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第18話 遠丹愛華の憂鬱 作:いちごT
18話
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前回のあらすじ
エントリーデュエルに急ぐ一果だったが、彼女を逆恨みするオシリスレッド1年生、土門宇月の卑劣な罠でデュエルを強制される。ピンチに陥るも、エースモンスター『マスター・マスティフ』により見事勝利を掴み、エントリーデュエルを受けることができたのであった。
--- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
ー校長室ー
クロノス「総勢64名……これでアカデミアカップの参加者は全部ナノーネ?」
書類の束を手早く確認しながら校長、クロノスは目の前に立つ大男、オシリスレッド担当教師である久城甚平に話しかける。
久城「はい。思いのほか多くの生徒がパス出来たようで、喜ばしい限りです。」
クロノス「全くナノーネ。全国のアカデミアでも大会のために同様のテストが行われていますーが、この厳しいテストで、これほど多くの合格者を出したのは我が校くらいナノーネ。」
久城「それに海里、浦木、伴、工藤などブルー、イエロー、レッド問わず1年生の合格者も多くいます。」
クロノス「それは素晴らしいーノ。今年の1年生は優秀な生徒が多いノーネ。」
久城「はい。ただ……」
怪訝な顔を見せ、言葉に詰まる。
クロノス「? 何かあるノーネ?」
久城「……この生徒。」
机に置かれた書類の束から1枚を抜き出し、クロノスに差し出す。
久城「もしかしたら彼女は…大会に参加出来るかどうかも分かりません。」
その書類にある一人の女子生徒の写真をマジマジと見つめ、クロノスは重々しく喉を鳴らす。
ーアカデミア校舎 ー
景介「………はぁ…」
授業も終わり、購買でカードを買うか、フリースペースでデュエルをするか、そんな話をしながら遊飛たち一行は廊下を歩いていた。
一果「ったく! いつまでしょげてんだよ。いいい加減にしろよな。」
景介「だって……僕の完璧な作戦が…あの美少女たちに攻撃なんて出来るはずないのに…」
ちよ「あはは……相手はコンピューターだからね…」
遊飛「俺でも普通に攻撃するけどな。」
景介「何だって!? 遊飛くん、どうかしてしまったんじゃ……」
一果「どうかしてんのはお前だけだよ!」
鋭いツッコミと共に景介の後頭部にチョップが炸裂する。
一果「はあ…初対面の時はまさかこんなアホだと思わなかったよ。でしょ?ちよっち。」
ちよ「え…あ…はは…」
景介「否定はしてくれないんだね……」
一果「本当に顔だけは良いんだけどなぁ。一時期は香夜が追っかけてたぐらいだし。」
香夜「私を求めるお姉様の声がふぅ!?」
どこからともなく香夜が飛びついてくるが、一果は何事もないかのようにその顔面をキャッチする。
香夜「はぁはぁ…お姉さまのアイアンクロー……はぁ…ご飯10杯は余裕ね……あはぁ…」
一果「どいつもこいつも……」
一果「そうだ香夜、追っかけてたあんたの目から見て今のコイツってどうよ?」
香夜「景介くん? そうねぇ…最初は優しくてカッコいい人だと思ったけれど…今は比べるのもおこがましいくらいお姉様がカッコいいもの!」
景介「追っかけてたとか初耳なうえに酷くない!?」
香夜「入学してしばらくは女子たちの間で人気あったんだけど……やっぱアホだって分かってから一気に見向きもされなくなったみたい。」
景介「それいつ? ねえ? いつからなの?」
香夜「なんといっても弱いしね。」
景介「ぐはぁっ!?」
香夜「あとは……」
一果「聞いといてなんだが…もうやめてやれ。」
散々こき下ろされてついにため息すら出なくなった景介を見て、一果は少しばかり可哀想になってしまった。
