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ベーレルフの日常ー楽しい旅行、ですわ♪ 作:名無しのゴーレム
「ふっふっふ〜ん♪」
深い森を抜けて、ようやく街が見えてきました。ああ、今から待ち遠しいですわ!
「ライーヌちゃん、元気にしているでしょうか……この辺りは冷えますから、風邪を引いていないとよろしいのですけれど……」
こんなことなら何か温かくなるようなものでも持って来るべきでしたでしょうか? まあ、この辺りで買い揃えてしまうというのも手ではありますが……あら、もう街に着いてしまいました。
「さて、それでは始めに宿を……」
「……見つけた! ベーレルフ様だ!」
……? 今の声、どこかで聞き覚えがあるような……
「……よし、追いついた! ベーレルフ様、俺たちは王属騎士団です! 団長からの命で、ベーレルフ様を連れ戻すように言われて来ました!」
「……あら、あら。それは困りますわ。」
「? それはまた、どうして?」
「だって……あと数日でライーヌちゃんたちのショーが始まってしまいますし、まだここ……イヴェールの観光も出来ていませんわ。」
「……そ、そんなこと……?」
「あなたにとってはそんなことかもしれませんが、私にとっては非常に重要なことですのよ。ずっと前から楽しみにしていましたのに……」
「でも、こちらにも任務が……」
……うーん、どうしたものでしょうか。この子(おそらく新兵でしょう)も任務を失敗させたくはないでしょうし、かと言って今帰ると言うのは……
「……あら、そちらにいるのは?」
「!!」
……? 騎士たちの中で1人、明らかに私から隠れようとしている影が。どなたなのかしら……
「そこのあなた、お顔を見せていただけませんこと?」
「え? ……ノーブル、なんで俺に隠れてるんだよ?」
ノーブルという子なのですか……
「……ノーブル? どこかで聞き覚えがあるような……」
「気のせいです!」
その子は強く否定してみせる。でも、やはり……あ!
「まさか、あのノーブルちゃんですか!? 」
「ベーレルフ様、ノーブルのことを知っているんですか?」
「知っているも何も、ノーブルちゃんとは王宮で何度も……」
「わー!! 何でもない、何でもない!! ベーレルフ様、少しあちらで話をしましょう!」
「おいノーブル、何を慌てて……」
「ホープたちはそこで待っていてくれ! ささ、ベーレルフ様。こちらへ……」
ノーブルちゃんが腕を掴んで無理矢理引っ張っていく。……一体何があったのでしょうか?
「はぁ、はぁ、はぁ……」
「あなた、ノーブルちゃんですわよね? どうして騎士団に?」
「それは……色々ありまして。」
「まあ。こんな耳や尻尾なんて付けて……これはこれでありですわね。王はこのことを?」
「……知りません。ですからベーレルフ様も、このことは内密に……私のことも、知らない体でお願いします。」
「嫌ですわ。」
「……どうして!?」
「久しぶりにノーブルちゃんに会えたんですもの。昔みたいにお話したいですわ。」
「それは私が小さい時ではないですか……今は騎士の1人として、与えられた任務を速やかに成功させたいんです。ですから、どうか……」
ノーブルちゃんのお願いなら聞いてあげたいですが……
「……なら、私からも条件があります。」
「何ですか?」
「私のお願いを叶えてください。そうすればここの滞在期間の短縮も考えましょう。」
「……今すぐ帰るのは無理なのですか?」
「無理ですわね。」
「……分かりました。私が出来ることならなんでも。」
……やりましたわ。言質はいただきましたから、これであんなことやこんなことも……と、まあ冗談はさておき。
「それでは、答えてもらいましょうか。……ノーブルちゃん、どうしてあなたが騎士に?」
「それは……実は、兄が原因でして。」
「兄というと……あの第一王子のことですか。」
「はい。兄は昔から騎士に憧れていて、大きくなったら王属騎士団に入るんだと日々私に言っていたのです。」
