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HOME > 遊戯王SS一覧 > 第128話:仮説

第128話:仮説 作:光芒






 TWO日本支部が存在する副都心には都庁や世界的大企業の本社ビルが多数存在しており、ビルが森の木々の如く立ち並ぶ。所謂コンクリートジャングル、と称されるその街において、最も高い階層を誇るビルがTWOの日本支部ビルであった。支部長を務める遊厳はこのビルを本拠地に世界中を飛び回っている。
 実際、遊大と遊章のデュエルが行われた時も、遊厳は日本国内にいなかった。彼は紛争の絶えない中東地域でデュエルモンスターズの振興を行っており、デュエルモンスターズの力によって戦闘行為を減らそうというプロジェクトを進めていた。そのため彼は遊大の病院に駆けつけるどころか、彼の入院自体を知らされていなかったのである。

「天都 遊希様ですね、お話は伺っております。高海 遊厳は最上階でお待ちでございます」

 TWOビルの受付で用件を伝えた遊希は、受付嬢の指示に従うまま遊厳のいる部屋へと向かうエレベーターへと案内された。高層ビルはエレベーターが数基存在しており、向かいたい階層に応じて乗るエレベーターが変わる。都心の高層ビル特有の設計であるが、しばらくそういった世界から身を置いていた遊希はやはり戸惑ってしまった。

(最上階……60階か。無駄に高いのも困りものね)

 自分一人だけが乗るエレベーターの中。ゴンドラが機械の力で上昇していく音だけが響く世界で遊希はここに至るまでに自分が立てた仮説が外れてくれることをただただ願っていた。
 遊厳から三人の兄を通して遊大に渡されたダーク・リベリオン、クリアウィング、スターヴ・ヴェノム。遊大が手にするときに“だけ”精霊に変わるカード。自分を含めた他の人間が手にした時は何の変哲もないカードであるのにも関わらず。

(……遊厳さんから私の危惧する言葉が出ないこと。それだけ、それだけでいい)

 最上階に到着した音が静寂の世界に響く。遊希はドアが開くと同時に60回のフロアに出た。薄暗く、エレベーターの中と同じような無音の世界。遊希の履いてきた靴の足音だけが響く中、遊希は一際立派な造りのドアを見つけた。彼女はごくりと生唾を飲み込むと、そのドアを数回ノックした。どうぞ、という男性の声が聞こえたのを確認すると、遊希はその部屋の中へと足を踏み入れた。

「……君と出会うのはいつ振りになるかな」
「遊大くんの入学前ですので、もう半年以上前になりますね。ご無沙汰しております。高海 遊厳さん」

 遊厳はドラマや映画などで地位のある人間がよく座るような立派な席に座っていた。つい先日まで海外に行っていたからか、その肌は少し日に焼けているように見える。歳相応の渋さと優香同様に年齢を感じさせない若々しさを併せ持つ遊厳は、遊大たちの父親とあって彼もまた美男の部類に数えられていた。

「あれからもう半年か……さて、帰ってきたばかりの私にわざわざ会いたいとはどういう風の吹き回しかな。もしかしたら遊大が何か不手際を働いたとでも」
「いいえ。彼は私の右腕として一生懸命働いてくれています。デュエリストとしても遊章さんに勝利するなど成長著しいです」
「遊章に……?」
「はい。御二方ともあなたから預かったカードを上手く駆使して素晴らしいデュエルをしてくれました」

 遊厳は自分でカードを渡しているのだが、まさか遊大が勝つというのは意外なようだった。そして遊大がそのデュエルの後でどのような状況に陥っているのかも知らないようであった。

「それで、本日アポイントメントを取って頂いたのも、そのデュエルについてお聞きしたいことがあるからです」
「聞きたいこと?」
「そのデュエルにおいて遊章さんは覇王紫竜オッドアイズ・ヴェノム・ドラゴンというカードを使い、そして遊大くんはスターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンを覇王眷竜スターヴ・ヴェノムという精霊のカードへと変化させました。いずれもあなたが遊章さんにお渡ししたカードですね?」
「……ああ」