やがて一行はデュエル学の実技室の前を通りかかる。授業は終わってるはずだが、そこにはオベリスクブルーの1、2年生と思しき生徒が数名残っていた。
遊飛「お? ブルーは実技だったのか。羨ましいぜ!」
ちよ「そうみたいだね。」
一果「あの中の一人、遠丹さんじゃん。 でもなんか様子が変じゃないか?」
遊飛「確かに、仲良くおしゃべりって感じじゃなさそうだな。」
一行はオベリスクブルーの編入組1年生にして、過去ジュニア部門のチャンピオンであった遠丹愛華の姿を確認するが、その様子はいつものたおやかな様子とは違い、何やら2年生2人に囲まれて困っているようだった。
ブルー2年生A「遠丹さん、今日のアレ、どういうこと!?」
愛華「……申し訳ありません。…ですから気分が優れなくて…」
ブルー2年生B「部活の後輩からも聞いてるよ? いつもそうなんでしょ? 」
ブルー2年生A「チャンピオンだったからって調子乗ってんじゃないの?」
愛華「そ、その様なことは…」
遊飛「よう! 久しぶりだな!」
愛華「伴…さん…」
遊飛「つってもまともに話すのは初めてなんだよな。授業終わったのにどうしたんだ?」
ブルー2年生A「いやいや…何よあんた。」
ブルー2年生B「取り込み中なんだけど?」
遊飛「まあまあ、何怒ってんのか知んないけどさ、よってたかって責められたら答えられるものも答えらんないぜ?」
一果「そうですよ、先輩方。アタシら遠丹さんの知り合いなんです。こんなの見過ごせないですよ!」
ちよ「だ、大丈夫? 遠丹さん。」
愛華「ちよさん…」
ぞろぞろと愛華を味方するものが現れ、2年生の女子2人は先ほどまでの勢いを無くしてしまう。
ブルー2年生女子「はぁ…あのねぇ、悪者扱いされてるみたいだけどこの子が……」
愛華「皆さま、味方していただいてありがとうございます。でも…私は平気ですので失礼致します。先輩方、今日は本当にすみませんでした。」
2年生女子の話を遮り、愛華はお辞儀をすると足早に去って行ってしまった。遊飛たちはそれをキョトンと見送るが、2年生女子2人は納得いかなそうな顔をする。
ブルー2年生A「うーむ…逃げられたか…」
ブルー2年生B「ちょっとやりすぎちゃったかな…」
ブルー2年生A「…かもね。」
ちよ「あ、あの!」
ブルー2年生A「ん?」
ちよ「よ、よかったら…うちらにワケを話してくれませんかっ!?」
必死な表情で後輩に迫られ、2年生女子の2人はバツが悪そうに顔を見合わせる。そして大きくため息をついて語り出す。
ブルー2年生A「実は……」
ーアカデミア廊下ー
愛華(いけません…またやってしまいました…)
遠丹愛華は考え事をしながらうつむき気味に早足で廊下を歩いていた。しかしそれでもその姿勢は名家のお嬢様ということをしっかりと裏付けるほど淑やかさを感じさせる。
愛華(こんなことでは…なんのためにここに来たのか分かりません。いい加減向き合わなければ…)
久城「遠丹、ちょっといいか?」
そんな折、後ろから教師、久城甚平に突然呼び止められる。一瞬ピクッと肩を震わすも呼び止められるだけの理由を持ち、自覚を持っていた。故にゆっくりと振り返り呼びかけに応じた。
愛華「……はい。」
ー実技室前ー
ちよ「そ、そんなことって…」
ブルー2年生A「それが本当なのよ。あの子、実技に1回も参加したことないのよ。」
ブルー2年生B「授業中に組まれたデュエル、ぜーんぶ断ってるんだって。」
ブルー2年生A「今日は私ら2年と1年の合同授業だったんだけど後輩から聞いてた通り、体調が悪い、気分が優れないの一点張りだったわ。」
ブルー2年生B「元チャンピオンで有名人だし、お高くとまってるんじゃないかって。」
ちよ「と、遠丹さんはそんな人じゃありませんっ!」
ブルー2年生A「って言われてもねぇ…」
