第27話遺跡の国フュージニアからきた男　作：こんにゃく

一騎「次は…と」

一騎はパッドを見つつ次の対戦場所を目指していた。

一騎「…にしても結構いろんな所でやってるんだな」


モブ男「俺はデビルドーザーでダイレクトアタックだ！！！」

モブ女「きゃぁぁぁ！！！」
ライフ0

一騎「俺も早く戦わねぇと！…このは達も今ごろデュエルしてんのかなぁ…」

そうして歩いていると目的地である公園へとたどり着いた。

一騎「ここのはずなんだが…いるか？」キョロキョロ

ﾄﾝﾄﾝ

一騎「ん？」

一騎は不意に後ろから肩を叩かれたため振り返った。

一騎「うお！？」

そこには牛の仮面を付けた不気味な男が立っていた。

一騎「ななな…なんだ！？お前は！！？」

牛仮面「あっはっはすまんね…驚かせるつもりはなかったのだよ」

牛仮面の男は直ぐ様、仮面を剥ぎ取ったその素顔はダンディなおじさんであった

牛仮面「私はフュージニアからきた、考古学者のベンソンと申します」

一騎「ベンソン…って俺の次の対戦相手じゃん！！」

ベンソン「なんと！…奇遇でしたな、では貴方が一騎殿で…」

一騎「あぁ…そういやフュージニア出身なんですか？」

ベンソン「えぇ…興味がおありで？」

一騎「え？…あぁまぁ」

ベンソン「フュージニアは遺跡の国、数多くの遺跡を保有した大国なんですよ！」

一騎「遺跡…？」

ベンソン「そう…フュージニアには私のような考古学者が多くてね…」

一騎「遺跡って…過去の歴史なんかがやっぱり記されてるのですか？」

ベンソン「確かにそう言ったものは多いね…しかし！」

一騎「」ﾋﾞｸｯ

ベンソン「私が見つけた遺跡にはなんと！多次元の存在を証明するものが合ったのだよ！！」

一騎「！？多次元…？」

ベンソン「…君はどうやらこの話に興味を持ってくれたようだね？」

一騎「…はい」

ベンソン「ならばデュエルをしながらこのお話の続きをしようか」
ガシャン


一騎「分かりました…ですが手加減は出来ませんよ？」
ガシャン

ベンソン「ホッホッホ、私もまだ若い者には負けないつもりだよ」

ベンソン・一騎「デュエル！！」

IKKI
ライフ4000
VS
BENNSN
ライフ4000

一騎「先行は俺からで」
手札5


ベンソン「若者に譲るのが大人と言うものさ」

一騎「なら遠慮なく！俺は手札の『チェンジ・チェンジ・チェンジ』を発動！」

一騎「このカードは『自分フィールドにモンスターが存在しない時、デッキからＣ・モンスターを2体まで手札に加える事ができる！その代わりこのターン自分は特殊召喚できなくなる』！」

一騎「俺はデッキから『Ｃ・銀狼ファング』と『Ｃ・ベビードラゴン』を手札に加える！」
手札6

一騎「さらに俺は『Ｃ・ベビードラゴン』を召喚！」

ベビードラゴン
レベル３/風属性/ドラゴン族/攻1200/ペンデュラム

一騎「カードを１枚セット！ターンエンド」
手札4

ベンソン「中々堅実ですな」

一騎「様子見ということですよ」

ベンソン「実にいいですのぉでは…私のターン！！」
手札6

ベンソン「私は手札よりフィールド魔法『約束の地カナン』を発動する」

一騎「うぉぉ！？」

ゴゴゴｫｫｫ

周りの公園は次々と変化する。蜜の流れる幻想的な場所へと変貌した。

一騎「なんだこりゃあ…」

ベンソン「ここは神が私達に与えてくださった約束の地を再現した物です…これにより私には最大級の恩師が得られるのです」

一騎「神の約束の地…ね」

ベンソン「私は手札から『超能物体（サイジェクト）バールベック 』を召喚！」

バールベック

レベル4/地属性/岩石族/攻2000


ベンソン「バールベックのモンスター効果を発動『このカードを守備表示にすることでデッキからバールベック以外の超能物体（サイジェクト）モンスターを１体手札に加える事が可能』」