 この時、遊厳の顔が少し曇ったことに遊希は気が付いた。

「遊章さんからあなたがオッドアイズを含めたカードを作られたということも聞いています。そしてその経緯も。あなたは以前私が遊大くんの持つ覇王烈竜について知らない、と仰っていられましたね。あなたが作られたカードであるにも関わらず」
「……」
「何故あなたはその時“知らない”と嘘をつかれたのですか? お聞きしたいことはまだあります。あなたが遊章さん、遊万さん、遊心さんを通して遊大くんに贈った3枚のカード。それらのカードはいずれも一般流通している3枚とはイラスト違いのカードで、遊大くんが精霊を覚醒させた時、変化したのはそのカードでした。これは偶然にしては……出来過ぎていると思いませんか?」
「全くだな」
「私も遊大くんにそのカードを預からせてもらったことがあります。遊厳さんはご存知ですよね。私の身体には……デュエルモンスターズの精霊が宿っていることを」

 遊希は現状人間の中で最もデュエルモンスターズの精霊に精通していることを自負している。10年以上もデュエルモンスターズの精霊を宿している彼女ならば、この世界の誰よりも精霊の存在に機敏であると言っていいだろう。
 そんな彼女であっても、遊大の身体に宿っているはずのカードの精霊の存在を感じ取ることができなかったのだ。

「……私は一連の出来事を受けて事実を整理してみました。そして一つの仮説を立てました」
「仮説?」
「精霊であるはずのカードから、私が精霊を感じ取ることができなかった。そしてその精霊は遊大くんがカードを手にした時だけ現れ、普通のカードであるはずのカードが精霊のカードへと変わった……まるで別の何処かから力がもたらされた。普通のカードを精霊のカードに変えるだけの力が」
「……すまない。君が何を言いたいのかがよくわからないな」
「そうですね。では単刀直入に申し上げます」














―――デュエルモンスターズの精霊なのは……カードではなく持ち主の方なのではないか、ということです―――













「ふっ……あっはっはっは! 君には笑いのセンスがあるのではないかな」

 遊希の仮説を聞いた遊厳は高笑いを上げる。普段険しい表情が印象的な遊厳のその姿は普段の彼を知る者であれば意外極まりないだろう。ただ、そんな遊厳を前にしても遊希は真剣な表情を保ち続けていた。

「……いやはや、君の口からそんな荒唐無稽なことを聞けるとは思わなかった」
「確かに、荒唐無稽極まりないですね。できればそうあってくれることを私も望んでいます」

 これはあくまで仮説である。荒唐無稽であればあるほど、遊希にとってはそうあって欲しかった。

「では……」
「先日、あなたがオッドアイズ、ダーク・リベリオン、クリアウィング、スターヴ・ヴェノムの4体のドラゴンを作り上げた経緯を聞きました。4体のドラゴンの元になったのは1体の強大なドラゴンだったと聞きます。原始の世界から生きていたそのドラゴンは最終的に自分の力を4つの宝珠に分けて眠りについた。そうですよね?」
「……」
「あなたはカードを作る一環でその宝珠を探し当て、その神話から4体のドラゴンのカードを作り上げた。もしそのカードに4体のドラゴンの残留思念が眠っていたとしたら。そしてそのドラゴンたちを呼び覚ますだけの力を持った存在に近づいたとしたら……?」

 遊希の眼にはうっすらと涙が浮かんでいた。このことが真実であってほしくないから。

「二度は言いません。遊厳さん、否定してください」










―――高海 遊大くんは、眠っていた精霊たちを呼び覚ます力を持っている―――
















―――そんな彼自身が……デュエルモンスターズの精霊なのでしょう?―――











「……いやはや、恐れ入ったよ。さすがに世界を席巻し、歴史に名を残すほどのデュエリストだけあるというものだ」
「……」
「そこまで感付いているのであれば、言ってしまおうか。遊大は―――」