一果「でもそれが本当なら、入学して3ヶ月近いのに1度もデュエルしてないってことだよな。」
ブルー2年生B「あ、でもエントリーデュエルは合格したらしいよ。入って5分もしないうちに出てきたってさ。」
遊飛「そんなに強えのになんで誰ともデュエルしないんだ?もったいないだろ。」
ブルー2年生A「そんなの知らないわよ。だからこうして…」
遊飛「よし、いっちょ聞いてくるか!」
ブルー2年生B「あなたねぇ…私たちにああ言ったくせに自分は聞きに行くんじゃない。」
遊飛「そっか!でも悪りぃ先輩、どうしても知りたいんだ! 行ってくる!!」
そう言うと遊飛はダッシュでその場を立ち去る。
ブルー2年生A「……人の話を聞かない子ねぇ。」
一果「はは…すみませんね。あーいうヤツで。アタシらも追っかけますんでこれで。でも…」
一果「また遠丹さんを責めるようなことがあったら…黙ってませんから。」
遊飛の弁明をして、一果は背を向ける。しかし次の瞬間先ほどまでのヘラヘラとした態度から一変、振り向いて鋭い眼差しを見せた。
ブルー2年生A「分かってるわよ。私たちだってやりすぎちゃったなって思ってるんだから。」
一果「なら良かった。それじゃ行こう、ちよっち!」
ちよ「し、失礼しますっ!」
香夜「あぁん! 待ってお姉様ぁ!!」
ちよの手をひいて走り出す一果とそれを追う香夜。後に残されたのは二人の2年生と、うなだれたままの景介だけであった。
景介「…………」
ブルー2年生A「……この子どうすんの?」
ブルー2年生B「さあ?放っておきましょ。」
ー職員室前ー
遊飛「遠丹…遠丹っと……ん?」
遠丹愛華を追って校舎を探し回っている遊飛。職員室の前に差し掛かった時、職員室から誰かが遠丹の名前を口にしたのが聞こえ、立ち止まる。そして職員室の扉に顔をくっつけて耳をすます
「 …遠丹が?」
「……ええ…」
「退学と……」
遊飛「何ィーっ!!?」
久城「ぶふぅっ!?」
職員室の扉を思いきり開け、遊飛が大声を上げると同時に教師たちは一斉に振り向き、久城は口に流し込んでいたお茶を盛大に吹き出した。
久城「ば、伴! ノックくらいせんか!」
遊飛「先生! 何だよ今の話は!?」
久城「今の話? それよりだな、職員室に入る時はちゃんと…」
遊飛「いいから教えてくれよ! どういうことだよ!?」
こぼしたお茶を拭きながら説教をしようとするが、遊飛はそれを無視して久城に詰め寄っていく。そこに遅れて実技室を出たちよ、一果、香夜がやってきた。
ちよ「ば、伴くん!」
一果「どうしたんだよ? 遠丹さん追っかけてったのに何で先生?」
遊飛「ちよ、一果、香夜、聞いてくれよ!遠丹が退学になっちまう!」
ちよ「ええっ!?」
香夜「実技に参加しなかったから?」
一果「でもそれは…さすがに厳しすぎるんじゃ…」
勝手に話を進めていく4人の1年生に、久城は呆れながら割って入る。
久城「………お前ら、何か勘違いしてないか?」
久城「他の生徒にペラペラ喋る事じゃないが……遠丹を退学させるつもりはない。」
遊飛「でもさっき遠丹がどうとか退学がどうとか言ってたじゃんか!」
久城「それは遠丹自身が言い出した事だ。次の実技で、もしデュエル出来なかったらこの学園を辞めるとな。」
ちよ「遠丹さん、そんなことを…」
香夜「思いつめてるのね…」
久城「うむ、アカデミアとしてあれほどのデュエリストを…いや、それを抜きにしても1人の生徒を失いたくはない。お前ら、親しいのなら遠丹の支えになってやってくれ。」
一果「親しい…のかは微妙だけど…」
ちよ「が、がんばります!」
遊飛「ああ! 絶対辞めさせねえ!!」
久城「おう。気合入ってるな。」
遊飛「まだ俺とデュエルしてないのに勝手に辞められてたまるかってんだ!!」
一果「あ、動機はそこなんだ。」
久城「まあ、なんであれ頼んだぞ。」