バールベック
守備力1800

ベンソン「私は『超能物体（サイジェクト）タプローム』を手札に加える」
手札5

ベンソン「そして『約束の地カナン』の効果を発動！『１ターンに１度、手札またはフィールドの超能物体（サイジェクト）モンスターを融合する事ができる！』」

一騎「やっぱりフュージニアは融合…！！」

ベンソン「私は手札の『超能物体（サイジェクト）タプローム』とフィールドの『超能物体（サイジェクト）バールベック』を融合！！」

ベンソン「壁画に描かれし竜よ巨大な岩石と混じりて真の姿を現さん！！融合召喚！！」

ベンソン「『超能物体（サイジェクト） ワクテッカ』！！」

ワクテッカ

レベル8/地属性/岩石族/攻600/融合

その姿はまさに巨大な都市それが空中に浮き回転している。

一騎「…これは…まるでマシュマッグみたいじゃねぇか…！！」

一騎（なにより…気になるのは攻撃力が600と言うこと…どんな効果があるっていうんだ？）

ベンソン「私はワクテッカのモンスター効果を発動『１ターンに１度、デッキの上からカードを3枚まで墓地へ送ることでこのカードの攻撃力をエンドフェイズまで１枚に付き800ポイントアップする』
私は3枚を墓地へ送る！ストレンジャー・ファンド！」

ワクテッカ
攻撃力600➡3000

一騎「なっ！！？一気に攻撃力3000に！？」

ベンソン「では…行きましょうか…私はワクテッカでベビードラゴンを攻撃しましょう！アルベロア・ヘンジ！！」

ワクテッカから発射され砲撃がベビードラゴンを襲う。

一騎「やっやべぇって！！俺は罠カード！『ハーフアンブレイク』を発動！！」

一騎「このカードは『モンスターの破壊を無効にし！自分が受けるダメージを半分にする』！」

ベンソン「だが一騎殿にはダメージを受けてもらおうぞ！」

一騎「いっ…！！」ヒュゥゥゥ

一騎「うっぐぉぉぉぁぁぁ！！！」ズガガガァァァン

ﾄﾞｻｧｧ

一騎「っつうぅぅ」
ライフ4000➡3100

ベンソン「私もカードを１枚伏せてターンエンドをしようこの瞬間ワクテッカの攻撃力はもとに戻る」
手札4

ワクテッカ
攻撃力3000➡600

一騎「…っくぅ…やりますねぇ」

ベンソン「ハッハッハ何分私はこの大会に優勝してフュージニアの素晴らしさ！遺跡、古代の素晴らしさを伝えるために来たのでねここで敗北はしないぞよ！」

一騎「…そういえば、その遺跡にあると言われる多次元って…？」

ベンソン「おぉ！そうであったな、答えてあげよう…私はフュージニアにある発見された遺跡の中でもっとも古いとされる場所へと降り立った…そこには」

…

ベンソン『こいつぁ…スゴいぞ』

…

ベンソン「壁一面に描かれた絵の数々そこには我々の世界…そして精霊界と思われる物が描かれていた」

一騎「精霊界…」

ベンソン「それだけでは無かった…隣接している世界はあと二つ存在した」

一騎「えっ？」

ベンソン「１つは我々の世界の上に存在するように描かれた世界だった…見た感じではあまり我々の住む世界と変わらなかったよ…」

一騎「…見た目が変わらない…もしかしてその世界が…俺達の…」

ベンソン「そしてもう１つ…それは私達の世界の下に存在するとされる世界…闇の世界だ」

一騎「や…闇？」

ベンソン「うむ…壁画には邪悪な怨念が取り巻くようにその世界を包んでおったからな…推測だがその世界は闇なのではないかと…」

一騎「４つの世界…か」

ベンソン「何分まだ謎が多くてね…これを紐解くにはまだまだ遺跡を探索したり無い…それにその遺跡の場所は未発見の物が多数存在する…それさえ分ければきっとこの多次元の事は分かると思うのだよ」

一騎「なるほど…ありがとうございますした」

ベンソン「いやいや…君のような若い人間がこのような事に興味を持ってくれてありがたいよ」

一騎「それじゃあ再開しましょうか！」

ベンソン「きたまえ！」

一騎「俺のターン！！ドロォォ！」
手札5

一騎「よし、来たぜ！…俺はフィールドのベビードラゴンをリリース！そして手札から『Ｃ・破竜剣の騎士』を召喚！！」


破竜剣の騎士

レベル7/地属性/戦士族/攻2600/ペンデュラム

一騎「破竜剣の騎士は『ドラゴン族１体のリリースで召喚が可能なモンスター』！」

ベンソン「大型モンスターを１体のリリースで召喚だと！？」

一騎「バトルだ！！破竜剣の騎士でワクテッカを攻撃！！バスター・ブレイドォォ！！！」

破竜剣の騎士「はぁぁぁ！！とぅぉぉぉ！！」

ｽﾞﾊﾞｯｽﾞﾊﾞｯ！！

ベンソン「ぬぅぅ！！！」
ライフ4000➡2000

崩れ落ちるワクテッカ

ベンソン「だがワクテッカのモンスター効果を発動！『このカードが破壊され墓地に送られた時、デッキの上からカードを3枚墓地に送ることでこのカードの素材となったモンスター２体をフィールドに特殊召喚する』！！サイジェクト・リボーン！！」