―――私の息子でもなければ―――


















―――人、ですらないのだよ―――











 遊厳はそう言いながら立ち上がると、腕につけた機械のスイッチを押す。すると、遊厳の部屋の床が光り出した。そして現れたのは合わせて14個の小さな長方形が描かれた世界。遊希はこれに似たものを日常的に目にしている。そのため、その世界が何であるかを理解するのに時間は要さなかった。

「これは……デュエルフィールド?」
「悪いが君をここから素直に帰してあげるわけには行かなくなったようだ。君は……知りすぎてしまった」
「……そうですか。お認めになるんですね。ではこちらにも考えがあります」

 遊希は涙を拭うと、鋭い目つきで対峙する遊厳を捉える。そして、彼女は指にはめていた二頭の竜を模した指輪を外す。次の瞬間、光に覆われた遊希の姿は大きく変わっていた。
 遊希の頭からは牡鹿のような立派な角が、背中からは水晶のように2枚の美しい翼が、腰からは細長く鋭い尻尾が生えており、癖のついた長く美しい黒髪は白銀に染まっていた。

「……それが精霊の力か。なるほど……」

 天都 遊希という少女の身体にこのような変化が起きたのは今から約2年前のことである。俄かに信じがたい話ではあるが、彼女はデュエルモンスターズの精霊が住まう世界にその身を置いていた。そしてその世界から元の世界に戻る最中、彼女が精霊界で作り出したカードの力が彼女の身体に異変を起こした。ただ一人だけ、遊希のみが持つという精霊のデッキ【星龍皇】……強すぎるその力が現れたのが今の遊希の姿だったのである。

「対策は立ててきました。私の持てる最高の力を持って」

 人間より精霊の割合が増えたものの、その顔立ちには変化はなく、美しいままなのだが、耳はまるでエルフのように先端が尖り、両目は右目がサファイアのように、左目が黄金のように光り輝いている。服装もカジュアルな私服から肩、腋、胸元、背中を露出したショルダーレスでミニスカートのドレスに変わっており、そのドレスの上からは胴体、手首から肘、太腿から足までを夜空のような漆黒の鎧で覆うようになっていた。

(……対峙するだけでわかる。この力は人知を超えた力であると。故に私では勝つことができない。だが……それでも私はここで歩みを止めるわけにはいかない)
「では、君の最高の力を私に見せてくれたまえ。私にも―――秘策というものがある。このデュエルに君が勝てば、君の言う通りにしよう」
「……わかりました。言っておきますが、容赦はしません」

 デュエルを始めるにあたって、遊希と遊厳のディスク内蔵コンピューターによって、先攻後攻の決定権は遊厳に渡った。遊厳はもちろん先攻を取ったのだが、遊希のデッキが先攻を取られた程度で止まるようなデッキではないことを彼は十分に理解していた。

「さあ、君の最高の力には……全てを担う覚悟があるか。それを示してみせろ」
(全てを担う?)
「……行きます」
「「デュエル!!」」

先攻:遊厳
後攻:遊希

(それにしても……妙ね、このフィールド。互いのゾーンの間に二つ……不自然な空間があって、あとPゾーンが無くなっている……警戒しておくべきかしら)


遊厳 LP8000 手札5枚
デッキ:45 モンスター:0 魔法・罠:0 墓地:0 除外:0 EXデッキ:15(0)
遊希 LP8000 手札5枚
デッキ:35 モンスター:0 魔法・罠:0 墓地:0 除外:0 EXデッキ:15(0)


☆TURN01(遊厳)

「先攻は私だ。私はカードを1枚セット。そして手札から魔法カード《手札抹殺》を発動」

《手札抹殺》
通常魔法(制限カード)
(1):手札があるプレイヤーは、その手札を全て捨てる。その後、それぞれ自身が捨てた枚数分デッキからドローする。

「互いのプレイヤーは手札を全て捨て、そして捨てた数だけドローをする。手札を墓地に送ってもらおうか」

 遊厳が手札から墓地へ捨てたのは、嵐征竜-テンペスト、ライトパルサー・ドラゴン、《エクリプス・ワイバーン》の3枚。そして後攻の遊希が墓地へ捨てたのは《星龍皇 エルタウィルム》《星龍皇 ウィルムダシク》《星龍皇 ウィルムサーフィ》《星龍皇の煌めき》の4枚の星龍皇カードとテラ・フォーミングの5枚である。