そう言うと久城は職員室に戻り、遊飛たちはその場を後にする。
一果「でも支えるったってどうすりゃいいんだ?」
ちよ「一生懸命お願いするしかないかなぁ。」
遊飛「それで次の実技っていつだ?」
ちよ「確か……明日…」
一果「時間ないねぇ。」
遊飛「俺に任せとけ。なんとかしてみせるさ!」
ーブルー女子寮ー
その夜、愛華は自室のベッドの上に座ってため息をつき、久城に言い放った言葉を後悔していた。
愛華「……どうしましょう…あんなこと言ってしまって…」
愛華(どうしても…デュエルが怖い。それでもきっと…あの方なら…)
コンコン
愛華「!?」
遊飛「よう!」
不意に窓ガラスの鳴る音が聞こえ、愛華は驚いて外に目を向ける。目を向けた先、豪華なブルー寮のバルコニーに伴遊飛が立っていた。
遊飛「いや〜見つけるのに苦労したぜ。部屋知らなかったからさぁ。」
愛華「あの…ここ…2階ですよ?」
突然のことで困惑したものの、とりあえず窓を開けて会話を続行する。
遊飛「細かいことは気にすんなよ。それよりさ、デュエルしようぜ?」
愛華「え…?」
遊飛「遠丹、強いんだろ? それなのに俺とやる前にいなくなるなんて許さねーぞ! だからその前に俺とデュエルしろ!」
愛華「へ……」
目の前に立つ少年のその言葉に、愛華は一瞬ぽかんとする。退学のことをどこで知ったのかは分からないが、励ましに来たわけでも慰めに来たわけでもない。ただデュエルを申し込んできたことが不思議とおかしくなっていた。
愛華「ふふ…うふふ……あははっ!」
遊飛「? 何笑ってんだ?」
愛華「…伴さん、こういう時は『頑張れ』とか『辞めるな』とか励ますのでは? それを『いなくなる前にデュエルしろ』だなんて…あはっ!」
遊飛「なっ! 俺は…」
愛華「しましょう。」
愛華「デュエルいたしましょう。私も貴方でしたら…きっと。」
遊飛「ん? よく分からねーけどやってくれんのか! それじゃあ早速…」
愛華「ふふ、女子寮に男性が不法侵入しているのですよ? 人が来てしまったら懲罰ものです。場所を変えましょう?」
遊飛「そっか。場所…考えてなかったな…」
愛華「この近くに湖があるでしょう? そこでお待ち下さい。私は準備して参りますので。」
遊飛「おう。じゃそこで待ってるぜ。先生に見つかるなよ?」
愛華「ええ。貴方も。」
木をつたい、遊飛はベランダから脱出する。それを見送ると自室のクローゼットの前に向かい、すうっと深呼吸をする。そしてゆっくりとその戸を開けた。
愛華「私に…勇気を。」
ーブルー女子寮付近 湖 ー
ブルー寮から見える大きな湖のほとり、階段状の船着場に遊飛は座っていた。愛華の部屋を出てから現在まで10分強が経過しているが、ここに来るまで5分とかかっていない。それ故にひとつの問題が頭をよぎる。
遊飛「遅ぇな〜。やっぱ先生に見つかっちまったのか?」
遊飛「くっそ〜。今日しかないのに…」
愛華「お待たせいたしました。遅れてしまい、申し訳ありません。」
背後から声をかけられ、遊飛は安堵とともに、感じていたほんの少しの憤りを愛華にぶつけんと振り返る。
遊飛「やっと来たか。ったく何してた……んだ…」
愛華「ふふ、見ての通り…です。」
そこにいた愛華はいつもの青と白の制服姿ではなく、桃色の無地の着物を着ていたのだ。長い黒髪と本人の落ち着いた雰囲気と相まって美といったものにまるで関心のない遊飛でも、一瞬言葉を失うほどの凛とした空気を発していた。
遊飛「遠丹、それって…?」
愛華「……私が幼少の頃、デュエルの舞台で着用していたものです。流石に体に合わせて新調はしていますが、見目は同じように作らせています。」
愛華「つまり…私の戦装束、です。」
遊飛「嬉しいぜ、それだけ本気で来るってことだろ。それじゃあ…行くぜ!!」
愛華「ええ。よろしくお願いします。」
デュエル!!!