「そんなことを……しかし、王子は王族、さらに王の座を受け継ぐ立場ですし、それは叶いはしないでしょうね……」
「……はい。事実、数年前から兄は国王になるための勉学に縛られ、外出することもままならなくなりました。」
「……それで、ノーブルちゃんがその夢を引き継いだ、という訳ですか?」
「そういうことですね。私のことを知るのは団長と王族の警備隊長だけです。」
「騎士団長もよく許しましたわね。あの方はこのようなことに関わるようにも思えませんでしたが……」
「団長は……たぶん、他にも狙いがあるんだと思います。」
「狙い?」
「……ベーレルフ様もご存知の通り、私たち王族の一部は獣人のことを見下しています。団長はそれを何とかしたいんだと……」
「……なるほど。ノーブルちゃんが騎士であると分かれば、彼らも騎士団のことを多少は認めざるを得ませんからね。」
「……これでいいですか?」
「そう、ですわね。……では次のお願いに行きましょうか。」
「まだあるんですか!?」
「もちろん。……その耳と尻尾、一度外していただけませんか?」
「え……? はい。」
「…………」
……ヤバイですわ。昔の小さかったノーブルちゃんも可愛らしかったですが、今の大きくなったノーブルちゃんはこれまた綺麗で、それでいてあの頃の面影も残っていて……
「……あの、ベーレルフ様?」
「……ああ、もう我慢出来ませんわ!」
「わぁ!? ちょっ、いきなり抱きつくなんて……」
「なんと可愛いのでしょうか! もうこのままずっと抱きしめていたいですわ!」
「そ、それは困ります! というか痛い、痛いです!」
「……あ、ごめんなさい! 私ったら、つい気持ちが高ぶって……」
「……それはいいですが。これで、ここでの滞在期間も……」
「最後に、1つだけよろしいでしょうか?」
「……分かりました。何ですか?」
「……昔みたいに、『ベール』と呼んでくださいませんか?」
「なっ……あれは小さい頃の私が言っていたものです! 恐れ多くもロイフォートの女神をあだ名で呼ぶのは……」
「私が望んでいますのよ。……私、愛称で呼ばれたことなんてありませんでしたから。あの時は本当に嬉しかったんですの。」
「……ですが、やはりそれは……」
「なら仕方ありません。今から宿に行って2月ほど部屋を借りる用意をして来ますわ。」
「2月!? それは困ります!」
「それなら……」
「くぅっ……」
悩む表情も可愛らしいこと……おっと、いけませんわ。
「……、……る。」
「聞こえませんわ。もう少し大きな声で言ってくださりませんこと?」
「っ……ベール!」
……ああ、私はなんと幸せなのでしょう。顔を赤らめて恥ずかしそうにするノーブルちゃんを独り占め出来るなんて……
「……神は、ここにいたのですね……」
「ベーレルフ、様?」
「……いけない。もう少しで卒倒してしまうところでした。」
「あの、これで今度こそ……」
「……そうですわね。ノーブルちゃんの努力に免じて、滞在は1週間ほどにしておきましょう。」
「い、1週間……」
「これ以上は譲れませんわよ? 」
「……はい。それではこのことを仲間たちに伝えてきます。」
ノーブルちゃんが元の場所へと戻っていく。……ですが、大丈夫なんでしょうか? だって……
「……〜〜〜!! ベーレルフ様! 耳と尻尾を返してください!」
「あら、気づいて良かったですわ。」
ーー1週間もあれば、1度くらいはライーヌちゃんのショーも見られるでしょう。それまではイヴェールを観光、あわよくば幼い女神に会って……
「……ああ、楽しみで仕方ありませんわ!」
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俗物っぷりはダントツですから、確かに親しみやすそうです。
女神であるベーレルフは王族との関わりもありますから、小さい頃のノーブルの遊び相手になっていたとかですね。 (2015-10-21 15:24)