一騎「何！？」

バールベック
攻撃力2000

タプローム
レベル4/地属性/岩石族/攻1400

ベンソン「そして私はデッキからカードを3枚墓地に送る…む？」

ベンソン「私は運がいいようだな…私は墓地に送られた『超能物体（サイジェクト） カブレラ・ストーン』の効果を発動！」

ベンソン「このカードが『フィールド以外でカードの効果で墓地に送られたとき、墓地からこのカード以外の超能物体（サイジェクト）モンスターを１体特殊召喚できる』」

一騎「何！？」

ベンソン「私が特殊召喚するのはワクテッカの効果で墓地に送られていたもう１体の『超能物体（サイジェクト）バールベック』！！」

バールベック
攻撃力2000

一騎「一気にモンスターが3体も…！！」

ベンソン「さぁ君はこの後どうするのかね？」

一騎「俺は…カードを2枚セット！これでターンエンドだ」
手札2

ベンソン「君とのデュエルは若い頃を思い出させる…考古学者になる前の私は君のようにデュエルに精を出していた…」

ベンソン「だからこそ…燃えてくるではないか…！！行くぞ！私のターン！！！」
手札5

ベンソン「私はフィールド魔法、約束の地カナンの効果により手札の『超能物体（サイジェクト） クリスタルスカル』とフィールドの『超能物体（サイジェクト） バールベック』を融合する！！」

ベンソン「未知の領域を行き交う遺跡よ、その不可視の境界を見つけ出し現れよ！！融合召喚！！！」

ベンソン「『超能物体（サイジェクト） エルフェルテ』！！」

エルフェルテ

レベル7/地属性/岩石族/攻2600/融合

ワクテッカのように巨大な都市が出現したがその都市はシンクリスのように近未来な感じの建物が立ち並んでいる。

一騎「新しい融合モンスター…！！」

ベンソン「まだですぞ！！私は手札から『融合』を発動！！フィールドの『超能物体（サイジェクト） バールベック』と『超能物体（サイジェクト） タプローム』を融合する！！」

ベンソン「現れよぉ！！『超能物体（サイジェクト）』ワクテッカ！！！」

ワクテッカ
攻撃力600

一騎「２体目のワクテッカだと！？」

ベンソン「さらに！！融合素材となった『超能物体（サイジェクト） クリスタルスカル』の効果を発動する！」

ベンソン「このカードが『素材となり墓地に送られた場合、フィールドの超能物体（サイジェクト）融合モンスター全ての攻撃力を500ポイントアップ！！』」

一騎「なんだって！？」

ワクテッカ
攻撃力600➡1100

エルフェルテ
攻撃力2600➡3100

一騎「っく…！」

ベンソン「さらに！ワクテッカのモンスター効果を発動！『デッキの上からカードを3枚までを墓地へ送ることで攻撃力を墓地に送った枚数×800ポイントアップする！！』」

ワクテッカ
攻撃力1100➡3500

ベンソン「さらに！！超能物体（サイジェクト）エルフェルテのモンスター効果を発動！」

ベンソン「『デッキからカードを墓地に送る効果が発動した時、送られた枚数×400ポイントのダメージを相手に与える！！』私はワクテッカにより3枚墓地に送っている！！よって1200ポイントのダメージだ！！不可侵の一撃！！！」