続く。
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次回予告
遊飛「念願叶って始まった遠丹とのデュエル。あいつの繰り出す十二体の神の使い、十二神使! 評判通り、いやそれ以上の強さだ! 気が抜けねえ!! 」
遊飛「次回『輝きの十二神使』デュエルスタンバイ!!」
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思うところあってサブタイトルを予告とは違うものにしてしまいました。また、今までのサブタイトルも変更しようと思っています。素人とはいえ既に決めたものを変更する愚行、ご了承ください。
ちなみに改めまして、遠丹愛華は「とおに あいか」と読みます。
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前回のあらすじ
エントリーデュエルに急ぐ一果だったが、彼女を逆恨みするオシリスレッド1年生、土門宇月の卑劣な罠でデュエルを強制される。ピンチに陥るも、エースモンスター『マスター・マスティフ』により見事勝利を掴み、エントリーデュエルを受けることができたのであった。
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ー校長室ー
クロノス「総勢64名……これでアカデミアカップの参加者は全部ナノーネ?」
書類の束を手早く確認しながら校長、クロノスは目の前に立つ大男、オシリスレッド担当教師である久城甚平に話しかける。
久城「はい。思いのほか多くの生徒がパス出来たようで、喜ばしい限りです。」
クロノス「全くナノーネ。全国のアカデミアでも大会のために同様のテストが行われていますーが、この厳しいテストで、これほど多くの合格者を出したのは我が校くらいナノーネ。」
久城「それに海里、浦木、伴、工藤などブルー、イエロー、レッド問わず1年生の合格者も多くいます。」
クロノス「それは素晴らしいーノ。今年の1年生は優秀な生徒が多いノーネ。」
久城「はい。ただ……」
怪訝な顔を見せ、言葉に詰まる。
クロノス「? 何かあるノーネ?」
久城「……この生徒。」
机に置かれた書類の束から1枚を抜き出し、クロノスに差し出す。
久城「もしかしたら彼女は…大会に参加出来るかどうかも分かりません。」
その書類にある一人の女子生徒の写真をマジマジと見つめ、クロノスは重々しく喉を鳴らす。
ーアカデミア校舎 ー
景介「………はぁ…」
授業も終わり、購買でカードを買うか、フリースペースでデュエルをするか、そんな話をしながら遊飛たち一行は廊下を歩いていた。
一果「ったく! いつまでしょげてんだよ。いいい加減にしろよな。」
景介「だって……僕の完璧な作戦が…あの美少女たちに攻撃なんて出来るはずないのに…」
ちよ「あはは……相手はコンピューターだからね…」
遊飛「俺でも普通に攻撃するけどな。」
景介「何だって!? 遊飛くん、どうかしてしまったんじゃ……」
一果「どうかしてんのはお前だけだよ!」
鋭いツッコミと共に景介の後頭部にチョップが炸裂する。
一果「はあ…初対面の時はまさかこんなアホだと思わなかったよ。でしょ?ちよっち。」
ちよ「え…あ…はは…」
景介「否定はしてくれないんだね……」
一果「本当に顔だけは良いんだけどなぁ。一時期は香夜が追っかけてたぐらいだし。」
香夜「私を求めるお姉様の声がふぅ!?」
どこからともなく香夜が飛びついてくるが、一果は何事もないかのようにその顔面をキャッチする。
香夜「はぁはぁ…お姉さまのアイアンクロー……はぁ…ご飯10杯は余裕ね……あはぁ…」
一果「どいつもこいつも……」
一果「そうだ香夜、追っかけてたあんたの目から見て今のコイツってどうよ?」
香夜「景介くん? そうねぇ…最初は優しくてカッコいい人だと思ったけれど…今は比べるのもおこがましいくらいお姉様がカッコいいもの!」
景介「追っかけてたとか初耳なうえに酷くない!?」
香夜「入学してしばらくは女子たちの間で人気あったんだけど……やっぱアホだって分かってから一気に見向きもされなくなったみたい。」
景介「それいつ? ねえ? いつからなの?」
香夜「なんといっても弱いしね。」
景介「ぐはぁっ!?」
香夜「あとは……」
一果「聞いといてなんだが…もうやめてやれ。」
散々こき下ろされてついにため息すら出なくなった景介を見て、一果は少しばかり可哀想になってしまった。