「墓地へ送られたエクリプス・ワイバーンの効果を発動する」

《エクリプス・ワイバーン》
効果モンスター
星4/光属性/ドラゴン族/攻1600/守1000
(1):このカードが墓地へ送られた場合に発動する。デッキから光属性または闇属性のドラゴン族・レベル7以上のモンスター1体を除外する。
(2):墓地のこのカードが除外された場合に発動できる。このカードの(1)の効果で除外されているモンスターを手札に加える。

「私は効果でデッキから闇属性・ドラゴン族・レベル10のレッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンを除外する」
(……デッキは【カオスドラゴン】かしら。いい手札だったけど、墓地を上手く肥やせたわ)
「私は3枚ドローする。君は5枚のドローだ。そしてセットしたカードを発動。魔法カード、増援。デッキよりレベル4の戦士族、終末の騎士を手札に加え、これを召喚。効果でデッキから闇属性モンスター《亡龍の戦慄-デストルドー》を墓地へ送る。そして墓地のデストルドーの効果を発動する」

《亡龍の戦慄-デストルドー》
チューナー・効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻1000/守3000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在する場合、LPを半分払い、自分フィールドのレベル6以下のモンスター1体を対象として発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、レベルが対象のモンスターのレベル分だけ下がり、フィールドから離れた場合に持ち主のデッキの一番下に戻る。

「ライフを半分支払い、私のフィールドのレベル6以下のモンスター、終末の騎士を対象として発動。このカードを特殊召喚し、このカードのレベルをそのモンスターのレベル分下げる」

遊厳 LP8000→LP4000

亡龍の戦慄-デストルドー 星7→星3

「チューナーとチューナー以外のモンスターを……ですが、ライフを半分支払った行く先がレベル7のシンクロでは割に合わないですね」
「シンクロ……か。所詮君のその程度の考え方しかできないのだな」
「……どういう意味ですか」
「時代が進むと共にデュエルは進化を遂げている。それを教えてあげようか」

















―――現れよ! 我が未来を描くサーキット!!―――















 遊厳の真上には、周囲8か所に矢印のようなものがついた四角形の物体が現れる。終末の騎士とデストルドーの2体は漆黒の光となって、その矢印二箇所に吸い込まれていく。そして現れたのは水晶の身体を持った遊希の見たことがないモンスターであった。











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ター坊
そんな、遊大自身が精霊だったなんて!
しかも他の精霊を呼び覚ませるなんて精霊の中でも上位的な立ち位置かも知れませんね。
そして遊厳パパ、いくら本気遊希が相手でもいきなり新ルールでデュエル仕掛けるのは卑きょ…いや、フェアではないのでは?今後も新ルールで展開していくのか? (2018-11-12 08:41)
ヒラーズ
何かすごい話になってきましたね。
しょっぱなからのリンクって虐める気めっさあるやん。遊厳強っ!! (2018-11-12 08:50)
光芒
ター坊さん
実はその兆候はあったりしました。例えば、第23話とか。それに日本人なら地毛で金髪ということ自体が人種的にあり得ないですし(アニメマンガ全否定

>そして遊厳パパ、いくら本気遊希が相手でもいきなり新ルールでデュエル仕掛けるのは卑きょ…いや、フェアではないのでは?今後も新ルールで展開していくのか?
むしろそれくらいしないと勝てない相手と認識しているから禁じ手を使ったんです。それだけ遊希が強いということが知れ渡っています。そしてこの作品でリンクモンスターおよびマスタールール4が登場するのはこのデュエルだけになります。

ヒラーズさん
突然の超展開ですいません; そして初っ端のリンク召喚がリンクモンスターでトップクラスの壊れカードなので、遊希的には衝撃が物凄いかもしれませんね。そして次回はもっと酷いことに……

(2018-11-12 16:41)

