシュゥゥゥゥン!
デュオスの剣から炎が放たれ、魔術師に向かって飛んで行く。だが、次の瞬間
マハード「甘いッ!」
ヒュゥゥゥゥン!
魔術師はその攻撃を華麗にかわした
セト「何ッ!?」
ユウナ「いいぞ!お師匠サマッ!」
すると次の瞬間
マハード「今度はこちらの番だ!行けッ!幻想の魔術師!幻想の呪縛ッ!!!」
ゴゴゴゴゴ! ジャキーン!
突如、デュオスの体に六芒星の紋章が現れ、動きが封じられた
セト「くっ!ちょこざいな!」
すると次の瞬間
マハード「よし!今だ!攻撃だ!幻想の魔術師!魔導波ッ!!!」
ゴゴゴゴゴ! ドーーーン!!!
魔術師の杖から魔法の弾が放たれ、デュオスに直撃した
マハード「(どうだ!?やったか・・・?)」
辺りが煙に包まれる
ユウナ「やったーーーッ!お師匠サマの勝ちよッ!」
マハードの勝利を確信するユウナ。だが、次の瞬間
デュオス「・・・グオオオオオーーーッ!!!」
マハード&ユウナ「!!?」
突如、煙の中からデュオスが姿を現した
セト「フハハハハハ!そんな攻撃では、いくらやっても私のデュオスは倒せんぞッ!」
マハード「くっ!やはりダメかッ!」
ユウナ「そんなっ!?」
さらに次の瞬間
セト「デュオス!いつまでそうしているつもりだ!?そんなもの、早く消し飛ばしてしまえッ!」
グググググ・・・バーン!
マハード&ユウナ「!!?」
デュオスは自らを縛り付けていた紋章を、力ずくで吹き飛ばした
マハード「何ッ!?」
ユウナ「ウ、ウソでしょッ!?」
すると次の瞬間
セト「今度こそ終わりだ!覚悟しろ、マハードッ!!!」
ユウナ「に、逃げてーッ!お師匠サマーーーッ!」
マハード「(くっ!もう私にバーは残されていない!・・・かくなる上は、封印していた『あの力』を使うしか・・・!)」
デュオスが魔術師に攻撃を加えようとした、そのとき
?「やめなさい!二人とも!」
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65 | 第二章 ー魔術師の弟子②ー | 432 | 0 | 2019-05-20 | - | |
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