やがて一行はデュエル学の実技室の前を通りかかる。授業は終わってるはずだが、そこにはオベリスクブルーの1、2年生と思しき生徒が数名残っていた。
遊飛「お? ブルーは実技だったのか。羨ましいぜ!」
ちよ「そうみたいだね。」
一果「あの中の一人、遠丹さんじゃん。 でもなんか様子が変じゃないか?」
遊飛「確かに、仲良くおしゃべりって感じじゃなさそうだな。」
一行はオベリスクブルーの編入組1年生にして、過去ジュニア部門のチャンピオンであった遠丹愛華の姿を確認するが、その様子はいつものたおやかな様子とは違い、何やら2年生2人に囲まれて困っているようだった。
ブルー2年生A「遠丹さん、今日のアレ、どういうこと!?」
愛華「……申し訳ありません。…ですから気分が優れなくて…」
ブルー2年生B「部活の後輩からも聞いてるよ? いつもそうなんでしょ? 」
ブルー2年生A「チャンピオンだったからって調子乗ってんじゃないの?」
愛華「そ、その様なことは…」
遊飛「よう! 久しぶりだな!」
愛華「伴…さん…」
遊飛「つってもまともに話すのは初めてなんだよな。授業終わったのにどうしたんだ?」
ブルー2年生A「いやいや…何よあんた。」
ブルー2年生B「取り込み中なんだけど?」
遊飛「まあまあ、何怒ってんのか知んないけどさ、よってたかって責められたら答えられるものも答えらんないぜ?」
一果「そうですよ、先輩方。アタシら遠丹さんの知り合いなんです。こんなの見過ごせないですよ!」
ちよ「だ、大丈夫? 遠丹さん。」
愛華「ちよさん…」
ぞろぞろと愛華を味方するものが現れ、2年生の女子2人は先ほどまでの勢いを無くしてしまう。
ブルー2年生女子「はぁ…あのねぇ、悪者扱いされてるみたいだけどこの子が……」
愛華「皆さま、味方していただいてありがとうございます。でも…私は平気ですので失礼致します。先輩方、今日は本当にすみませんでした。」
2年生女子の話を遮り、愛華はお辞儀をすると足早に去って行ってしまった。遊飛たちはそれをキョトンと見送るが、2年生女子2人は納得いかなそうな顔をする。
ブルー2年生A「うーむ…逃げられたか…」
ブルー2年生B「ちょっとやりすぎちゃったかな…」
ブルー2年生A「…かもね。」
ちよ「あ、あの!」
ブルー2年生A「ん?」
ちよ「よ、よかったら…うちらにワケを話してくれませんかっ!?」
必死な表情で後輩に迫られ、2年生女子の2人はバツが悪そうに顔を見合わせる。そして大きくため息をついて語り出す。
ブルー2年生A「実は……」
ーアカデミア廊下ー
愛華(いけません…またやってしまいました…)
遠丹愛華は考え事をしながらうつむき気味に早足で廊下を歩いていた。しかしそれでもその姿勢は名家のお嬢様ということをしっかりと裏付けるほど淑やかさを感じさせる。
愛華(こんなことでは…なんのためにここに来たのか分かりません。いい加減向き合わなければ…)
久城「遠丹、ちょっといいか?」
そんな折、後ろから教師、久城甚平に突然呼び止められる。一瞬ピクッと肩を震わすも呼び止められるだけの理由を持ち、自覚を持っていた。故にゆっくりと振り返り呼びかけに応じた。
愛華「……はい。」
ー実技室前ー
ちよ「そ、そんなことって…」
ブルー2年生A「それが本当なのよ。あの子、実技に1回も参加したことないのよ。」
ブルー2年生B「授業中に組まれたデュエル、ぜーんぶ断ってるんだって。」
ブルー2年生A「今日は私ら2年と1年の合同授業だったんだけど後輩から聞いてた通り、体調が悪い、気分が優れないの一点張りだったわ。」
ブルー2年生B「元チャンピオンで有名人だし、お高くとまってるんじゃないかって。」
ちよ「と、遠丹さんはそんな人じゃありませんっ!」
ブルー2年生A「って言われてもねぇ…」
一果「でもそれが本当なら、入学して3ヶ月近いのに1度もデュエルしてないってことだよな。」
ブルー2年生B「あ、でもエントリーデュエルは合格したらしいよ。入って5分もしないうちに出てきたってさ。」
遊飛「そんなに強えのになんで誰ともデュエルしないんだ?もったいないだろ。」
ブルー2年生A「そんなの知らないわよ。だからこうして…」
遊飛「よし、いっちょ聞いてくるか!」
ブルー2年生B「あなたねぇ…私たちにああ言ったくせに自分は聞きに行くんじゃない。」
遊飛「そっか!でも悪りぃ先輩、どうしても知りたいんだ! 行ってくる!!」