エルフェルテからUFOが発進されそれが一騎に襲いかかる

一騎「っぐ」ヒュゥゥゥ

ビビビッ！！ UFOからエネルギー光線が発射される

一騎「ぐぁぁぁ！！！」

ﾄﾞｻｧｧ

一騎「っく」
ライフ3100➡1900

ベンソン「まだまだ！！私はエルフェルテで破竜剣の騎士を攻撃！！！アンノウン・イレイザァァァ！！！」

ｷｭｨｨｨﾝ…ズドンッ！！！

エルフェルテに溜められたレーザーが破竜剣の騎士を消し飛ばす

破竜剣の騎士「ぬぉぉぉ……」ｼｭｩｩｩ…

一騎「うっ…うっぐぁぁぁ！！！」ﾋﾞｭｫｫｫ！！

一騎「がっはッ！！」ﾄﾞｯｶﾞｯ！ﾄﾞｻｧｧ
ライフ1900➡1400

ベンソン「止めですよ！！一騎殿！！！私はワクテッカで一騎殿にダイレクトアタック！！！アルベロア・ヘンジ！！」

ドッドッドドン！！ドドン！

ワクテッカの砲撃が一騎に向かって発射される

一騎「っ！！罠カード『ジャンク・チェンジ・スケアクロウ』を発動！！」

一騎「このカードは『相手のダイレクトアタック時にデッキからＣ・モンスターを１体効果を無効にしてフィールドに特殊召喚する！！！』」

一騎「俺は『Ｃ・豪傑の巨人』を守備表示で特殊召喚！！」


レベル4/地属性/岩石族/守備力1500

ベンソン「しかし！破壊はさせてもらいますぞ！！」

一騎「うっぐぅぅぅ！！！」

豪傑の巨人は破壊され吹き飛ばされる

一騎「…すまねぇ豪傑の巨人…！」

ベンソン「…私は罠『ポンペイの大噴火』を発動」

ベンソン「このカードは『墓地の超能物体（サイジェクト）モンスターを全て除外し除外した数×200ポイントのダメージを相手に与える』」

ベンソン「私の墓地には6体…よって1200ポイントのダメージを受けてもらおうぞ」

一騎「なっ…」

ビビビッ！！

一騎「うっぐぅぅぅぁぁぁ！！！」
ライフ1400➡200

ベンソン「私はカードを3枚伏せてターンエンドこの瞬間私のモンスターの攻撃力は元の数値へと戻る」
手札0

ワクテッカ
攻撃力600

エルフェルテ
攻撃力2600



一騎「くっ…そ…」

ベンソン「これで君のライフは200…このターンで決められなければ君の敗北だ」

一騎「俺は…負けません…この大会では…いえ…この先絶対に負けないと決めましたから」ニコッ

ベンソン「！…君は強い子だ」

一騎「だからこのターンの全てに賭けます！！！俺のターン！！ドロォォ！！」
手札3

一騎「！来たぜ…俺のカード！！」

ベンソン「！？」

一騎「俺はスケール2の『Ｃ・フレア・アーチャー』とスケール7の『Ｃ・銀狼ファング』でペンデュラムスケールをセッティング！！これでレベル4から6のモンスターを同時に召喚可能！！ペンデュラム召喚！！！」

一騎「こい！！俺のモンスター達よ！！『Ｃ・ジャイアント・スコーピオン』！！エクストラデッキから『Ｃ・ベビードラゴン』！！」

ジャイアントスコーピオン

レベル6/地属性 / 昆虫族/ ペンデュラム
攻撃力2000

ベビードラゴン
レベル3/風属性/ドラゴン/ペンデュラム

ベンソン「ペンデュラム召喚…！！？」

一騎「一気に決めるぜ！ベビードラゴンのモンスター効果を発動！『このカードがペンデュラム召喚された時、デッキから攻撃力が1000以下のＣ・モンスターを手札に加える！！』」

一騎「俺はデッキから『Ｃ・ストロング・マッシュルーム』を手札に加える！！」

一騎「さらにジャイアント・スコーピオンのモンスター効果を発動！『このカードがペンデュラム召喚に成功した時、フィールドの全てのモンスターは目の前にいるモンスターと攻撃力を入れ換える！！』」

ベンソン「なんだって！！！？…し…しかし目の前にいると言うことはベビードラゴンと私のワクテッカの攻撃力が入れ替わると言うこと！ワクテッカの攻撃力は600…ベビードラゴンは1200…これでは攻撃力が下がってしまうぞ！！？」

一騎「構わないさ！！やれ！ジャイアント・スコーピオン！！！」

エルフェルテ ジャイアント・スコーピオン
攻撃力2600⇔攻撃力2000

ワクテッカ ベビードラゴン
攻撃力600⇔攻撃力1200


一騎「さらに！！ペンデュラムゾーンのフレア・アーチャーの効果を発動する！『このカードは自分フィールドのＣ・モンスターの数だけ相手フィールドのモンスターの攻撃力をエンドフェイズまで400ポイントダウンさせる！！』」