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68 第109話:変身 983 2 2018-09-21 -
81 第110話:共闘 1025 4 2018-09-25 -
83 第111話:油断 845 2 2018-09-27 -
102 第112話:浸食 1136 2 2018-09-30 -
56 第113話:神意(修正・再掲版) 972 2 2018-10-03 -
99 第114話:忍者 943 2 2018-10-06 -
73 第115話:継承(修正版) 935 3 2018-10-08 -
69 第116話:征圧 914 2 2018-10-10 -
128 第117話:両雄(修正版) 993 3 2018-10-15 -
94 第118話:負担 911 2 2018-10-17 -
91 第119話:確信 905 2 2018-10-20 -
96 第120話:無限 969 4 2018-10-22 -
105 第121話:必然 859 2 2018-10-25 -
101 第122話:悲劇 1040 2 2018-10-28 -
124 第123話:鬼気 979 2 2018-10-31 -
66 第124話:捕食 955 3 2018-11-02 -
120 第125話:一輪 977 2 2018-11-05 -
126 第126話:後悔 1070 3 2018-11-07 -
76 第127話:神話 973 2 2018-11-10 -
108 第128話:仮説 1072 3 2018-11-12 -
72 第129話:伝心 1033 3 2018-11-14 -
95 第130話:対立 1036 2 2018-11-16 -
112 第131話:残酷 974 3 2018-11-18 -
100 第132話:涙雨 1020 3 2018-11-20 -
90 最終章予告 899 3 2018-11-21 -
106 番外編:歓喜 960 5 2018-11-22 -
91 第134話:決戦・1 928 2 2018-11-23 -
68 第135話:決戦・2 986 2 2018-11-25 -
94 第136話:決戦・3 1373 2 2018-11-27 -
77 第137話:決戦・4 967 3 2018-11-28 -
82 第138話:決戦・5 1025 3 2018-11-30 -
71 第139話:覇王 1064 3 2018-12-02 -
71 第140話:精霊 1154 3 2018-12-04 -
113 第141話:落涙 996 4 2018-12-05 -
106 第142話:命脈 1033 3 2018-12-07 -
52 第143話:終焉 990 3 2018-12-08 -
106 第144話:帰還 1053 3 2018-12-10 -
82 遊大たちが19年1月制限について喋ります 1112 3 2018-12-11 -
83 第145話:三様 1046 2 2018-12-12 -
99 第146話:光明 887 2 2018-12-15 -
103 第147話:竜星 970 3 2018-12-16 -
97 第148話:斬撃 913 3 2018-12-18 -
104 第149話:神竜 910 3 2018-12-20 -
78 第150話:新竜 879 3 2018-12-21 -
100 第151話:共鳴 884 3 2018-12-24 -
102 第152話:前夜 989 3 2018-12-25 -
90 第153話:星竜・1 972 3 2018-12-28 -
85 第154話:星竜・2 975 3 2018-12-29 -
99 第155話:星竜・3 1043 3 2018-12-31 -
112 エピローグ:雪夜 1280 6 2019-01-01 -
76 番外編:甘露 977 2 2019-02-14 -
86 遊大たちが19年4月制限について喋ります 906 3 2019-03-12 -
44 エイプリルフールに間に合わなかったので 782 0 2019-04-01 -
88 番外編:夏想・1 789 4 2019-04-17 -
88 番外編:夏想・2 844 2 2019-04-19 -
88 番外編:夏想・3 610 2 2019-04-22 -
83 番外編:夏想・4 876 2 2019-04-25 -
88 番外編:夏想・5 796 0 2019-05-01 -
67 番外編:師弟・1 749 2 2019-05-04 -
80 番外編:師弟・2 765 2 2019-05-08 -
66 番外編:師弟・3 708 0 2019-05-13 -
89 番外編:師弟・4 732 2 2019-05-17 -
58 番外編:師弟・5 752 3 2019-05-21 -
59 10万アクセス記念企画 877 4 2019-09-24 -
78 番外編:聖夜 1148 2 2019-12-25 -

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