そう言うと遊飛はダッシュでその場を立ち去る。
ブルー2年生A「……人の話を聞かない子ねぇ。」
一果「はは…すみませんね。あーいうヤツで。アタシらも追っかけますんでこれで。でも…」
一果「また遠丹さんを責めるようなことがあったら…黙ってませんから。」
遊飛の弁明をして、一果は背を向ける。しかし次の瞬間先ほどまでのヘラヘラとした態度から一変、振り向いて鋭い眼差しを見せた。
ブルー2年生A「分かってるわよ。私たちだってやりすぎちゃったなって思ってるんだから。」
一果「なら良かった。それじゃ行こう、ちよっち!」
ちよ「し、失礼しますっ!」
香夜「あぁん! 待ってお姉様ぁ!!」
ちよの手をひいて走り出す一果とそれを追う香夜。後に残されたのは二人の2年生と、うなだれたままの景介だけであった。
景介「…………」
ブルー2年生A「……この子どうすんの?」
ブルー2年生B「さあ?放っておきましょ。」
ー職員室前ー
遊飛「遠丹…遠丹っと……ん?」
遠丹愛華を追って校舎を探し回っている遊飛。職員室の前に差し掛かった時、職員室から誰かが遠丹の名前を口にしたのが聞こえ、立ち止まる。そして職員室の扉に顔をくっつけて耳をすます
「 …遠丹が?」
「……ええ…」
「退学と……」
遊飛「何ィーっ!!?」
久城「ぶふぅっ!?」
職員室の扉を思いきり開け、遊飛が大声を上げると同時に教師たちは一斉に振り向き、久城は口に流し込んでいたお茶を盛大に吹き出した。
久城「ば、伴! ノックくらいせんか!」
遊飛「先生! 何だよ今の話は!?」
久城「今の話? それよりだな、職員室に入る時はちゃんと…」
遊飛「いいから教えてくれよ! どういうことだよ!?」
こぼしたお茶を拭きながら説教をしようとするが、遊飛はそれを無視して久城に詰め寄っていく。そこに遅れて実技室を出たちよ、一果、香夜がやってきた。
ちよ「ば、伴くん!」
一果「どうしたんだよ? 遠丹さん追っかけてったのに何で先生?」
遊飛「ちよ、一果、香夜、聞いてくれよ!遠丹が退学になっちまう!」
ちよ「ええっ!?」
香夜「実技に参加しなかったから?」
一果「でもそれは…さすがに厳しすぎるんじゃ…」
勝手に話を進めていく4人の1年生に、久城は呆れながら割って入る。
久城「………お前ら、何か勘違いしてないか?」
久城「他の生徒にペラペラ喋る事じゃないが……遠丹を退学させるつもりはない。」
遊飛「でもさっき遠丹がどうとか退学がどうとか言ってたじゃんか!」
久城「それは遠丹自身が言い出した事だ。次の実技で、もしデュエル出来なかったらこの学園を辞めるとな。」
ちよ「遠丹さん、そんなことを…」
香夜「思いつめてるのね…」
久城「うむ、アカデミアとしてあれほどのデュエリストを…いや、それを抜きにしても1人の生徒を失いたくはない。お前ら、親しいのなら遠丹の支えになってやってくれ。」
一果「親しい…のかは微妙だけど…」
ちよ「が、がんばります!」
遊飛「ああ! 絶対辞めさせねえ!!」
久城「おう。気合入ってるな。」
遊飛「まだ俺とデュエルしてないのに勝手に辞められてたまるかってんだ!!」
一果「あ、動機はそこなんだ。」
久城「まあ、なんであれ頼んだぞ。」
そう言うと久城は職員室に戻り、遊飛たちはその場を後にする。
一果「でも支えるったってどうすりゃいいんだ?」
ちよ「一生懸命お願いするしかないかなぁ。」
遊飛「それで次の実技っていつだ?」
ちよ「確か……明日…」
一果「時間ないねぇ。」
遊飛「俺に任せとけ。なんとかしてみせるさ!」
ーブルー女子寮ー
その夜、愛華は自室のベッドの上に座ってため息をつき、久城に言い放った言葉を後悔していた。
愛華「……どうしましょう…あんなこと言ってしまって…」
愛華(どうしても…デュエルが怖い。それでもきっと…あの方なら…)
コンコン
愛華「!?」
遊飛「よう!」
不意に窓ガラスの鳴る音が聞こえ、愛華は驚いて外に目を向ける。目を向けた先、豪華なブルー寮のバルコニーに伴遊飛が立っていた。
遊飛「いや〜見つけるのに苦労したぜ。部屋知らなかったからさぁ。」
愛華「あの…ここ…2階ですよ?」
突然のことで困惑したものの、とりあえず窓を開けて会話を続行する。
遊飛「細かいことは気にすんなよ。それよりさ、デュエルしようぜ?」
愛華「え…?」
遊飛「遠丹、強いんだろ? それなのに俺とやる前にいなくなるなんて許さねーぞ! だからその前に俺とデュエルしろ!」
愛華「へ……」