ベンソン「なっ！？そうはさせんぞぉ！！私は罠カード『原初の壁画』を発動！！『このカードは攻撃力が変化する効果が発動したときそれを無効にする！！』」

一騎「なら…銀狼ファングのペンデュラム効果だ！！『今度は逆に俺達のモンスターの攻撃力を300ポイントアップさせる！！！』」

ベンソン「まだそんな効果を…！！罠カード『原初の壁画』！！」

一騎「なっ！？２枚目だって！！？」

ベンソン「当たり前さ…常に警戒というものはしておくもの！」

一騎「ふっ…だがそいつは読めていた！！」

ベンソン「なに！？」

一騎「速効魔法！『ペンデュラム・モラトリアム』を発動！！」

ベンソン「速効魔法だって！！？」

一騎「このカードは『ペンデュラムゾーンのカードに対するカードの効果を無効にする』！！」

一騎「よってモンスターの攻撃力は300ポイントアップ！！」

ジャイアント・スコーピオン
攻撃力2900

ベビードラゴン
攻撃力900

ベンソン「ぐぬぅ…しかしそれでは到底私のモンスターは倒せないぞ！！」

一騎「いやまださ！！俺はさらに！手札の『Ｃ・ストロング・マッシュルーム』の効果を発動する！」

ベンソン「そのカードは先程手札に加えた…！！」

一騎「このカードは『自分フィールドのモンスターの攻撃力が変化した時、このカードを墓地に送ることでそのモンスターの攻撃力をさらに1000ポイントアップする！！』」

ジャイアント・スコーピオン
攻撃力2900➡3900

ベビー・ドラゴン
攻撃力900➡1900

ベンソン「なんと！？攻撃力がさらにアップ！！？」

一騎「よっしゃ！！バトルだ！！」

ベンソン「っく！！そうはいかぬ！！罠カード『文明沈下』！！『このカードは自分のデッキを上から3枚を墓地に送る！！そしてその枚数×400ポイント回復する』！！」
ライフ2000➡3200

一騎「回復…！？」

ベンソン「しかし！！それが狙いではない！！エルフェルテのモンスター効果を発動！！『デッキから墓地に送る効果が発動した時、その枚数×400ポイントのダメージを相手に与える！！！』」

一騎「なっ！？効果ダメージが本当の狙い！！？」

ベンソン「そうさ！悪いが一騎殿！！！ここはフュージニアのため！！勝たせてもらうぞ！！」

一騎「うおぉぁぁぁ！！？……」




一騎「なんちゃってな！！」

ベンソン「なに！？」

一騎「罠カード！！『エクストラ・ヴェール』！！発動！！」

一騎「このカードは『自分に発生した効果ダメージを無効にし！本来受けるダメージを相手に与える！！』」

神秘のヴェールが一騎を包み攻撃を弾き返す

ベンソン「ばっ…ばかな！？」

一騎「貴方の罠カードは読めていました！！だからこそ…こいつを仕掛けておきましたよ！！」

ベンソン「ぬぉぉぉ！！！」
ライフ3200➡2000

ﾄﾞｻｧｧ

ベンソン「ぐぬぅ…」

一騎「バトルだ！！！ジャイアント・スコーピオン！！ワクテッカを攻撃！！！」

ワクテッカ
攻撃力1200
⬆
ジャイアント・スコーピオン
攻撃力3900


ベンソン「ぬっ…ぬわぁぁぁ！！！」ガッ

ﾄﾞｻｧｧ

ベンソン「…」
ライフ2000➡0

WIN 一騎

一騎「うおっしやぁ！！！2連勝だぜ！！やったぁ！！！」

ベンソン「見事だ…一騎殿」

一騎「はい！これで２連勝です！」

ベンソン「ほう！それは素晴らしい…だがここからだぞ？」

一騎「分かっています…大会は始まったばかりです！！」

ベンソン「その息だ…さて私もまだまだ諦めんぞぉ」

一騎「はい！決勝まで来てくださいね！」

ベンソン「うむ、勿論ここでフュージニアの力を見せてやらんとね」

一騎「よっしゃぁ！！この調子で優勝目指すぜぇ！！」

一騎は太陽に拳を突き上げ誓ったのだった。

つづく

次回
一騎「よっしよし！調子がいいぜ！！このまま３連勝だ！！っと意気込む俺だったが中々パッドが反応しないそんな中このはがフュージニアの忍者と対決をしていた！」

一騎「次回『忍者対決！！妖怪と忍』一気に駆け上がれ！！」