目の前に立つ少年のその言葉に、愛華は一瞬ぽかんとする。退学のことをどこで知ったのかは分からないが、励ましに来たわけでも慰めに来たわけでもない。ただデュエルを申し込んできたことが不思議とおかしくなっていた。
愛華「ふふ…うふふ……あははっ!」
遊飛「? 何笑ってんだ?」
愛華「…伴さん、こういう時は『頑張れ』とか『辞めるな』とか励ますのでは? それを『いなくなる前にデュエルしろ』だなんて…あはっ!」
遊飛「なっ! 俺は…」
愛華「しましょう。」
愛華「デュエルいたしましょう。私も貴方でしたら…きっと。」
遊飛「ん? よく分からねーけどやってくれんのか! それじゃあ早速…」
愛華「ふふ、女子寮に男性が不法侵入しているのですよ? 人が来てしまったら懲罰ものです。場所を変えましょう?」
遊飛「そっか。場所…考えてなかったな…」
愛華「この近くに湖があるでしょう? そこでお待ち下さい。私は準備して参りますので。」
遊飛「おう。じゃそこで待ってるぜ。先生に見つかるなよ?」
愛華「ええ。貴方も。」
木をつたい、遊飛はベランダから脱出する。それを見送ると自室のクローゼットの前に向かい、すうっと深呼吸をする。そしてゆっくりとその戸を開けた。
愛華「私に…勇気を。」
ーブルー女子寮付近 湖 ー
ブルー寮から見える大きな湖のほとり、階段状の船着場に遊飛は座っていた。愛華の部屋を出てから現在まで10分強が経過しているが、ここに来るまで5分とかかっていない。それ故にひとつの問題が頭をよぎる。
遊飛「遅ぇな〜。やっぱ先生に見つかっちまったのか?」
遊飛「くっそ〜。今日しかないのに…」
愛華「お待たせいたしました。遅れてしまい、申し訳ありません。」
背後から声をかけられ、遊飛は安堵とともに、感じていたほんの少しの憤りを愛華にぶつけんと振り返る。
遊飛「やっと来たか。ったく何してた……んだ…」
愛華「ふふ、見ての通り…です。」
そこにいた愛華はいつもの青と白の制服姿ではなく、桃色の無地の着物を着ていたのだ。長い黒髪と本人の落ち着いた雰囲気と相まって美といったものにまるで関心のない遊飛でも、一瞬言葉を失うほどの凛とした空気を発していた。
遊飛「遠丹、それって…?」
愛華「……私が幼少の頃、デュエルの舞台で着用していたものです。流石に体に合わせて新調はしていますが、見目は同じように作らせています。」
愛華「つまり…私の戦装束、です。」
遊飛「嬉しいぜ、それだけ本気で来るってことだろ。それじゃあ…行くぜ!!」
愛華「ええ。よろしくお願いします。」
デュエル!!!
続く。
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次回予告
遊飛「念願叶って始まった遠丹とのデュエル。あいつの繰り出す十二体の神の使い、十二神使! 評判通り、いやそれ以上の強さだ! 気が抜けねえ!! 」
遊飛「次回『輝きの十二神使』デュエルスタンバイ!!」
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思うところあってサブタイトルを予告とは違うものにしてしまいました。また、今までのサブタイトルも変更しようと思っています。素人とはいえ既に決めたものを変更する愚行、ご了承ください。
ちなみに改めまして、遠丹愛華は「とおに あいか」と読みます。
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十二神使、楽しみにしてます。 (2018-10-14 21:05)
さてさて何やら強そうなカード群のご様子。どんなデッキなのでしょうか…!
サブタイトル変えたくなるのってなんとなく分かります。 (2018-10-14 23:50)
強キャラ感は嬉しい褒め言葉です。十二神使、悪名高き十二獣の登場より遥か前に考えたカードなんですがお眼鏡に叶えば幸いですね。 (2018-10-15 09:52)
確かに強いけど戦いに参加しないキャラっていますよね。愛華ちゃんは今後どんどん活躍させたいと思ってます。
ギガプラントさんのハードルを越えられるか不安ですが、次回で十二神使を魅せて行こうと思います。
サブタイトルに使いづらい規則性(○○、××!!)を持たせていたら詰まってしまいまして…
そこでこの作品のタイトルのきっかけとなった作品のサブタイトルの規則性(○○の××)が使いやすいので変えようと思った次第です。 (2018-10-15 09:58)